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2012年7月14日 (土)

China Healthcare Systemの授業登録での一コマ

本当は色々書くべきことがたまっているのだが、今日から始まった二週間の超短期授業であるChina Healthcare Systemの授業で面白いことがあったので、今日はメモ代わりにそれを書いておこうと思う。



■ Term4の授業形態 ■

我々のschool(だけでなく多くのMBA school)では夏はInternの時期なので、通常の平日授業というのはなくなってしまう※1。夜に授業を設定するschoolもあるようだが、うちの場合は週末の土日を使って計24時間(3時間授業×6)の授業期間を合計3スロット設定している。この期間は学生が必ずし上海にいるわけではないので、授業を取るかどうかというのは完全に学生の選択にゆだねられていて、授業をとらないという学生もかなり多い。Internで疲れているのに土日も授業とか耐えられん・・というわけだ。

僕の場合はというと、9月以降はなるべく楽をしたい・・というわけではなくて、9月以降は就職活動に集中したい(もし就職が早く決まった場合には、バイトに来いと言われる可能性があるのが中国にある企業だし・・)という理由でこのTermでも最低一つは授業を取ると決めていた。といっても、無理して貴重な二単位を浪費するのも嫌なので(登録できる単位数は上限が卒業必要単位と決まっている)興味があるものがなければやめようと思っていたのだが、China Health-care Systemというなかなかに興味がもてそうな授業があったので、それを選択することにしたのだった。


同級生には「広告系なのにヘルスケアに興味あるの?」と驚かれていたのだが、もともと(自称)社会派の自分は中国のヘルスケアには関心がある。中国に住んでいる外国人は誰しも一度は、自国の医療レベルと比較してその差に驚くし、未だ多くの人が貧困層にあるこの国では公的医療の改善は、quality of lifeに直結するからだ。それに、普通にこの国の経済を眺めれば、医療が巨大な成長ビジネスであることは誰にとっても明らかなわけだから「今は関係がないから」といって知識を獲得しておかない・・という選択はあまりにも惜しいと思う。特に僕のように、ある程度functionは固定されているけど、お客さんやら自分が所属している会社がコロコロ変わるようなタイプの人間にはこういった業界知識というのは、後から思わぬところで役に立ったりするものである。


■ どでかいReadingとFlexible対応 ■

さてそういった動機から授業登録をしたものの、まず登録者に送られてくるReading listを見て心がブチ折れそうになった。とにかく量が多い・・・。MBAというのはとにかく量を読むもの・・というイメージがあるかもしれないが、うちのschoolの場合、実はそんんあい多くはない。せいぜいで一回の授業に向けては20~30ページが最大という感じだ。授業が二つあると多いと60ページぐらいになるわけだが、それでもせいぜい3時間あれば読み終わる。それにTerm3までは基本的にschoolにいるので読む時間を取ることはそれほど難しくない。

しかし、この授業向けに指定されたreadingは一回の週末で200ページを余裕で超える。これはさすがに厳しい・・(と感じた学生が多かったと思う)。普通にschoolにいればダラダラ読んでいてもなんとなく終わるのだが、今は平日は外に働きに出かけているというわけで、さすがにこの量は多いと感じた学生は多いと思う。


さらに課題に「メンバーをschool側が指定する」グループプロジェクトが含まれている。前回のエントリーで書いたようにだいたいの学生は今の時期になると、メンバー決定方式のグループプロジェクトにうんざりしている・・というのが偽らざるところである。この時期になると成績が多少下がることなど痛くもかゆくもないと思ってる学生がほとんどだし、フリーライディングをしたとしても失うものは何もないと思っている学生を止める術はないからである※2。さらに今回は〆切までは二週間しかなくschoolにいないということもあり、グループでの作業にはかなりの気合が求められる。

と、授業が始まる前からかなり参加人数が危ぶまれていた授業だったのだが、本日の授業ではさらに教授から「どちらかというとビジネスというよりは政策よりの話がメインです」という台詞があり、ここで離脱者が出る。確かに中国人としては自分の頭の上ので決まる政策の話よりは自分のビジネスの話を聞きたいと思うよねぇ・・。個人的にも機器ビジネスの話を聞きたいと思っていたのだが、実を言えば一度しか中国の病院にいったことがない身としては政策の話でも十分になるだろうということで踏みとどまった。


この段階で授業参加者が15人になってしまい、たぶん最少開講人数を割ってしまったと思うのだけど、一度始まった授業がキャンセルされるということはないらしく、普通に授業は進んでいく(授業の内容は全部終わった後に別途書いていこうと思う、時間があれば・・・)。
このTerm4では土日で一気に授業を進めていくので、午前午後の間に昼休みがある。で、午後の授業の初めに唐突に教授(客員教授でこの授業のためだけにうちのschoolに来ている)が「schoolの常任教授と話した結果、平日の負担も大きいようなのでReadingはMustではなく、あくまで参考図書という扱いにします」と言いだすではないか。。ということで、この授業、Readingの負担が重すぎる授業から一気に負担0の授業になってしまったのである。。。

このあまりにもFlexibleな対応、個人的には半分は狙ってやっているのではないかと思っている。だってそもそも客員教授が授業計画を作った段階である程度は常任教授も見ているはずだし、Reading listが配られたのは一週間以上も前だったのだから。また作りなおしたわりにはPPTも結構綺麗に出来ていたし。。ということでなんとなく次のようなシナリオがあったんじゃないの、と思ったのである。


こういった専門業界の話というのは興味のある人間とない人間がはっきりわかれけれども、授業参加のハードルが低いと興味がない人間が大量に参加してしまし、結果としてグループプロジェクトの質は下がってしまう。そこで、最初に授業参加のハードルを滅茶苦茶上げておいて、本当に興味のある人間だけを残しておく・・

自分の考えすぎ・・というのもあるかもしれないが、実際に午後の授業は少人数でかなり真剣な議論が出来ていて、個人的な授業の満足度は非常に高かった。もともと自分が大学院で学び方を学んだというのもあるのだろうけど、授業中に人が好きかって出て行ってしまったり(これはルール上は禁止されている)、ほとんど発言しない学生が大半を占めるというよりはずっと好感が持てる。ということで、明日も含めて三週間は休みがない生活になってしまうわけだが、明日も気合を入れて授業に参加しようと思うのであった。




※1・・・うちのschoolは7月の第二週から8月最終週までがIntern期間でその後一週間が夏休み。自分の場合は夏休み期間もInternを入れてしまったので、9週間のInternである。
※2・・・もしフリーライディングで自分の評価が下がると考える学生であれば、そもそも最初からそういう行為はしない。

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