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2011年9月

2011年9月25日 (日)

第7週目終了! 怒涛の課題ラッシュ

先週に引き続き、浦东の片隅にあるCEIBSはすっかり秋の装いになっている。朝晩はかなり冷え込むようになったので、しっかり布団をかけないとすぐに風邪をひいてしまうということで風邪をひかないように新しい布団を購入した。今週は、それ以外には一週間で外に出る機会は一回もなかったんだけど・・。

今週は秋の訪れとともに、最初の怒涛の提出物ラッシュ(+テストが一つ)。中国は10月1日から一週間、建国記念のお休みが入る(国庆节)になるため、ここでまとめて課題をやらせておこうというスケジュールなわけだ。
今秋提出だった課題を簡単にまとめてみるとこんな感じ。

・Organization behabvior:
  HBSを卒業した学生が最初に入ったコンサルティングファームで人間関係に苦しんでいる・・というケースを読み、どういう対応をすればよいかを議論する。基本的には読むだけでOKなのだが、人間関係と細かい事件をしっかり覚えておかなければならないため、行ったり来たりしながら読むことになる。

・Marketing:

  ① ED対策の新薬発売のケースを読んで、ブランドポジショニングについて議論する。こちらも読むだけでよいのだが、マーケティングは自分の志望職種なので最低二回は読むようにしている。
 ②「シャワーメーカーの新商品が販売不振なので、どのようにすればよいかの案を提出する」というグループ課題。グループによって気合の入れ方が極端に差の出るのがマーケティングという課目だが、うちのグループは志望者が二人いたため、全力投球。個人としても仮定に仮定を重ね計算の嵐だった(しかし、グループ全体としては採用されず・・これがグループワークの悲しいところ)。今週最も時間を使った課目。

・Accounting:
  Term1の間継続して読み込んでいくアニュアルレポートの分析。Accountingは経験者と未経験者の間の壁が高すぎて「やらなきゃいけないのがわかってるけど手が動かない」課目No.1である。未経験者は無駄に時間がかかってしまうのが悲しいところ。

・Economics

  ① 1ページのケースを読んで回答を出すというもの。内容自体は難しいものではないが、ややトリッキーな質問なので、議論に予想外に時間がかかる。しっかり教科書を読んでいないと定義を間違って理解しているメンバーがいたりして、議論が紛糾することも。。 ② 15題/20分のミニテスト。おそらく多くの学生にとっては今週最大の山。問題自体は難しくない・・というように言われていたが、時間が短いため見直しが出来ないというプレッシャーがあったため、みんなかなり勉強をしていた。個人としてはマーケティングのケースと天秤にかけて、こちらはちょっと犠牲にした(結果:12/15で3問間違い。平均点は12~13の間だったので、ほとんどの学生が12・13のどちらかだったと思われる・・)。こちらは国庆节明けに中間テストがあるので、これはしっかり気合いを入れる予定。

この他にも、就職センター(Career Development Center)の担当者とのミーティングがあったり、通常授業があったり、課外活動をしたりと今週は盛りだくさん。睡眠時間が短くて体がしんどいし、書きたいことがかけていないストレスがあるけど、国庆节までの残り一週間はこんな感じで過ごしていきます。。。

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2011年9月20日 (火)

Term1授業の紹介 その2

前回の紹介から二週間経ってしまったが、引き続きTerm1の授業の紹介を続けよう(前回の紹介その1はこちら)。二週間近く授業に参加しているので、若干理解が深まっている部分もあるはず・・・。


[Economics](経済学)

MBAはビジネスについて広く(浅く)学ぶ・・という観点から、ほぼ全てのスクールで経済学が必修になっている。学ぶ内容は普通に大学生が教養学部1年で習うような内容だが、とにかく12週でマクロ経済とミクロ経済を終わらせるというスケジュールのため、進度はかなり早い。また、MBAに来ている学生が今更専門的な経済学を学ぶ意味というのは(学部学生に比べれば)ないだろうということで、ビジネスに関係しそうな内容をピックアップして学ぶという形になっている(しかし、価格弾力性という言葉を全く知らない学生がいることには正直驚愕した・・・)

