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2012年6月17日 (日)

第45週目終了! -MBA卒業生の最初に期待されること、なのかな? -

(スケジュールがかたまりまくりで本当にしんどかったため、一週間ほど遅れての更新・・・)

Term3は結構暇があるはずだったのに、気がつけばInternを目いっぱいいれてしまったため、スケジュール調整に四苦八苦している間にあっという間に一週間が終わってしまった気がする。選択授業の期間に入って各授業ごとに別々のチームを組むようになったため、これまでのように「とりあえずチームで集まってミーティングでもするか」ということが出来なくなったのが、スケジュールがぐちゃぐちゃになっている一番大きな理由。とりあえず目の前のことを片づけている間に一週間が終わってようやく一息をつけるという感じだ。ということで、なぜかこの時期にばて始めてしまいながらも何とか第45週目が終了。


■ Internでの緊張 ■

今週も引き続きInternでのお仕事を続けていたわけなのだけど、とにかく人が足りないということで仕事のプレッシャーが半端ない。実際にやってる仕事はそれほど重い仕事ではないというのはわかっているし、なんというかクリエイティブ系な会社らしくすごく緩やかな雰囲気も流れているはずなのに、さらに言えばみな結構きっぱり18時には退社をするような会社なのだが、それでも仕事が終わるとどっと疲れる。

一つにはとにかく周りが本当に全員欧米人で、「英語だけを使っている」ということが関係していると思う。広告という「言葉」で状況を表すような仕事をしていることもあるのか、とにかく周りの欧米人が使う言葉がすごく細かいし、聞いたことがないような単語も時々混ざってくる。なので、指示を聞くときは常に全力で集中しなければならないし、データを使って細かい内容を説明する時もかなり気を使う。これがschool内にいれば、いざとなれば中国語を使って説明することも出来るし、多少くだけた話し方も出来るのだが、やはり「Internとして見られている」という緊張感があるせいか、どうしても丁寧に説明しようとしてしまう。その結果かえって言葉に詰まってしまったりと逆効果にもなったり。実際にこういう環境で働くとなればすぐに慣れるんだろうけど、やっぱり英語はもう一段回レベルを上げたいなと痛切に感じる。


その英語だが、こうやって書くときもとりあえず全部まとめて「欧米人」といってしまうのだが、実際に働いてみると「米」と「それ以外」は全然違う。フランス人もインド人もスペイン人も、あとどこかのアフリカから来たデザイナーもいるのだが、やはり母国語が英語ではない国の英語というのは訛りがあるし、丁寧に発音してくれるのですごく聞きやすい。一方でアメリカ人はやっぱり単語と単語の間がくっついたり、気を使っていない時にはスラングがガンガン入ってくるので、聞く時も気合をいれて会話をしないといけない。これはいい悪いではなく、もうそういうものだと思って頑張るしかない。※1

もう一つは、これまでになく「見られている」自分を意識しているから。実際に周りの人たちが自分を「採用するか否か」というような目で見ているわけではないと思うのだけど、自分としては一つ一つの発言やスライドが判断基準になるかもしれないと思うと、やはり緊張せざるを得ない。実を言えば今まで働いていて、これほどまでに「見られているかもしれない」と思って働いた経験は一度もなかったので、そういう心持ちになっている自分に、自分自身で驚いている。


振り返ってみれば、こうやって就職する前に会社で働くというのは、大学院卒業時のインターン以来なのだが、あの時は怖いもの知らずだったし、たぶん今からみれば本気で就職を狙っていたわけではなくて「入れればいいや」的に思っていたのかもしれない。結局そういう姿勢がたぶん人事や周りにも見えていて、インターンでは結局オファーをもらえなかったのだろうと思う。あの時とは違って今は「失うことの怖さ」を知っている分、臆病になっているのかもしれないけど、何とか自分をうまくコントロールする術を見つけて、堂々と仕事を出来るようになりたい・・と思ったりもするのである。



■ Analystという仕事 ■

さて、そういう緊張感を持ちながらやっている仕事であるが、今週は先週の仕事+中国における事例収集みたいな仕事をしていた。どういうわけかPlanning Teamには中国人が一人もいない・・という、中国で仕事している割にはものすごくいびつな人員構成になってお
り、しかもさらに中国語を読める正社員がTeamには一人もいない・・ということで、助っ人で週三回しか来ていない日本人MBA学生が中国での事例リサーチを行うことになったのである※2。

リサーチする企業自体はクライアントから指定されていたし、幸運にもschoolの事例でとりあげていた企業や、前職で日本から来た競合企業のお仕事をしていたという縁もあり、なんとなく勘所がわかるためにスムーズに仕事を進めることが出来た。ちなみに一番しんどかったのは「中国では一般的にこう言われていて・・」みたいな説明が一切使えなかった点※3。これはレポートを読むのが米国HQにいる方なので仕方がないとはいえ、基本的に常識としていることが通用しないので、結局いろんなアカデミックペーパーやらMBAのリサーチペーパーを引っ張ってきて証拠とすることにした。


