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2020年5月

2020年5月31日 (日)

自粛期間が本格的にあける6月

前の記事では、5月初めに延長された緊急事態宣言がどのように終わるのか・・・ということについて4つのシナリオを考えていた。一ヶ月たって答え合わせをすると、シナリオとしては①のようになり、さらに予想よりも1週間早く緊急事態宣言は解除された。正直なところ、ここまで劇的に数字が下がるとは想像もしていなかった。
日本人・・・というよりは、日本社会が同じ方向を向いた時の力はすごいのだなということを学んだ気がする。

本来であれば明日から、実際には1週間早く解除されたわけだが、6月が始まるとともに自粛期間があけた生活が本格的に始まる。子供の幼稚園も再開することになったし、仕事でやり取りをしていても、少しずつではあるが正常化し始めたという感覚がある。


一方で、ここ数日の東京の感染者数を見ていると、いっときは一桁台まで落ちた毎日の感染者数が20人まで戻ってきてしまっている。この後に第二波が本格的にやってくるのか、それとも今のままダラダラと推移するのかはまだわからない。おそらく来週1週間の推移を見れば、もう少し確かなことが言えるだろう。

アメリカでは多少は新規の感染者数がおち着いてきたとはいえ、全国では160万人を超える感染者数が出て10万人以上が死亡している。非常事態宣言は州レベル、群レベルでコントロールされているので一律ではないが、少なくとも本社があるカリフォルニアの群ではまだshelter -in-placeはあけていない。

本社がそういった判断をしているので、自分がいる東京オフィスも少なくともあと2週間は自宅勤務を継続する予定だ。もし東京の感染者が増えていくようであれば、その期間はさらに延長されるだろう。もしお客さんが希望すれば対面での営業活動も許可されているが、話している限りでは、日系の伝統的な企業もいきなりこれまで通りに戻すということはないようだ。


ほぼ2ヶ月に渡って会社で勤務をしていないのだが、考えてみると通常の状態でも日本とカリフォルニア間でリモートで働いているせいか、ほとんど不自由は感じていない。むしろ、個人的には子供とこれほど長くいる時間は二度とないと思えるので、貴重な時間だったといえるのかもしれない。

このCOVID-19の特徴を考えると、どの程度の大きさかどうかはわからないが、第二波がくるのは避けがたいのではないだろうか・・・と構えている。明日から再開する幼稚園もまた閉鎖せざるを得ないかもしれないし、必要なら個人の判断でお休み継続ということになるだろう。

オフィスワークだけを考えれば、例えば月の前半は「外出可能期間」、後半は「自粛期間」とすることで感染者の数が計画的に波型になるのではないかと思いついたりもする。この方法なら少なくとも月の半分は通常の経済活動が出来るのだ。

ただ、現実的にはそんなにうまくコントロールは出来ないだろうし、全ての業種がそういった方法で対応できるわけではない。何より、COVID-19は一度重症化してしまうと2週間以上病床を使ってしまう。医療システムには少しずつダメージがたまっていくわけで、あくまで事前の策という感は否めない。

2020年5月10日 (日)

COVID-19対策の6月以降のシナリオ

5月6日に緊急事態宣言が延長され、5月31日までは自粛期間が延長されることになった。ただ全ての県が自粛対象地域となったわけではないし、これまでよりもやや制限が緩くなってきたことで、街の人出はかなり戻ってきているように見える。

この後に感染者数がどのように推移するかというのを現場で予想することは出来ないが、いくつかのシナリオを想定することは出来る。自分の頭の整理のために、予想されるシナリオを書き出して置こうと思う。自分が住んでいるのは東京なので、基本的に思考の対象は東京を想定している。


5月31日までの推移シナリオ

実質的な5月第1週(5月4日週)の感染者数は2桁前半(50人以下)で推移している。これは2週間前〜1週間前ぐらいの動きの結果なので、今後の推移については、やや緊張が緩んだように見える今後の動き方に依存して来る。

