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2011年12月

2011年12月31日 (土)

第21週目終了 と2011年の終わりに。

時間がたつのは本当にあっという間というまで、今日で2011年もおしまい。明ける日は変わらず・・と言っても、明日からはまた一年が始まるということで、今日は今週のまとめ・・・というよりも、1年を振り返っておこう。ちなみに昨年の今頃は、自分としてはMBA受験に必死になり、かといってそれを大々的にはできないので、普通に仕事の話しを書いたり、Twitterで人と繋がりをできたことを感謝しておりました。

ちなみに今年の頭にはこんなことを書いておりました(2011年の抱負・・)。


■ フリカエリ - 生活のこと- ■

今年の一番の振り返りはなんといっても、MBA生活が始まったことだ。去年の今頃はまだ一つもofferをもらっていなくて精神的にもすごく厳しい期間だったので、今年こうやって寮にいて振り返りをできるのと言うのは本当に幸せなことだ。

MBAの勉強は日々学びがあるし、自分でじっくりと何かを考えることが出来ていて、自分で望んでいた環境を手に入れることが出来た喜びを日々感じている。もちろんすでに就職活動をしなければならなかったり、日々の宿題が大変だったりというのはあるけれど、そんなのは自分が望んだもののいわば「対価」なのだから、これも楽しんで生活をすることが出来ている。


CEIBSに進む・・というのは自分の中では結構な決断だったのだけれど、良き友人たちにも恵まれていて、やはり中国を学ぶと言う意味においては正解だった。Term1が終わったばかりのころは、中国関連の内容が少なくて「中国で学ぶ意味」というのが少し見えづらかったのだけど、冬休みに台湾に行って、台湾人の友人たちと話しをたくさんして、ようやく少しずつ中国というものをとらえる準備が出来るようになった気がする。


MBAに至るまでの勉強は振り返りをしようしようと思っているのに、未だ始まりの二回だけで止まっているのは本当に自分でも残念なので、これは必ず書きあげてから卒業をしようと思っている。まあ、今から書いても来年のApplyには間に合わないので、再来年の人向けにコツコツと書いていくこととしよう。。



■ フリカエリ - 個人のこと- ■

今年の年頭には、中国語で旧HSK9級を取得!と書いてあったのだけど、これはできませんでした。言い訳すれば、時間的に絶対無理だったな・・と。想像していたよりもMBAでは中国語を使わなかったし、そもそも授業対応で英語を必死にやっていたので、そちらに時間が取られてしまった。
ただ、就職の件も含めてようやく本気になり始めたのが12月で、たった3週間でも、かなり改善を感じたので、もう少し早くシフトを切り替えていれば・・というのが悔やまれる。。

運動をする!というのも今年の目標にしていて、これはほぼ日々実践できたような気がする。体重は微減というところだけど、学校にジムがあるということもあり、毎週欠かさず運動をするようになった。年齢を重ねるにつれて食べる量も少しずつ減ってきているので、暴飲暴食をしなければそんなに体調も変わらないということも分かったので、後は少しずつ運動を続けていけば、もう少し綺麗な体になるかもしれない。お酒ももうホドホドにしたい気もするので・・。


そして、人とのつながり。
今年も多くの人とblogやTwitterでお会いすることが出来た。何よりも、僕がMBAで学ぶことが出来ているのは、皆さんに物理的に助けていただいているからである。自分一人では今の場に立つことすらできなかった。この場を借りて改めて御礼を申し上げたいです。どんなに言葉を尽くしても、届かないぐらいの贈物をいただきました。

そして、もう一つはTwitterの活動。特に・・・震災と原発。
僕は震災以来、まだ一回しか日本に戻っていないし、東北にも結局行けずじまいだったので、何かを語るほど感じることが出来たとは思えないし、何かを語ろうとも思わない。ただ、ほんの少しだけ、僕が何かをできたのであれば、それは"ヨキコト"が出来たのだろうと信じたい。結果として僕がしたことは、ほんの少しだけでもより事態を悪化させてしまったのではないだろうか・・という思いは今も変わらず持っているのだけれど、それでもTwitterとかWEBで繋がりをもてるというのは、今よりも強い何かを生み出せると信じている。


■ フリカエリ - 世界のこと- ■

今年は(も)震災に始まり、たくさんの出来事が世界中であった。僕は偶然にも(そして幸運にも)そういった出来事が自分に直接影響すると言うことはなかったのだけれど、それでも多くのことを考えざるをえない。

この一年自分の中で凄く感じたのは、年を取ったのかそれとも自分のエネルギーの質が変わったのかわからないのだけれど、いろんなことへの怒りというのが減ってきた代わりに淡々と受け入れる・・というか、受け入れると言うとすこし語弊があるので上手く言えないけど、諦念というかいったん受け入れた上で何をどうするのか・・ということを考えるようにしたい、と思い始めた。


より多くのことを知るにつれて本当に大切なこと・・・というのは、派手に報道されたり地上20,000メートルから語る戦略ではなくて、日々を暮らしていく自分たちのほんのちょっとした行動の変化だったり、それを促す何かを発信することなんじゃないかと信じるようになった。
もちろんどんなことにも歴史の積み重ねがあって、複雑なつながりがある中では何かを思い通りにするということはそんなに簡単なことではないけれど、そういった複雑な何かを柔らかに解きほぐすということが、自分が好きなやり方・・というか生き方なんだろうなというのを実感するようになったのだ。いろんな生き方が見えてきて、ようやく自分がどうすべきかと言うことが少しずつ自分の中で明確化してきたのかなと思う。


ということで、今年もいろんな出会いがあり、皆さまのおかげで大過なく楽しく過ごすことが出来ました。来年の抱負はまた明日に書きます。
2011年、ありがとうございました!

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2011年12月21日 (水)

忘れる前にTerm1の振り返りをしておこう(語学・就職・活動編)

(勉学編はこちら)

前回はTerm1の勉強について簡単に振り返りをしておいたので、続いてはその他の活動についても同じように振り返りをしておこう。大きく活動・・というか気をつけていることは就職活動・語学・その他の活動なので、その順に振り返り。



■ 人脈最大活用してチャンスをつかむも、悩みを感じる: 就職編 ■

ほとんどの学生にとってMBAに来る最大の目的は「自分が希望する職業・職種につくこと」である。なので、たとえ学生生活が始まったばかりのTerm1であっても、就職活動については考えなければならない。具体的には自分がどのような職業に向いているのかを再度確認し、自分の希望を見直したうえで、卒業に向けてどのようにスキルを伸ばしていけばよいのかを考えていくのがTerm1でやるべきこと・・である。

さらに言えばちょうど一つ上の学年の就職活動と時期がかぶることから、多くの会社がschoolに来るので実際の会社と触れることもできるし、業種によっては早い段階でInternの応募を始めなければならない。


僕はMBAにはまずは中国で働き続けると言うことを主眼に活動しているので、普通MBA学生なら最初に検討する戦略コンサルタントについては候補先には入っていない※1。もともとの希望であるマーケティング系(できれば消費材)のInternを得るために、このTerm1ではまずは情報収集と業界研究、できればネットワークを広めるというのが目標だった。
その目標を達成できたか・・という観点からすると、このTermはほぼ満点だったと思う。以前も書いたように(第12週目終了! -幸運の女神は後ろ髪はない-)日系企業を多く抱えてるある広告会社からInternの話しをもらうことが出来たし、他にも「日本語」「日系企業」という軸でつながりを広げることが出来た。

振り返ってみると、今まで気づかなかったのが我ながら情けないと思うのだが、海外で「本気で日系企業以外で」働こうと思っている僕にとって、逆に日本人であると言うことは凄く役に立つのだということを実感できたのが、この三カ月だった。青臭く「実力で」とか「これまでの経験を生かして」とかも思っていたのだが、その「実力」とか「経験」の中には当然日本人であることも含まれているわけで、それを利用しないのは勿体ないのだな・・と今では強く思う。
もちろん、このことにばかりに頼ってばかりはいられないし、なによりこれまでの日本企業(そしてそこで働いていた方々)の頑張りがあってこういう環境を手に入れることが出来ているので、それを無駄にせぬようにしなければならない※2


一方どのような業界に進むか・・ということは本当に悩んでいる。基本線はぶらさずにいるものの、来年の景気は少なくとも上半期は悪いであろうこと、自分が進みたい業界の給与がかなり低いこと、外人にはかなり狭き門であるということからもう少し幅を広げなければならない、ということを感じている。
僕はバックグラウンドが平均的な日本企業に勤めていた人間らしく、結構多岐にわたっており選択肢を広く持つことが出来ているので、自分で自分を追い込まないように視野は常に広く持っているべきだと感じる。

Term2はいよいよInternの応募が本格化するのだが、現状Term3でもPart-timeで働くことが出来そうなので、二つ以上のInternを選べる -できれば全然違う方向性で-ということを目標に仕事探しにも本腰を入れていこう。


■ 外国語間のバランスを取るのに四苦八苦:語学 ■

語学に関しては前回も書いたように、最初の一カ月は英語の面でかなり苦しんだ。それなりの時間を使って、今ではほぼ議論に困ることもなくなったし、徐々に語彙は増えているので、割り切っていってしまえばTerm1は言語の準備期間だったといえるのかもしれない。

一方、それに反比例するように能力が停滞・・というかやや落ちたのが中国語である。当初はCEIBSに来れば中国語に囲まれて生きているので、少なくともキープはできるし、会話能力はおそらく上がるだろうと思っていたのだが、これは全くの勘違い。


