カテゴリー「文化・芸術」の記事

2017年2月13日 (月)

五月天の武道館ライブに行ってきた(2年連続2回目)

五月天はC-Popにちょっとでも触れたことがある人であれば、誰でも知っているバンドだ。日本と比べてそれほどバンド文化とはいえない大陸や台湾であるが、台湾出身のこのバンドは、まさにアジアのスーパーバンドと呼べる地位を築いている。日本ではそれほど知名度はないが、その稼ぎは日本のバンドの比ではない(※1)

この五月天、日本のバンドやエンタメ業界を常にリスペクトしてくれており、しょっちゅう日本にも来てくれている。台湾ではそれまであんまりなかったバンドを始めるにあたって、参考にしたのが日本のバンドだということもあり、Glayとコラボをしたり、日本語のHPを開いて日本でも活動をしている。日本向けにはちゃんと日本語歌詞で歌を歌っていて、しかもその日本語も年々上手くなり、日本マーケットに関する本気度も非常に高い(※2)

この五月天だが、嬉しいことに日本でもライブを開いてくれている。もしかしたら、色々なフェスにゲストとして参加をしているのかもしれないが、私がちゃんと認識しているのは昨年の日本武道館のライブが初。このころはまだ子供が1歳ちょっとだったので、当然連れて行けるわけもなく、義母にお願いをして夫婦で行ってきた。
ライブなど滅多にいかないので、他のアーティストと比較することが出来ないのだが、新旧合わせた名曲をたくさん歌い、日本語歌詞での歌も歌い、さらにゲストでは親交のあるflumpoolも参加する盛りだくさんの内容で大変満足度の高いステージだった。中華圏らしくステージの最後にはスポンサーを読み上げてお礼をするというシーンもあり、日本にいながら上海を久しぶりに思い出すことができる時間だった。

昨年も2days両方とも満員にする動員力を見せつけたので、今年も来てくれるのではないか・・・と密かに期待していたのだが、昨年の10月ごろに無事に今年も来日するということで、速攻でチケットをゲット。今年も2歳になった息子を義母に預けて妻と参戦してきたのであった(※3)。

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今回も2daysの土曜日のほうのチケットを買って向かったのだが、昨年と同じく最寄駅の九段下駅を降りるとそこは既に日本ではない。五月天は台湾や大陸ではチケットを取ることが非常に難しいので、台湾や大陸からファンがこのライブを狙ってくるし、日本に住んでいる中国語話者も大挙して訪れるので、デフォルトの言語は中国語となる。道には偽物グッズを売る店も出てくるし、中華街で中華まんを売る店が屋台を作っていた。

武道館にたどり着くと、グッズ販売に長蛇の列・・・夫婦ともにこういうグッズには全く興味がないので、グッズは一切無視して進むのだが、日本限定版も多く出ているらしく、ファンの人にとっては重要な場なのだろうと思う。グッズに興味がなさすぎて、ライブに合わせてファンが振る光る棒(ペンライトというにはデカイ)を2年連続で買い忘れてしまったのが残念。あれがないと、手をどうしていいかわからないんだよね・・・五月天の曲は縦乗りの曲が多いし。


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ライブのお祝いの花を見に行くと、仲の良いGLAYから来ているのはいいとして、なぜかさくらももこからも届いていた。ファンであるという話を聞いたことはないのだけど、事務所で近いとかあるのだろうか・・・ちなみに五月天の日本でのマネージメントはアミューズが担当している。大手事務所で契約できてよかった。

ライブ自体はアンコールも含めて全部で2時間半弱。今年も新譜から随分と古い曲まで幅広くヒット曲を合計で27曲もやってくれたので大満足。ライブではみんなで一緒に歌うのが基本なので、ステージ両サイドには歌詞も表示されて、多少覚えていない曲でも問題ない。昨年はステージ側の反対側にも大きく歌詞が表示されていたが、今年はそれはなかった。あんまり後ろを見て歌う人はいないからかな・・・。

MCはほぼ全て中国語で行われるのだが、それほど難しい言い回しはしないので、中国語で通常会話ができるレベルであればほぼ聞き取れるレベル。中国語がわからないお客さんもいるので、MCの間はステージ奥に訳がリアルタイムで表示されるようになっている。・・・が、当然スピードには間に合わないので、結構はしょられているところもあるし、今年は中国語で下ネタを話していたが、そういったニュアンスは全く訳されな

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いので、やはり中国語ができるに越したことはないというライブである。中華圏のライブでは、ほぼ毎回ゲストが出てくるのであるが、今年はポルノグラフィティのハルイチがゲストで出演。今度台北でライブをやる・・・ということでタイアップのようであったけど、もともと日本語歌詞を提供しているということでもあったので、それなりに仲は良いのかもしれない。昨年度のflumpoolはMVを一緒に撮ったりしていたので、多分本当に親しいのだろうけど、今年はステージだけではそれはよくわからなかった。