授業は予習は一切なく、授業を受けた後に教科書で復習をし、ケースをグループでといて提出するという形。ケースはあえて教科書では扱わないようなトリッキーな問題を設定してあり、学生に理論の応用可能性を考えさせるように工夫してある(2回目のケースでは、移植用の臓器を特定期間が買いあげるという政策において市場を分析せよという問題が設定された)
だいたい、学生の1/3は「時間がない」という理由から理論をそのまま適用して撃沈する(残りの1/3はそんなに深く考える必要はないよ・・という思いこみから、やはり撃沈する)

この授業は先輩たちによれば「CEIBSに所属しているほぼ全ての学生が好きになる」授業である・・とのことだったのだが、確かに噂にたがわず毎回素晴らしい授業が行われている。マレー系マレーシア人インド系マレーシア人教授が行う授業は常にエネルギーに満ち溢れていて、経済学の授業だというのに、まるで3時間の舞台をみているかのように、あっという間に終わってしまう

教科書:
Managerial Economics - Foundations of Business Analysis And Strategy-
         (日本での取り扱いは無いようです)
    :Intermediate Macroeconomics International Edition
         (マクロと言えばマンキュー先生、ということで定番教科書です)

今日は時間がないので、ここまでで・・・。

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2011年9月18日 (日)

第六週目終了! 秋の訪れと風邪っぴき

まだ時々陽射しが強いがあるものの、例年になく過ごしやすかった今年の上海。9月も半ばだというのに、朝夕はすっかり秋の気配がしている(一番暑い時は10月までクーラーつけたというのに・・・)。本当ならこういう気持ちいい季節には早めに仕事(授業)を終わらせて、ビールでも飲みながら・・と行きたいところだが、MBA生活も第六週目(授業が本格的に始まった二週目)に入って、かなり忙しくなってきたためそれもしばらくはお預け。

今週は授業の内容も少しずつ深くなり、現実のリンクを感じる機会が増えてきた。自分が知っている分野(統計学やグローバルエネルギー)から判断するに、それほど深い内容をやっているわけではないのだろうが、常に現実の接点を持つように教授陣が工夫をしていることもあり「生きた学問」であると感じられることが非常に多い。もちろん、濃淡はあるのだけど。

・・・と本当は授業のことやら、スクールに来るリクルーターの話を書きたいと思っていたのだが、今週はしっかり風邪をひいてしまったので、すっかり予定がオジャンになってしまった。
毎年この時期は決まりきったように風邪をひくし、それを自分でもわかっているくせにやっぱり風邪をひくというのは、自分に学習能力がない以上の何物でもない。だいたい風邪をひくのは以下の流れ。

秋口になって朝晩の気温の落ち込みが激しくなる。
  ↓
酔っぱらって帰ってきて「あち~」とクーラーつける。
  ↓
酔ってるので、布団も大して掛けずに寝る。
  ↓
クーラーつけっぱなしで風邪

ということで、今週はゴホゴホしたらいグジュグジュしたりであまり集中することが出来なかった。この土日でしっかり薬を飲んでかなり良くなったので、課題が集中する来週を何とか乗り切りたい。。。

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2011年9月14日 (水)

想定外の1対1 プレゼン練習

「内容がよければ、言い方なんか関係なく伝わる」と言っていいのは、ビジネスがエクセルとパワーポイントで済むレベルまで。スティーブジョブズが代表するように、今やエクゼクティブに求められる能力の中には確実に「人を巻き込むことが出来るプレゼンテーション能力」が入っている。

Q;コンサルや金融関係でプレゼンしないことがあるじゃないですか?
A:会社の中でも自分で提案(pitch)しないつもり?