まず当たり前だが、授業では中国語は使わない。日常会話では中国語を聞くことが出来るのだが、話す方は英語の方が楽になっているのでついつい英語を使ってしまう、ということで話す機会がない。おまけに部屋にはテレビがないので、暇な時間にちょっと中国語を見ると言うことがない。
少なくともこれまでの経験ではCEIBSは大陸にあるMBAなので中国語は自然と伸びるのではないか・・と大きく期待していたがこれは全くの誤解なので、これは現在検討している方がいればはっきりと言っておこうと思う。自分でがんばって時間を使わないと伸びないし、Term1はそもそもつじゃ時間がありません。。。

少数の例外はあるとはいえ、全体的な傾向としては中国語がそれなりに話せないとこの国で仕事を得るのは難しいので、さすがに危機感はあるので、Term2以降はもう少し・・というか、かなり中国語に対しては時間を使うというのが現在の予定。とりあえず

  • >毎日中国語の単語を覚える時間を作り、空いている時間は動画サイトで中国語のドラマを見る(term1でやっていた英語の時間を中国語につかうということ)
  • 上半期HSK6級を目指して綜合的に勉強
  • 作文については最低でも週一回はLang-8を利用して作文の練習
  • 友人たちと一緒にいる時には「俺のためだと思ってくれ!」とお願いして、できる限り中国語を使ってもらう

ということをして、中国語は頑張ろうと思う。ホント、危機感感じてます。。。



■ 結構いろんなことをやっておったTerm1 : その他活動編 ■

「MBAは勉強だけをするところではない・・」というのは良く聞くけれど、気がついてみるとTerm1は結構いろんなことをやっていたな~というのが実感(blogに書こう、書こうとおもって書いていないことが結構ある)。

  • International Clubという「海外学生向けに何でもやるClub」のPresidentに立候補。残念ながら落選したのだが、Vice Presidentということでイベント屋をになる。
  • COIN Clubというボランティア活動をするクラブのofficerになり、毎週英語Dscn0551_1024x768を教えたり、学校訪問をしている。
  • Business Competitionの校内予選に参加。残念ながら敗退。
  • Japan Clubを作るために奔走。最後の最後でMBA Officeに却下され夢破れる。はっきり言って今でも悔しい。
  • 内モンゴルにも遊びに行ったっけ・・


完全に元の職場の影響なのだが、とりあえずお祭りがあれば全力でDscn0716_768x1024
楽しまなければならな いと思っている人間なので、International Clubの活動は毎回全力で参加。御蔭で31歳もなってピカチューのきぐるみを着るはめにもなった(ハロウィーンパーティー・・これはTerm2前にまとめておきたい。主に写真をみんなに見せるために)。来期は同期の日本人学生と一緒にJapan Tripを企画する予定なので、広報塔とロジ担当としてがんばる予定である※3

もうひとつはボランティア活動。こういうことは「やりたい人がやれば良い」というのが僕のスタンスなので、今後も強く「やってます!」ということを書くつもりはないのだけれど、上海に数ある問題点の中Dscn1000_1024x768 で最も改善が必要だと思っている「外地人(非上海人)の子供の教育問題」について取り組んでいます。取り組むと言うほど、何かできているわけではないけど・・。これに関しては、今後も取り組み続けていく予定だし、上海にいる限り卒業後も続けていきたいと思っている(上海以外でも続ける道を探すかもしれない)。


こういう「非就職・非勉強」の時間というのは、どれだけの時間をかけるのかは完全に自分の裁量なので、人によってはほとんど時間をさかない学生もいる。でも僕にとっては、こういう活動をすることも「自分と言う人間を形成している一部」であるということをあらためて感じることが出来たのが、Term1での振り返りである。
MBAというとフレームワークを使って分析して、Excelと睨めっこして、綺麗なPPTを作ってというイメージがあるだろうし、確かにそれもすごく重要なことなんだけど、僕にとってはそれと同じくらい「みんなでワイワイやりながら、いろんな人を巻き込んでいく」というのも重要なことなんだというのを改めて感じた※4

反省点もあるし改善点もたくさん見つかったけど、まずはTerm1だけでもいろんな学びがあったことを感謝して、Term2ではもっと深く成果を感じられるようになれたらいいなと期待する、そんなTerm1の締めくくりでありました。そうそう、blogもそれなりにかけているので、毎週最低三回更新は目標に引き続き頑張ります。(FB上でも)コメントいただけると、ホントやる気出ます。。


※1・・・戦略コンサルタントは中国語にnativeとほぼ同じ能力を求めるので、現状でそこにかけることは現実的ではないという判断をしている。
※2・・・タイ人の友人からは本気で「タイにはそういう企業がないからね、日本人が羨ましいよ」と言われて、誠にその通りという思いを強くした。
※3・・・僕はあまりMBA Officeとは仲が良くないので、そこらへんの学内調整は彼に任せようと思う・・・。
※4・・・基本的にこの価値観は僕が新卒で入社したリクルートの影響がすごくすごく大きい。同級生と話していると新人グループでの経験をしょっちゅう思い出します。新人グループのみんなにあらためて感謝。

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2011年12月19日 (月)

金正日死亡報道で思い出した、MBAのケーススタディ

今は冬休みということで午前中はゆっくり眠る時間を確保できているので、今日もいつも通りゆっくり目を覚ましたのだが、目を覚ますとまさに大事件でTwitterのTime Line(TL)が埋まっていた。ここ数カ月は極端に中国関連のニュースから切り離されているせいもあって、まったく予兆をキャッチできていなかったのだが、北朝鮮の金正日主席が死亡したのだ※1。

しばらくは頭がボーッとしていてなかなか考えを巡らせることが出来なかったのだが、しばらくTLを眺めているといろいろ論点が提示されていることがわかってきて、少しずつ自分の意見を書き込むようになった(僕の本日のTwilogはこちらから見れます。どうでもいい内容もたくさん呟いていますが・・・)。
僕はこのblog上・Twitter上では政治関連のことを述べないことにしているのだけど、今回の出来事は純粋にビジネスのこととしてとらえても、いろいろと影響があると予想されるので、主に中国ビジネスの観点から考えをめぐらした結果を呟いたのだ。
その際に、頭にあったのはこれまでの中国生活から手に入れた知識に加えて、この短いMBA期間で読んだ一つのケースのことだった。



■ Harvardではドイツ統一を「教材」としている ■

我々のschoolに限らず、多くのBusiness schoolではHarvard Business school(HBS)の作成したCaseを利用している。特にCEIBSはHBSと提携している・・というか設立時にサポートをしてもらっているので、特に利用が多いのかもしれないが、とにかくとりあえずここまでの教科でHBSのケースを使っている※2

HBSのケースが凄いと思うのは、例えばMarketingやStrategyのようにケースで勉強するのがある意味「当たり前」と言えるような学科だけでなく、経済学(Economics)や統計学(Statistics)などのような学科にもしっかりケースが用意してあることだ。
CEIBSではこういう学科は宿題+座学という形を取っているのだが、経済学向けに準備された数少ないケースの中には、まさに今回の出来事を考える上で一つの参考となるようなケースがあった。

そのケースが取り上げているのは「東西ドイツの統一とその経済的影響」である。
(東西ドイツ統一時の教訓はこちらに簡単にまとめられておりました。豊かで、健康で、活動的な、人生を目指して:春山昇華


もちろんケースで学んだ内容が今回の出来事にそのままあてはまるわけではない(あまりにも諸条件が違いすぎる)。しかし僕が大切だと思うのは、MBAで学ぶことによって何かこういう突発的なことが発生した際に「考えるための手掛かり」を自分のなかから引き出してこれるようになる・・ということだ。

確かにこのケースを読まずとも興味がある人は自分で勉強することはできるだろうし、大学や大学院でより詳しく学んだ人もいるだろう。ただしMBAに来ない限り、こういった枠組みに触れない人もいることは事実であり、MBAはそういった人(僕も含む)に一つのパッケージを提供しているということだ。


■ ざっくりと大枠をつかむことが出来るという強み ■

今はそれこそ世界中の人が自分の意見を述べることが出来るし、コメンテーターというか、とにかく「ある分野に詳しい人」が自分の専門外の分野についても、極めて正しく「聞こえる」話しをすることが簡単にできるようになった。言いかえれば、僕たちは自分でどの情報が正しいのかを判断しなければならなくなってしまった。

こういう状況にあって、何かしらの「考える枠組み」が自分の中にあるというのは、瞬時に判断をしなければならない時に強みを発揮するのだと感じている。例えば、ドイツ統一の事例を知っていれば、統一においてどのような経済問題が発生するのか、それに対して周辺国家がどのような対応を立てるのか、そこにビジネスの機会やリスクが発生するのかということを何となくは判断できるようになる※3


もちろんこういった「マクロ」の情報を知らなくても日々のビジネスをする上では何の問題もないし、マクロ経済よりも目の前の顧客の反応の方が大切というのが一般的な意見だろう。だが、少なくとも自分が中国にいるこの4年と少しで感じるのは、こういった色々な出来事 -それは大なり小なり- 必ずビジネスに影響しているということである。

また自分がいずれ大きな判断を任せられるようなポジションにつきたい・・と思うのであれば、いずれこういう知識や視野の広さは必ず必要になってくる※4。MBAにはそれこそ色々な価値があるのだが、少なくともこういった「色々な引き出しを身につけることが出来る」というのは極めて実務的な意味で有用な一面だと感じている。



※1・・・深夜の段階でニュースを追っている限りでは、どうも今回は事前の情報はほとんどなかったようで、たぶん世界中の人が驚いたのだろう。
※2・・・HBSのケースは内容も当然ながら、その英文自体も非常に面白くて読み応えがあるものが多い。HBSに比べると、CEIBSのケースは英文も内容もまだまだ修行しなければならないと感じる(特に読ませる・・と言うことに関してはHBSは凄く面白い)。
※3・・・経済的なファクターだけで政治が決定されるわけではないので、事態が発生する確率を判断できなくても、複数のシナリオを設定することは可能。
※4・・・僕は以前の職場で明らかに需要-供給曲線を無視した商品計画を見たことがあり、それ以来少なくともミクロ経済はたとえWEBやITであっても判断をする上で重要であると信じている。

