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2012年5月

2012年5月27日 (日)

第42週目終了! − アジアのMBA業−

(テスト勉強の影響で一週間バックデーとしてのupdateです・・情けなや)
Term3の前半もあっという間に今週で無事に終わり、授業は全て終了。残すはテストとレポートの提出がいくつかのみ・・ということで、無事にMBA生活42週目も終了。Term3は一つの授業が7回しかないこともあり、授業はあっという間に終わってしまう。前半はどうしようもない授業だったChinese economy reformとすばらしく面白かったアントレプレナー論があって、混ぜ合わせるとちょうどいいぐらいの塩梅だったろうか・・。来週のテストを一週間挟んで、後期の選択授業に向かうのがCEIBSの日程である※1



■ Globis堀さんがCEIBSにいらっしゃる ■

今週は日本のMBAスクールでは老舗といってもよいGLOBIS(以下グロービス)の学長である堀さんがCEIBSにこられる、というイベントが有り、日本人学生と話したいという要望をいただいたとのことで、珍しくバチッと正装をしてお会いする・・という機会があった。なんでもグロービスは中国で日本企業向けの研修などを行うコンサルタント会社である「顧彼思(上海)諮詢企業管理有限公司」を設立するとのことで、その設立イベントに出席するために上海に来られたらしい。
また、堀さんはハーバード・ビジネス・スクール(以下HBS)でMBAを取得されているのだが、うちの学長がもとHBSの教授だったということも、もしかしたら関係あったのかもしれない。

さすがにお忙しい身であるので、今回は20分ほどしか時間をもらうことが出来なかったのだが、まず特にお供もつれずにふらりと一人でフロアにいらっしゃったのには驚いた。いくらschoolから空港に迎えが言っているとはいえ、一人で来るとは・・(まあ、普通なんだけど)日本企業がくるとお供の人が大挙してくるのだが、やはりこういうところはMBAということで身軽なのであろうか。。
なにせ20分ほどしか時間がないので、話す内容もだいぶ限られてしまい、まずは堀さんから現在のschoolにちうての感想+こうなったらよいな・・という改善点について質問があった。ここら辺はこれまでもblogに書いているような内容をさらっと話して、どちらかというと興味があったグロービスの話をお伺いした。


グロービスとは今年の4月に行ったJapan Tripで交流会をやった縁もあり(そういえば、Japan TripのBlogかかなくちゃ・・あぁ・・)、今後フルタイムも増やして行くという話を聞いていたので、その話を中心に伺った。やはり、どうしても最初はトライアルという形にならざるを得ないものの、講師・学生・就職先の三点セットについてリクルーティングを本気でやって行きたいというお話だった※2

日本企業はどうしてもMBAを積極的に採用するというモードではないので、なかなか難しいところもあると思うが、やはりMBA学生としては日本でもMBAの価値が上がることはいいことなので、頑張ってほしいなぁ・・と思っている※3。そういう観点から、とにかく企業とのコンタクトや案件獲得担当を増やしているCEIBSの体制は参考になるとのことだった。
今年も日本人が入ってくるので、ぜひぜひグロービスとの交流は続けていってほしいものである。


■ アジアのMBA競争 ■

以前にCEIBSがファイナンスMBAを作るという記事を書いたことがあるのだが、アジアのMBAというのはここ20年ぐらいで一気に市場が出来てきた、MBAビジネスにとってはある意味主戦場となるような地域である。すでにある程度ランクが決まってしまっている欧米とは違い、ここは白地であるため、現地系MBAと欧米スクールが入り乱れて競争を繰り広げている。

例えばシンガポールには今度エール大学が進出してくるし、上海にもニューヨーク大学スターンスクールの分校が出来るらしい。個人的にはMBAの価値の何割かは「その場所」が持っていると思うので、やはりスターンスクールに行くのであればNYに行った方がいいんじゃないの、という気がするのだが、それでもこれだけ需要があるマーケットであれば、また新しい取り組みも出来るのではないかと思う。


アジアでMBAスクールが勃興する外的要因とはだいたい3つあるのではないかと、個人的に思っている。

  1. 経済発展に対して人材育成が追いつかない
  2. 経済発展というのは投資をガンガンするとか技術を買ってくるといった「物量」や「金」で何とかなる部分もあり、また即効性もあるものなのだが、人材開発だけはそういうわけにはいかない。どんなにシステムをマネしてみても教育というのはやはり「教える側の文化」も程度変化していないと効果がないので、どうしても即効性がない。ゆっくり待ってるわけにはいかない・・となれば、そこは(ある意味で)ビジネス面で金太郎飴のような人材を輩出できるMBAというシステムはあっているのではないかと思う。

  3. MBAではハードスキル(資格)とネットワークが手に入る
  4. これは特に現在の中国で顕著なのだが、あまりにも転職率が高くて、各個人にスキルがたまる時間をとることが出来ない。これはもう悪循環で、そうなるとHR部門もソフトスキルをじっと見るというわけではなくて、どこの大学を出たか、どういう資格を持っているか、そしてどこの会社で働いていたかしか見ることが出来ない※4。MBAというのはそういう意味でシグナリング効果がかなりある(ついでに言えば、これはたぶん世界どこにいってもそうだと思う)。
    その上、MBAにくればいろんなところに人脈を作ることが出来るので、これは新興国であるアジアではかなりの意味を持つ。両方を一気に手に入れることができるとなれば、投資も十分に回収できるというものである。平たく言えば労働者側にMBAをとるインセンティブが強い。

  5. 欧米系企業の浸透度がそれなりにある
  6. どこの国でも自国企業の育成というのは非常に重要なわけだが、残念ながら現在のように資本マーケットがそれなりに統合されてしまった状況では、自国を完全に閉鎖して時間をかけて自国企業を育成するといわけにいかない。また最初の経済成長をもたらす要因は、やはり外資の技術流入と直接資本の投下が大きい。その結果何が起こるかというと、日本ではあまりみかけることがないが世界ではブランド力のある多国籍企業の名前が浸透するというわけである。
    当然そういう企業は現地マネージャーを雇う必要があるというわけで、MBAというのは彼らにとってもわかりやすいシグナルである。


さて、こうやって見るとアジアで上記の条件に当てはまらない国があることがわかる。・・そう、日本だ。日本は戦後比較的ゆっくり時間をかけて成長することが出来たし(停滞しているとはいえすでに1世代30年としても、2世代経過している)、ネットワーキングは主に大学がその役割を担っている。欧米系企業が入る隙間がないほど日本企業は強力だ、ということで、日本でMBAがこれまでメインでなかったのも、何となくそれなりに理由があるのでは、と思うのだ。

ただ、これまではそれでよかったが、今後はどうなるか・・というとそうはならないと思う。個人的には、日本でトレンドとなっている(ように見える)「全体の底上げ」的なMBA教育よりは、ミドルマネージャー狙いのリージョンMBAとトップ狙いのグローバルMBAというようなメリハリが有る程度あったほうがいいのでは無いかと思っているのだが、いずれにしてもビジネス教育というものがより必要になるのは間違いない※5。なるほど確かに受講人数が増えると、プレミアム感がなくなる・・という問題はあるものの、まずはMBAという価値観が浸透するのが先というのも理解できる。


