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2012年7月 1日 (日)

第47週目終了 -チームメイトにおんぶにだっこで何とか乗り切る・・-

(またも時間がとれなかったために、一週間ほどおくれて更新しています)
最後は息も絶え絶えだったが、何とか第47週目も無事に終えることができて、これにて6月も終了。今月は精神的にはMBA入学以来最もきつい一ヶ月だったといっても言い過ぎではないと思う。インターンあり、プロジェクト授業あり、個別の授業のレポートありとスケジュールが次々と変わる中で、何とか毎日を乗り切っていたらようやく6月が終わりました??という感じ。とはいえ、このつらいスケジュールをやりきり、我侭にもInternを3つもしたおかげで、得るものもすごく大きかった。本当に充実した(そして厳しかった)Term3だったが、まずは終わってホッと一息。


■ スケジュール調整でチームメイトにおんぶにだっこ ■

6月は基本的に月曜日と水曜日しか授業がないため、火・木・金にはInternを入れるというスケジュールで臨んだ六月だったが、当初想定とは全然違ってスケジュールがぶつかりまくりで大変ストレスがたまった。まず、約3ヶ月かけて進めているプロジェクトを教授に進捗報告するというイベントが不意に発生したりするので、そこではたとえ外にいたとしてもschoolにもどってこなければならない。この報告イベント、最初からカレンダーに入れておいてくれれば事前に調整することが出来るのだが、だいたい一週間ぐらい前にいきなり通知があるのでそこからIntern先にお願いをしなければならないのである。

次にこれは不可抗力なのだが教授が元CEIBS教授のお葬式に参加するために、授業日程が変更になってしまった。school側もこれまでの交友関係や教科の被りを考慮して参加教授を設定したのだろうけど、いきなり変更になるのはやはり辛い。個人的にはうちのschoolのように厳しい出席ルールを設定しているようなschoolの場合には、授業日程が急きょ変更になった場合には出席有無を問わないようにするほうがフェアだと思う。学生側の事情はほとんど考慮されないのに・・というところがひっかかる点。

さらに、Term3は「Internを既に始めている学生」と「授業のみに参加している学生」がチームの中に混在していたり、「schoolに来る日数が限られている学生」と「schoolに住んでいる学生」の登校日数の差が激しくなってくるので、さらに調整が大変になってくる。これがTerm1やTerm2であれば、ほぼ全員が毎日schoolに来ているわけで「午後の授業が終わったら後にmeeting」みたいな設定が簡単に出来るのだが、この時期になると僕も含めてみなバラバラの活動をしているので、なかなか思うように会う時間を作れなかったりする。


こんな状態でよくTerm3を無事に終えることが出来たな・・・と思うのだが、はっきりいえば、今学期はほぼ同じチームの韓国人におんぶにだっこだった。まず一人は、ものすごいリーダーシップを発揮してくれて(というか、いつも手を動かしてくれて)ドンドンとPPTの資料を作ってくれるので、Intern組(僕も含めて3人いた)は少々荒い資料でも彼が何とかしてくれるのである。彼は同級生からは「パワーポイントマスター」と呼ばれるほどに知的なスライドを作ってくれるので、完成したものを見ると「毎回勉強になるなぁ・・」と感心するのだが、1枚あたり2時間以上かかると聞いた時には申し訳なくて足を向けて寝られないと思ったものだ。

さらに、全同級生の中でも親友と呼ぶことのできる韓国人友人が「俺は会社派遣だから時間はある。お前たちは仕事探しが重要だから、プロジェクトは最大限にサポートするぜ」と何とも泣けることを言ってくれたのをいいことに、我々は思う存分Internにせいをだしたのであった。ちなみに彼は高校時代からアメリカと韓国を行ったり来たりしており、4年かからずにコーネルを出るという非常に優秀な学生で、レポートを書かせるとそこらの中国人教授が書くよりもずっと読ませる文を書く、オールマイティな人間である※1。彼は30代中盤ということで、仕事の仕切りも非常にうまくスケジュール管理なども全面的にお任せしていた。


いろいろなチームの話を聞いていると、自分が属しているチームは非常にラッキーだったと思うし、何よりこのチームに誘ってくれた韓国人二人にはお礼をしてもしきれない。就職が決まったらソウルまで行って食事をごちそうせねばと思っている。



