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2012年10月31日 (水)

上海でのハロウィーン

Term5に入って1日一コマしか授業がない・・というのが基本になり、また就職活動も大陸以外をメインにしてしまったので、近頃はすっかり時間が余るようになってしまった。自分の中では少なくとも今は上海でシャカリキに仕事を探すというモードではなくなってしまうと、5年間住んだこの街とも少なくとも一時はサヨウナラするのかもしれないと思うと、少しは街を見ようかという気にもなる※1

ということで、最近は少しはschoolからも外に出るようになっていて、近くのショッピングセンターにも買物に行ったりしている。部屋が狭いのであまり買いたいものはないのだが、それでも街を見るのはやはり好きなので。

先週の週末もなんとはなしにフラッと出かけたのだが、ずいぶんと目についたのがハロウィーンのPOPや飾り付けだった。こんなに上海ではハロウィーンを盛り上げるものだったっけ・・と振り返って見ても、昨年はschoolに閉じこもりっ放しで全然わからないのだが、一昨年はこれほど盛り上がっていなかったような記憶がある(というか正確には盛り上がった記憶がない)。上海ではちょっと気をぬくとドンドンイベントが増えているような気がするのだった。


■ 消費を盛り上げる気分としかけ ■20121028_175439

今回ハロウィーンの仕掛けをみたのはschoolからほど近い場所にある嘉里城(ケリーシ ティ)という新しくショッピングモールだった。もともとこのショッピングモール自体も万博後に出来たような場所で、作りもこれまでの中国の建物とはちょっと違う形をしている※2。輸入食品が多いOleというスーパーが中にあったり、H&MやGAPも入っていたりと、基本的な生活は全て区域内で完結できるようになっている。
近くには上海でもかなりレベルが高いと言われているInternational schoolがあり、欧米人も多く住んでいる地域だ。そういう意味ではハロウィーンとはかなり親和性があるのかもしれない。20121028_175332

ちょうど買物に行ったのが休日の買い物時間帯(18時前)ということもあったのだろうけど 、たくさんの子供たちが仮装してTrick or Treatをしていて、かごを手にぶら提げた子供がテナントの中に入っていくと、お菓子をもらえるというイベントをやっていた。どうやらショッピングセンター全体でハロウィーンを盛り上げようと企画をしているらしい。仮装した子供をタクシーでわざわざ連れてきている家族もいるほどだったから、かなり前から告知をしていたのかもしれない。


仮装はさすが中国ということでキョンシーもあれば、狼男もあるということで和洋折衷。欧米系の子供が魔女の格好をしていると、こちらも「お、ハロウィーンだな!」とわかるのだが、スーパーマンの服を着ていたりよろいをつけて剣を振り回している子供がいたりと、中国的にはハロウィーンというのは結構適当に仮装をすればいいものらしい※3

上にも書いたようにこのハロウィーンイベント(中国語では万聖節)、僕が来たころにはほとんど街中で見かけなかったのだが、あっという間に上海では市民権を得たようだ。外国人が多くてそれまでも祝っている人がいたということもあるだろうけど、上海のこのイベントをドンドン取りこむ姿勢は本当にすごい。とにかく何かしらイベントを起こして小売りを盛り上げようという商魂のたくましさはさすがである。

20121031_141433

思いだせばホワイトデー何かもすぐに市民権を得たイベントの一つだった。こちらではバレンタインも男性から女性に何かを上げる日だったのに、また一月後に男性から女性に上げるイベントが足されて、この街では常に男性から女性にモノをあげているのだな~と感心したものだ(イベントが足されても都合よくルールは変更されるらしい)。

こういうイベントがすぐに広まるのはもちろんまずは仕掛け側があの手この手を使って売上を増やそうというのはあるのだけど、上海で生活している人達(あるいは中国人)がとにかく「お祭りがあればそれにみんなで乗ってみよう」というノリがあるというのがすごく大きい。良くも悪くもとりあえず同じ方向で行動をしてみようという圧力はすごく強いのだ。


うちのschoolの求人状況やゲストトーク、それから各種消費予測を見ても来年に向けての景気の冷え込みというのはたぶん数字で出ている以上の落ち込みを実感することになると思うのだけど、一方でこういうイベントを起こして消費を活発化させようというのは何かしら逞しさを感じさせるものだと、あらためて感じたのだった。日本人としてはちょっと恥ずかしい感じがするのだが、やっぱりイベント関連はまだまだ上海であっても強い「巻き込み」を発揮できるものなのかもしれない。



※1・・・自分の中では、中国語能力があるというのは一生の売りだと思っているのでどちらかというと戦略的撤退という感じ。もし何かしらのバックを得て、あるいはそういうハコを自分で作ることが出来れば、また戻ってきたいと思っている。
※2・・・少なくとも上海では古い建物は風水の観点から中央部が吹き抜けになっていて、周囲にテナントが入るという形になっていることが多い。あの形は防災的に、特に家事対策ではちっともいいことがないのだが、だいたいはあの形をしている。
※3・・・米国でも友人によるとダースベイダーの格好をしたり、バットマンだったりするらしいので正直世界中どこでも何でもいいのかもしれない。

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