そういう意味でグロービスの活動ももちろんだし、金銭的に負担の小さいアジアMBAというのはまだまだ価値を出せるだろうと信じている。あとは・・少しでも後輩になる人のために何かを残せたらと思うんだけど。とりあえず思ったような就職が出来れば、それは結構珍しいケースだと思うので、まずは背中で見せて行けるようにしたいかな。あんまり大きい声で話すのは好きじゃないし。



※1・・・授業はどうしようもないChinese economy refromだが、授業のレジュメを見ると「ちょっとは」いいことも書いてある。ただPPTのはずのレジュメもひたすら文字が羅列しているだけなので、読むだけで激しく疲労するのであった・・。
※2・・・MBAのビジネスモデルはなるべく優秀な学生を集めて(学生のリクルーティング)、優秀な教授陣が短期間(最長二年)で一定のスキルを持つ学生とし(教授陣のリクルーティング)、MBA採用を行いたい企業とのマッチングをする(企業のリクルーティング)というモデルである。このトライアングルがグルグル回りだすと、MBAの評価要素全てが向上して行っているといってよい。
※3・・・個人的には採用というのは企業文化といった個々の戦略から、社会慣習とか雇用慣習とかも影響するので、日本企業の選択はそれはそれでありだと思う。現状やばいというなら、変えればいいんじゃないの?という気もするが、影響が大きそうだからね。MBAホルダーだったら、環境に文句言わずに自分でなんとかしなきゃね、と思うのが自分の立場。
※4・・・この辺りは自分が就職活動していていろいろと感じることがあるので、必ずまとめたいと思う。日本の人材支援企業がやるようなハンズオン型人事部研修は結構価値があるのではないかと本気で思っている。
※5・・・もちろんこのヒエラルキーは流動性がなければないといけないのだが、社内だけで抱えきれないことを考えると、この辺りは嫌でも解雇規制との兼ね合いを見なければならないと思う。ので、自分の中ではまだ奇麗に考えがまとまっていない。

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2012年5月24日 (木)

Korean nightでドラムをたたいて酒を飲む

先週火曜日は、CEIBSのイベントの中でも最も大きい
イベントの一つKor
Imag0107ean night が行われた。このイベント、名前もそのままに韓国人の韓国人によるイベントである。韓国一色のイベントであるにもかかわらず、その規模の大きさと準備期間は他のイベントの追随を許さぬレベルで、年明けぐらいから韓国とは全く関係のない我々学生の口の端にもあがってくるほどのイベントである。今年も例年と変わらずイベントが決行されたわけだが(当日は雨が降っていたが、午後にはやんでいて本当によかった)、幸運にもactorとして参加することが出来たのであった。


■ Korean night: Korean総動員のイベント ■Dscn2089

僕の在籍しているCEIBSは日本では極めてマイナーな存在なのだが、これがお隣の韓国 では全く逆の状態らしく、毎年たくさんの韓国人が入学してくる。うちの学年でも非中華系学生の中ではNo.1のシェアを占めており、全学生の1割弱が韓国人という状況。ただ、この韓国人グループ、基本的に自国の学生と固まっていることが多いので、他の学生たちと積極的に交流をするかというとそういうわけではなく、なんとなくちょっと浮いた存在ではある※1

また彼らは兵役がある関係で比較的入学時の年齢が高い。CEIBSではだいたい28~29歳が平均値なのだが、たぶん中国人の平均値はややこれよりも低く、韓国人はこれよりも高いに違いないと思っている。結果としてというか既婚者も多く、子供を中国に連れてきている韓国人もいる。

さて、その韓国人が半ば「強制的に」全員参加させられるイベントがこのKorean nightである。MBAでは大なり小なり自国の文化をアピールするイベントを各国の学生が行うものなのだが、このKorean nightはいくつかの点で他のイベントとは大きく異なっている。

  1. 準備に参加する人間が多い+強制
  2. すでに述べたように韓国人はCEIBSの中では一大勢力となっているのだが、そのすべての人数がこのイベントへの参加を行う(強制的か否か・・は置いておいて)。我々のような学生イベントでは、やはりイベントの規模を決めるのは組織側の人間の数であり、その参加度合いである。

    もはやCEIBSの一大イベントとなってしまったKorean nightは強制力も抜群で、ほぼすべての韓国人が数ヶ月前から準備に参加していた。
    一方で、それほどまでに強制力を発揮するイベントであってもやはり数人は準備に参加せず、毎年イベント前後では韓国人間で仲が悪くなるらしい。他のMBA schoolで企画されるJapan Tripも日本人学生間で同じような問題が起こると聞いているので、人数が多ければ多いでなかなか大変なんだろうとは思ったりもする。

  3. 全編Korea一色
  4. 今でこそ韓国アイドルがアジアで認知を得ているとはいえ、欧米人からすれば韓国文化とは何ぞや?というのはやはり普通にもつ疑問である。ところがこのKorean nightはそういった疑問にはほとんど答えることなく、全編韓国文化一色である。正直言えば、これのどこが韓国文化なのかよくわからん・・・というのもたくさんあったのだが(なぜか綱引きもあったし、途中で挟まれたダンスは全く韓国には関係なかった気がするのだが・・)、参加者に媚びないその姿勢は、文化イベントはかくあるべし!という強い意志を感じさせる。
    僕が参加することになったバンドもすべて韓国語の歌で、韓国人以外のボーカル陣は意味もわからず韓国語を歌っていたのであった。当然客もまったく歌詞の意味はわからない。

  5. 予算規模が半端ない
  6. Korean nightはスタートから終了まで予定では6時間もかかる大イベントである。プログラムも食事や文化紹介イベントからステージでのパフォーマンスまで幅が広く、そのための予算もかなりの額となる(今年も数万元レベルである)。もちろん参加者からもチケットでそのうちに幾分かは回収しているのだが、それではとても足りない。

    そのため、韓国人は入学時から一人ひとりが毎月一定額をこのイベントのための拠出することが義務付けられているらしい・・・(恐ろしいイベントである)。
    もちろん自分の懐が痛むのは誰だって嫌なわけで、このイベントにはスポンサーもついている。韓国と言えば言わずと知れたSamsungもスポンサードをしていたし、料理も韓国レストランからスポンサードされていた。過去には韓国領事館も協力したことがあるらしく、この結び付きの強さはやはりちょっと(だけ)うらやましくもある※2


■ お祭り参加はかかせない! ■

僕はschoolではInternational clubという、非中国人が行うイベント(というかお祭り)を運営するclubの運営メンバーをやっているので、これまでほとんどすべてのイベントに参加している。今年はおまけにJapan Tripというイベントまで実行したので、実に多くの時間をお祭りごとにつかっていることになる※3

今回ももう一人の日本人学生が前々からバンドのボーカルをしているという縁から、一曲だけドラムをたたく機会をもらうことが出来た。ちなみにドラムは高校時代にたたいていたり、エレクトーン教室に行くと電子ドラムがあればたたいたりと、それなりに叩けるのである※4

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正式に参加できることが決まったのは、イベントのわずか二日前だったのだが、曲がすこ ぶるシンプルな曲であったため準備期間もそれほどなくとりあえず形にすることは出来たの。ちなみに曲はもちろん韓国語の曲でNo Brainというバンドの○○○という曲である(リンク先はYou Tube。なんとなくキシダンを思わせる雰囲気である)。