ということで、僕が在籍しているCEIBSでもプレゼンスキルはFoundation module(基礎期間)の中に入っている(とはいえ、重要性を感じないのもまた事実で結構評判にバラツキがある)。また、MBAの授業ではほぼ毎回のように誰かしらがプレゼンをする機会を与えられる。

このFoundation moduleでは、個人プレゼン・グループプレゼンの両方を行う必要がある。その個人プレゼンの成績が僕の想像していた点数よりも若干低く、また採点基準が不明なところもあったので、今日は教授と個人的に話しをしてきた※1。

■ プレゼンは発表ではなくコミュニケーション ■

教授はプレゼンの講義を担当しているだけに、当然だが話しが非常に上手い。しかし、同時に感情的な部分が多くて、時に何を言ってるかわからないこともある。。
まず、採点が疑問だったところを確認するのだがあっさりと「う~ん、それは私がそう感じたからだね」と回答される・・(正直この瞬間は一瞬イラっとした)。ただ、すぐに続けて言われた言葉が、(広告業界的に言えば)すごい刺さった。

「だって、あなたのプレゼンは発表みたいで、あまり観客(Guest)とコミュニケートしてるとは言えなかったから」

確かに僕はプレゼンというのは「発表」であるととらえていた。もちろん、発表は非常に重要な要素である。ただ教授によればそれよりも遥かに重要なことがあるのだという。

「今じゃ、あなたの話を聞くエグゼクティブは忙しくて、誰も真面目に話を聞こうとはしない。だってあなたの話よりも、携帯でFacebookをするほうが大切だったりするわけでしょ?だから、あなたは最初の1秒から観客を自分の方に引き込む努力をしなきゃいけない」※2

そう言って、教授は僕の初めの1パラグラフを使って実際に手本を示してくれた上で、目線・声のトーン・ジェスチャーのバリエーションをいくつも組み合わせた指導をしてくれた。当たり前だが、全然僕より上手いわけで、そう、まるで目の前に聴衆が見えるような指導だった。まさか、こんな時間をもらえるとは思っていなかったので、すごい幸運!

■ 言葉は頭からじゃなくて、心から ■

次に指摘をされたのは「言葉を覚えすぎている」こと。今回のプレゼンでは当然紙を読みながらのプレゼンは禁止されていて、片手におさまるメモを見ることのみが許されていた。当然non-nativeの僕ら(中国人含む)は、頑張って言葉を覚える羽目になったわけだが、やはりそれじゃダメなわけだ。

「ビデオを見返してみるとわかるけど、あなたのエネルギーの半分は言葉を思い出すことで使われちゃってる。あなたよりも経験があるエクゼグティブにプレゼンをするのだから、100%のエネルギーを観客に向けないといけない。言葉は頭からじゃなくて、心から引き出すもの」

・・・・それができれば苦労はしないんですけど・・・・。
中国語であればさすがに4年近く住んでいるので、つっかえながらとはいえ、ほとんど頭で考えなくても言葉が出てくるので、外国語でもそういう状況には持っていくことはできるとは思う。問題はこの短い期間でそこまで持っていけるか・・ということなんだけど(もうこれは努力しかない・・)


■ やっぱり発音は直されます ■

そして最後は想像通り、発音の修正。しかも修正されるのは、わかりやすく「rとl」「th」の発音である。教授によれば、アジア人のほぼ共通の課題らしく、またアメリカに10年近く住んでいる学生でも問題がある学生は結構多いという。

僕:インド人とかスペイン人とか、全然違う発音だけど、あれは問題じゃないんですか?教授:「ない」なんて、そんなこと言えると思う?

ということで、ほぼ全ての外国人学生は何かしらの問題を抱えているとの認識らしい。そういうこと言ったら教授陣だってかなり問題が・・と思っていたら、最後に憎らしいお言葉をいただいた。

「私は日本で勉強したこともあるし、日本でも教えた経験もあるので日本人の発音がどういったものかは知ってる※3。あなたの今のプレゼンでも日本人としては上出来だけど、そこがあなたのゴールだったかしら?」

疑問を投げかけるということは、プレゼンで観客を巻き込む最もよい方法の一つである。

※1・・・友人からは「もう終わったことなのにもう一度振り返りをするなんてガッツがあるな」と笑われたのだが、「コンサルや金融」ではなくいわゆる事業会社を志望している自分にとってはプレゼンは重要である。
※2・・・実際にはエクゼクティブが会議中にFacebookをやるなんてことはない。これは僕のプレゼンテーマが「Social Networkのビジネスへの影響」だったから。
※3・・・教授は日本の上智大学で学んだ経験がある。「いろんなところを放浪すること」がライフワークだから、らしいのだが。