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2011年12月18日 (日)

第19週目終了! -さらばTerm1、就職までの道のりは長く・・-

今週はこれまでもツラツラと書いてきたプロジェクト(Responsibility Leadership project:略してRLP)の発表、および最終レポートの提出を終了して、正真正銘本当にTerm1が終了した一週間だった。まさにグッバイ、Term1という気分。


■ Term1の成果を見せる時が来た!発表だ! ■

各科目の割り振りなどの影響もあり、特別にこのプロジェクトに意気込んだわけではないのだが、曲がりなりにもこのTerm1の数カ月にわたって取り組んできた発表と言うことで、今週は結構気合いを入れて臨んだ。

我々のテーマは「上海の交通状況を改善するにはどのようにすればよいか」というもので、その中でも特に公共バスの効率改善にフォーカスをしている※1。うちのグループは各科目担当制をひいているのだが、担当者がいつのまにか提携可能な会社を見つけてきて、締切ギリギリに40ページにわたるリサーチペーパーを仕上げるという神業を成し遂げたため、かなり余裕をもっての発表準備だった。

僕の担当はビジネス計画に基づいて、いろいろな仮定をおいて予想を数字に落とし込むこと。前のエントリーでも述べたように、基本的には僕の数字の使い方は「ざっくり落とし込む」なのだが、そのざっくり感がこういう仮定ばかりのプロジェクトにはフィットしているらしく、まるで画に書いたように綺麗な予想が出来上がったのであった(まんま、画に書いているわけだが・・。)
ただし、我々の収益モデルのコアは広告獲得であったので、これまでの上海経験をフルに生かして現場から実際に話しをかなり聞いたので、予想はそれなりに妥当なものだと自負している。


このRLPの授業はCEIBSのウリの一つなのだが、正直学生間の評判はよくない。我々がterm1でまだ慣れてないということもあるのだが、具体的に何を学べるのかよくわからない・プロジェクト体制を構築する手伝いを全くしてくれない、など色々不満を感じる点があるのは事実である。

しかし(これは本当にグループメンバーのおかげなのだが)出来上がった発表スライドやレポートを見ると、どういったことをやろうとしたのかがストーリーとしてわかるようになっており、終わりになって初めて自分たちがやっていることのロジックが繋がった・・という貴重な経験をすることが出来た※28a7f594fjw1do112ti0ajj

リサーチレポートや発表で苦しんでいるグループも多いと聞くなか、うちのグループは教授 からのフィードバックも非常にポジティブなもので、重ねてになるが本当にいいグループメンバーに恵まれた。これで最後かと思うとすごくさびしい。みんなで最後に北京ダックを食べて、お互いへの感謝をしたのであった。



■ 非中国人がこの国で就職するために ■

今週は上記のイベントのほかにも、非中国人としてCEIBSに入学し、そのまま中国で働いているOB三人が来て自分の就職体験談を話してくれるというイベントがあった。3人3様の就職活動の経験を話してくれるわけだが、やはり非中国人がこの国で職を得るのはかなり大変だな・・というのが印象。

同じ会社に三回アプライしたという話しもあれば、卒業後に中国語学校に行ってから職を見つけたというように、MBAを卒業したからといってホイホイと仕事が見つかるわけではないということを実感する。特に心に残ったのは「外国人を採用するのは企業にとって大きなリスク。そういうリスクがあるということを認識しないといけない」と言う言葉だった。


MBAにいると「俺たち(みたいな優秀なの)を採用するのは当然だぜ~!」みたいなノリを醸し出してしまう所がどうしてもあるのだが(特に基本的には中国人はみな自信満々なので・・・)、来年の景気はそれほどよくないであろうし、謙虚に望まないといけないというのを改めて感じるのだった。

また面白かったのは(後で質問しに行った人に個人的に聞いたのも含めて)3人が3人とも「学校の成績はそれほど重要ではない」と断言していたこと。話しのなかではそれほど強く強調されていなかったのだが、就職センターの人との会話の中ではやっぱり中国語の能力のほうがファクターとしては大きいとのこと。グローバル企業は現地化を進めると言う観点からは、やはり一定以上の中国語はほぼ必須と考えて間違いないと思う。
これは今後中華圏のMBAに進学する人が増えてくるのであれば、日本で検討されている方にもぜひ知っておいてほしい。たぶん中国語出来ないと職にはありつけないと思うし、さらに言えばCEIBSでは中国語を伸ばすチャンスはそれほど多くないです。


ただ、以前にも「日本人であること」を理由に企業と繋がることが出来たことがあるように、現状では日系企業もそれなりのプレゼンスを持っているので、そういう企業と出会うことができれば、別の強みを発揮するということで就職することはできるかもしれない。今回も偶然にも日系企業がクライアントの半分以上を占める・・という部門の方が来ていて、「日本人なんですが、仕事するチャンスある?」とアピールしたらトントン拍子に話が進み、来年会社にお伺いできることになった。日系企業は全然CEIBSには来てくれないのだが、こういう場ではいつも間接的に助けてもらっている。

ということで、今週で本当にTerm1も終了!1週間の充電と振り返りを経て、Intern獲得が最大のTopicになるTerm2に進むのであった。


※1・・・当初は地下鉄をメイントピックにしようと思っていたのだが、いろいろ調査した結果、現状をすぐに解決できるものはあまりなさそうということで断念。
※2・・・ただし、出来上がってから再構成するとロジックが綺麗に通っていると言うことが分かっただけで、同じ流れでもう一回できるかというと全然出来なそうな所がネック。頭の中にストーリーはできているのだが、そもそもこの流れに再現性があるのか、他の場面で周りの同意を得ることが出来るのかというとかなり疑問。

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2011年12月17日 (土)

忘れる前にTerm1の振り返りをしておこう(勉学編)

本日で正式にTerm1も終わったので、そろそろ振り返りをしておこうと思う。とりあえず第一回は勉学編。まだ全部成績が出揃ってない、今の段階で行っておかないとなんか負け惜しみになってしみそうなので、先に振り返りをしておくのです。



■ 前半は死亡、中盤盛り返し、後半息切れ ■

Term1は9月から始まったのだが、最初の一カ月はとりあえず英語の聞き取りがあまり上手く出来ないと言うことで、結構苦戦した。授業で意見を言おうにも、今一つ自分の言いたいことが言葉にならずに発言を控えていることも結構あり、そこも歯がゆい経験だった。留学経験がないので、そんな経験をするのは当然初めて。仕事上は自分が上司だったので、とりあえず発言をすればみんなが聞いていてくれたし。

これではさすがにまずい・・・と反省したので、しばらくは朝はちょっと早起きして英語のドラマを見て耳を鳴らすと言うことをしていた。中国では10月頭に国慶節休みがあるのだが、それが終わった頃にはかなり英語にも慣れてきて、少なくとも頭の中で言いたいことが日本語でグルグルすることはなくなった。やはり語学は慣れと練習である。


10月~11月中旬はとにかく目の前の課題をやっていたら終わってしまった・・という感じなのだが、中間テストやそのころの課題はそれなりに高得点が出ていたので非常に楽しくできた(OBを除く・・)。睡眠時間は少なかったが、授業にも結構楽しく参加することができていた。この頃はかなり睡眠時間も少なかったのだが充実していて、普通に乗り切ることが出来たのであった。

ただ終盤、特にテスト前はその反動で完全に息切れ。特にテスト期間ちょっと前からは、同級生たちに統計と(なぜか)会計を教えるということに精力をそそいでいたので、あまり自分の勉強をすることはなかった。
正直言うとそれまでテストの点は結構良かったので、最後もなんとかなるだろうと舐めていた所もある。・・・が返ってきた点数を眺めてみると、それが思い違いだと知ったのだった・・(とはいえ別に悪い点数ではない。平均+ちょっとぐらいという感じ)。


今学期は課目としては基礎と言うことで、内容としてはそれほど難しくはなかったのだが、それでも多くの学びがあった。特に自分が進もうと思ってるMarketingに関しては授業終了後に、ほぼ毎回のように質問にいったおかげで非常に実りが多い授業だった。

また冬休みに入って、とある縁で日系企業の立ち上げのお手伝いをしているのだが、実際に業務に触れてみると、Accountingの観点から俯瞰的に物事を見れるようになっていることに気づいて、これは嬉しい驚きだった。今学期程度の基礎の内容でも、これだけ見方が変わるのであれば次Term以降の内容はきっともっと深い洞察を与えてくれるであろうと、かなり期待している。


■ 評価基準が良くわからなかったレポート採点 ■

このTermで一番困った・・・というか今も困っているのは、レポート課題で思ったほど点数が出ないということだ。全部の採点が戻ってきていないので、まだわからない所もあるのだが、だいたい平均点ぐらい。結構気合いを入れて書いてもおそらく1σぐらいの範囲に入っていると思われるので、これは改善ポイントである。

とりあえず想定される要因は以下の2つ。



① 英語力、または英文での論文の書き方ができてない。

これは実際にOrganization Behavior(組織行動論)の教授に話しを聞きに行った時に指摘されたので、その可能性は大。Term1の授業が始まる前には英語でのコミュニケーションを学ぶ授業があったのだが、実は今日このエントリーを書く気になるまですっかりその存在を忘れていたので、これを生かせばもう少し改善するかもしれない。

とりあえず最後の最後になって、グループメイトから好成績を叩き出したレポートを手に入れたので、これを参考に来Termはもう少し簡潔わかりやすい構成にしてレポートを書こうと思う。なんというか、MBAに来てこの学びでいいのか・・と言う気もするのだが。。