当日はイベントが始まるのが18時、我々の出番は22時過ぎと、そこまでの間に泥酔してしまうのでは・・という心配があったのだが、さすがにイベントに穴をあけるわけにはいかないという責任感が発揮されたらしく(というかそれが当たり前だ)、無事に自分の出番が来るまでには酔いがさめ、曲を披露することが出来た。

本番では途中から複数の韓国人が混ざってきて何が何だかわからないまま終わってしまった・・というのが正直なところだが、とりあえず仲のよい友人たちには楽しんでもらえたようなので終わりよければすべて良しである。ちなみに利用しているドラムは同級生が音楽活動をしたいという理由から購入した電子ドラムで、演奏中にケーブルがはずれかかりハイハットの音がほとんどしなくなるというトラブルが発生してしまった。

何とか音を出そうと強く叩いたせいなのか、それともほとんど練習する時間がなかったせいなのか、とにかく気合を入れて叩きまくった結果翌朝には右手の手首に激しい痛みを感じるようになってしまった。一週間たった今も右手にはリストバンド巻いた状態でキーボードを叩かないといけない状況である※5

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これで最大のイベントも無事に終わり(本当に雨がやんでよかった・・)残すところMBAでの お祭りもOne year partyのみ。夏休みに入れば友人とも会うこともなくなり、そのあとは交換留学の季節ということで、いよいよ終わりが近づいてきた感が満点である。実際はまだTerm3のテストとかたくさん残っているのだが。



※1・・・言語の面で常に仲間内だと韓国語を使っているということが理由の一つとしてあげられるかもしれない。インド人も同じように一大勢力なのだが、彼らのほうが英語で会話をしている時間が長いような気がする。

※2・・・我々日本人ももう少し数が多ければ、日本企業がスポンサードしてくれるとは思うのだが、なにぶん今年は2人だったのでJapan Tripへのスポンサードは早々にあきらめた。数が増えると期待される数年後の日本人学生に期待である。

※3・・・他schoolに行っている友人に聞いたところCEIBSはその期間が短い(18か月)のわりに、イベント数は圧倒的に多いらしい・・・。

※4・・・エレクトーンはずいぶんと小さいころから一人暮らしを始めるまで10年以上練習をしていて、両手足を別々に動かすことが出来たので、ドラムはその応用という感じでやっていた。

※5・・・大学時代に練習していた少林寺拳法の影響でもともと右手首は痛みやすく、ひどい時にはなにもなくてもキーボードをたたく際にはリストバンドが必要になる。最初のうちはテーピングをまいていたのだが、あらぬ誤解を受けることがあるので、最終的にリストバンドにたどりついたのだが、周りから見ると相当変人に見えるらしい。

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2012年5月20日 (日)

第41週目終了! - インターン企業がようやく決まりました -

上海は例年通り春が短く、もうすっかり夏の気温になってしまった。おまけに今年はschoolのdormの二階にすんでいるせいか、蚊に悩まされたり、謎の虫が学内で大発生したりとなんとも息苦しい季節になっている。会社訪問時はスーツを着ていかざるを得ないのだが、地下鉄の中がしんどいので、この時期の就職活動は本当に拷問である。ということで、暑さもすっかり本番になってきたMBA生活も41週目が終了。


■ インターン企業が決まる ■

今週最大のTOPICと言えば、無事にインターン企業が決まったことである。本当に決まるまでに長かった・・というのが正直な感想なので、まずは決まったことを素直に喜びたい。MBA学生の最終的な目標はそれぞれの志望する会社や企業に入ることなのだが、実際の業務経験をつむことが出来る夏のInternは非常に重要な機会である。さて、そのInternというのはだいたい3種類ある。

  1. 採用に直結するプログラム
  2. 欧米の大手企業や中国でも金融機関などが行うインターンがこれに当てはまり、インターンを完全に採用プロセスの一貫として設定しておき、パフォーマンスがよければそのまま採用するというモノである。一般的にはLeadership programとよばれており、基本的にはMBA学生にしか機会が開かれていない。企画する企業はだいたい欧米の多国籍企業(だいたいにおいて売り上げ10bilion USDを超える)で、うまく行けばそのままOfferをもらえるということで、一般的に学生の任期は高い。プログラムもかなりしっかり設計されており、ただ業務をするだけではなく、企業側が企画するパーティーに参加することが出来たり出張が入ったりと非常に充実している。

  3. 採用に直結しないがしっかり企画されているプログラム

    これはどこの企業かにかかわらず、ある程度人材獲得熱心な企業が提供しているプログラムで、事前にそれなりのテーマが決まっており学生は2ヶ月でそれに取り組むというもの。もし運がよければそのまま採用offerを獲得することができる可能性もあるが、採用を前提としたプログラムではない。多くのインターンプログラムはこのカテゴリーに含まれる。しっかりと給与も出るし、事前にある程度プログラムの分量も計算されているので、学生としても取り組みやすい。キャリアてチェンジをしたいが業界経験がない場合など、フルタイムの就職にむけてここで経験をつむということが出来る。

  4. とりあえず安価な労働力獲得
  5. 欧米のMBA schoolではこのカテゴリがあるかどうかはわからないのだが、CEIBSではまだまだこのカテゴリーに入るインターンも結構ある。はっきり言えば学生の夏休みの短期バイトと変わらずに、とりあえず学生を集めた後に実務の一部をアウトソースしたり雑務をこなしてもらうということになる。職場の雰囲気に触れることが出来るし、履歴書に会社名を書くことも出来るので学生側にメリットは多いにあるのだが、実務経験という意味では本人の能力×受け入れ側の担当者の人柄×タイミングに左右されるので、運次第ということになる。

僕が今回決まったインターンはカテゴリーでいうと、2つ目と3つ目の間に位置するようなプログラムである。会社名は書けないのだが、売り上げは数billion規模の多国籍企業で採用プロセスではグローバル人事との面接もあった。「間に位置する」というのは、明確に採用の一貫と位置づけられており(基本的にMBA学生はここからしか採用しない)レポートラインもグローバルヘッドクオーターなのだが、一方で定型のプログラムはなく、学生それぞれのバックグラウンドと志望にあわせて現在既に動いているプロジェクトにそれぞれ放り込まれるという形になる※1


■ インターンで何を得たいか..を改めて振り返ってみた ■

今回インターンを捜す上で、当初僕が考えていた基準はだいたい以下の3つであった。

  1. 自分がこれまでしたことがなく、かつ志望の分野に近いプログラムを選ぶ
  2. これまでに書いてきたように僕はマーケティングに近い分野を希望していたので、とにかくまずはそこでスクーリニングをかけて応募するようにしていた。B2CでもB2Bでも・・とそこはこだわらずにいたのだが、出来ればデジタル分野では「ない」分野を希望するということで、CRMやWeb 関係はなるべく避けるようにした。この分野であればある程度土地勘があることはわかっているのだが、なんと言うかすごく安易な感じがしてしまっていて、少しは挑戦をしたいと思っていたのである。