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2011年9月12日 (月)

第五週目終了! いきなりのスパートで記憶がやや曖昧に・・

本日は中国のお祭りの一つである「中秋節」だったため、中国は祝日。もちろんスクールもお休みである。中秋節ではみんなで月見をする・・・というのが伝統なのだが、僕が中国に来てからは一度もそういう過ごし方をしたことはない(というか上海でそういう過ごし方をしている人を見たことがない)。
むしろ中秋節といえば「月餅を食べるお祭り」というイメージの方が強い。店によっては100年以上も続いているのがあるほど伝統的な食べ物なのだが、近頃はハーゲンダッツが月餅アイスを売りだしたり、キャラクターグッズ付きの月餅が売りだされたりと何でもアリである。中国人のみんなは(そして外国人のみんなも)たいしておいしくない・・というお菓子なのだが、僕は甘いものが好きなので、毎年おいしく頂いている。強い日本酒とかと合わせるといいと思うんだけどね。

この時期に三連休があるのは、このスクールの学生にとってはとってもありがたい。というのも、先週(MBA第五週目)は本格的授業開始の週ということでかなりハードな一週間だったからだ。

MBAの授業というのは、「予習(教科書や事例の読み込み)→ 授業参加 → 内容確認用の宿題」というプロセスをグルグル回しながら理解を深めていくので、授業時間の最低でも二倍ぐらいは自分で勉強をしなければならない。
今学期は基本的には5科目+プロジェクトという形になっており、1科目が3時間なので、最低で45時間(授業)+10時間(プロジェクト)が一週間の勉強時間として期待されていると考えていい。週5日稼働・・と仮定すると結構時間がタイトである(実際は他にも色々入ってくるし、土日も勉強しているので、単純にはいえないが)。

ところが今週は、いくつかの科目が週二回開講となった。こうなると授業をするほうも大変なのだが、やはり負担は学生の方が大きい。なにせ予習から宿題までのサイクルを二日とかで回さなければならないのだ。しかもCEIBSの宿題は基本的にグループで作業することになっている。かくして、夜23時集合でグループワークをやる羽目になったりするわけだ※1

実質的な授業が始まった週ということもあり、まだ学生もリズムがつかめておらず、ほぼ全員が毎日夜中まで作業をしていた。やっとMBAが始まったという気がして、個人的には非常に満足している。

CEIBSではグループ作業がメインである以上、このタイトな時間をどうクリアしていくか・・というのは、グループ作業をどう効率していくか・・ということにかかっている。早速もめにもめているグループもあるのだが、何せ12月まで同じグループでいくことは「すでに決定されている」ので、嫌でも上手くやっていく必要がある※2

僕が所属しているグループは比較的上手くいっている方だと思うが、それでも個々のクセから、まだ完全に上手く回り出したとは言えない。一言で特徴を言えば「時間の効率はかなりいいが、クオリティ追及がちょっと甘い」グループである。
先週も書いた通り個人的には「卓越を追求すること」というのは非常に重要だと思っているので、もう少しクオリティをあげていきたいと思っているのだが、いきなり全力を出すのはやはり無理があるので、手探りで少しずつ強度を上げていこうと考えている。詳しい内容はもう少し後に書く予定。

・・・・せっかくの本格開始第一週なのに、具体的なことがほとんどかけずちょっと申し訳ない気分。あまりに詰まっていたので、最初の方が上手く思い出せないのです・・・。


※1・・・このおかげで先週はblogを書く時間が全く取れなかった。
※2・・・毎年一グループぐらいはどうしようもなく仲が悪くなり、発表文書に名前が書かれなくなったり、ひどい時には別々に発表をしたりするらしい・・・。

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2011年9月 5日 (月)

