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2012年12月16日 (日)

第71週目終了! -よかった授業Best 3 -

Term5のテストも終了して、今週は日本に戻っていた。といっても東京に家があるわけでもないし、就職活動やらこれまでお世話になった方へのご挨拶ということで、あっという間に一週間がたってしまい土曜日には上海戻り。さすがに5年以上も海外にいると長期間お会いできなかった方もたくさんあり、一週間ほど戻っただけではとても全ての方にお会いする時間はもてない。毎回不義理をしっぱなしで本当にもうしわけない・・と思いつつも、東京はホテル代が高いので早々に上海に戻ってくるのであった。
ということで、三週間の冬休みもあっという間に終わってしまったMBA生活第71週目も無事に終了。


■ MBA生活でよかった授業 Best3 ■

Term5で僕は全ての単位をとり終わったので(不可が来ていなければ・・だが・・)、あらためてMBA生活の中で良かった授業/これはCEIBSとして自信を持ってお勧め出来る授業であると僕が思うBest3を紹介したいと思う。
こういうのは個々人の評価基準が全然違うので、なかなか参考になりづらいものがあると思うのだが、一応選択基準は以下の3つを設定した。


1. コンテンツの面白さ
MBAはいろいろ言われているとはいえ、「academicな学び」を求めているのは事実なわけでまずその意味から学ぶ内容が面白いかどうかというのは重要な視点だと思う。ただ、ここでいうコンテンツは「学ぶ内容」だけではなく、その他のCaseや読み物、ビデオ、ゲストスピーカーなどを含んだ総合的な内容を指している。

2. 教授
教授の何なの・・?と聞かれると難しいのだが、自分の中ではスマートさ×面白さ×熱意をあわせて「いい教授かどうか」という点を見ている。もっとざっくり言ってしまうと、その授業とこれからも付き合いたいか・・という点になってしまうかもしれない。。(我ながらすごく曖昧)

3. お役立ち度
MBAに来る目的は個々違えど、実際にその知識や経験を使ってまた実社会に戻っていくことを考えると、学んだ内容がどのくらい役に立つかというのは重要な視点。ただ、学びと言うのは一生ものでどこで役に立つかもわからないというのも事実なので、とりあえず卒業後短期的に役に立ちそうなものを選んだ。当然ながら、僕の指向が反映されている。


という結構かなり曖昧な基準で選択した僕的Best3は下記。


  • 第3位:Mergers and Acquisitions Management (Term 5-B)
  • M&Aというと、多くのschoolでは買収企業のValuationをどのように決定するか、あるいはそれぞれのstructureの比較をしてどのようなメリット/デメリットがあるのか・・という話をすることが多いらしいのだが、この授業はまったくそういうことには触れず、ひたすら「M&Aが終わった後に、どのように企業価値を向上させるか」ということをトピックとして話していた。いってみれば完全にmanagementによった話だと言える。

    僕はもともとどこかの分野でspecialistになるよりは、組織を率いる(気分としてはリーダーというよりも、率いるといったほうがふさわしい)ことを希望しているので、組織運営としては最も難しいM&A直後の話を聞きたいと思い授業を選択した。


    もともと教授がとある欧米系大企業でM&Aの後の統合プロセスをIT畑として長年手がけて最終的に失敗したという経験を持っているので、話がどうしてもITによってしまうというところを一部学生からは指摘されていたのだが、僕はもともとIT畑であるし、むしろ「いかにITの統合は大変なのか・・」ということを繰り返し話していたので、興味深く聞くことが出来た。

    この授業の良かったところは、とにかく教授が熱意あふれる方だったこと。毎回自分の人脈を使ってゲストスピーカーを呼んできては、自分が一番多く質問をするほど深く話を聞いていたし、毎回の授業の最後には"1 minute paper"と称して、授業の中でわからなかったことを確認して次回の授業までに準備してきてくれるということをしてくれた。MBAの教授はとにかく忙しくて、あまり捉まえることが出来ない人が多いのだが、この授業については少なくとも授業中の疑問は100%解消することが出来た・・という意味で、とても満足度が高かった。


  • 第2位:Managing Business Marketing & Branding (Term 5-A)
  • タイトルだけ見ると何の授業か全然わからないが、B2B Marketingについての講義である。教授が実際に営業や営業企画を経験した後に、Academicの道に入ったということで、色々な中国B2B営業の裏話をしてくれるというのが非常に魅力的だった。彼に言わせれば、やる気がある営業を採用して、常にmotivationを高く保てればB2B Marketingの7割は成功らしい。。