5月31日までは3週間ほどあるので、やや自粛が緩くなった結果を見るには十分な時間がある。その結果を大きく分類すれば、次の3つになるだろう。

① 大幅に増加する
「大幅」という定義は難しいが、とりあえず東京の1日あたりの感染者数が3桁になったら「大幅」といってもいいだろう。残念ながら4月の自粛期間での努力結果がはきだされてしまったパターンである。
② 現状とあまり変わらない
毎日数十件の感染者数が出続けるという場合。80〜90件あたりだと、ほぼ①とかわらないので、50件あたりをずっとウロウロしている場合とおいておく。

③ 収束に向かう
さすがに残り3週間でゼロになることはないだろうが、4月の自粛期間(一ヶ月)でほぼ1/4におちたので、ほぼ同じぐらいの割合で少なくなるとすると、10桁台 or 1桁になった場合とするのが妥当なところではないだろうか。

次にそれぞれの場合(パターン)に対して、政府がどのような意思決定をするかを想定してみよう。


6月以降の政府の打ち手について

一番簡単なのは③の場合。この場合には、依然として意識を高く持ち続けなければならないが、緊急事態宣言は解除され、とりあえず自粛期間は収束していくだろう。海外への移動などはすぐには許可されないだろうが、国内の経済活動はある程度復活していく。(シナリオ1)

次に想定しやすいのは①の場合。この場合には、残念ながら緊急事態宣言は延長され、自粛期間は継続するだろう。
国内の経済活動再開へのプレッシャーは高まり続けるだろうが、最も考慮しなければならないのは医療機関のキャパシティーであり、これは言葉でどのように言い繕うと変えることはできない。もしかしたら全国の緊急事態制限は解除されるかもしれないが、東京独自でも延長するだろう。(シナリオ2)

難しいのは、②の場合だ。
常識的に考えれば「自粛を延長してようやく横ばいなのだから、解除すれば感染者数はまた増え出す」と考えるべきなのだが、残念ながら現在の政治にはそういった科学的な思考から結論が出される・・・と信じきれないところがある。

経済活動の落ち込みがこれ以上ひどくなる前に解除すべきという意見も強くなるだろうし、段階的に自粛をゆるめていくという意思決定がなされる可能性もある。なので、このパターンの場合には予見が難しく、解除される場合をシナリオ3, 緊急事態制限の延長をシナリオ4とおこう。


自分はどのように行動すべきか

以上のように4つのシナリオを考えてみたが、起こりうる可能性を以下のように想定している。

シナリオ1(収束で解除) < シナリオ2 (増加で延長)< シナリオ4(横ばいで延長) < シナリオ3 (横ばいで解除)

GW明け直後の状況を見ると人出はある程度緩んでいるようにみえるので、急速に収束に向かう・・・というのはかなり難しいのではないかと思う。一方で、この1ヶ月でいろいろな工夫がなされるようになったので、大幅に増加するという可能性もそれほど大きくはないように感じる。

結局のところ、少なくとも5月31日までと期限を区切れば、長期的には増加トレンドになったとしても現状と横ばいからやや増加ぐらいになるのではないかと思う。


それでは、こういったシナリオと可能性があった時に、個人としてはどのように行動すればいいだろうか?実は結論はそれほど、難しくない。シナリオ1になりそうだと明確になるまでは4月とほぼ変わらないレベルの警戒を保っていけばいいのだ。

この1ヶ月で変化があるとすれば、子供を幼稚園に再度行かせるかどうか・・・ぐらいだと思う(息子が通っているのはカテゴリー的には認証保育園で、現状でも自動の受け入れを続けている。ただし、通常よりは大幅に通っている子供は少ない)。

マスクの流通はかなり戻ってきたし、アルコール消毒液も一時よりはだいぶ購入しやすくなってきた。意識さえ保っておけば、よりリスクを小さくして生活することも不可能ではなくなっている。
より厳しい状況にある人が一刻も早く落ち着いた生活が出来るようになるには、Stay homeで活動可能な人は、これまでと同じく自粛を保ち続ける・・・当たり前のようだが、論理的に考えてもこれが最善の選択なのだ。

2020年5月 4日 (月)

Everlasting stay-home?

