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2011年8月 3日 (水)

スタートを前にして、上級生からのアドバイス

本日は現在既にschoolに所属している先輩の紹介で、現在上海にあるITメディア系企業でインターンをしている先輩とお会いしてきた。そのインターンをしている企業が僕が働いていた企業と業態が極めて近いということで、プロジェクトテーマ設定の勘所を知るために、日本と中国の事例についてヒアリングしたいとのことで僕を紹介いただいたのだ※1

先輩は韓国生まれで現在はオーストラリア国籍を持っており、インドネシアでも教育を受けたというinternationalな経歴を持つ方で、IBMで働いた後、自分のルーツでもある東アジアで働くためにCEIBSに入学されたとのことだった。同じアジア系非中国人ということもあり、英語の発音も非常に聞き取りやすく3時間ほどびっちり話しこんできた※2

僕の経験を話しつつ、同時にインターン先の会社の業態や特徴だけではなく、業界の概観やら技術動向などの面白い話を聞くことが出来たのだが、驚いたのは、中国で働いていた自分にとっては常識と思えるようなことが、彼にとっては実際に中国企業で働いてみてすごく新鮮に思えるということだった。例えばこんな感じ。

  • 従業員がすごく若くて、まだ子供に見える。自分のいた国(オーストラリア)では働く際にはプロフェッショナルでいることを意識したが、まだそういう心構えでいないような従業員がたくさんいる。
      → これは外国人がローカル企業を見ると必ず感じることだと思う。発展しているとはいえ、まだまだ一部のビジネスパーソンを除いて、プロフェッショナリズムを感じることは少ない。

  • ・毎日の朝礼や、奨励金、表彰などの数が多い。モチベーションをあげるための方法の多くがが、直接的な金銭やモノであることも実感した。
      → これは中国企業だからということに加えて、メディア系であることも要因としてあると思う。僕がいた職場もそうだったが、広告系企業というのは世界中どこにいってもそんなに変わらないように思える。

  • ・離職率が30%を越えていて、ドンドン人が入れ替わる。結果としてなかなか統一的な方向性を組織として見出すことが出来ない。経営陣としてもその点を変えるために外部の力を利用したいと考えている。
      → 広告系ということもあるが、離職率はまだまだ高い。個人的には中国では30%というのは普通ではないかと思うが、客観的に見れば組織にノウハウが蓄積されるレベルを超えているように思う。日本人にとっては意外に思えるかもしれないが、多くの企業では経営陣はそういった問題をしっかり認識していて、欧米系コンサルタントやMBA課程の力を利用したいと思っている(しかし上手くいかないことが多い)

僕の在籍しているMBAは「In China」を売りにしているので、当然多くの中国企業の事例を勉強することになる。ただ、すでにschoolで1年近くを過ごした先輩であっても実際に働いてみると、聞いていたこと・学んでいたことを再確認することが出来るのだな・・ということがわかったのは、自分にとってはすごく驚きであるとともに、自分のbackgroundがこれからのMBA生活に役に立つということが分かってホッとした。
今回のMBA進学の目的の一つとしてこれまでの経験を自分の中で再構成することをおいていたので、実際にそういうことが出来そうというのは、これからの生活を過ごす上でやはり自信になる。


今回のメインはあくまで先輩が僕の経験の話を聞くというものだったのだが、僕の方も当然いろいろMBA生活について話を聞くことができたわけで、特に印象に残ったのは「学校が始まってしまうと、自分の考え方が大きく揺さぶられる。だから今は色々悩まずに目の前のことを吸収することに専念した方がいい」というアドバイスだった。実際、先輩も最初は都市開発や観光開発などを勉強したいとMBAに来たのが、いろいろな話を聞くなかでIT系に進路を変更したとのことだった。

今は入学前でどうしても時間があるため色々なことを考えてしまうけど、まずは新しい出来事を真摯に受け止めるためにopen-heart,open-eyesでこれからの生活に臨んだほうがいいんだよね・・・とあらためて気付かされた、そんなアドバイスをもらった気がする。


※1・・・上海に詳しい方は、だいたいどこの会社のことかわかると思うのだけど、緩いながらも守秘義務があるとのことだったので会社名はここには書かない。
※2・・・アジア人(含むオーストラリア)はアメリカ人と比べてrの音をあまり意識しないで発音する人が多い。いわゆるAsian発音だが、正直非常に聞きやすい。ちなみに僕はアメリカの特に西海岸の発音を聞き取るのが非常に苦手。

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