Term1授業の紹介 その1

本日からTerm1のいわゆる「MBAっぽい」授業が始まり、早くも課題の多さに重い気分になっている・・・というと大げさで、実際は何とかなるよね・・ぐらいの軽い気持ちでいる。今までのMBA学生もちゃんと卒業できたわけだし、ちゃんと頑張ればそれなりの良い成績は取れるだろう・・とも期待している(なのでちゃんと頑張って勉強しています)。

せっかく本格的な授業も始まったことだし、今週は授業の内容を簡単にご紹介。MBAってこんなこと勉強してるんだ・・ということを感じていただければ。


[Organization Behavior](組織行動学)

組織の中において人がどのような反応をするのか・・ということを勉強する科目。MBAは卒業して比較的早くにマネージャー職につくことが期待されているので「人間を理解する」ための科目をTerm1に持ってきているようだ。

授業は教科書の予習+ケースを事前に予習して、授業ではディスカッション+解説という形式。今日は「非常に優秀だが個人プレーに走ってしまい、組織文化に適合しない従業員を昇進させるべきかどうか?」というケースを読んで、それぞれの意見を言い合うという内容だった。

こういう科目は「正解がない」ということをお呪いのように唱えて、自分の意見をず~っと言い続ける学生が必ずいるものだが、そういうことを避けるために教科書をあらかじめ読むことが義務付けられている(が、今日を見る限りちゃんと読んできたのは半分ぐらいだと思う)。本日は話が結構あっちに行ったりこっちに行ったりして、なかなか前に進まない未熟者の我々だが、根拠がないものはズバッと切る&話が長い時には途中で座らせる・・という教授の仕切りにより、何とかゴールまで無事にたどり着くことが出来た。

抽象的な話は嫌いではないし、元職で話をかじったことがあるのが多いので非常に楽しく聞いているのだが、具体的な応用は非常に難しい学科だと感じている。2年後とかにあらためて内容を思い出して頷くところが多ければそれでよい・・という科目かもしれない。
教授はエンジニアのバックグラウンドがある組織系のの経営学者という非常に変わった方で、授業は非常にエネルギッシュ。ただしややホットテンパーなところがあるらしいので、発表は気合いを入れて臨む必要があるらしい・・・。

教科書:Essentials of Organizational Behavior (ただし中国版なのでちょっと内容が違う)


[Finacial Accounting](会計)

正式授業が始まる前から、70人以上の学生が基礎試験に不合格になるという「会計」の本番授業。内容は基礎的なものが多い・・という説明をしていたが、バックグラウンドがない人間にとっては十分にため息がでる内容である。

そこのところは教授もわかっていて「バックグラウンドがない人間はB+を取れればかなり優秀です!」とはっきり言っていた。欧米で教育を受けた人間にはCPA(米国公認会計士)やらCFA(証券アナリスト)がゴロゴロいるので、A(上位5%)、A-(上位30%)はほぼこの資格保持者+金融系バックグラウンドで占められてしまうとのこと。

入学時のテストは「簿記三級」を日本語で読んでから英語版にトライする・・という裏ワザで無事に乗り切ったのだが、授業が進んでいくとたぶん全然わからないということになりそうなので、予習復習を書かせない科目である。
唯一の救いは課題提出が全てグループ単位であるということ。金融関連の人間がわんさかいるため、大体各グループ一人は金融関連の仕事をしていた人間がおり、その人の能力によってグループの成績が決まってしまうらしい。。。

教授は米国帰りの上海人で、英語がゆっくり過ぎてやや聞き取りづらい。授業の初めに、自分のキャリアと現在の仕事の話をしていたのだが、やたらと自分のフィーの話をしていたので、お金が大好きだと推測される。他のMBAでも会計やファイナンスの教授はお金大好き系の先生が多いらしいのだが、やはり興味があるからこの学問に取り組んでいるのだろうか。。

教科書:Financial Accounting in an Economic Context (ただし海外版なのでちょっと内容が違う)

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2011年9月 4日 (日)