ちなみに、このライブに来ている人は中国語話者か中国語での五月天が好きで来ているので、日本語歌詞での歌が来ると若干微妙な雰囲気になる。とはいっても愛する五月天が日本でさらにファンを広げるためには日本語歌詞はやはり必要だと思うので、魅力を失わないレベルでこういうのは必要だと思う(※4)。

最後は皆で突然好思你を合唱すて幸せな2時間半はあっという間に終了。ヒット曲が多すぎて、聞きたかったけど今回聴けなかった曲もたくさんあるので、来年もくるのであれば是非参戦予定。あとは・・・・Lala Shu(徐佳莹)が来てくれたらすごい嬉しいのだけど、それは難しいかなぁ。。

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[曲目一覧]

1.軋車

2.do you ever shine(日本語版)

3.HooSe

4.DNA

5.你不是真正的快樂

6. 生存以上生活以下

7.人生有限公司

8.瘋狂世界+ 候鳥

9.我心中尚未崩壞的地方

10.知足

11.人生海海(今天我在這裡)

12.春天的吶喊

13.離開地球表面(jump)

14.Dancin'Dancin'(傷心的人別聽慢歌日本語版)

15.孫悟空

16.乾杯

17.約翰藍儂+我

18最重要的小事

19.天使

20.憨人


アンコール1回目

21.Buzzin'Buzzin'(派對動物日本語版)

22.入陣曲

23.頑固

24.song for you(vs.岡野昭仁/ポルノグラフィティ)

25.OAOA(日本語版)

アンコール2回目

26.突然好想你

27. 最好的一天
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※1・・・・・古くは海賊版の問題、今はストリーミングによりCDは売れないが、日本にはないこまめな営業活動やライブ、タイアップなどにより、中華圏のトップスターの収入は十億単位になることは珍しくない。
※2・・・・・あれだけ売れているんだから、そんなに日本向けにカスタマイズしなくてもいいんじゃないの・・・と思わずにはいられないのだが・・・多分商売のこととは別に日本が純粋に好きでいてくれてるのだと思う。
※3・・・・・昨年は夫婦二人で昼寝の間に出掛けて、起きた時には二人がいない・・・という状況で大変にふてくされていたので、今年は夫婦別々に出かけるという小技を繰り出して、出かけてきた。帰った時もそれほど機嫌が悪くなかったので、大成功である。
※4・・・・・同じことをK-Pop大好きの友人も言っていたので、原語好きのファンはどのアーティストでも同じことを思うようなきがする。

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2012年3月27日 (火)

第33週目終了! - Cultral night もしかしたら最後の祭り? -

(2日分バックデートしてUP)
今週もひたすらメキシコで使った一週間分の日程をキャッチアップするのに使ってしまい、まったく余裕がないまま一週間が終了。先週は帰ってきた後も時差ぼけになっていたので、ようやく今週に入りキャッチアップの時間を使えるようになってきた。ということで、MBA生活も第33週目が無事に終了。


■ Cultural night (もしかしたら最後の祭り?) ■

Term2も残り一週間となり、すでに「上海での」MBA生活に終わりを感じている学生も多い中、今週はCultural nightとよばれるイベントが行われた※1。簡単に言えば、各国からきた学生が自国の文化を披露するというイベントである。最多シェアを誇る大陸人は、さらに出身地域に別れての参加となる。
このイベント、ある意味でもともと無理があって、最も多い大陸からの参加者はさらに細かく分けられる一方で、マイナーな国から来た学生は適当に一緒くたに扱われる。スペイン人は比較的数が多いので「スペイン枠」での参加になるが、その他のヨーロッパ各国から来た学生は「ヨローッパ」。アジアでは一大勢力を築いている韓国とインドは、それぞれの国でくくられていたが、その他のマイノリティ勢力は"the other Asian"である。二重国籍を持っている学生に関しても、結構適当に割り振られていた。

このイベントは珍しくschoolで行われて大量のビールとワイン、
ピザと(謎Dscn1936_1の)お寿司も準備 されている気合の入れようである。全員でテコンドーの道着を借りて気合を入れてくる韓国を除けば、適当すぎる準備をしているnon-native Chineseと比べると、大陸学生は各地方の民族衣装を準備したり気合を入れて化粧をしたりと、本当に気合が入っている。こういう時に台湾人グループはすごく一致団結していて、今回はTシャツまで作って参加していた。いろいろなconflictがある中で台湾の存在をアピールしていきたい・・という気持ちがみなで共有されていて、ちょっとうらやましく思ったりもする。