英語力に関しては・・こればっかりはたくさん書いて直すのしかないのかもしれない。とにかく読む量はかなり増えているので、いい文章は自分の手を動かして真似てみるなどして時間をかけて向上していこうと思う(でも今は、中国語のほうが急務)。



② 判定基準を上手く把握できていない

これまでの勉学経験(および会社の経験)を振り返るとレポート課題が抜群に上手いとはいえないものの、それほど悪い点をとったことがない。ただしこれは日本の話。なので、もしかしたら「教授が書いてほしい」と思っている内容を正しく把握できていないのではないか・・というのは結構感じている。

ただこれは難しいところで、例えばレポート課題でAを取った同級生に話しを聞きにいっても「どうして俺がAなのかさっぱりわからない。俺はあの教授の判定基準は○○○○だと思う!」と逆に怒っていたりしたこともあったので、よくわからない※1


何回か教授に質問しにいったのだが、イマイチちゃんとした基準を持っているのかわからない回答をされたりもしたので、この改善についてはある程度相性というのがあるのかもしれない。
自分が好きで、実際に教授ともある程度ハモることが出来たMarketingに関しては他の生徒が"Too subjective"と怒る中、自分はある程度予想通りの点数に収まっていたので(現在のところ最終テストは帰ってきてないが・・)やはりその科目のコンセプトを握ることが出来たかどうかで差が付くかもしれない。となると、来学期はStrategyはともかくとしてCSR系の授業がヤバイかもしれない・・・。

ただ、これはもう少したったら別途書こうと思うのだが、CEIBSは教授陣からのフィードバックが全体的に弱いと思う。他のMBAを知らないので比較のしようがないが、少なくとも大学・大学院よりはかなり弱い※2。13週間で一つの授業を三回しなければならないというなかなかハードなスケジュールに加えて、E-MBAの授業やら企業のコンサル契約やら、ととにかくかなり忙しそうにしているので仕方ない・・とも思うのだが、点数だけもらっても改善はできんぞ、とも思うのである。


■ 次Termへの取り組み ■

このTermで一番の気づき・・というのは、実は課目とは全然違う所にあって「数字というのはとても大切なんだな」ということである。何か今更・・という感じがあるのだが、これは本当。

僕は理系で院まで出た人間なので数字を好きだ・・と思われているし、一般的に理系というのは数字好きと思われてるようなのだが、決してそんなことはない。僕はどちらかというと理論系(モデリングと呼ばれる学問分野)にいたし、最初の職場は数字といえば「売上」のことだったりして他は結構ざっくりだったので、数字と言うのは「大枠をつかめばよい」と今まで結構本気で思っていた※3


ただMBAに来て言われるのは「とにかく数字が大切」ということである。それもざっくりではなく、精度を上げることを求められている。計算ミスで正解が出ていない場合には思いっきり減点されてしまう(今となれば当たり前だと思えるのだが)。

ということで、次Termからはもう少し精度高く、かつ効果的に数字を利用するという姿勢を第一として取り組んで行こうと思っている。我ながら情けない・・と思うのだが、そもそも僕は営業よりの人間だったので、こうやって会計や細かい数字を扱うと言うクセをつけられるのはMBAに来たおかげだともいえるような気がする。


テストの点数に関しては、Term1の間にかなり考え方が変わったので、それはこの勉学編以外の振り返りも終わった後にまとめて書こうと思う。とりあえず、このTermは本来の学問内容以外のところで学びが多い学期だった。


※1・・・当然・・というわけでもないが、基本的にはみんな「それなりに勉強が出来た人」なので、ある程度自分の点数については想定がつくと、思っている。ちなみに○○○○の中には、罵詈雑言が入ってると想像して下さい。
※2・・・もし他のschoolでMBA経験がある方が読者の中におりましたら、ご意見いただきたいです。
※3・・・大学・大学院の勉強では「理論の理解」が学生に求められていたので、途中の立式と論理があっていれば、最後の計算結果があっていなくても80%ぐらいの点数をもらうことが出来たりする。そもそも数字を計算する問題などほとんどなかったような気もするが・・・。

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2011年12月13日 (火)

志望職種・給与の実態をしって、進路ブレまくり。

今週からは本格的に冬休みに入るということで(正確に言えば17日までは授業期間だが、月~水で発表が終われば、そのまま休みに入ってもOK)、school側もそろそろ次の話しでもしておくかな・・・ということなのか、昨日はInternおよび09年の就職についての情報共有会があった。

色々と楽しいことがあってついつい目的を忘れそうになるが、あくまで最終目標は「いい仕事」あるいは「自分の目標としている仕事」につくことなので、こういうイベントはかなり大切である。特に、MBA卒業生は基本的に高給狙いなので、景気変動の影響をもろに受けるし、トレンドと言うのは非常に重要になってくる※1
トレンドを見れば、だいたいどの業界が短期的に中国市場を狙っているかを推測することが出来るし、自分のスキル・知識をどう調整すればよいかもわかる。


■ CEIBSの就職決まるの遅すぎ、じゃない・・? ■

共有会ではまず2009年入学生(すでに卒業済み)のoffer獲得時期と、2010年入学生(もうすぐ卒業)のインターンoffer獲得時期を説明されたのだが・・・あれ?見間違えですか?と思うくらい、時期が遅くていい意味でも悪い意味でもびっくりした(たまげたという表現がふさわしいくらいびっくりした)。

まずIntern。日本だともうMBAが始まる前から決まっていたりする学生もおり、日本で働く場合にはだいたい11月のボストンキャリアフォーラム(通称ボスキャリ:日本人MBA学生にとっては就職活動において欠かせないものとなっている。自分がいくかどうかはまだわからないが・・・)で決まったりするものなので、年内に決まっているのが普通と思っていたのだが、CEIBSでは3月から活動が本格化し、決まり始めるのは5月というから驚き。


5月って・・7月から働き始めるとして、本当にギリギリである。CEIBSはTerm2が4月中旬まで、Term3は7月上旬までというスケジュールなのだが、Term2とTerm3にまたいでInternを探すと言うことになる。これは結構精神的にきついのではないか・・とおもったのだが、案の定programme directorであるMs.Lydiaから中国ではまだまだインターンの制度が一般的ではなくて・・・という説明がなされていた。

中国と言うのはとりあえず制度を真似する(取り入れる)のは上手いので、インターンというのは既に新卒学生でも一般化しているのであるが、そんなに制度的にしっかりしているところは多くない。MBA学生は要求も高いし希望給与も高いしで、ちゃんと紹介できるレベルの職を持ってくるのは確かに難しいと言うのは理解できる。


それよりも驚いたのは、就職が決まるのが遅いこと!。なんと半数ぐらの学生が1月以降に就職が決まるらしい。1月って・・・授業が終わるのは2月なので、1月に決まると「じゃあ、来月から働きに来て」みたいな会話をしたりするのだろうか。

2010年入学の友人には「な、データ見るとそんなに焦らなくても大丈夫ってわかるだろう?」と言われたのだが、普通はこのデータを見ると、より頑張らなければならないと思うのではないだろうか。
今のシグナルの感じだと来年は、おそらく景気が減速局面になるだろうし、より一層頑張らなければと思った次第である。



■ 志望業界×職種は給与が最下位です ■

時期の情報の次は、給与の情報が共有されたのだが、これはこれで悪い方に衝撃。以前も書いたように、僕の志望業界×職種はそれぞれ「消費材(あるはそれに関わる広告系業務)」×「マーケティング」なのだが、それぞれ業界・職種でサラリーが最下位に位置していた。。

だいたいこういうランキングでは、Finance(金融)とかコンサルタントが上位に来るので、そんなに上の方ではないだろうな・・と思っていたのだが、ダブルで最下位だとさすがにちょっと考えざるを得ない。なにせ最下位と最上位だと二倍ぐらいの差があるのだ。


お金の話しをするのはあまり好きではない・・というのは日本人としては一般的な感覚なのかもしれないが、やはり自分への投資ということを考えるとそうも言っていられない。MBAは「これまでにない経験」とか「世界を変えるための準備期間」というのもわかるのだが、少なくとも借りたお金をきっちり返せるぐらいの稼ぎがないと、経験も何もないだろう、というのが僕の意見※2。もちろん自分の希望に沿った上で、さらに給与面でも満足する道もあるはずと信じて、第一希望は買えないで行こうと思うのだが、う~ん、正直悩んでしまう。

僕は古い人間なので「男には二言はない」といいたいタイプなのだが、MBAで学んでいく上で柔軟に対応しなければならない・・・というのもこのTerm1でひしひしと感じていることなので、この冬休みでもう一度しっかり自分の足元を考えていきたいと思っている。僕をリアルで知っている方には、ぶれてしまって申し訳ありません・・と謝りたい気分で一杯だ。


最後に一つ。なんでMBAの就職先の職種ってあんなに細かいのだろうか・・。BD(Business development)とかStrategyとか、日本企業に勤めていた人間としては、そもそもそういう職種が存在することがすごく不思議。BDは主にM&Aとかをやるということでわかるのだが、Strategyを担当する人間なんてのは、日本で言うところの経営企画部で少数精鋭でやるものではないのだろうか。。。


※1・・・あくまで話しとして聞いただけだが、今年は日本人に限って言えば金融関連の募集が非常に狭く、その分コンサルが人気になったらしい。景気が悪いとMBA出て無職とかザラの世界なので、いい景気の時期に当たるというのは非常に重要。
※2・・・そもそもHBSなどのように、学費が無茶苦茶高いところに行ける人、あるいは行こうと思う人は少なくとも最低給与はある程度、確保できているのではないだろうか・・とも思っている。僕が推薦人をお願いした方に以前ご相談した時には「生きていく上で給与は非常に重要なファクター」とはっきり仰っていた。