  3. カテゴリー1、またそれに近いプログラムを選ぶ
  4. 僕のこれまでの経歴を見ると自分でも何を言ってるの・・・という気にもなるのだが、僕は基本的にビビりである。というか、先のことを色々考えすぎて何も起こる前から落ち込むタイプである。その僕が現在最も恐れていることは何かといえば「中国で仕事が見つからないこと」、これにつきる。はっきり言って中国で働けなければ(Greater Chinaでもいいのだけど)、何のためにCEIBSに入ったのか・・という気にすらなる※2。ということでパフォーマンスさえあげればそのままオファーが出るカテゴリー1は非常に魅力的なオプションなのである。

  5. 直接自分で人事に会うことが出来るプログラムに注力する
  6. これはどちらかと言うと採用プロセスの話なのだが、僕の経歴というのは「中国で企業が取りたいと思う典型的なMBA学生」とは大きく違うし、今の外部環境では「中国語native」が優先されるのは当然のことなので、とにかく自分がapplyに時間を割くプログラムは「担当者と直接会うことが出来た」プログラムにしていた。
    レジュメで引っ張るよりもとにかくあって話さなきゃ・・というタイプであることは自分でわかっていたし、同じCEIBS学生間で差をつけるとしたらそこしかなかったので。


結果として欧米系企業の採用直結プログラムということで、ほぼ自分の希望通りのプログラムに入ることが出来て大変ラッキーだと思っている。何のかんのいっても、こういったプログラムは中国人が圧倒的に強い中で外国人である自分を受け入れてくれたし、今回の企業は完全にB2Bということでキャリアチェンジまで狙えそうということで、願ったりかなったりということになった。ちなみに勝因・・というかこのインターンからオファーが来たのは、直接人事に会うことが出来たということ(しかも非中国人)、とにかく熱意を何度も何度もメールで伝えたということにつきると思う。ビジネスライクといっても、意思決定において熱意というのは結構重要なのだ。

もう一つ付け加えるとすれば、この会社、たぶん日本人はほとんど誰も知らないと思う(僕もapplyするまで全く知らない企業だった)。しかも中国人からも人気がないということで、門としては比較的広かったというのも事実である。ものすごく地味な部品サプライヤーだし、会社組織がフラットなので役職がつかないということが中国人的には気に入らなかったらしい※3。僕に取って人気かどうかというのはあんまり重要ではないし、業界に入れば少なくとも最初の数年「外国人扱い」されるのでタイトルはあまり重要ではないのだ。


採用プロセスは先にグローバル人事が採用か否かを決めて、その後に各部門が候補者リストを見て採用したいかどうかを決めるというスタイル※4。中でどういうやり取りをしたのかを僕は伺い知ることができないのだけど(たぶん外国人ということで、あまりとりたい部門が無かったと思うのだが・・)、最終的にとある部品の日本進出案件を行うことになった。テーマを聞いてみると明らかに「日本人ではないとすごく難しい」領域だったので、それなりにバリューを発揮できたらと期待している。

実際にインターンが始まるのは7月の上旬なのだが、まずは一息をつけたということで、チラチラとインターンの予習を始めていきたいと思っている。なにせ、全然知らない業界なので。。


※1・・・現在すでに働いている広告会社はこのカテゴリーに無理矢理あてはめればカテゴリー3になる。だが、担当者の方の好意もあり、ずいぶんと色々やらせてもらっているので満足度はすこぶる高い。本当にこの面では人の優しさに恵まれていると思う。

※2・・・確かに日本に帰って駐在員として戻るということも考えなくはないのだが「数年後に駐在含みで採用」という不安定すぎる立場というのはどうも精神的にしんどい。

※3・・・中国人は転職を前提で考えており、人事はまずタイトルを見るので役職は非常に重要。というか役職の乱発は日本の「課長代理補佐」みたいな感じであり、自分が採用しているころには役職名は全く信用していなかった。とりあえず営業であればsales managerという名前がついている会社もある。

※4・・・日本人的にはユニークな感じがするけど、結構一般的なプロセスである。結局現場が見てほしいかどうかが重要なので、外資系の場合には。

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2012年5月13日 (日)

第40週目終了! - 世界は本当に狭くなったのか? −

気がつけばMBA生活も40週目が終了である。たいして授業の入ってないのに、月日の経つのが実に早い、早すぎる。このblogを書いていないと実感しなかったかもしれないが「40週目」という数字を自分で書いてみると、始まってからの月日がたつのがいかに早いか・・ということを感じる。ということで、今週は大きなイベントもなく無事に終了。こうイベントがないと特筆するようなことも無いので、今日はここ1〜2年感じている「情報と体験」という話を書いておこうと思う。


■ 情報は全部エンターテインメント■

毎年4月〜5月というのは実に多くの人が新しく上海に来る。上海だけでなく、人事の季節なので日本人は世界中で出会いと別れをしているわけだ。今年は僕の友人がこちらに来ることになったというのもあるし、FBを見ていると元職の知り合いもこちらに来るようなので、特にいろいろなことを考えるきっかけになっていたりする。

今はネットがあるおかげで本当に便利になった・・というのは海外にいると実感する。上海には僕が卒業した大学の同窓会もあり、そこで古くから上海にいらっしゃる方にお会いする機会もあるのだが、例えば30年前に上海に来るのと、今から赴任するのでは精神的な負担も、事前の準備も全然違う。ちょっと頑張れば現地の日本人を紹介してもらうのはそれほど難しくないし、いざ問題にぶつかっても大体のことはネット上で解決可能だ。
家族や友人ともあっという間に連絡することが出来るし、写真や音声の共有も問題無し。ただでビデオ会話することも出来るし、こうやってblogを書けば、僕がどういったことを考えて生きているかを世界中の人に伝えることも出来る。


さて、じゃあ僕たちがそれぞれの興味を持つ知らない地域・知らない場所について「詳しくなったか?」というと、実際の知識レベルはそんなに変わっていないんじゃないの?というのが、このごろ僕が思っていることである。例えば、FBのポストとかそれについてのコメントを見ると、毎年毎年ほぼ変わらない内容がつぶやかれていて、ほぼ変わらない反応が起こっている。端的に言えば、興味がないことに関しては「個々人の知識レベル」に対してはちっとも変化がない。

その上、今はやりの情報というのは日々変わって行くので、何となくいろんなことを知っている気になれる。例えば多くの人は「アラブの春」という単語を知っているだろうけど、現在アラブ世界でどういうことがおこっているかをリアルタイムで追いかけている人はほとんどいないだろう※1


別に僕はそこで「みなもっと情報感度をあげるべきだ!」という気は全然ない。僕は基本的に自分は小市民であると思っているし、人間にとっては半径10mが最も重要であるべきだというのが持論だし、そもそもあらゆることにそんなに興味を持ち続けているほど
時間もないというのも知っている。ただ、どんなに心がこもったメッセージであろうと、自分にとっての一生の一大事であっても、それはほとんどの人にとってはゴシップと同レベルの「エンターテインメント」でしかないのだな〜と、そのことを忘れてはいけないのだよね、と思っているのだ。



■ 世界は本当に狭くなったのか ■

つい先日BIg Dataに関することを書いたように、今でも、そしてこれからも人間がアクセスできるようになる情報はドンドン増えて行く。それは検索とか友人がつぶやいていることを知るとか、もはやそういうフィルターでは掬いきれないほどの早さで増えて行くので、誰もが自分が知っている極めてせまい世界から情報を取ることしか出来なくなる。確かに、情報技術(IT)は物理的な「距離」を短くすることは出来た。ただ、一方で「情報空間」というのは拡大し続けているのだ。

