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2011年11月20日 (日)

勉強が出来ないと嘆く前に、できること3つ。

昨日の内容が思わず好評だったので、今日は「勉強を教わる時にどうすればよいか?」ということをツラツラと書いてみようと思う。対象としては、今の理解力が平均かそれぐらいで、そこから20%~30%ぐらい能力をUPするにはどうすればいいか・・というイメージ。仮に受験勉強だとして偏差値が50ぐらいの人が60前半を目指すにはどうすればよいか、という感じである※1


■ その1:まずは"自分にとって" 効率のいい方法を知ろう ■

勉強の仕方と言うのはだいたいみんな一緒で、本を読んで → ノートを取って → 練習問題をやって → 復習をして・・というもののはず。別にこの順番でなくてもよくて、いきなり練習問題から始める人もいるだろうし、本を読みながらノートを取る人もいるだろう。

僕に限らず人間は基本的には面倒くさがりだと思っているので、上のプロセスはなるべく「効率」よくやりたいと思うのが人情だ。ということで、多くの人がなるべく早く上のプロセスを回して終わりにしようとする。じゃあ、それで結果は・・?必ず自分の期待しただけの効果を得ることができているだろうか・・・・?


多くの人が効率という言葉を使う時に、無意識のうちに「全体のプロセス」を「どのくらいの時間でやるか」ということを考えていると思う。いわば処理能力を効率の指標としておいているということだ。
もしこのやり方で自分の期待値通りに行っていれば問題なし。でも、もしそうでないなら、自分にとって本当に大切な「結果」と「効率」は何か・・・ということを考えてみると良いと思う。僕が勉強する場合なら・・・そのもの、ずばり成績だ。


僕が勉強する時は、けっこう時間をかけながらノートを取るし、外国語勉強の場合などは単語帳を保管用と持ち歩き用で二冊作る。発音記号(中国語ならピンイン)までしっかり書いてある単語帳である。
正直これをやると時間がすごいかかる。ただし、一度覚えると滅多に忘れることはない。僕にとっては、効率のものさしは「処理にかかった時間」ではなく、「どれだけ頭に入ったか」であり、これまでの経験から一番頭に入る方法がこれだと知っているからだ。

もちろん時間が取れなそうな時には違う勉強方法もあるし、実際MBA生活で大量の英文を読まなきゃいけなくなったので、それにあわせて新しい勉強方法もできるようになった。大切なのは、自分が心から信じることが出来る、自分に合ったやり方を早く見つけることだ。それが人から見た時に非効率であったとしても、気にすることはない。


■ その2:「成績がいい人」ではなくて「教えるのが上手い人」を探す ■

今回のテストに向けては、MBAの学生委員会が過去に該当課目に関する業務経験がある人間をPick UPして特別授業をやっていたのだが、正直あまり評判はよくない。もともと10週間かけてやるような内容をたった1時間半でカバーするなんてことが無理なわけだが、僕も一つ参加してみて感じたのは、「わかっている人が内容を教えている」だけだということだった。

何かわからないことがある時に人に聞くというのは、ある意味一番手っ取り早い方法だが、その時に必ずしも相手が「一番できる人」や「過去に経験がある人」である必要は全然ない、というのが僕の意見だ。むしろ、「教えるのが上手い」人に教えてもらう方がずっといい※2


教えるのが上手い人と言うのはだいたい次の二つの方法を使って教えてくれる。

  1. 図を使って教えてくれる人
    これは個人的には超重要で、どんな内容であろうと図を使って教えてくれる人はだいたい教えるのが上手い人である。そもそもわからないことを聞いているのだから、言葉で聞いても頭に入ってくる内容はたかが知れている。図で説明できる人と言うのは頭の中で一度整理されていて、余計な内容を省いて説明してくれるの本質がわかるというのもメリット。
  2. 例え話を使って教えてくれる人
    これも重要で、難しい概念になればなるほど自分の身近な例で教えてもらうとスッと入ってくる。欧米の教科書と言うのはこの考え方が徹底していて、あの分厚い教科書の半分ぐらいは実際の例とか、身近な練習問題に当てられている。

こういう話し方が出来る人と言うのは、レベルに差があれどかならず身近に一人はいるはずなので、ぜひそういう人を探しだして教えてもらうことをお薦めします。本当に上手い人に教えてもらうと、頭の霧が晴れるような感覚を味わえるのだ。



■ その3:わからないことがある時には「くだらない質問」なんてない ■

質問をするときと言うのは相手の時間を取っているわけなので、どうしても「難しいことを聞こう」としてしまう。でも、これは自分の理解にとって全くプラスにならない。

そもそも教えてくれる人も、自分で勉強したか誰かに聞いて内容を把握したわけで、ある日天から情報が降ってきてできるようになったわけではない。つまり聞く方と聞かない方の差は、極論してしまえば「過去に分かったことがあるか/ないか」だけなのだ。


もちろん自信満々で聞きにいって余りにも基本がわかってない時には厳しい反応をされてしまうこともあるかもしれない。でも、もし「自分が何をわかってないかもわからない」という状態になっている時には、胸を張って「自分がくだらないかもしれない」と思っている質問をしてみよう。もし教えるのが上手い人をつかまえることができていれば、その人はきっと基礎から教えてくれるはずだ。『くだらない質問なんて何もない』、それぐらいの気持ちでアタックして大丈夫。


MBAというものはそういうものなのか、それとも日本以外ではそうなのかはわからないが、CEIBSではとにかくみんなが小グループを作って勉強をしている。確かにみんなでやった方が楽しいのはわかるのだが、わからないものどうして勉強してもあまり効率がいいとは言えないとも感じている(なので、僕は聞かれる時以外は基本的には一人で勉強している)。


大体のことは「わからない」と「わかる」の差はほんの少しで、ちょっとしたヒントを与えられれば大体のことはわかるようになるものだと、僕は信じている。ぜひ周りの教えるのが上手い人(そしてできれば気のいい人)をつかまえてみてほしい。そして、もし余った時間があればそれを他の人向けに配分する。そういう循環が回り出せば、世の中はちょっとだけでも良くなるはず、なので。


※1・・・このレベルに至らない人にはまた違った勉強方法があるのだが、それはちょっとここでは書ききれないので対象外とします。逆にそれ以上となると個人でかなり差が出てしまうと思うし、そもそも自分でやり方が分かっている人が多いと思うので、あまり参考にならないはず。
※2・・・もちろん該当の分野でそれなりに優秀でないと意味がない。「一番」とか「経験」にこだわる必要はない、ということ。

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