「その他アジア」にくくられた我々といえば、当日まで一切準備をせずにおり、当日になって何かをしなければならん・・ということで、とりあえず服装からということで、とりあえず我々日本人チームが芸をすることにした。まず、日本人の芸といえば酒だろう・・ということで、まず同級生がコールをかけ、自分がワインボトルをイッキするという、ある意味とても日本人らしい芸を披露したのであった※2。こういう場になると、とりあえず酒を飲んだもの勝ちみたいになるので、一緒のチームになったシンガポール人やフDscn1950ィリピン人も参加して、一気のみを見せたのであった。

その後、今回の民族衣装・・というか日本を代表するものというとピカチュウのコスプレ以外 には、これしかない・・という理由で来ていた少林寺拳法の道着を無駄にするのももったいないということで、個人として中国で5年ぶりぐらいに少林寺拳法の演武をちょっとだけ披露した。ワインを飲んでいたせいで体のコントロールがうまくきかず飛び二連で思ったよりも足が高くあがるという幸運も有り(そしてしっかり肉離れをおこした)、これもけっこう好評だった。前回に演武を披露したのが、中国に来たばかりの時の元職でのホテルでのパーティーだったので、中国ではいつも酔っぱらって演武をしていることになる。こういうことも有るかと思って、日本から道着を持ってきておいて本当によかった。


■ 久しぶりのアジア体験 ■

とまあ、Cultural night 自体は非常に楽しく終わったのだが、
その後に久Img_1768しぶりに「アジア体験」をするはめになった。一緒のチームになってたシンガポール人は芸に参加してイッキのみをかなりしたのだが、どうも悪酔いしたようで、もうパーティーも終わりかけという所で「俺はお前たちは友人だからいいけど、日本と一緒のチームなんて絶対認められない!そこんとこは覚えておけ!」とやたらと絡まれたのである。

たぶん本人としては前者の部分を強調したかったのだろうけど、とにかく酔っぱらってて何を言ってるかよくわからない中で、やたらfxxxを連発してすごい剣幕で話しかけてくるのである。なにせすごい剣幕だったので、一緒にいたアメリカ系韓国人も非常に困っていてうまく収めようとしてくれたのだが、正直に言うと自分も結構びっくり・・・というか動揺した。

こういうことというのは中国にいれば一定の確率で起こることだと理解はしているのだが、シンガポール人の、それも非中華系からそういう話をされるとは想像していなかったのである。さすがに酔いもさめてしまったので、彼を宿舎に戻してからもしばし外を散歩してぼ〜っとした時間を過ごしたのだった。
あらためて月曜日になって他の仲のいいシンガポール人に話を聞く限りでは、シンガポールは基本的に親日だし、まあ個人的になんかいらつくことでもあったんじゃないの?という回答だったので、まあそういうこともあるだろう・・ということで、自分の中では処理をすることにした。やはりアジアに住む限り、こういうことは偶発的であれ起こるのだよな〜ということを改めて感じた次第である※3

(火曜日夜に追記)
本日夜にとある会社の説明会が終わって教室から出ようとする、彼が遠くから寄ってきて「いや〜ホント、すまんかった・・」と大変しょげかえって謝罪してきたので、いや〜びっくりしたけど、まあたまにあることだから気にすんな・・と伝えておいた。本人が言うには「酔っぱらったわけじゃないんだけど、つまり、その、断片的にだけ記憶があるんで、つまり、とても、すまない」と覚えてはいたらしいのだが、まあそういうことはよくある。というか、そういうことはよくしてる(主に日本で)。ということで、これにて一件落着。酔った時の行動はとても人を責められるものでないので、自分も。

※1・・・Term3は授業というよりもプロジェクト型授業がメイン。7月から夏休み(兼 intern期間)に入ってしまい、そのまま交換留学に行ってしまう学生もいるので、上海でのMBA生活らしい生活も残り3ヶ月弱。プロジェクト型授業になると、共通での課題もほとんどなくなるので、一緒に勉強するという経験はほとんどしなくなる。

※2・・・なぜか米国人から「most impressive culture!!!!」と激賞されたのだが、単に一気のみをしただけである。その気になれば新橋でいくらでも見れるよ・・と教えておいた。

※3・・・海外に住んでいるくせに、基本的には精神がうたれ弱いのですぐに動揺するのである。ただ、一回免疫がつくと二回目からは問題なくながせるので、うたれ弱いけど回復力は強いのだと思う。

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2009年1月26日 (月)