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2011年12月11日 (日)

第18週目終了! -住環境改善のために椅子購入 -

今週は既に半分冬休みモード。引き続きプロジェクトが1つ残っているが、過去の積み重ね(といっても、ほとんど僕はかかわっていないのだが・・)があるので、一人当たり30時間ほど作業をすればOK・・という見積もり状態なのでそれほど重くはない※1
空いた時間で友人の家に遊びに行って日本料理をつくったり(肉じゃがをつくったら日本式カレーと勘違いされて、ご飯にかけて食べていた・・)、GEセッションに参加したり、交換留学でCEIBSに来ている日本人の送別会をしたりと色々やっていたのだが、今週から気合いを入れて中国語を勉強している。出来なかった運動も結構やっているので、一人合宿モードといってもいいぐらいだ。



■ 中国語が未来を決めます、ぐらいの気持ちで ■

またいずれ別エントリーでTerm1のまとめを書くつもり何だけど、とりあえずTerm1が終わった段階で感じているのは「仕事を中国(あるいはもう少し広げてGreater China)で獲得するには、MBAの知識と同じくらい中国語が大切」ということである。

入学前にもこのschoolで学んでよりより職を得るためには、中国語のレベルアップが必要だろうな・・とは思っていたのだが、実際にInternshipの仕事のpostが行われるようになると、想像よりもはるかに中国語が重要であると気づいたのだ。
考えてみれば当たり前の話しだが、例えば会社内部は英語でコミュニケーションを図っていたとしても、お客さんやらMarket、サプライヤーというのは中国なわけで、中国語がまったく出来ない人材が仕事を獲得するのは、ほとんど不可能と言っていいだろう。


困るのは「中国語が必要」といっても、実際にどのくらいであればOKなのか・・というのがレベルとして実感することが出来ないということだ。だいたい応募するにあたっての要望事項には"fluent Chinese"とだけ書いてあることが多くて、どのくらいのレベルを要求されるのかがさっぱり分からない。

少なくともnative並みに話せるというのは自分でも期待できないので、コツコツとレベルを上げていくしかないのだけど、ゴールが見えないと言うのはなかなかしんどいものである。友人たちには「今の中国語レベルでも大丈夫なんじゃない?」と結構言われるのであるが、聞き取り能力・読み取り能力はともかくとして、口語と作文に関してはまったく心もとないレベルである。


ということで、とりあえず来年前半には新HSKで6級をとろうと新たに目標を設定してこの冬休みは語学の勉強にひたすら取り組んでいる。とりあえず一週間集中しただけでも、忘れていた文法や単語を思い出しているのを実感するので、残り3週間(最後一週間は台湾に行ってしまうのだが・・)も引き続き中国語の勉強に集中していこうと思っている※2。作文能力向上にためにも、微博やLang-8なんかも積極的に利用していこうと思う。


■ 住環境改善のために椅子購入 ■461817506

合宿モードといってもどこかに行くわけではないし、とにかくこの一週間は外に出るのは耐えがたいぐらい寒くて徒歩わずか1分の図書館や、教室に行くのも嫌だったので、ひたすら部屋で勉強していた※3。ただそうなると、あまりにもショボイ据え付けの椅子の問題が気に なってくる。

据え付けの椅子は、はっきり言って僕が今まで人生で見た中で最もショボイ椅子といっても言い過ぎではないぐらい、ショボイ。お尻の部分が木であるということだけでもかなり辛いのに、なぜかお尻が当たる部分がへこんでおり普通の姿勢で座ることする不可能な作りになっている。中 国の椅子メーカーは「人間工学」という言葉好きなのに、どうしてこうなったのか・・・。

これからもより長い時間を部屋で使うだろうと思うと、この椅子はあまりにも辛いので、ついに今週はタオバオで新しい椅子を購入してみた。運送費込みで150元(約1800円)である。実にリーズナブル。
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購入して2日で荷物は無事に到着したのだが・・・なんと自分で組み立てるタイプであったので、いそいそと箱から空け出して部品を数えだす。そんなの全然書いてなかったのに・・・。部品が足りない可能性は50%以上!と思って部品を並べていくのだが、予想通り複数の部品がない。

ここでくじけるぐらいでは中国では暮らしてはいけない。絶対に部品はあるはずだ!と信じて(あるいは、部品などなくても問題ないはずだ!と信じて)ガリガリと組み立てをしていく。途中で怪しい既に組み立てた部品があったので、それを一度分解してみると、なかったはずのねじが中に放置されているのを発見!部品をここに入れるほうが労力がかかると思うのだが。。
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40分ほど部品と格闘し、既に組み立ててある部品を分解してしまったため手が油だらけに なりながらも、無事に組み立て終了。これまでの椅子と比べると、月とすっぽんである。150元でこの満足感、ホント自分の幸せレベルが下がっているのを実感する。


自分で組み立てたためややねじのしまりが悪く、若干ガタつくのが気になるけど、これまでに比べれば住環境は劇的に、劇的に!改善したので、これからはストレスためることなく部屋の中で勉強できそうである。これでエアコンの空気がきれいになればパーフェクトなんだけどな・・・。


※1・・・一日8時間労働とすると4日分も必要だな・・!と思ったのだけど、Term1は一日14時間ぐらいは平均で稼働していたので、なんていうかもう全然問題ないレベル。
※2・・・今までは中国語環境で暮らしていたので、CEIBSに入学してから逆に中国語能力が下がったということに悩んでいる。英語と中国語がシーソーみたいに上下していて、なかなか両方を同時にあげることが出来ないと言うのが悩みどころ。
※3・・・大教室は寒すぎて勉強する気になれないし、ミーティングルームはだいたい誰かが使っていて、空き部屋がないことが多い。お気に入りの場所は、夏は風通しがよくて勉強しやすかったのだが、今の季節は風の通り道で死にそうである。

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2011年12月 8日 (木)

午後まるまるGE Session、人材採用本気モードらしい(後編)

昨日からの続き

後半のセッションは、わずか40分(Q&A込みで55分)という短さにもかかわらず、色々なキーワードがちりばめられており、内容は盛りだくさん。かなりの早口ということもあるのだけど、色々とGEについて示唆にとんだ話だった(早口のため一部聞き取り損ねた・・のだけど・・)


■ Innovation、アジア、そして日本 ■

セッションの内容を、自分なりにまとめると大体4つの内容になると思う。全体を貫いていたテーマはInnovation。


① Reverse Innovationについて

GEの現在の戦略の一つとして、先進国(主に米国)で開発された新商品やサービスを発展途上国に展開するだけでなく、逆に途上国で生まれたサービスをその他に展開するという戦略があり、これをReverse Innovation(以下RI)と呼んでいる。このRIは外部からはあまり上手く言ってない・・とも言われているのだが、彼女によるとそもそもReverse Innovationという呼び方自体がGEの意図したことを正確に反映していないとのことである。

"Reverse"という単語は、まるである場所(主にアメリカ)からわき出したInnovationの流れに対して新興国側から逆流するというイメージを与えてしまうが、実際には各国で生まれたInnovationを横串で流通させることを意図しているとのこと。具体的には中国の地方医療機関向けに開発した製品をインドで利用した例を取り上げていた。

確かに中国の技術開発部隊は一部発展途上国に特化した新商品の開発(例えば純水製造装置)の基礎研究も行っているが、基本的にはローカライズに取り組んでいる。いわば、この戦略は「発展途上国には、国の発展段階においてほぼ共通の課題が生まれる」ということを利用した、ビジネスのスピードUP戦略とでもいったほうがよいのではないかと思う。世界中で展開しているMNC(multinational company:多国籍企業)だからこそ出来ることである。


② Vast Dataの利用

実際にVast Dataという単語を使ったわけではないが、GEのMarketing業務の中心は「データ分析」であることを繰り返し強調していた。
Vast Dataというのは、どちらかというと僕の以前のフィールドでバズワードとなりつつある単語だが、ようするに消費者の行動をものすごい量のデータで取得できるようになったことでデータ分析の密度と精度が高くなり、これまでよりも遥かにデータから多くのことを読みとることが出来るとともにカスタマイズでサービスを作ることが出来るようになる、という状態のことである。

僕は前提としてこの主にIT系の話しを知っていたので、B2BがメインのGEであってもそういう取り組みを行っているのだな・・というのを妙に新鮮に感じた。逆に言うと、現在GEの販売している商品・サービスはそういう「データ」を取得可能な機能をあらかじめ入れ込むようになっているということなのだろうと想像できる。


僕はB2Bビジネス -特にGEが取り組んでいるような機器系のビジネス- は全くの素人なのだが、今のIT技術を利用すれば、販売した機器の故障をクライアントよりも早く察知することなど簡単に可能であるし、おそらく実際にそういうことをやっているのであろう(授業でロールスロイスはそういうことをやっているという例もあったし)。

何というかうちのMBAにはデータ嫌いな人間が結構いるのだが、今後はこういう分野は限りなく数学と近づいていくんじゃないか・・と思うにつれて、もう少しデータドリブンな授業をやってもいいんじゃないかと思ったりもする※1


③ Marketing業務の変遷について

「中国やインドなどの発展途上国とのビジネスでも今後重要になるのだが・・」と前置きをしたうえで説明していたのが、GEのMarketing業務のうちかなりの部分が「提携先」とか「技術を持っているベンチャー企業」の探索に当てられているようになったのこと。
仮想例として挙げていたのは、次世代の小型ジェットエンジンの開発ではHONDAと組む可能性だってあるということ(ここでHONDAの名前が出てきて、うお~っと盛りあがってしまった)。

