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2019年3月 6日 (水)

CEIBSが今年のFT MBA ranking5位に

多少の上下はありつつも基本的に右肩上がりを続けている卒業したCEIBSのMBA ranking (Financial Times)もついに2019年版では5位になったようだ。上にいるのはウォートン、HBS、スタンフォード、INSEADという文字通りの世界的なMBAスクールのみで、下にはLBSやChicago Boothがあるという、なかなかに壮観な表がFTのページを開くと出てくる。なんと、MITよりも上なのだ。なんかの間違いじゃないかと思わずにはいられない。

Business School Ranking from the Financial Times 2019

20190306_113815_2


まあ、これはFinancial timesによるものなので、あくまで一面的な評価でしかない。他のMBAランキングでは名前が全く出てこないということもまだまだあるわけだし。以前にも書いたことがあるように、CEIBSの運営はある意味で非常に企業的に「MBAランキングをあげること」を目標にプログラムが組まれている。MBAランキングは様々な指標により構成されており、結局このランキングを目標にすることは学生側にとってもメリットになることが多いため、基本的にランキングをあげるための努力をするということは、学生の視点から見ても間違っていないとも思う。


ランキングの決定の中で最も重要な要素の一つは「卒業後のサラリーアップ」で、この項目でCEIBSは非常に強い(※1)。海外から来た学生が大きくサラリーを上げる機会を多く手に入れることはなかなか難しいと思うので、この項目に主に貢献しているのは大陸の学生だと思う。とはいえ、僕自身もそうであるように、5年後ともなると、それなりに帰った後の評価も上がってくるので、海外に戻って行った卒業生もこの項目には少しは貢献をしているはずだ。

一方で、今回の項目の中では「卒業生が推薦するかどうか」というところでは、あまり成績がよくなかったと聞く。これは卒業生が後輩に対してスクールを推薦するかどうか・・ということで、究極的には個人の考えによるものだが、確か僕もこの項目ではそれほど高い点数はつけなかった記憶がある。理由としてはだいたい以下のようなもの。

  • 学費や生活費が上がって来たので、かつてのように「米国と比較して安価にMBAを取れる」というメリットが薄れて来てしまったこと。近しい金額を払うのであれば、欧米のビジネススクールを比較した上で決定をした方が良いと思う。
  • 中国経済のレベルが上がって来て、”先進国の人間"ボーナスが使いづらくなったこと。日本に戻って中国企業に雇ってもらうということは可能性としてあるが、大陸で働こうと思ったら自分がいた頃よりもさらに厳しい戦いが待っていると思う。現地採用でいいというのなら別だが、大陸で幹部候補生のようなキャリアを外国人が得るのは大変難しい。
  • 日本ではまだまだCEIBSの知名度が低くて、外資系コンサルやIBDなどに入ろうとした際の「下駄」がまだまだ低いこと。高くなった学費の元をとるためには給与の高い環境にいかなければならないが、CEIBSだとまだちょっと難しいように思う。


上記を見てもらえばわかるように、もし後輩がMBAを取るということにフォーカスをしているのであれば、他の選択肢も検討すべきというのが僕のスタンスである。一方で、もし中国ビジネスにかけたい、なんとしても中国で成り上がりたいのだ・・・という人がいれば、依然としてCEIBSはトップの選択肢の一つとして検討されるべきだと思う。Rankingがいいという理由でCEIBSを受けてくれる学生もいるだろうし、実際にそういう学生を拒否する必要は何もないのだが、単純にRankingという視点だけで選ぶとやはり米国の名門スクールとは、まだ日本における機会というのはかなり差があるというのが現実だ。
なので、CEIBSを検討する人は、rankingだけではなく「なぜ中国でMBAを撮りたいのか」をぜひ真剣に考えてから入学をしてほしいと思っている。自分が中国で何かを見つけたいと思うのであれば、きっと素晴らしい体験ができるはずだ。・・・・でも、何かの間違いでRankingが1位になったりしたら、やっぱり嬉しいよねぇ。

※1・・・なんだかんだいってもビジネススクールに行く最も大きな理由は、自分のキャリアをよくすること ≒ 収入を上げることである。世界を変える前に、まずは自分の生活の改善を願うのは人として当たり前だ。。

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