なので、多くの人がこういう時代だからこそ「自分で体験することが重要」と言う。僕もその通りだと思う。Dataが伝えられることは極めて断片的なことで、人間が触れることの出来る情報よりも遥かに少ないのだから。僕も少なくとも上海にそれなりにすんでいるので、NETで調べたことで語られるのはやはりイラッとするのだ。


じゃあ実地体験こそが至高かつ最大の経験で、データや本から得た知識は役に立たないかというとそんなことを言われたら、学問って何なのですか、という話になってしまう。こういう話はこれまでも繰り返されてきたし、これからもずっとされていくだろうので、あんまり深入りはしたくない。個人的には「自分の皮膚で感じる情報」と「体系化された知識」というのはかけ算されてこそ最大の価値が発揮されると思っているのだが、こういうのもどちらかというと信仰に近いので、そこで議論をしてもしょうがないと思う。

ただ僕がこのごろ考えているのは、これだけDataがあふれるようになると、人間の生産性とか、もしかしたら人格とかに影響するのは結局「記憶力」なんじゃないかということだ。つまり、ほとんどの人に取っては「エンターテインメント」でしか無い情報を少しずつ少しずつ自分の中に蓄積することが出来る人間が、きっとそれなりのことを成し遂げるのではないかということなのだ。


世の中には確かにビジョナリストとかジーニアスと呼ばれる人がいて、そういう人というのは時に思考がジャンプしてしまうが故に「過去の蓄積」がいらなかったであろう・・と思われる人もいるにはいる。でも、そういう人の伝記を読んだり話を聞いたりすると、実はしっかりコアな部分は勉強していたりするのである。そして、そういうジーニアスではない僕たちは、結局どれだけ日々触れていることを自分の体に刻めるかで自分の行き先を決められるのではないかと思うのだ。

せっかくこれだけの情報に触れられるようになっているのだから、楽しいことにたくさんふれつつも「それだけ」に終わらないようにするということをちょっと心がけるだけで人生全然ちがっちゃったりするんじゃないの、と思うのである。


※1・・・アラブ情報だと「中東の窓」というblogが情報が充実している。あまりに充実しているのでとても追いきれないが、中東に興味がある子方は是非。

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2012年5月11日 (金)

Will×Can×Mustと僕が思うトレンドから考える、僕のキャリア

相変わらず就職活動で悩んでいる(過去のお悩みはこちらとか、こちらとかを参照)。正確に言うと、これまでとは違い、悩んでいるというより「どうしたらよいねん?」みたいな、どういう方向性に進むべきかという悩みで一歩前進はしている。これは少なくとも頼み込んだとはいえ仕事をすることも出来ていたり、少なくとも何個かインタビューを受けることが出来ているからであって、他の非中華系学生に比べるとラッキーだな・・・・と思っている※1

ただMBAも実質的な後半戦に入り、また実際に働いている方の話を聞いているうちに、どんな場所・どんな職種についてもなんとなくこんな仕事の仕方(スタイルというかテーマというか・・)をすれば面白いんじゃないか、というのが見えてきたので今日はそれを書いておこうと思う。ずいぶんと荒い論考だけど、いろんな突っ込みをいただくための一つのたたき台ということで。


■ Big dataというバズワード、でも本質は違う ■

クラウドはすでに一般化したように思えるので、次のバズワードといえばBig data(ビッグデータ)だろう・・・・と思っているのだが、ここ1年ぐらい欧米系コンサルやスタートアップ、それからITベンダーにとってこのワードは次の飯の種である※2。ちなみに中国ではまだ全然このワードは出てこない。こういうアイデアは遅れて入ってくるので、これがホットトピックになるのは2013年夏ぐらいかもしれない。

さて、クラウドも気が付いたらあっという間に使い古された言葉になってしまったように、ビッグデータも近いうちに「ものすごくデータが多い状態」ぐらいの意味になってしまうのではないかと思うのだが、僕はちょっと違う方向性で考えている。Big dataというのはなんというか、ITとか情報設計のパラダイムを変えるきっかけになるかもしれない・・と思うのである。


コンピューターの歴史というのは高々60年なのだが、計算機が本格的にビジネスに利用され始めたのは70年代、ERPが広く受け入れられたのが80年代の終わりから90年代、そしてクラウドが2010年とだいたい20年ごとにそれなりのブレークスルーがあったと思う(あくまでざっくりだが)。だがその歴史の中で、取得すべきデータというのは「先に決められている」というのは一貫していた。
データというのは当然センサーとか何らかの入力機器があって初めてデジタル化されるのであるから、先に取得されるべきデータというのが決められるというのは極めて当たり前・・・のように思えるのであるが、これはコストとか技術的な制約がすごく大きい。そもそも人間がとりいれることが出来る、あるいは処理できる情報の「種類」(量ではない)に比べれば、計算機が処理できる情報の種類なんてまだまだ全然足りてないのだ。


話がわきにそれるが、たとえば「モバイルがインターネットの最終形」みたいな言葉を時々見るけど、個人的には馬鹿なこと言っちゃいけないと思っている。生物が処理している情報量から考えてみれば「指先で何かを入力する」というのは極めて不自然な行動で、これでは人間の行動を「トレース」するのには十分な情報ではない。

2012年5月現在で、メガネをディスプレイとするようなモバイル機器がすでに発表されているけど、もう少し経てばメガネや時計、あるいはペンダントのような「入力する行為をしなくても入力が可能な機器」というのが発表されると思う。すでに手が不自由な方のために目の動きで操作することが出来るマウスが開発されているのだから、目線や目の動きで情報の取得を行うかどうかを決定するといった技術もすぐそこに来ているのではないだろうか※3。ということで、今後も情報の入力方法と出力方法というのはソフトウェアではなく、ハードウェアが引っ張る形でまだまだ変わっていくだろうと考えている。


閑話休題。さて、そういう形でセンサーが発達して、取得できる情報の「質・粒度・種類・精度」が上がっていけば、情報探索についてこれでまでは異なるアプローチ:なんだかよくわからない情報の塊の中から、有益な「次元」「空間的密度」「時間的密度」をもった情報をする という方法が出来るようになるのではないかと思う。
例をあげれば、Twitterの呟きなんかも一つの例だ。Twitterの呟きそれ自体は、個々別々の意思を持った人が勝手気ままに呟いているわけだけど、それを言語を特定して限られた時間、限られた空間で解析すればかなりの精度で「その瞬間のトレンド」というものは見えてくる(たとえば日本語でみんなでバルスといったり)。

これは一つの例だけど、言語だけに限らずもっともっと取得できる情報は多くなり、これまでのようにPDCAを悠長に回すといったことはできなくなり、常に組織全体が高速でデータ駆動で次々と自分自身を変化させていくのが来るべき組織になるのではないだろうか。これが僕の考えるBig Dataの本質だ。