もちろん現実的にはGE + HONDAが明日明後日に実現するわけではないのだが、ようするにGEとしては技術の自前の開発だけではなく、ビジネスのスピードを上げていくためにMarketing業務の分野でも外部リソースを常に探しているということを言いたかったのだと思う。

GEといえば「GEの仕事は会社の売買です」と社員の方がジョークを言うくらい、M&Aを活発に行う企業で、その業務を主に担当しているのはBusiness Developmentという部署なのだが、Marketing業務でもそういう機能をもっているのだな・・というのはちょっと驚いた。本当はこの辺りのすみ分けをどうやっているのですか?と質問したかったのだが、おそらく地域とビジネスユニットごとに違うであろうと思い、断念。


■ 中国でのInnovationはBig Challenge ■

そして最後の内容は中国のInnovationについて(これが④です)。

今回のテーマはInnovationだったので、終始一貫そのキーワードに絡むように話しをしていたのだが、GEのブランドがまだ中国では十分浸透しているわけではない・・と言う前提のもとでの話だったので、Q&Aでは結構そのことに質問が入っていた。

まずMarketingの観点からは、今後も大規模な企業広告をするようなことをは考えておらず、現在コーポレート戦略であるEcomaginationHealthymaginationを中国国内でも推進していくとのこと。この時点でBig Challengeではある・・と認めていたのだが、当然のようにさらに質問は続く。

中国ではこういうEco(環境・エネルギー)とかHealth(医療・健康)という分野は政府の規制が非常に厳しいが、どうやってそこを突破していくのか?という質問が、CEIBSのスタッフから出てきた。個人的には、そういう聞きづらい質問はStaffからしてもらえると非常にありがたい※2


この質問は真正面から答えるのはやはり難しいらしく、中国は今後成長するにあたって外部からのInnovationも必要としているだろうし、その流れに協力していきたい・・という、他の企業でも答えられそうな内容だった。ただし、その後になぜかいきなり日本の名前が出てきたのでびっくり。

何でもGEによるとInnovationというのは「国民が自国の未来へ楽観的」であるほど、実現がしやすいらしいのだが、中国と言うのはアジアでは上位(世界では中くらい)で、何と日本はアジアで最下位です・・とのこと(ちなみに次に低いのが韓国・・本当か?)。
そもそもそういうデータはどこから出てくるのよ、という気もしたのだが、こうやって断言されてしまうとちょっと悲しい気もする。CEIBSは大陸のMBAで、比較対象は日本か韓国、あるいはシンガポールぐらいしかないのでよく話題になるのであるが、だいたい「会社として取り上げられる時は良い話し、国として取り上げられる時は悪い話し」と相場が決まっていて、なかなか歯がゆいものを感じてしまったりする。

とはいっても、少なくとも現在中国で学んでいる身からすると、たとえGEが仮に「世界一Innovartionを生み出せる企業」であったとしても、中国国内でそれを生み出し拡散するのは容易ではないと思う。それは国の規制やマーケットの問題というわけではなく、それをどうManagementしていくか・・という人の問題に落ちてくる気がするのだ※3。


最後に、本日改めて先日の話しをまとめていてふと、GEは戦線の拡大に対して人材供給がおいついていないのではないか・・ということを感じた。昨日のカウンセリングセッションでも社員の方が言っていたように、グローバルに対応するためにはローカル人材の採用が非常に重要になる。
しかし過去30年と比べれば、発展途上国の「国自体」の成長・先端技術の発展スピード・人材の情報取得のスピートの3つのギャップが大きくなっているため、発展途上国での速やかな人材補給が上手くいかなくなっているのかもしれない。なにせ、発展途上国から優秀な人が輩出されてきても、ドンドンベンチャーや金融で活躍できてしまう時代なのだ。

GEとして昨年よりもローカルリーダー育成プログラムを拡充させる予定と言っていたし、今後中国においても西部に市場が移っていくことを考えれば、人材獲得・育成は急ピッチで行わなければならないのだろう。個人的には、正直言ってカウンセリングプログラムで話した方々の「官僚的な側面」が非常に気になっているのだが、innovationを中国で展開したい!中国はアジアでNo.1の有望マーケット!と言い切る企業であることだし、引き続きウォッチしたいな・・と思っている。

個人的には夏のinternも受けたいのだけど、なにせ中国語がかなり高いレベルで要求されるんだよね。。



※1・・・個人的には僕のような理系院卒+MBAというのは最強の組み合わせなんじゃないかと思うのだが、大学院に二回入る時間を惜しいと考える人もいるかもしれない。
※2・・・いくらMBAと言っても、外部の人間やEMBA学生がいる中で日本人が規制の厳しさについて質問するのはなかなか難しい。そもそも「いやお前は外人だから欲しらんだろ」という雰囲気になったら意味ないし。実際はほとんどの中国人も知らないわけだが。
※3・・・Innovationという単語は欧米のゲストスピーカーからは本当によく聞くのだが、定義がイマイチ腹に落ちていないため、僕の理解が間違っている可能性もある。

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2011年12月 7日 (水)

午後まるまるGE Session、人材採用本気モードらしい(前篇)

昨日は一体何があったのか午後はGEから大挙派遣されてきて、午後はGEによるセッションで埋め尽くされてしまった。自分が尊敬する経営者の一人にGE出身であるラリー・ボシディーがいることもあり、僕はGEと言う会社に(恥ずかしながら)憧れというか尊敬のようなものを持っている※1

前半は来夏のInternship(1年生向け)および、リーダープログラム(2年生向け)への応募を希望する学生へのカウンセリング、後半は米国ヘッドクォーターのCMOが来てのスピーチセッションとなった(ちなみにその間にケースレクチャーセッションがあったのだが、席数の関係で参加できなかった)。時間もあることだし、志望可能性がある企業と言うことで、珍しく真面目に正装をして参加してきたのであった。


■ GEはローカリゼーションを進めます(なので中国語を頑張りましょう) ■

カウンセリングセッションとは一体何ぞや・・と余り内容もよくわからずに参加してみたのだが、簡単に言うとCEIBSの卒業生でプログラムに参加している方、人事部門の方、プログラム経験者がschoolに来訪して、自由に話しを聞く機会を持つことが出来るという会だった。

こういう会というのは学生側はそれなりに気合を入れて臨むものなのだが、会社から派遣される方は事前の説明を良く受けておらず、内容が食い違うことも多い・・・と心配になったのだが、案の定会話があまりかみ合わず残念至極(ただしHR部門の人はかなり突っ込んだ話をしていたようだったが、自分はその前に聞きたいことは聞けていたので、話す機会をもたなかった)


まず一番かみ合わなかったのが、すでにschool内ではかなり細かい応募要項が発表されているにも関わらず、カウンセリングをする方が全然それを把握していなかったことだ。例えば要綱には「過去○○年で××の経験があること」みたいな細かいことが書いてあるのだが、それについて質問すると「さあ、昨年はそんなのなかったからわかんない・・とりあえず応募してみなよ!」とか言われて終了。すまん、そういう回答だったらキャリアセンターの人でもできる。

次にガッカリしたのが、外国人学生へのフォローが全くないこと。要綱には「中国語が必須」と書いてあったのだが、詳細がわからないので聞こうとすると「ここは中国だし、中国語は必要ですよ」と。いや、それは知ってる、そうではなくてもっと詳細な要求レベルを知りたいのだけど・・・と粘ってもイマイチ会話が成り立たない。そもそもCEIBSは英語での授業を前提にしているので、diversityで広く門戸をと説明しつつ、中国語必須って若干フォーカスを間違っている気がするのである。

最後には「GEはインドにも、日本にもあるからそちらに応募したら?」とご意見をいただく。う~ん・・・なんというか、正論ではあるけど全然わかってない・・と早々に質問をするのを諦めて、中国人学生が質問するのを聞いていたのであった(聞く分には中国語で問題なし)。


いったん質問をやめて静かに話しを聞いていると、これはこれでなかなか面白いもので、GEが中国でどういうふうにビジネスを進めているか・・というのが何となく見えてくる。

① ローカリゼーションを進めます==政府系との仕事が多いということ

GE全体としてもローカリゼーションを進めるというのは一つの全体としての方向性なのだが、中国の場合にはそのビジネス領域との関係もあり、もろに政府関連(あるいは国営企業)との折衝が必要だとのこと。つまりローカリゼーションと言うよりも、率直に言えば「政府関連の人と話せる中国人スタッフが必要」ということである。

もちろん非中国人を排除するというわけではないし、一定数非中国人も採用したいらしいのだが、何せ莫大な数の中国人留学経験者がいるわけで非中国人の割合と言うのはまだまだ少ないらしい(ただしビジネスによって違うらしく、GE Capitalは欧米系もままいるらしい。ただしGE Capitalは中国ではあまり強くない)。



② GEの体質

これは過去にそういう話しを聞いたことがあるので驚かなかったのだが、民間企業 → 国営企業(SOE) → CEIBS → GEに移った方の話を聞くと、GE Chinaは「かなり堅い」雰囲気らしい。
確かに扱っている商品の特性上、そうなるのは仕方ないところもあるし、何せ膨大な数の人員を抱えているのでそこのところはある程度官僚的に縛る必要があるのだろう。それに中国の民営企業の中には必要以上に「自由/フレキシブル」な会社もあるので、これは少々割引いて話しを聞く必要があるかもしれない。

今回のズレだが、何もGEから来た方のみがずれていたわけではなくて、とりあえず頑張って企業の方に来てもらう所で仕事を終えてしまうキャリアセンターの方にも問題はあるのだと思う。CEIBSのキャリアセンターはかなり頑張ってる方だと思うのだけど、どうも仕事が荒いところがあって時間をロスしてしまうことが結構あるので、あと踏ん張り頑張ってほしいな・・と思うところだったりするのである。



