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2011年6月

2011年6月27日 (月)

梁静茹(Fish Leong)のライブに行ってきた

先週の土曜日は、上海にいる友人たちと一緒9864a231dc4e32995edf0ec4梁静茹(Fish Leong)のライブに行ってき た。梁静茹は日本ではほとんど知られていないと思うけど、マレーシア生まれの歌手で、中華圏では絶大な人気を誇っている※1。アイドルというよりも歌唱力と歌声の力でず~っと第一線を維持しているシンガーだ(日本だと平原綾香とかに近い・・のか・・?)。上海にいる日本人で彼女の歌を聞いたことがない人は一人もいないだろう、というぐらい我々日本人にも浸透している歌手である。CDで聞いても魅力十分の彼女の歌を是非生で!ということで、今回はいそいそとライブにいったという次第。20110625349

会場は浦东にある上海世博文化中心という万博向けにつくられた大規模会場で、今はメルセデスベンツがネーミングライツを購入して、メルセデス・ベンツ文化センターという名前になっている。万博会場は現在再開発がようやく緒についたばかりなので、いきなり巨大な建物があって不釣り合いなことこの上ない(東京だと代々木体育館のまわりみたいな雰囲気)。20110625345

当日はあいにくの雨で、最寄駅は大変な人だった。19時30分開演というスケジュールだったのだけど、18時ぐらいには駅の周りは大混雑。なにせ再開発地域なので交通の便は悪く、最寄駅から1km以上は歩かなければならない。こういった時には、商魂たくましい人達が 必ず傘やら、ライブで振りまわす光る棒やらを売っている。その他にもよくわからないグッズがたくさん並べられており、こういうのは世界中どこでも変わらんな~と思わせる。

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ちなみに当然のごとくダフ屋もたくさん出没しており、なんと改札を出る前から声をかけられる。さすがに電車を降りてすぐにダフ屋が並んでいるというのは想像していなくてややびびった(というか、ここで 買っても本物かどうか確かめられないではないか・・)。警官も駅にはおり、一応取り締まりをしているのであるが、取り締まりはあくまで持ち場でしか行われないのであまり意味はない。

というか、中国の法律でダフ屋(黄牛という)を規制する法律はある20110625344のだろうか・・・(日本では条例で規制されているようであるが、詳しくない)。 }

さて、そんな人の群れをかきわけて雨の中を歩いていくと、右手には万博の中国館が見えてきた。万博では朝5時から並ぶ人がいたり、7時間待ちと大人気だった中国館であるが、上海在住の人達は「ど20110625351うせ終了後も入れるでしょ」とほとんど並ぶ努力をしなかった。事実、万博終了後に取り壊されず今年5月までの公開が早々と決定。さらに「人気が続いている」という理由で7月から再公開が行われることになっている。まさしく読み通り。

会場のメルセデス・ベンツセンターは初めて入ったのだが、とにか20110625347くデカイ!そして高い !入口のエスカレーターは全て上りにするというわかりやすい思い切りのおかげで人の流れは混乱せずにドンドン中に吸い込まれていくのであるが、なにせ5階建てだし、入口は二カ所に限定されていたため、座る場所までが果てしなく遠い(そして案内などほとんどいないので大変わかりづらい)。

開演直前に入ったため、みんな速足で円形のセンターの外側を
グルグルと歩いていく。そしてこういうとき、だいたい中国人は表20110625352示をよく読まない。結果、番号振りがわかりづらいこともあわせて間違った席に座る人が大量に続出。ライブ中にあっちでもない、こっちでもないと席を代わってる人がすごい多かった

我々は幸運にも開演前に無事に席につくことが出来た。一20110625354番安いチケットを買ったため、 当然席は一番高い5階。とにかく傾斜がきびしくて下まで一直線で見ることができる構造にただただ驚いた。日本でこういった野球場以外のホールってあったかしら(感覚としては日本武道館が一番近い)。ずいぶん人が入るな~と思ったが、帰って調べると収容人数は18,000人と思ったより少なかった。中にいる時にはもっと座れるように思えたのだが、もしかしたら床にも席を配置したので、2万人以上入っていたかもしれない。