日本国内で緊急事態宣言が出たのは4月7日だが、アメリカに本社があるうちの会社はその前から自宅勤務にシフトしていたので、自宅勤務になってからほぼ5週間が過ぎたことになる。

子供が産まれてからはや5年、毎週呑みにいくという習慣もなくなったので、外で人と会わないということにもあまり気になることはない。また、予定より早めに年末に引っ越したおかげで、前よりも広いスペースを確保できているのも大きい。

家の周りには大きなスーパーがないが、大きな公園がいくつもあるので、人と「密」になる心配なしに子供を外に連れて行ける。そうじて、我が家はこのCOVID-19でも生活が最も変わってない家族の一つであると思う。

とはいえ、やはり不便なことはいくつもあるし、今のような状況がどこまで続くのか・・・というのは気になるところだ。


自宅勤務で出来ること/出来ない事

自宅勤務になる前からアメリカとの電話会議を毎日のようにしていたので、うちの会社のメンバーはリモートで働くことには全く違和感がない。アメリカ側からのメールの返信が遅くなったな・・・というのは感じるが、緊急でのやり取りが必要な要件はほぼないので、日常業務にはほとんど支障はない。

電話会議の際に子供が邪魔をしてしまう・・・という問題は我が家でもあったが、最終的にベッドルームでパソコンを開いて会議をするということに落ち着いた。部屋が狭いので机を置くことが出来ず、代わりにアイロン台を使って作業をしている。
メールを書いたり電話会議をするぐらいなら問題ないが、パワーポイントを作ったりExcel作業をするのは結構厳しい。

また、子供もずっと自宅にいるので、落ち着いて考え事をする時間を取るということはほぼ出来ない。なにせ平均すれば5分に1回は話しかけられたり、呼び出されたりするのだから。


こういったことに悩まされている人は結構多いのではないだろうか・・・子供がいない家族であれば、今の時期は通勤時間がなくなったおかげで生産性があがるかもしれないが、子供がいて個室を持てないような家族(東京近郊ではそういう家族が多いと思う)では、知的生産のレベルは下がっているのかもしれない。

自粛と解除の境目は「自分で決めなければならない」こと

5月6日までの自粛期間が延長されるのはほぼ確実で、漏れ伝えられるニュースではどうやら5月いっぱいは今のような生活が続くようだ。

我が家はまだ子供が小学校にあがっていないので、むしろ家族と一緒にいることでやれることが増えているという実感があるのだが、すでに学齢期に入った家では教育をどうしようか・・・という切実な問題なんだろうと思う。
特に4月から小学校になる家は、学校生活が何かを知る前に今のような生活が始まってしまったわけで、家で代替的な教育をするというのもかなり難しい。今の生活にウンザリしている人にとっては、一刻も早く解除の日が来てほしいのだろう。


一方で、東京都の感染者数は減少しているものの、解除するほど下がっていないというのも理解できる。中途半端に解除すれば、あっという間に感染者数がまた増えてしまうだろう。そもそもこれまで奮闘してきた医療関係者の休息の時間を取らなければ、次の波が来た時に耐えられない。
4月中旬の段階でも友人の感染症専門医の見立てでも、病院にすこし余裕が出来るのは5月末ぐらいだろう・・・とのことだった。

ヨーロッパの状況を見ると、こういったロックダウンのようなじょうきょうというのは二ヶ月程度しか耐えられないようだ。あちらの方が一足先に解除に取り組むということで、日本にとっては良いケーススタディになると思う。


個人的には、今年いっぱいは解除と自粛強化を繰り返さざるを得ないだろうと思う。
うちの会社は既に第2波が来ることを見越していて、公的なロックダウンが解消されてもすぐに自宅勤務は解除しない、という方針を打ち出している。幼稚園にしても公的な自粛が解除されても、自分の判断で行かないという選択肢も存在する。

そういう意味では、Everlasting stay-home(終わることのない自宅期間)になってしまうのでは・・・という漠然として怯えのようなものは感じている。経済の行き先や、そもそものCOVID-19の方向性が見えない今、最終的に頼れるのは自分の判断だけ・・・ということを改めて噛み締めている。

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