■ will×can×Mustを考える ■

さてじゃあ、このBig Dataがどう自分の仕事と関係してくるのか、という話をする前に、自分の考えているキャリアについて書いておこうと思う。元職で人材関連の仕事をしていたくせに自分のこととなると全然ダメだと自分でも反省しているのだが、いろいろ暗中模索をしたあげくようやく落ち着いてキャリアを考える際の枠組みであるWill(何がしたいか)、Can(何が出来るか)、Must(何をすべきか)を考えている。ただし、自分が現在何かに属しているわけでもないし、何をすべきかを決める・・というのは、今の状況では容易ではないのここはMustを「機会(あるいは外部環境)」と読み変えてみる。

  1. Will(何がしたいか)
    • したいことの筆頭といえば、海外で働き続けること。理由はどこにあるのか・・ということはもはや自分でもよくわからないのだが、自分にとってはどれほどイライラすることが多くてもやはり海外で今のところは働き続けたいと思っている。

    • 次は出来る限りDirectに世の中に接していると、僕自身が感じられる仕事であること。なのでMBA学生のくせに、戦略とかリサーチよりは現場のほうが好きだし、金融・コンサルよりも製造とか消費財のほうが好きだ※4

    • そして、最後に出来る限り次世代、僕がそういう言葉を使うときはだいたい中学生までの子供たちを指すのだが、に何かしらの好影響を与えることが出来るような仕事をしたいと思う。ただこれは、今現在かなりの時間を使っているボランティア活動を継続し続けることで、側面から支援することは出来るのかもしれないと思うようになった。

    • このほかにも「技術的なことが好き」「アートを感じることが出来るものが好き」とか、言い出せば限りがないが、willではないと思うのでここではふれないでおく。


  2. Can(何が出来るか)
    • 出来ること・・の筆頭と言えば、語学だろうか。
      もちろん通訳や翻訳をされている方にはかなわないし、native程ではないとはいえ一応英語/中国語は大丈夫。少なくとも仕事をする分には問題ない。

    • 次に大学院まで理系だったということで、ソフトもハードも技術的なことは理解可能だし、話についていくことは容易。特にソフトウェアやWEBに関しては仕事にしていたこともあり、どのように使うとかどこが面白そうとかもある程度判断がつく。

    • あとは元職とMBA前のベンチャーで鍛えられた営業的な能力だろうか。元職には天才的な営業能力を持つ人がゴロゴロいて「街を歩いているとお金の匂いがする」という方までいたが、僕の場合はそこまでではなく、まあいろんなデータとかそれらしい理論をまぶしながら、とりあえずなんとなく友達を作っていくタイプである。


  3. Must(変えられないものと機会)
    • まず変えられないものとしては、日本人であるということがある。グローバルビジネスでは「国籍など関係ない」という話もよく聞くし将来においてはそうなると思うものの、現状の中国ではそれは当てはまらないと思っている。そもそも、すぐれた企業はLocalizationが進んでいるという事実もあるわけで、国籍とかそれに付随する文化理解とか言語はキャリア決定において結構の重みがある(超エリートは違うかもしれないが、そういうはずれ値の話をしてもしょうがないし、そこには当てはまっていないので)。

    • 次に変えられないものとして、これまでの自分の人生がある。別に後悔しているわけではないが、少なくとも僕が在籍しているCEIBSではキャリアチェンジは簡単ではないし、確かにそれは若干想定より厳しいものではあるけど、今からもう一度MBAに入りなおそうとか考えてみたこともないし、そんなことは希望しない。

    • そしてその変えられないもの二つから、機会に関しても自然と制限がかかる。具体的にいえば、実質的に中国人しかとらないと決めている会社からはインタビューのチャンスはないし、米国のヘッドクオーター採用をモリモリ受けるということも現実的ではない。

    • そして、忘れてはならないことの一つ「投資回収」。なるほど海外で働き続けるということはwillではあるが、借りたお金を返すのはmustである。どんな給料で働いてもいいというわけではない※5

こうやって見てみると、これまでやりたいやりたいといってこととあんまり変わらないし、適性検査で出てくる内容ともほとんど差がないのだが、実は「そこまで意固地にならなくても、いろいろ可能性があるんじゃないの?」ということこそが気付いたことなのだ。はっきり言えば制約条件になるのは「機会」と「海外で働き続けたい(will)」という部分であり、もう少し肩の力を抜いてもいいんじゃないのと思えるようになった。


■ 伝統的な産業×データ ■

さてようやくここで話をBig Dateに戻すのだが、ここ数カ月いろいろな方と話していて、ふと僕が考えている自分の「キャリア像」と世の中のこのトレンドというのは非常にマッチしているのではないか、と気付いたのである(もしかしたら思い込みかもしれないが)。

僕が現在住んでいる中国というのは、輸出が鈍化してきたとはいえまだまだ工業がメインであるし、効率の悪さと資源の無駄遣いたるやすさまじいものがある。データを見ればこれから経済的に先進国入りするであろう中国やインドが今のままの経済効率性のままでは明らかにまずいというのは一目瞭然だろう。

どうやって負荷を減らし経済効率性を上げるかというのは、世界全体の問題であり、発展途上国の問題であり、なおかつ個々の企業にとっての問題である。そして、問題があるということはそこには大きなビジネスチャンスがあるということである。


僕の出来ることの中にある「技術(もっとせまく言えばIT)」というのは、実は僕があんまり好きな分野ではなかった。ITというと、どうしてもERPのような企業システムのようにB2Bがメインだったり、一方でアプリ開発でエンターテイメントがメインだったりと、僕のWillにいまひとつ合致しない感じがしていたのが、その理由だ。
だが、それはこれまでの世の中のITの定義がそうであったのと同じように、僕の中でもITの定義が狭すぎたのではないか、と反省している。今の大きなトレンドを考えてみれば、ITはむしろこれから本当の力を発揮するのではないかと思うようになったし、自分が出来ることをその場で生かさないのはもったいないと思うようになったのである。


ということで、これから本格化する就職活動ではWill×Can×Mustに加えて、このリアル×データということが出来るかどうか、ということにもこだわっていきたいと思う。もちろんいまだ「機会」が自分の制約条件となっているのは事実なのだが、なんというか職種や業種以外にも自分の軸が見えてきたというのは、自分にとっても新しい発見でとてもうれしい。じゃあ、どこでどうやって・・というのは未だ見えない課題ではあるけど、こうやって何か考えがまとまったくるだけでもMBAに来た価値があるのではないかと思ったりする。


※1・・・景気の減速感は強まってるし、中国人HR部門は基本的に中国人をとりたがる傾向は強まっているしということで、非中華系学生のあきらめ感というかイラツキは一緒に話していてもつらいものがある。ちなみにのんびりした大陸学生も決まっていなかったりするのだが、彼らには全然焦燥感がないのもすごい。

※2・・・もしかしたらまだそれほど広がってないワードかもしれないが、たぶん近いうちにクラウドと同じくらい一般的なワードになると思っていいと思う。

※3・・・もちろん社会的にそれがどういう反応を引き起こすかはまた別の問題。最初は拒否反応があっても、どこかでブレークスルーが起これば、あっという間に広まるのではないかと思うけど。

※4・・・これはあくまで僕の感覚なので、別に金融とかコンサルだとdirectではないと言っているわけではない。あくまで僕のイメージの中での話。そういう意味で、このエントリー自体が「僕がどう思うか」という話をしているにすぎないのだ。