肝心のライブは、無事に19時30分に開演し、アンコールも含めて3時間歌いっぱなし。計25曲を堪能した。最新アルバムが昨年末に発売されていたのでそこからの曲が多いかも・・と想像していたのだけど、ベスト的な選曲でいつも聞いている曲を生で楽しむことが出来て感動することこの上なしという状態だった。なにより驚いたのは、昔の曲も相当旨くなっていること。バンド形式にアレンジを変えていることもあったが、CDで聞くのとは全然違う曲に聞こえてくるのが何曲もあり、プロの歌手でもデビュー後に成長していくんだな~と新ためて尊敬の念が湧きあがったのであった・・・。

通常中国のライブでは嘉宾と呼ばれるゲストが参加してそれを楽しみにしているファンも多いのだが、今回はなし(個人的には彼女はデュエット曲もいいのが多いので、男性シンガー参加を期待していた)だったり、トーク部分のマイク音量が小さくて何をいってるか全然わからない・・という不満な点もあったが、全体とから見れば小さい小さい。本当に3時間感動しっぱなしで少なくとも3回泣きそうになった(それぞれ「无条件为你」「情歌」「听不到」の時)。
ライブはだいたいDVDとして発売されるので、それは絶対買おう!と思っていたのだが、なんと権利関係の問題で今回は発売されないということですこぶるがっかりした(ipadで撮影していた人がいたので、もしかしたらYoutube か优酷あたりにUPされるかもしれない)。

歌詞の意味は全くわからないかもしれないけど、知らないままなんてもったいない!ということで、日本のAmazonでも「靜茹&情歌 別再為他流涙(台湾盤) 」というCDは買えるようだったので、もし興味をもった方がいたら是非聞いていただけると嬉しいです。

※1・・・写真はいつものごとく百度百科より引用。リンク先も百度百科。


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2011年6月24日 (金)

上海の青空

上海に限らず中国というのは一般的に「青空が見えない場所」だと思われている。確かに、日本でも僕が子供のころはそうだったように、排気ガスによる光化学スモッグが街を覆っていることも多いし、春先には黄砂も来るので太陽を見ることなどできない街だと思われているかもしれない。

僕がはじめてこの国に来たのは2007年10月だったが、確かにそのころは空がずいぶん汚いな~と思った記憶がある。そういった日常のことはすぐになれてしまうものだけど、万博開幕後の2010年夏になって初めて青空が見えようになって、あらためて自分がいた環境についてちょっとばかり考えたものだった※1

万博終了後に工事が再開されると一時よりは空気が汚くなったのは事実だけど、それでも2007年や08年に比べれば、今年は全然良くなっている。近頃は20110624334雨が降った翌日などは青空も見えるし、綺麗な月をながめたりすることが出来る。

右の写真は本日の午後に静安寺の北側を通っている武宁南路から街の南側を撮影した写真だ。余りにも暑くて歩いている人もほとんどいないし、タクシーすらも少なくなっていたので、ずいぶんと開けた感じになっている。
上海を知っている人は青空というと浦东側だと思う人が多いので、ちょっと不思議な感じなんじゃないかな?

20110624335じゃあ浦东側はどうなの?ってことで、二枚目の写真が浦东にあるschool前からとった写真。こちらも今日は綺麗な青空でございました。

こういう感じで風景の写真をとることが多いなら、安くていいからデジカメを買おうかね・・・。Nokia製の携帯であまりスペックが高くないからどうしてもボケてしまう。






※1・・・万博期間中は環境維持のために工事が禁止されていたので、空気はすこぶる綺麗だった。正直、やればできるジャンと思ったものだ。

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blogタイトルを変更しました

そろそろB-schoolも始まるということで(色々な勘違いにより実際に学校が始まるのは8月の入学式になってしまったけど・・)、blogのタイトルを変更してみました。

海外MBAに行くっていうのはまだまだ日本人の中では少ないので、色々な方がMBAに行くとblogを書き始める※1。 なので最初は僕も「中国MBA留学日記」とか「上海戦記」とか、そういったちょっと覚悟を感じるようなタイトルに変更しようかと思ったのだが、どうもしっくりこない。