■ いつもGEの車に乗っています ■

後半のセッションは、ヘッドクォーターのCMOが幅広いTOPICの中から特にInnovationに絞って話しをするというセッションだった。とはいっても、Chief Marketing OfficerということでまずはGE全体のマーケティングの話から始めてくれたのだった。

こういうセッションではだいたい冒頭にジョークを挟むものなのだが、「中国ではお客様からよく"GEの車にいつも乗っています。品質が素晴らしい"と言われるのですが、残念ながら車は作ってないんです、GE」と、中国にいる我々からすると頷けるような話しからスタートしたこのセッションは、非常に面白くてためになった※2

端的に言えばこれがGEの中国における現状で、今後どうこれを変えていくかが、マーケティング部門の一つの仕事なのである(長くなってきたので、明日の後編に続く)。



※1・・・憧れで何かを判断するとロクなことにならない、と理性は言っているのだが、日本にいるとあまり情報が入ってこないこともあり、興味関心が高いままで止まっているのが現状である。

※2・・・中国における外国自動車TOPシェアは"GM"

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2011年12月 4日 (日)

第17週目終了! -principleのない場面での反省は難しい-

先週末でテストも終わったため、今週は振り返り・・というかいろんな事のまとめの週。プロジェクトの中間評価がかなり良かったために、うちのグループはかなり弛緩した雰囲気が流れており、すでにTerm1は終わった気になっている。ちなみに僕は他の授業をメインに担当していたため、プロジェクトにはあんまりかかわっていない。たぶん僕が担当していた統計学のグループプロジェクトに関しては、他のメンバーは内容を理解もしていないと思うが、それはそれで構わないと思っている。

正式なTerm1の終了は17日なのでまだそこかしこにイベントは残っていて、今週もReflaction & appraisalというグループのメンバー同士でお互いを評価し合うという授業(これを授業とは言わないと思うが・・)があった。


■ グループメンバーとしての振り返り ■

これまでも繰り返し書いてきたように我々のグループはうまく機能していたし(成績が抜群に良いというわけではないが・・)、最後まで仲良く過ごすことが出来たので、こういったイベントもとても友好的に終わることが出来た。実際の振り返りはまずPC上でお互いの評価をし合い、全員の評価終了後にその評価をお互いに見合いながら何を思ったか・・というのを話していくものだ。

振り返り議論の前には教授から「過去何グループかは殴り合いが発生したことがあるのです」と、おそらく冗談ではないようなネタを振られたのだが、確かに仲が悪かったグループはたぶんかなり苦労をして振り返りを行ったのだと思う。一つのグループなど、最初から酒を用意してなんとか明るい雰囲気になるように心配りをしていた。


実際に僕がどんな振り返りを受けたのか・・ということだが、振り返りは「数値評価」と「自由コメント」に分かれており、「数値評価」に関してはほぼ自己評価とグループメンバーからの評価は一致していた。一般的にこういう評価モノの際には、日本人は自分に低めの点数をつけてメンバーと乖離してしまうということを以前の他の評価トレーニングで学んだので、思いっきり高目につけたら、それでちょうどよいぐらい・・という非常にありがたい評価をいただいた(まあ普通に考えれば7段階で1とかを躊躇なくつけるような人間はいないであろうけど)。

自由コメントの方はと言うと、だいたい二つに分かれていた。一つは「とにかく勉強してる時間が長いので、もっとゆっくり寝てパーティーに行け」であり、もう一つは「こだわりが強いので、文化の差を理解したほうがよい」というものだった。


勉強の時間が長い・・というのはたぶんいつもメールを送る時間が朝4時とか5時とかそういう狂った時間だったからそう思われたのだと思うのだが、実際にはこうやってblogを書いたり関係ないことやっていたので、そんなにたくさん勉強しているという気はしない。確かに最後の方は作業する → やってきてない人間に呼び出されて教える(ここですごい時間を食う) → 自分の勉強はその後にやる・・というサイクルだったので、勉強で遅くなる時もあったのだが、それは昼の時間を使えなかったからというだけなので、何と言うか自分の時間の使い方がへたくそなだけだったと思っている。

もう一つのこだわりの方はよくわからなかったので、評価をくれた人に直接聞いたのだが

  • 中国では質問をする時に、よくわからなくても相手が教授だったら納得したふりをする
  • こだわって意味がないところには、こだわらないのが中国流。こだわるのは自分にメリットがあるからだと中国人は思う

というわかったようなわからないような解説をされたのだった。要するに両方に共通してるのは「必要ではないところは手をぬいとけ!」ということだったと理解したのだった。



■ "場"にはprincipleが必要 ■

こういう評価の場というのはMBAだけではなくて会社でもあったのだが、いつも無駄とは言わないが、そんなに有益ではないと思っていて、今回も残念ながらその感想は変わらなかった。

なぜこういう評価モノが有益だと思えないか・・というと、結局こういう評価系って「周りの人がどう感じたか」という物差ししかなくて、改善の方向性がよくわからないからなのだ。


僕はほとんど自分の中の価値観というか信念というか、とにかくそういうものとしてsense of excellenceというのをすごく大切にしている。さらに言えば理系出身だということもあり、少なくともある分野においては「正しいものは正しく、間違っているものは間違っている」ということがあると信じている(数学なんか、まさしくそういう一例)。もちろんビジネスは 0 or 1ではないが、より確からしいか確からしくない・・というのは判断可能だと信じている(もしそうでなければそもそもbusiness competitionというものが成り立たない)。

そういう価値観というか細部へのこだわりというのが、どのくらい周囲の人から見て奇異にみえるか・・というのは結局、その場で暗黙の了解とされている「標準」との差でしかない。少なくとも、僕が知る限りにおいて日本企業、そしてCEIBSにはそういった標準が明文化されているようには見えないし、さらに言えば僕の見える範囲ではそういうsenseが十分に高いとは思えない。


以前、WEBで日本GEの記事を読んだ時に、当時の社長である藤森さんが「GEは明確なリーダーシップを評価する価値観があって、それは凄い乱暴な話しではあると思う」ということを仰っていて、まさしく評価に必要なものと言うのはそういうものだと思ったものだった。結局、評価をするにあたっては何かしらモノサシが必要で、たとえ乱暴であってもそれは外部で決定するしかないのではないか・・というのが今の僕の考えなのである。

もちろん、みんなは僕の体のことやWork-life-balanceのことを心配してくれているので、個人としてもTerm1は自分の時間をもっと有効に使えばよかったと感じているので、改善するところは改善したいとは思っている。それでも、僕にとっては、一つ一つの仕事というのは「自分の作品」みたいなものなので、人に迷惑がかからない範囲で魂を込めたいと思うのだ※1真・善・美がモットーの僕は、実のところあんまりビジネスには向いてないのかも・・と時々思ったりするのである。。


※1・・・人を猛烈にpushするのはより大変だし「間違った答え」でない限りにおいては、自分でやった結果がチームの中で採用されないことにはあまり腹が立たない。ガッカリはするけど。。

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2011年12月 2日 (金)

飛行機を近くで見るために、会社訪問イベントに参加してみた

昨日はschoolのTravel industry club主催の会社訪問を利用して、虹桥空港近くにある中国東方航空傘下にあるメンテナンス専門子会社(中国語名:东航工程技术公司、英語名:China Eastern Engineering and Technology)を訪問してきた。Travel Industry clubというのは中国の旅行関連業に就職したいと考える学生が加入しているclubで、主に航空業界が対象である。

広大な中国ではサプライチェーンは非効率の塊なので、今後最も発展が期待される分野の一つだと思うのだが、何せ莫大な資本が必要、規制ががんじがらめ、給料が安い(profit marginがそもそも低い)ということで学生陣には不人気な業種。それでも、こういうイベントに協力してくれるのだから、少なくともMBAには好意的なのだろう。思いの深さが一致しない気もするが、ありがたい話である。


■ とにかく飛行機を近くで見たかった ■

さて、今回このイベントにclub memberでもないのに参加してきたわけだが、はっきり言うと航空業界には全然興味がない(サプライチェーンには多少興味がある)。じゃあ、なんでこのイベントに参加したかというと、いたってシンプルで「近くで整備中の飛行機を見る」ことが出来るからだ。

僕は工学部出身なのだが、だいたい僕ぐらいの年で工学系に進んだ人間と言うのは宇宙・ロケット(飛行機)・車・兵器のどれかに一度は魅せられた経験を持つはず(と信じている)。ちなみにPCが好きで・・というのはもう少し後の世代になるかもしれない。
東大では航空工学系は建築系と並んで最も点数が高く、教養時代には部活と酒に時間を費やした自分が届くはずもなく、そこで憧れみたいなものは消えたわけだが、やはりこういうメカを近くで見るのは大好きだし、あの整備中のオイルのも好きだ。ということで、浦东にあるschoolからみんなでバスに乗って虹桥空港に向かったのであった。

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東方航空はれっきとした国営会社なので、施設に入るのはそれなりにセキュリティーも厳し い。事前に本人チェックのためにパスポート番号を伝えなければならなかったし、当然当日もパスポートは持参。写真撮影もハンガー内は禁止である。しかし結局パスポートはチェックされなかった。こういうところも中国である。


到着するとまずは会議室に通されて、いかにも中国らしい会社紹介ビデオを見る。ちなみに中国らしいビデオというのは大体次の3点を満たしている。

  1. ビデオの最初か最後には意味なく鳳凰とか龍が出てくる。
  2. やたらと現場の人が頑張っているシーンが出てくる。しかし、一つの問題に5人で取り組んでいるシーンとか出てきてしまうので、外人的には「非効率じゃね?」と思うこと甚だしい。
  3. 音楽の容量がやたら大きくて、常に重厚な音楽が流れてくる。そこにメリハリという言葉はない。