    B2B Marketingというのは、いわゆるMBA的なMarketingとは違い、これといった教科書はなかなかなかったりするらしく、この授業ではとにかく教授が必要と思っている内容をいろんなところからPick upして紹介するというスタイルをとっていた。このように書くと、てんでバラバラな内容になってしまっているように聞こえるかもしれないが、実際には第1回から最終回までしっかりと構成がされており、一通りの内容を理解することが出来るようになっている。


    この授業の良かったところは第3位と同じく教授の熱意なのだが、この科目では毎回ケースを読ませて小レポートを提出させるというのが非常によかった。この授業以外でもほぼ全ての授業でケースを読むということが一応のところ義務になっているのだが、この授業では教授が全ての小レポートに目を通してちゃんとFBをくれるというのが、非常に満足度が高かった要因である。

    やはり自分が書いた答案に対して、点数がつきどの観点がよくて、どの観点が悪かったのかを明確にしてくれるというのは非常に学生としてはうれしいものである。


  • 第1位:Entrepreneurial Management (Term 3)
  • 文字通りベンチャーをどのように運営するか・・ということを取り上げた授業である。全7回と短い授業ながら、どのようにopportunityを見つけて、チームを作り、お金を集めて、Exitするか・・ということを一通りカバーするように授業が設計されている。

    この授業、おそらくアンケートをとればかなりの学生がお気に入りに入れると思うのだが(実際、教授は毎年Awardをもう一人の教授と争っている)、とにかく学生を飽きさせないように工夫がされている。ビデオを利用するのはもちろんのこと、学生を急に指して緊張感を持続させたり(これをcald callという)、ゲストスピーカーを数人呼んで簡易的なセッションを行ったりと、3時間という長い時間を感じさせない授業を展開してくれる。

    またこの授業、最終的な成績判定はテストではなく「実際のアントレプレナーに話を聞き、内容をまとめる」という課題をかすため、無理やりにでも実施のアントレプレナーと触れないといけないという設計になっている。必修授業でこれは中々に大変な課題ではあるのだが、結果として逆説的に「スタートアップを立ち上げるというのは、理論通りにいかないのだな」ということを実感させてくれる授業でもある。


    惜しむらくは、この授業の長さではとても全てを深くカバーできないため、この授業を聞くだけではスタートアップを成功させることはできないだろう・・ということである(これは他の授業でもおそらく同じだが・・)。僕は自分がMBA入学前に既に一回スタートアップを体験しているので、「あるある・・」と思う場面が数多くあったが、そういった経験をしていない学生がどのくらい得るものがあったかというと、中々判断は難しい。


こうやって自分で振り返ってみると、Best3をピックアップといっても極めて個人的な志向や経験が反映されていて、なかなか一般的に通用するかどうかがわからない感じがする。特に僕はMarketing系なのでそういった授業を多く取っているが、Financeを希望している人は全く異なった経験をしているし、その中で自分にあった授業を選んでいくのだろうと思う。

またこれはある意味しかたないのだが、全体的には必修授業よりも選択授業の方が満足度は高い。選択授業は当然学生数が少ない(最大で60人までと制限されている)ので、教授の目も行き届くし、そもそも自分が「選んで」学んでいるので、そもそものmotivationが高いというのもある。
必修授業の場合は内容が基礎的なものも多いし、選択授業と比べればcommunicationの数も減ってしまう。さらにいえば「教授が興味を持っていることを教えているわけではない」というのもあり、後から振り返ってみれば、選択授業のほうより多くを学べたような気がする※1。ただうちのschoolの場合、必修のMacroeconomicsには毎年学生の人気ナンバー1の教授がいるので、それでかなり救われている部分はあるかもしれない。


僕は入学当初は「Marketing専攻」というタイトルが欲しい・・と思っていたため、そのために必要な授業をとろうと思っていたのだが、Term3辺りからそういったことにこだわるよりは面白そうな授業/過去に評価の高かった授業を選択しようと切り替えたのが結果としてよかったように思う。
やっぱり例え授業の選択一つでも自分で調べて自分で判断と言うのが、人生の満足度に影響してくるのだよな~と、あらためてこの順位を見ると思ったりするのであった。



※1・・・これは日本でも同じで、必修授業を教えるよりも自分の専門を教える方が教授としても楽しいらしい。
※2・・・彼とは個人的にも親しくしており、大変僕も尊敬している教授なのだが、そもそも学ぶ内容が基礎的すぎたということでBest3には入れていない。

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