そもそも留学といっても、既に3年以上住み慣れた街で家から1時間の距離の学校にいくわけだし、環境がすこぶる新しくなるというわけではない※2。それにこれまでのMBA blogのようにビジネスとか社会問題についての格好いいこと「だけ」をたくさん書ける気がちっともしない。僕は中国アイドルも大好きだし、映画も見るし、何よりこの国を愛していて、少しはいい情報を出していきたいと思っているからだ。

とはいってもせっかくのキリだし、一応何かしらの気分展開をしたいな~とも思っており、結構真面目に考えた結果、究極的にありふれた「CEIBS Life」というタイトルが一番ぴったりとしているのではないかと結論に達した。
B-schoolというところは、自分がただ何か学ぶだけのために行くというものではないと思っているし、まだまだマイナーなCEIBSというschoolの存在を少しでも広めれば、結局それは長い目で自分にも帰ってくる※3。そういった意味で、タイトルにずばりschool名を入れてみたというわけだ。


今後は主にMBAとかビジネスに関係しそうなことは「on」のカテゴリを、街のこととかアイドルのこととかそういったことは「off」カテゴリにまとめて、発信をしていきたいと思います。本当はOnとOffで表示されるアイコンを変えたりしたいんだけど、ココログのデフォルト機能では難しそうなので、今はとりあえずこのまま断念。

ということで、今後ともこのblogをよろしくお願いいたします!

※1・・・だいたい年間で150人~200人ぐらいが海外MBAにいくらしい。私費と社費の合計。
※2・・・2,011年7月現在で住んでいるのは浦西のかなり西側で、schoolは浦东のかなり外れにあるので、近く or 寮に引っ越すつもりではある。
※3・・・B-schoolというのはやはりランキングが重要で、優秀な後輩が来てrankingがあがれば卒業生にもメリットがある。

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2011年6月22日 (水)

最後(仮)の日本長期滞在

8月から始まるB-Schoolの準備と、ひさしぶりのジョブレス期間(つまり何やっても自由)、そしてこの短期間にも関わらずお仕事をご提供いただいた会社様でお仕事をするために5月中旬から一カ月ほど日本に滞在していた。当初の予定では7月からschoolの語学プログラムに参加する予定だったのだけど、諸事情により参加できなくなってしまったので、少し長めに日本にいることに。
(諸事情というか、単に席が空いてなかったというだけですが。)

今回の帰国はおそらく今年最後ということで、色々な人にお会いしたり日本でしか食べられないものをたっぷり堪能した。こんなに長く日本にいたのは上海に移ってから初めてで、もし日本で働くことがなかったらおそらく人生で最後の長期滞在になると思われる(さすがに働きはじめたら、こんなに自由な時間を取れるとは思えない。家もないし)。

日本にたまに帰ると、懐かしい友人だけでなく、いつも新しい友人との出会いや仕事の機会などがあり、毎日がドラマチックである。でも、今の自分にとってそこはやっぱり『ちょっと違う国』なのであるとも感じる。
確かに自分の生まれ育った国であるし、母国語で暮らすことが出来るし、おいしい食事もたくさんあるし、気の置けない友人もいるはずなのに、何かちょっと「ズレ」を感じる。それはおそらく自分の周りの環境に原因があるわけではなく、単純に自分の感覚が -中国に渡る前から積み重ねてきたものも含めて- いわゆる「日本的なもの」と微妙に不協和音を奏でるからだと思っている。

海外にいるというのは、自分の持っているリズムと周囲の環境が持っている固有の文法があまりにも違うので、そもそも差異を前提として生きている。だから常に努力というか適応が必要になる。僕にとってはその適応すべき努力のほうが楽だということであって、何か「戦略的に海外にいるほうがよいのだ!」という思考があるわけではない。
(なので「どうして中国を選んだんですか?」とか聞かれても、答えられないのだ。なにせ元職での選択肢がここしかなかったという理由なので・・・)

一方、日本で多くの人と話して共通するのは「このままではいけない」という危機感。危機感よりももう少し強い、むしろ焦燥と呼ぶような感覚。何かの偶然で日本に近い上海という地で少なくともあと2年は過ごすわけで、これからはもう少し高い視点から情報発信と「何か」のお手伝いをしていきたいとも思った。

ということで、次回あたりからblogのタイトルも変えて、もうちょっとだけ真面目なネタと、これまで通りの不真面目ネタを織り交ぜながら行きたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

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