※5・・・僕の場合借金をしているので、学費自体はサンクコストとして処理できるが、将来を考える際にはdebtの返済を考慮しなければならない。

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2012年5月 8日 (火)

第39週目終了! - 働くのは観光とは違います in 上海 -

上海に短いとはいえGWがあり、また自分は学生ということで若干休みも長かった第39週目も無事に終了。例年通りこの時期はお客様(友人や紹介)が多く、ほぼ毎日どこかしらに出かけていたので、あまり休みという感じもしなかった。基本的に訪問いただけるのは大歓迎なので、事前にご連絡をいただければ時間が空いていれば会うことは出来るし、気分が乗ればアテンドもしている。

一方でこのごろ中国で働きたい、それも現地採用でも良いという人が少しずつ増えてきており、その下見とかまずは住居をこちらに移して・・という方からの連絡も増えてきていて、そういう方との連絡ではちょっと言いたいことがある・・という状況にあるのもまた事実である。ということで、今やすっかり「お手軽海外」とかしてしまった上海での現地採用について今日は書いてみたい。


■ 観光気分では働けない街 ■

僕は幸運にも(あるいは不幸にも)赴任前に上海に一度も来ていなかったので、事前情報が全くないまま上海での生活を始めたわけだが、普通は一度は確認してから実際にすめ羽化どうかを確認するものだと思う。そのこと自体は、僕もそうすべきだと思うしそのほうがよいとは思うのだけど、一方で観光で来てみて気に入ったからと行ってそれで働けるかどうかというのはまったく別のことである。


まず観光で来る際には、こちらで日常生活をしていると感じる面倒くさいことほとんど体験しなくてもよい。食事は、まあ外国人向けのレストランですますことは多いだろうし、家を借りて、大家と何が壊れた~とかネットがつながないのでなんとかしろ~という交渉もしなくてよいし、病気の心配も普通はしないだろうし、ビザの問題も簡単にクリアできる。実際にすむと、そういうこまごまとしたこと、例えば公共料金を払いに行くとかそういう一つ一つの事をさばいていかなければならない。


二つ目には、こちらに住んでいる人間からすれば下見にこようが旅行だろうが、お客様には変わらないので少なくとも不快な思いをしてほしくはないと思っている。だから、汚すぎて歩きづらい(上海ではほとんどないが・・)ところには行かないようにしてもらうし、チケットの手配なども出来る限りするようにする。なにより「日本での収入があればこそ行ける場所」にも案内する。

そういったところを見て「上海はなんて良い街なんだ!」と思ってもらえれば、ある意味アテンドする側としては冥利に尽きるのだけど、さて実際に働き始めればもう我々にとってもお客様ではないので、そこまでの気を使うことはないし、基本的にすべて自己責任である。だって、自分で選択してきたんだから。


そういう意味で、観光に来て良いと感じるということと住むということにはすごいギャップがあるものだ・・ということはぜひ知ってほしい。


■ 個人的に嫌いなこと3つ ■

僕はこの街に住んでもう5年がたつし、駐在という立場も現地採用(正確にはちょっと違うが、少なくとも駐在ではない)での体験もしたので、両方の立場から感じたことを書いても許されると思うのだが、こちらで住んでいて、特に日本人がこちらに来るときに嫌なことはだいたい3つある。


  1. すぐに「中国のこういうところは××だ」と論評する

  2. 典型的なのが、行政手続きとかサービスの手続きについてである。日本では「中国というのは人治で、いろいろなことがプロセス通り進まない」と言われていて、一面ではそれは真実ではあるのだけど、一方で少なくとも上海にいて、普通に暮らしたり働いたりするだけならば、かなり法律面やその運用は整備されつつある。

    確かに朝礼暮改というか、とにかくルールがコロコロよく変わるのでわかりづらい部分も多いのだが、少なくとも『ルールに則って』運営されているところが多いし、少なくとも上海においては「プロセスは明確だが、判断基準がよくわからない」ことはあっても、「プロセス自体が不透明」というのはあんまりない※1
    はっきり言えば、わからないことのほとんどは単に準備不足なだけであって、別にどこの国に行っても同じぐらい面倒であると思う(少なくともビザに関して言えば、上海の基準は米国よりずっとゆるいし、わかりやすい)。

    それに自分がこれから住もうと思っている街とか国に対してすぐに論評するような態度をとるのであれば、個人的には街に溶け込むというのは難しいと思う。そういう態度って自分で気付かないところですぐに出るし。嫌なら帰ればいいんでは?と結構みな思っていたりするのである。


  3. 日本語や英語で何とかなると思っている
  4. こちらで長い人間はレベルの差はあれ、中国語を話して生活している。一方で、海外に来る日本人というのはなぜか「外では英語が通じるもの」と思っている節があり、がんばって英語で話そうとするのをよく見かける。
    僕は昔から不思議なのだが、日本の現状を見るに英語でコミュニケーションできる人がそれほど多くないのに、なぜ海外では英語で通じると思っているのであろうか・・・。別に「中国語を話せるようになるべきである」とは言わないが、中国語でないと出来ないことがたくさんある、というのは当たり前の事実として知っておいてほしい。


  5. とりあえず人に聞く
  6. 何事も知っている人に聞くのが一番・・・というのはわかる。確かにそう。ただ、数分検索すればわかるようなことを聞かれるのは、正直イラッとする。一応このblogはMBAに関することをかくことが(現在は)メインになっているのだが、たとえば「CEIBSに入るためにはどうすればいいですか?」という質問をもらうことがある。きびいしいようで申し訳ないが、このメールをもらった時点で、この人に何かを教えようという気はゼロになる。だって、そういう情報はすべてHPに書いてあるから。

    人に聞いたほうが早い、というのは「聞く側にとっては」時間の節約になるけど「答えるほうにとっては」コストでしかない。いわんや知らない人からの突然の連絡など特にそうである。


海外にいて同じ日本人を助けないとは冷たい奴だな・・と思うかもしれない。ただ、たぶんこれは僕以外の多くの海外に住む人が経験していると思うのだが、おそらく海外情報については「同じ日本人」という理由で、検索すれば数分でわかるようなことをメールで聞いてきたり、自分が情報を必要としているのに人を呼びつけたりということが実に多いのだ。

なるほど、聞いてくる人にとっては初めての経験かもしれない。だが、提供するほうについては毎回毎回同じことを聞かれているのだし、少なくとも働きたいと思うのであればそれなりに覚悟を持ってくるべきなのではないかと思ったりする。


おそらく海外で長く住む人と日本で暮らしている人の中で最も認識が違うのは「海外に出れば日本人同士助け合うのが当たり前」と思っているかどうか、ではないかと個人的には思ってる。良かれ悪しかれ海外で長い人というのは現地に溶け込んでいるわけで、そりゃ母国語が使えればうれしいには違いないが、相手が思っているほど誰にでもwelcomeではないと思う。どちらかといえば、「自分にとって興味があるか/時間を割いてもよいか/メリットがあるか」ということをよりシビアに見ているのが現地に住んでいる人間であるというのが僕の印象だ※2。

いろいろ厳しいことを書いたが、僕は基本的に日本人(特に若い人)が海外に来るのは大賛成である。ただ、どれだけ海外勤務がポピュラーになろうとも、そこにはそれなりの準備と覚悟が必要であるということは全く変わらないというのはぜひ覚えておいてほしいな・・と思うのである。