第四週目終了!卓越を追求するということ

今週はTerm1の第一週ということで、本格的に授業が始まる・・・ということもなく、一週間をひたすらRLP関連の講義で費やした(RLPについてはこちらを参照)。MBAというと「Economics」とか「Finance」みたいな授業がメイン・・・というのが学生達のイメージなので、こういう展開だと何となく気が抜けた感じになってしまう。

気が抜けてしまうことの理由の一つとしては、間違いなく授業のレベルがイマイチということがあげられる。正確に言うと、外部スピーカーの講演内容+外部への訪問へのクオリティコントロールが出来ていないのだ。

外部スピーカーの方々はかなり地位のある方達で、確かに忙しい中時間を割いてきてくれる・・というのはわかるのだが、今回のRLPの授業を担当している講師(教授ではなく外部講師)のツテを使って呼んできているので、何というか今一つグリップが弱いという気がする。
やはり学生側としては「その人だから聞ける話」というのを聞きたいのであって、その会社の売上の伸びがどのくらいで、中国におけるシェアはどのくらい・・・みたいな情報にはあまり興味がない※1。なのに、おそらく依頼時にちゃんとした説明がされていないので、内容が浅くて話を聞いてもイマイチというのが繰り返された・・という感じだ(何となく舐められているみたいでいい気はしない)。

これは外部への訪問も同じで、これまた時間を使っていただいているのはありがたいのだが、訪問してプレゼンを聞いておしまい・・では双方にとって何も残らなくて、意味がある活動だったとはあまり思えない。子供の遠足ではないし、よくある「中国の視察旅行」ではないので、訪問する以上はより現場に近い情報をもらいたいと思うのがMBAに在籍している以上、当然だと思う。

もちろん学校の歴史も短いし、プログラム自体も始まってまだ数年しかたっていないのでまだまだ改善の余地が大きいのは事実だし、学生側(自分も含めて)ももっと準備をしっかりすべきだとは思う※2。それでも、どうしても気になるのは、色々な面で「これぐらいでいいんじゃないか・・」という妥協がそこかしこに見えることである。

僕は個人として "sense of excellence" という考え方をとても大切にしている(日本語にすると「卓越への意思」とすると格好良いかな・・・)。どのような活動であっても「決められたことをやっている」だけでは改善することはできないし、たとえ改善があったとしても「システム化された改善」だけでは、より高い目標に達する前に人生が終わってしまう※3

最後の一歩、どこまで粘ることが出来るか・・というところの繰り返しが結局大きな差を生むのだ、というのは体験から自分の中の信念となっているし、ちょうどterm1の科目である"Organization Behavior"のテキストにも、「個人の創造性」という項目で同じような内容が書いてあった(この科目は教科書を読んでいると観念的なことが多いのだが、内容は非常に面白いのでどこかでまとめて書こうと思う)。

何より「この程度でいいんじゃね?」と思われてるのは、まるで自分が舐められているように感じるタチなので「目に物見せてくれるわ!」という気になるのである※4
まだ全員の授業を受けたわけではないのだが、少なくとも以前のエントリーでも触れたMs,Lydiaからはたとえ学生相手でも全力を尽くすということが感じられて、彼女は間違いなくプロフェッショナルの一人だ。そして彼女がプログラムディレクターとして授業内容を統括していることは、間違いなく我々にとって幸せなことだ感じている。

こうやって強気なことを言ってしまうと「自分のことを棚にあげて・・」となってしまう可能性もあるので、来週から本格的に始まる授業もしっかり気合いを入れて臨んで行きます。

※1・・・もし興味があるなら自分でAnual Reportを読むなりすればよいのだ。
※2・・・時間がないというのは事実だけど、もう少し相手に対してrespectをすべきだと思う。少なくとも質問で企業の事業内容を聞いたりするのはいただけない。
※3・・・企業や組織としてはこの「システム化された改善」こそが継続的な成長を産むので、これ自体が問題なわけではない。あくまで個人の話である。
※4・・・ということで、僕は教授に対しても学校運営に対しても非常に厳しい意見を言っている。少なくとも公式見解として学生に全力投入を求める以上、その全力の中には学校への評価も含まれるはず。

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