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2008年3月

2008年3月 5日 (水)

部下の退社 -中国就職事情

昨日、1月から僕のアシスタントをしていてくれた女の子が『退職をしたい』と突然告げてきました。なんとなく元気がない感じだったので、「このごろ元気ないけど、大丈夫?仕事が大変?」と聞いた答えがそれだったので、かなりの驚きをもってうけとめました。

よく話を聞いてみると、春节(旧正月)に実家に帰省した際に、母親から相当強く反対されたようです。
女の子は外資系などの企業に勤めるのではなく学校や政府、公務員といった職業のほうが安定的でよい、また学校に勤めれば休みのたびに実家に帰省することが出来るではないか、ホームシックになってもすぐに休みがくるでしょう・・・、ということです。

彼女は大学院を卒業している(今度の三月に卒業予定)のですが成績も優秀なため、大学の先生からもこれからも勉強を続けることを進められているとのこと。
この二つにあわせて、彼女の「一生勉強を続けて行きたい」という思いもあり退職したいという意思が固まったようです。

こういった場合日本ではいろいろな説得方法があると思うのですが、今回はしっかりと話を聞き疑問点が解決したところですんなりとOKをしました。もちろん残念なことは変わりません。
今回あっさりとOKをしたのは、僕がまだ中国での経験が短く、親や大学の先生の意見がどの程度大切なものなのかを理解することが出来ないからです。これが日本であれば「人生はお前が決めるんだ!」という強気な対応も出来るのですが、儒教の影響が色濃く残った中国では、親や先生の意見は日本よりもずっと大切にされるはずです。
そのさじ加減がわからなかったため、今回はあっさりとOKをしたというわけです。
(このさじ加減は彼女が正式に退職した後、いろいろな人にヒアリングをしてみようと思います)

今回彼女は勉強を続けて最終的には大学に残りたいということで退職するわけですが、一方ではその道のりは中国では日本よりもはるかに厳しいというのも事実です。中国では一流と呼ばれる大学の教授はだいたい留学経験を持っています。
いわば国を挙げて最先端の知見を導入している最中ということです。そのような中でこれまでとは違う専門(史学 → 心理学)に進むということ、博士過程に進むということは人生をかけた一大決心が必要です。
このことは人事からも僕からも繰り返し伝えました。年齢や社会状況を考えれば、一生を決める大きな決断だということを・・・。

最終的には彼女の意思が強く、僕も快く送り出したいと思うものの、やはりはじめての部下がこういう形で去っていくというのは残念で仕方がありません。自分が上司になって初めて『部下が去っていく寂しさ』というものを知った・・・と思いました。
こういうような突然の退職も、中国の就職事情のひとつなのです。

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2008年3月 3日 (月)

一時帰国をしていました

二月終わりから日本に今回は出張で帰国していました。

このごろは感じも中国語読みのほうが慣れてきているので、メニューを見るとついつい中国語読みになってしまいます。ただ、中国語にかぶれているだけ?030918_1430

日本にいるときはきづかなかったことにもすごく敏感になっていて、たとえば街を歩いているだけでも「ああ、東京って空が綺麗だな」とか「ビルががっしりした構造なんだよね・・」とか、そんな当たり前のことが当たり前でない感覚をもちます。
皇居の周りをプラプラしていると、早くも桜が咲いていたので、思わずパチリ。中国ではほとんどのものが手に入るのですが、生卵かけご飯と桜だけでは日本でしか手に入らないものですね。

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今回の帰国はもちろん仕事が第一(?)なのですが、どうせだからと、同期の結婚式にあわせて帰りました。中国は中途半端に(?)近いので、結婚式の誘いがしょっちゅうきます、大体一月に一回はあるでしょうか・・?

さすがに全部は出席できないものの、やっぱり友人の結婚式にはできる限り出席したいですよね。年齢的には最も多い時期なんでしょうし、きっと僕も結婚適齢期なんでしょうけど、日本人でもないし、かといって中国人でもないような今の僕では結婚なんて相当先・・・。しばらくは中国で一人身が続きそうです。

ちょっとここで別の話を。中国で最近僕ががきいている曲を紹介したいと思います。
最近の一押しは五月天(MAY DAY)というグループの『私奔到月球』という曲です(五月天は日本語のHPがありました。音が出るので気をつけてください)。五月天は台湾のロックグループで、さわやかな歌声がとても人気のあるグループです(曲自体は2007年尾の曲です)

私奔到月球

其實你 是個心狠又手辣 的小偷
我的心 我的呼吸和名字 都偷走
你才是 綁架我的兇手 機車後座的我 
吹著風 逃離了平庸

這星球 天天有五十億人 在錯過
多幸運 有你一起看星星 在爭寵
這一刻 不再問為什麼
不再去猜測 人和人 心和心 有什麼不同

*一二三 牽著手 四五六 抬起頭
 七八九我們私奔到月球
 讓雙腳 去騰空 讓我們 去感受
 那無憂的真空 那月色純真的感動

當你說 太聰明往往還是 會寂寞
我笑著 傾聽孤單終結後 的靜默
看月亮 像夜空的瞳孔 靜靜凝視你我 
和我們 擾攘的星球

靠近你 怎麼突然兩個人 都詞窮
讓心跳 像是野火燎原般 的洶湧
這一刻 讓命運也沉默
讓腳尖劃過 天和天 地和地 緣分的宇宙

私奔到月球(つきまで一緒にいこう)は陈绮贞という女性アーティストとのコラボによって生まれた局ですが、綺麗なメロディラインと彼らの若さあふれる歌声があわさった名曲です。5月の晴れた日に散歩しながら聞くには最高ですね。
中国にはデュエットでいい曲が多いのですが、みんな日本の曲に比べて難しくてカラオケでなかなか歌えないが残念です。

中国語圏には日本とはまた違ったいい曲がたくさんあります。少しずつですが紹介していって、C-POPを日本に広めていきたいですね。

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