※1・・・店を出すとか、会社を作るとかいうのであればそれなりの交渉が必要だが、日常生活レベルではプロセスはかなり明確になっている。

※2・・・さらに言えば話を聞いてくる方は何かしらの経済的な動機で来ているのに、ただで情報をもらって当たり前だと思っていたりするので、毎回対応してくると(別にその当人が悪いわけではないが)「またただ働きか・・」と思ったりもする。

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2012年5月 2日 (水)

第38週目終了! -Term3にて最低な授業に出くわす-

(単に怠惰なために3日ほどバックデートしてUpdateしております・・)
Term3が始まってはや一週間。授業が週二日しかないので、ゆったりとした時間が流れているのだが、金曜日からは中国も労働節(昔は日本のGWと同じくらい休みだったが、今はせいぜい3日ほどしか休みはない)なので、さらにゆったりとした時間が流れることになる。というわけでかなり気の抜けた雰囲気のまま、MBA生活第38週目も終了。


■ 中国の改革開放経済を学ぶ ■

Term3は学期が前期・後期に別れて、前期はプロジェクト型授業+必修二科目を学ぶというスケジュールになってる。今までは一つのTermで5科目とか6科目学んでいたわけで、それに比べ本当に時間がある。プロジェクト型に大きく時間を咲くことをschool側は期待しているのだろうけど、まあいろいろあって自分が所属しているグループはまったく進んでいないので時間を使うことも出来ずにいる(主にプロジェクトパートナーとなる企業によるものなので、特に出来ることもないというのが痛い。しかし学業の一貫ではあるので授業提出物の締め切りはくるのはつらいところである)。


さてその少ない必修科目のうち一つは、おそらくschool的にはCEIBSのウリとしたいであろう授業であるChina Economic Reformという授業である。これは中華人民共和国が建国されてから今までにいたるまでの経済史を学びつつ、将来の中国経済の発展への洞察を得る・・というなかなか、内容だけ聞くとおもしろそうな授業である。この授業は中華系学生には中国語で授業が提供され、一方で非中国系学生には英語で別の教授が授業を行うという、ちょっと変わった形式で授業が行われる(普通は全て英語で行われる)。

中国の経済史というと、大躍進政策から文化大革命、そして改革開放の開始、南巡講話と様々なTOPICがちりばめられているので、個人的には非常に期待をしていた授業であった。友人達からは中国語の授業に出ても問題ないんじゃない?といわれていたのだが、何せ最後の課題が「中国語で3,000文字のレポート」だったので潔く英語の授業に逃避。中国語で3,000語はさすがにきつすぎる・・。

さて、その期待していた授業はどうか・・というと、正直に言って人生で最低の授業である。この授業が数年間変わらずに続いているということが、ある意味マジックで思わせてくれるほどの酷い授業である。

  1. 授業の全体像が全く見えない
  2. 第一回の授業ではいきなりコブ・ダグラス関数が取り上げられ、その両辺をLで割った変形した式を出してきてこれが自分が中国経済学に貢献した部分である・・という説明を延々とし始めて、ほとんどの学生(全員と言いたいがもしかしたらわついてくれた人もいるかもしれないので、ほとんどと言っておく)は置いてけぼり。第二回に入りようやく過去の歴史の話になったのだが、未だどこに到着するのは(教授以外は)誰もわからない※1


  3. 質問に答えない
  4. MBAの授業なので学生も律儀に質問するのであるが、その質問にことごとく論点をずらして答えない。第一回の授業ではインド人が学生がまともに質問に答えない教授に対して「I am very very consfused」と言っていたのだが、そもそもまともに答える気がないのではなかろうか・・と踏んでいるのでそこまで怒って偉いな〜と思うだけであった(反省)。

  5. 論理の因果が逆転して、定義が曖昧
  6. これはある意味貴重な経験で、中国の知識層がしばしば展開する「AならばBなので、Bが観察されるならばAである」という論理展開を生で見ることが出来ている。この論理展開はしばしばAの定義が曖昧な時に使われて、「AならばB」と「Bだったら、前提条件はA」というのは異なるので論理としては破綻しているのだが、「Bが観察されればAです」というようにまるで何事も無かったように話が進んで行く※2


もちろん今までの授業の満足度にも濃淡があり「この授業をするぐらいなら学費を返せ」と思った授業はあるが、「金を払ってでも授業をエスケープしたい」と思わせるレベルの授業はこれが初である。というか、大学ではそういう授業はさぼってテストだけ受けていたので、人生初。

MBAでは毎回授業の最後に学生からの評価というのが行われており、昨年度の選択科目に関しては全て公表されているのだが、残念ながら必修授業は公開されていない。なんと言うか今後CEIBSに入ってくるであろう学生のためにも、何とか改善を・・と妙な使命感をもちつつ残り5回の授業に参加しなければならない。週二回の苦行である。



■ 業務で役に立つスキル ■

授業はそんな感じであるが、一方今週から初めてpart time jobはすこぶる面白く活動できている※3。今まで働いた業界に近いということもありスムーズに業務に入っていけたというのもあるのだが、MBAで学んだことが早速役に立っているのが、やはり楽しいと思わせてくれる一因だ。

何が役に立つって・・やはり統計である。調査系にでもいない限り回帰分析をして、最適値を計算して、みたいなことは久しくビジネスではやらないので、MBAのTerm1で学んだ・・というかやり直した統計は非常に業務に役立っている※4。個人的には今後データをいじる仕事は増えることはあっても減ることはないのだから、もっと数字をいじるような実践的な授業があってもいいのではないかと思っている。

そして次に役に立つのが意外や意外、管理会計である。これは習ったコンテンツ自体が役に立つというわけではなくて、例えば計算をする際に、コストを常に頭の中において仕事ができるようになった・・という意味で、自分で自分に驚いた点でもあった。やっぱり10週間みっちりやれば、必修科目はそれなりに何かしら役に立つのかもしれない。


MBAというのは広く浅く学ぶものなので、どこで何が役に立つか、学んでいる際にはあまりわからないものなのだが(例えば自分がMarketing系と思ってる人には、管理会計は役に立たないと思われてるかもしれない)、実際にチョロチョロと業務に関わりだすと何かしら自分の中に化学反応を感じることが出来て非常に面白い。MBA=戦略 or フレームワークみたいな「わかりやすい断面」だけではなくて、MBA卒の人がもっと色々な業種で発信をしていけば、また世の中のイメージも少しずつ変わって行くのではないかと思ったりする。まあ、MBA卒となると個人のブランドを気にする人も多いので、なかなかぶっちゃけるのは難しいのかもしれないけど。


※1・・・コブ・ダグラス関数はこちらを参照のこと
※2・・・例を挙げるとすると、例えば「成功した社会主義下では、経済は発展する」という命題を立てて「現在の経済は発展している、なので現在は成功した社会主義である」といったような論理の展開をする。もちろん他の統治携帯でも経済は発展しうるのであるが、そこらへんは無視。
※3・・・Schoolの名誉のために言うと、もう一つの授業であるアントレプレナー論は本当に面白い。自分がベンチャーをやっていたというのもあるが、この授業は本当にためになると感じている。
※4・・・一応理系で院まで言ったので、学ぶというよりはやり直すという感じ。

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