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2011年8月20日 (土)

3分のために二日を使いきる -個人プレゼン課題-

たったの3分でも、自分にとっては初めての「英語でのスピーチ」である。緊張しないほうがどうかしている。テンションをMAXまで上げて、自分のステージを作る気持ちで前に立つ。

本日は「Effective business communication」の個人課題として、自分で選択したテーマを、あらかじめ教授から指定された構成に沿ってプレゼンテーションを行う日だったのだ。


■ 練習は自分を裏切らない ■

昨日のエントリーでも書いたが、このプレゼンテーションはnativeでもそれなりに苦戦をするのだが、少なくとも「本文を作る」段階では大きな差がある。
non-nativeは困った時に自然に言葉が出てくるということはまずあり得ないので、まずは自分が話す内容を全部書き出すところから始まる。プレゼンテーション本番では本文を読むことは禁止されており、キーワードが書いてあるカードのみ持つことが出来るので、本文を暗記する必要があるのだ。ここでは仲の良いnativeがいるかどうかが重要。
3分ぐらいなら暗記はそれほど難しくない・・はずなので、まずは書き下しが終了したら個々人に分かれてひたすら何度も読み上げることを繰り返す。自分の場合は書きながら口に出しているので、だいたい10回程度で丸暗記は終了。

ちなみにあまり計画的でない同級生はこの段階が終了した時点で、発表前日の夜中一時になってしまいほとんどぶっつけで本番に臨むこととなった(我々も彼女の準備に付き合って夜中一時までみんなでワイワイ練習をしたいたわけだ)。

ある程度暗記が完了したら、次は実際の動きを交えての練習。採点は動きや目線、声のトーンも含まれるので、ここも動きを体にしみこませるまでひたすら練習を繰り返す。この段階ではお互いに見合って注意をするわけだが、人がいるとやっぱり緊張してしまい「あ~今のはなし!」みたいなのを繰り返しながら進めていくわけだ。まるで大学生(まあ実際たいして変わらないのだが・・・)。

みなが共通して引っかかる部分は「目線を人に合わせて固定する」というところ。相手の顔が見えたりすると、どうしても神経がそちらにむかってしまい、頭の中から言葉が消えてしまう。これはnative,non-nativeにかかわらず皆同じ。いつも前で普通に授業をしている教師はすごいのだな・・・とチラッと思う瞬間でもある。

■ 自分のプレゼンテーションの結果は・・・? ■

個人的に一番心配していてのは「制限時間内に自分のプレゼンが収まるか?」で、練習では自分の理想よりもかなり早いスピードで話す練習をした。たぶん全部で100回近くは練習したのではないだろうか・・・たった3分のためにこんなに練習するのはもちろん初めての経験である。

で、そこまで練習した結果はどうだったか・・・というと、自分の力を出し切るという意味では85点。たぶん採点では75点ぐらいというのが妥当なところだろうか。

まず時間に関してはなんと制限時間ジャスト。一応30秒の余裕が認められていて、最大で3分30秒話すことが出来るのだけど、ちょうど3分で終了した。たぶんかなり早口だったんだろう。内容を飛ばすこともなく、動きも自分の思い通り、目線の部分はやや緊張したけど、これも無事にクリアできた。

教授の採点といえば・・・一言で言うと「Too energetic」(元気よすぎ!)というのが評価だった・・・。声の大きさと通り、ジェスチャーで会場を巻き込むのは非常によく出来ていたが、声のトーンが一定でやや大きすぎる時もあったとの採点をいただいた。なんというか、あれだけ練習して「元気がよかったですね」では自分が幼稚園児になったみたいえでゃないか・・・・。
他にも結構細かいこと(単語の選択、ジェスチャーの修正など)を色々言われたのだが、まあ全体としては元気よくできて、皆を楽しませましたね。というのが評価ということだろう。ちなみに、今回はチームと分かれて自分の仲良い同級生で練習していたため、チームのみんなは見るのが初めてで「何というか、人の前に立つと別人になるタイプなんだね」という感想をいただいた。これ、喜ぶべきところなのか?

■ プレゼンの練習で守破離を思い出す ■

こんな感じで無事に第一回目の課題は終了。僕はこういう実践型の授業が大好きだし、人前で話すとアドレナリンが出るタイプなので、授業について文句は全くないのだが、一部の学生からは結構不満が出ていた。
不満の内容は一言でいえば「今回のプレゼンは教授の型にはめるためのもので、自分には合わない」というもの。確かに、今回重視される要素というのは「表現要素」なので、肌に合わない人間もいるだろうと思う。

今回自分でやってみてわかったのは、結局プレゼンというのは自分のパーソナリティを反映したものになるということ。元気がいい人は元気がいいし、理知的な人は理知的な発表をする。そして、個々の人間のパーソナリティがあるように、個々にあった方法があるというのも当然納得のできる意見である。

一方でやはり、僕はこういう「型を覚える」というのは非常に重要だと思う。日本には守・破・離という言葉があって、僕はこの言葉が大好きなのだが、やはりどんなことでも必ず「基礎」というものがあると信じている。教授の教える内容というのが、それなりに洗練されたメソッドであると信頼できるのであれば、まずはそれを身につけることを優先した方が効率がいいはずなのだ(そういう意味で、不満がある人は方法の有効性に疑問があるということでもある)。

ちなみに大学院時代に、海外留学生がやはり同じような「まずは、これをやってみなさい」的な教育方法に非常に反発していたことがあった。その時には相手が日本語を話せない学生だったので「日本には守(imitation)・破(innovation)・離(creation)」という教育メソッドが昔からあってね・・・という話をしたら、非常に感動していたということがあった。

・・・・ということで、今回も同じことをやってみたら、意外とみんな同じ反応をするんだよね。結局自分が信じられるものが明確になれば、人は頑張れるということだということ。今回のプレゼントは関係はないけど、ほんのちょっとの補助線を引くだけで、人間の見方はずいぶん変わるのだな、と思ったのでした。

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