■ Internをやってみてのご報告 ■

さてそういった感じで日々スケジュールのぶつかりあいでパフォーマンスがどうしても中途半端になり、さらに実際に遅刻やら早退を繰り返していたものの、おかげさまでInternの結果については非常にいい評価をいただくことができた。実際に人がいない・・・ということも大きいのだろうけど、最後にInternをしていた広告Firmでは「また9月1日からおいで」といっていただくことができたし、給与にさえ拘らなければ、オファーはもらえそうという感触を得ることができた※2


他にも、この集中的にいろいろな会社を体験するという経験からいろんなことを気づくことが出来た。

まず以前にも書いたように日系メインの広告会社・リサーチ系広告会社・米国系広告会社の三社で働いて見て、自分がMBAで学んだことのどんなことが短期的に活かせるかということも理解できたし、実際に働いてみると、ぶっちゃけて言えば「やることはあまり変わらんな・・」というのも実感することが出来た。やることの違いでいえば、一社目で社内異動で職場を転々としている時のほうがはるかに大きい感じで、基本的にはリサーチと分析がメインになるんだろう・・・ということの予想がついたのは大きい。

次に自分と言う人間は、とりあえず何に対しても興味を持つことが出来るというのを改めて実感した。それぞれの顧客は「金融機関」「B2Bの自動車サプライヤー」「自動車メーカー」とかなり分かれているものの、何を調べていても、ちゃんとその過程を楽しむことが出来た。こちらで面接する人事からも言われる通り、基本的に飽きっぽい・・というかスピード早く生きていたい人間ではあるのだけど、その一つ一つの過程では、たとえ自分があんまり向かないと思うようなリサーチであったとしてもワクワクして働くことが出来ていた。・・・ということで、やることが変わらずどこにいてもそれなりに楽しめるんであれば、結局就職先は社会への影響度とか可能性とかそういう軸で判断したほうがいいのかなとも思ったり。


最後に、自分でこれまで気付かなかった「自分が海外で働きたい理由」というのがようやく言語化することが出来た。日本人・中国人・欧米人とバラバラな人種、バラバラな言語で働いていると、当然ながら母国語以外では伝えたいことを100%正しく表現することが出来ない・・という場面に出くわす。一応中国語・英語ともに「言いたいことをちゃんと言える」レベルには達しているのだが、相手にうまく伝わらない時に「違う方向から説明しなおしてみる」みたいなことが出来るほどの言語力はない。・・ということで、やっぱり職場での議論ではかなり苦戦したりする。

少なくともMBAに来るような人と言うのは母国語であれば、自分の意図することをほぼ正確に表現することは可能だと思う。そういった人の中には、母国語以外でうまく伝えられないことをストレスと感じる人もいれば、特に気にならないという人もいるんだと思うんだけど、僕の場合、むしろその状況が積極的に楽しいのだな・・ということを、なんと中国歴5年目(の終わり)にしてようやく気付くことが出来た。母国語であれば100言えるところが、外国語だと60しか言えない。この環境で毎日少しずつ言語を覚えていくのが、すごく楽しいのだな~ということを今更ながら自覚したのである。まさにアハッ体験※3。つまり僕と言う人間は基本的に新しい言葉が通じない場所にいくことは全然ウエルカムなので、つまるところ結構どこでも楽しく仕事出来るんだろうなということをあらためて実感したのであった。確かに近頃は違う国に行ってみたいと思うようになったしね、あくまで中国を軸足にして。


ということで、いろんなことを考えたInternも無事に終わり翌々週からは、今度は製造業で働くInternに臨むことになる。その前に日本に一瞬戻ったり、テストがあったり、プロジェクトの最終発表があったりと引き続きバタバタしているけど、まずはうまく6月を乗り切ることが出来たことに改めてホッとしているのであった。。



※1・・・なんでそんな同級生が自分と仲良くしているかといえば、彼が最も愛する組織が広島カープであり、その話相手に最も合うというのがその理由である。論文を書きながら津田恒美の話をして涙ぐむ彼を見ていると、ぜひ彼が元気なうちに広島カープには日本シリーズに出てほしいと強く願ったりする。
※2・・・とはいえさすがにこの年になると、いくらでもいいので自分の働きたい職場で働くという気持ちにはならない。特に収入がない学生生活を送っていると「貧すれば鈍する」ということを痛感するので、自分の納得する収入をいただける場所で働きたいと思う。
※3・・・自分でこのことに思い当ってから色々な人に話しまくっているのだが、なかなか共感してもらうことが出来ずにいる。みなストレスを感じるタイプなのかしら。。。

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