こういう時大学院を出ていてよかったな・・とホント思う。MBAは大学院といっても、自分でジャーナルからペーパーを引用するというようなことはほとんどしないからね。ちなみに、せっかくレポートを出しても社員の人は読んでくれないので(アカデミックね~ふ~ん、という感じ)、超要約したものを作り資料の中にまぎれこませておくことにした。もし相手がMBA卒ならMBA schoolのペーパーならたぶん信頼性はそれなりにあるだろうし、たとえ相手がそうではなくても周りにはゴロゴロいるはずなので。

そうやってリサーチを淡々としているわけなのだが、なんというかこうやう仕事がMBA卒業後に最初に求められることなのかな・・と思うと、ちょっと自分が当初入学した時に考えていることとは違うな・・・とも感じて、自分が卒業後にやりたいことってなんだっけ・・というのをもう一度考えてみたりもする。


僕は前職では自分がとにかくガリガリ営業して案件を取ってくるという仕事をしていたし、その前の仕事はプロジェクトマネージャーとしてガントチャートと呼ばれるスケジュール管理表とにらめっこしながら、どんどん仕様を決めていくような仕事をしていたので(僕は基本的にいつも時間がないプロジェクトに放り込まれていたので、オラオラで仕様を決めるタイプであった)、基本的には自分で何かを決めるという仕事が好きである。

冷静に考えれば、Internでの数カ月でしかも責任をとることも出来ないような立場の人間に「決断」をする権限を与えるわけがないのだが、たとえば自分の監督をしてくれる人も、ストラテジー担当といいつつも、とにかくInsightとSuggestionを作る仕事をしている。


なるほどこういう仕事はMBA卒業生には向いているほうだろうし、MBAをとり日本の事業会社で働いている友人に話を聞いても、そういうリサーチとか経営陣への提案がメインの仕事らしいので、MBA卒というはこういう仕事をするものだと思われているのかもしれない。

仕事というのは、極端に言えば二種類のステップしかなくて、

①分析して
②決断する

の繰り返しである。正確にいえば分析しないで決断したっていいし、分析したまま延々と決断を延ばすのもOKなわけだが、とりあえずこの組み合わせのセットで物事は動いているといっていい。戦略とか組織というのを考える時に僕は常に軍事組織をイメージして考える癖がついているのだが、すご~~~く単純化してしまうと①が参謀の仕事で、②が部隊長の仕事といいかえられるかもしれない。


このどちらが向いているか・・というのは人によって違うし(もちろん両方できちゃうスーパーな人もいる)、自分がどちらが好きかというのも大いに関係してくるわけだけど、自分はやっぱり「決断する」(そして実行する)ほうが好きなんだよね。4月・5月に働いていた会社の日本人の方には「それって、理系でものつくりすきなのに関係しているの?」と聞かれたのだが・・個人的には、どちらかというとスポーツをやっていたというのが大きいと思う。ああいう自分で決めて自分で責任をとるというのが、たぶん好きな生き方なんじゃないかと思うのだ。

もちろん実際に働き始めてある程度時間がたてばそういった①の仕事だけではなくて、自分で決断する仕事というのは自然と増えてくるのだろうけど、それでもその期間の長さは違うし、その割合もやっぱり違ってくる。Internというのは自分が行きたい業界の経験を増やしたり、フルタイムの仕事へのステップという意味合いが強いのだけど、こうやって自分でも思ったことがないことを学べて、より自分の進みたい方向をadjust出来るというのはやっぱり貴重な経験だし、そういうことが同級生よりもちょっと早くできたいというのは、すごく良かったと思うのである。今のしんどいスケジュールも残り二週。




※1・・・とはいえ、もう少し気を使ってくれてもいいのにと思わないわけでもない。それとも、気を使う相手ではないと思われているのだろうか。それだったらうれしいのだけど、たぶんそれは勘違い。
※2・・・人事に聞いたら『ある程度広告の話がわかりそれなりに技術(特にWEBとアプリ)が好きで、英語と中国語を話せるデータ析が出来る中国人はいない』という答えが返ってきて、確かにそりゃあいないだろうなぁ・・と納得した。ちなみに僕と同じ学年で広告に行ってもいい、と明確にしている人間は自分も含めてたった3人(200人中)で全員非中国人。
※3・・・例えば、中国では寄付金額を公表して金額の多寡で貢献度を図るような社会的な雰囲気があるんです・・みたいな話をしたら「そんなの寄付の精神とは違くないか?」と突っ込まれたので、四川大地震の時の反応を分析したレポートを引っ張ってきた。

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