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ビデオ終了後も業界の説明があるのだが、申し訳ないが担当者の英語がイマイチな上 に、業界知識が全然ないのでさっぱり頭に入ってこない。おまけにschool側の担当学生(ひとつ上の学年でシンガポール人。英語があまり上手くない)が「複雑なところは俺が訳します」と言っていたのだが、
質問者が英語で質問 → 会社側が英語で回答 → 担当学生が英語で説明、
とまったく意味がわからない。そこは会社側に中国語で説明してもらって、担当学生が英語に訳すところじゃないのか・・?と思いながらもお茶を飲んでいた。


そんな中でもかろうじて話を拾うことが出来たのは以下の二つ。

① 中国の航空機整備業界(MRO業界と言うらしい:M=maintenance, R=repair, O=overhaul )の市場規模は500億元(約6000億円)ある。
個人的にはこれは結構デカイ業界なんじゃないか・・と感じたのだが、帰ってきて日本の市場規模を調べようと思ったら、日本にはそもそも市場がないらしい。世界規模ではどのくらいか・・と調べたら、2012年予測52billionドル(約4兆円ぐらいか・・)とあるので、結構大きいマーケットである。しかも、これストックじゃなくてフローで入ってくるのでそこそこいいビジネスなのではないだろうか。
中国は今後飛行機の数も増えるだろうし、西部が活発化すれば飛行機移動もさらに増えるだろうから、意外と面白いビジネスなのかもしれない。

② MRO業界の最終利益率は15%。
これはびっくり。親会社の東方航空の利益率がだいたい2%強なので、超優良子会社である。これはつまりどういうことかと言うと、世界中(中国)にはまだまだ航空会社が多くて非効率があるということ。
これだけ利益が出るということは、内部でやるよりも外に出す(=assetを少しでも軽くしたいと考える)航空会社が多いということで、外部化によりスケールメリットが生きる・自社以外からもサービス受注が出来るというメリットがあるということだ。ちなみにこの会社はJALとANAも請け負っているらしい。ANAはCAと提携しているんですが、整備はMUなんですね。

と、それなりに勉強になることはあったのだが、やはり飛行機の魅力には勝てない。早く飛行機を見せてください・・・と祈りながら、お茶を飲み干していたら当然のごとくトイレに行きたくなったのだった。


■ 国営企業は副総経理が多くて、個室が多いんです ■

トイレに行くためには当然会議室を抜けなければならないわけで、ビル内をうろうろすると実に部屋が多い(ビル内の写真は禁止されたわけではないが、余計なことをして突っ込まれるのも嫌だったので写真は取っていない)。で、部屋の上を見ると副总经理(Vice president)と書いてある。う~ん、この会社にはVice Presidentが一つのフロアだけで3人もいるのか・・・。

というのはさておき、本当に個室が多い。廊下に面して扉が並んでいるのだが、これが全部個室! 日本や普通の私営企業でイメージするような大きな部屋は一切なく、全て個室である。さすが国営企業は違う・・と感心したのであった(もちろん皮肉)。あれじゃあ、国営企業が非効率・・というのもわかる気がする。


さらに1階入口の部屋割りを見ると4回は「党委書記」と書かれた部屋がある。「これ何?」と思わず同級生に聞いたのだが「いや~国営企業にはこういうのがあってね・・」と苦笑い。話にはもちろん聞いているし、知識としてもあるのだが、まさか子会社にまでこういうのがあるとは思わなかった。というか、実際何をやるところ部署なんだろうか。。もう5年目になるというのに、やはりまだまだ謎は多い。

と、本来の目的以外のいろんなところでやたら興奮をしたのであるが、もちろん近くで見る飛行機は格別。整備中の飛行機を見るのは初めてだったのだが、ペイントし直す時には普通にダンボールで目張りするのね・・とか、トイレの排せつ物を取り出す穴を見つけたりとかなり楽しむことが出来た。
本部側の偉い人がわざわざ気を利かせてくれて「それではプロジェクト管理について説明します(キリッ)」と言ったのに、現場側では「すいません、今はフローチャートありません」というそもそも整備の質として大丈夫なんでしょうか的なやり取りがあったりと、いろんな意味で非常に楽しむことが出来る会社訪問であった※1


ちなみに中国東方航空と言えば、オリンピックの時に北京にいったらなぜか給与ストに巻き込まれて足止めを食ったり、シンガポールでは二台あるはずのコンピューターが二台とも故障し気合いで直したと思ったらクルーが全員帰ってしまい結局8時間も出発が遅れるという、安心と信頼の中国品質を保つお気に入りの航空会社である。マイルたまりやすいし、ホントに便利。

あとは・・これで冬じゃなきゃね・・ハンガーは広いし、周りには何もないしで、この冬一番の寒さの中で飛行機を見続けるのはそれなりにしんどかったのだった。。


※1・・・その後に「今ではフローチャートはPCで管理をしております!」と説明があったのだが、あれだけ部品類の受発注などを全て紙で管理しているのに、そこだけPCのみというのはあまり信憑性がない。

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僕はこんなところで生活しとります 

CEIBSに限らずMBA schoolというのはだいたい学生寮を用意してくれている。そもそも米国の大学の場合、学部生は寮にすむことは一般的だし、中国の場合でも寮が学内にあるのはごく当たり前なので、どちらかというと日本のほうが一般的でないのかもしれない※1

(半分ほど)冬休みに入ってその寮の自分の部屋にいる時間が長くなったのだが、さすがに設備がしょぼいので、一部手直しを行うことにした。ということで、部屋がどんな感じなのかを改めて記録しておこうと思う。


■ 寮について(おさらい) ■

日本ではMBAというのはどちらかというと社費派遣でいくのが一般的かもしれないが、CEIBSには社費で来ているのは本当にごく一部(たぶん10人に満たない)。基本的には私費での参加であり、無収入で出費を抑えたい学生にとっては寮は欠かせない選択肢である。

寮はテレビのあるなし×二人部屋/一人部屋の組み合わせで4タイプあり、一月の家賃は950元~2500元強というところ。光熱費込み+二週間に一回の部屋掃除込みでこの値段なので、かなりお得と言えるだろう。何よりシャワーを浴びないので良ければ、起床から3分で教室までたどり着ける。
学生としてはもうすっかり大人になっているわけだし、できることなら一人部屋に住みたいのだが、残念ながら数に限りがあり希望者全員が一人部屋に入れるわけではない。僕も入居前には熾烈なバトルをして部屋を勝ち取ったという経緯がある(前篇後編


■ 住んでいると体調が悪くなります ■

さてこうやって獲得した一人部屋であるが、住環境はあまり良いとは言えない。中国生活が長いことと、現在は常にコスト見合いで生きているので、不満をわめきたてるほどではないのだが、ここはもう少し直した方が良いんではないの?という点はたくさんある(特に海外学生をさらに増やしたいのであれば、改善は必須だと思われる)。
ちなみに写真は全て現在僕が住んでいる部屋の様子。これまでは50平米の部屋に住んでいて、ほぼ全ての荷物を持ち込んだために異常に荷物が多い部屋になっている。友人によると角部屋なので、普通の部屋よりは若干広いらしいのだが、これも入居時に文句を言いまくったプラス効果であろうか。。


① 椅子がしょぼいDscn0887_768x1024
右の写真が部屋に据え付けられた椅子なのだが、かつて人生でみたことがないくらいショ ボイ椅子である。なんというか学校にあるような椅子なのだが、意味不明にお知りの部分がへこんでおり、座りづらいことこの上ない。
入居当初はクッションを引いて補正していたのだが、どうもクッションだと背中の筋肉を変な風に使ってしまうらしく肩こりがひどくなったので断念。その後は校内で使われていないミーティングルームを見つけては利用して勉強していたのだが、冬になって急速になり寒くなったため外に出る気がしなくなり、これも断念。とりあえずECサイトで椅子を新たに購入することにした。


② 空調がしょぼいDscn0888_768x1024
セントラルヒーティング方式で外気温が一定温度以下にならないと暖房がつかないので、11月の寒い日は本当にしんどい。そして暖房がついたらついたで、ダクト内が汚れているため、部屋の空気が一気に汚くなる。そして咳が止まらない。
現在は窓を開けて対応しているのだが、冷気と暖気が部屋の真ん中でぶつかってるのを感じることが出来るほど、外は寒い。一度通風口は掃除したのだがあんまり効果がないので、今年の冬はたぶんず~っと窓を開けっ放しにしておくと思う。


③ 水周りがしょぼい Dscn0889_768x1024
中国の水と言うのはそもそも汚くて直接飲んだら即効で健康に影響があるレベルなのだがそれを差し引いても、定期的に茶色い水が出てきたりいきなりお湯が出なくなったりと毎日がスリリングである。
先日はいきなりトイレの水が流れなくなる・・という事件が発生し結構焦った。設備がしょぼくてレバーに連動する鎖が切れていたのだが、利用前に気がついて良かった・・。


とまあ、わずか20平米の部屋で日々トラブルが発生するのが中国生活の醍醐味である。
自分の部屋はあまりにも寒々しいのが嫌なので、ず~っとカーペットをひいてあるのだが部屋に来る友人に言わせると「かなり雰囲気が変わる」そうなので、こういうことが出来るのも一人部屋のありがたさ。

繰り返しになるが部屋の安さを考えるとこれ以外の選択肢を今更検討する気になれないので、うまく付き合いながらあと1年と3ヶ月(結構長いな・・・)のMBA生活を過ごしていきたいところである。


※1・・・TOEFL受験中に中国の複数の大学に行ったのだが、寮を含めたその広大さにびっくりしたことがある。校内も大きすぎて、休み時間内に移動ができないのでは・・と思ったり。日本でも筑波大学はそうだという話しを友人から聞いたことがある(東大も相当大きいが)。

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