中国的年納め

本日は中国の旧暦では大晦日にあたります。ついこの前に2009年のカウントダウンがあったばかりだというのに・・・というなかれ。中国ではこちらの大晦日が「本当の大晦日」になります。
多くの会社では昨日から会社も休みになり(この時期のお休みは公的に決定されているものなので、無理やり出勤させるなどということは基本的に出来ません)、お休みモード一色になります。出稼ぎの人たちも多くの人が地元に帰ってしまうため、上海のような都会は実に静か。弊社も一応は本日より休みにはります。


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中国ではとにかくお祝い事には花火と爆竹が欠かせません。オリンピックの時にはCGで問題になった花火ですが、この国ではとにかくそこかしこでお祝いのたびに花火をあげます。それも高さが日本に比べて圧倒的に低いんですね。これ、去年も書きましたが。だいたいビルの10階ぐらいで爆発するようなイメージです。

去年は日本に帰っていたため「旧正月的新年」を迎えることが出来なかったのですが、今年は自宅でしっかりばっちり新年を迎えることが出来ました。
21時ぐらいから花火の音が激しくなり始め、ちょうど新年を迎える0時あたりには最高潮に!
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日本でいうと台風が屋根をたたくような音が激しく鳴り響いて、花火が雨のように空を照らします。
この花火、公的機関や会社でやる・・といったたぐいのものではなくて、マンションや団地(こちらではガードマンが立っているようなマンションの塊というか団地のようなものをまとめて小区といいます)の人たちが勝手に上げているんですね。いわば一つ一つが勝手な中国のみんなの思いのようなものです。

鼠年前半には中国はオリンピックの熱狂に包まれました。
後半には世界同時不況の波にあらがう中国政府の姿がクローズUPされました。

牛年の今年は、中国経済は過去最大の困難に見舞われると、政府自らが危機感をあらわにしています。しかし、このような花火を打ち上げるだけの勇気と向こう見ずさがあれば、きっとよい年になるのでは・・・とそう願わずにはいられない。

そんな夜でした。

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2008年10月 2日 (木)

中国では長期休みに結婚式が行われます

昨日は建国記念・・・ということとは関係なく、長期休みということで行われた部下の結婚式に参加してきました。こちらでは、民族大移動のように長期出稼ぎに出ている人が多いため、こういった長期休みに結婚式を行うことが多いのです。

さて、中国といえばかなり欧米に近づいてきたというイメージがあると思いますが、結婚式に参加してみると、まだまだ中国は独自の文化をもっているのだな~と実感させてくれます。

まず、一番の違いは前撮写真の存在でしょうか?これは台湾発祥の文化らしいのですが、とにかくおしゃれ・・というか、日本人からするとちょっと奇抜な格好をして写真を撮影します。女性にとっては一生の思い出ということらしいのですが、日本人にはかなり恥ずかしい格好のものが多いです。とはいえ、結婚支出の1/10以上を占めることも決して珍しい話ではない、この前撮写真。こちらで結婚式をする際には必須なのです(リンク先は、上海で最大手の写真館、SOPHIAのHP)。とはいっても、結婚式会場ではあまり写真のことは考えなくて大丈夫。普通に参加すればOKです。

こちらの結婚式に参加する場合には、まず招待状がカップルから送られてきます。日本では招待状を発想する前には大体参加・不参加が決まっているものですが、こちらでは長期休みを利用して結婚式を行うために、参加・不参加は後から伝えても問題ありません。日本だと失礼にあたる・・・ってことになりますが、少なくとも上海では無問題。

会場にいったら、日本と同じく御祝儀をカップルに渡します。こちらではこの御祝儀のことを「红包」と呼びます。中国では赤い色は縁起のいい色なんですね。田舎の結婚式場にいったりすると式場が赤と金色ばっかりでかなり驚かされたりします。式場は、普通は10人がけのテーブル席なのですが、服装は日本に比べてかなり自由。正装でなくとも何も言われない・・というか、正装だと逆に浮いてしまうことが多いです。今回は浦东にある通茂大酒店という四つ星ホテルで結婚式が行われました。

こちらの結婚式は招待状に書かれている時間通り始まることはまずありません。今回も17時30分開始とあったのですが、実際に始まったのは18時15分ぐらい。みんなそういうものだと思っているので遅く来る → ますます始まるのが遅くなるという悪循環です。こちらでは何から何まで自分でやりたいカップルが多いので、最後まで新郎は走り回っていました。で、何とか18時15分には新郎・新婦入場により無事にスタート。L7040145
今回は参加してはじめて知ったのですが、いわゆる「結婚の誓い」を披露宴中に行っていました。「健やかなる時も、やめるときも・・・」というのを中国語で言っていたのですが、誓いをさせる人間はプロデュース会社の司会さん。ここら辺は、日本と同様に宗教に寛容なお国柄ということでご愛嬌。

中国語の結婚式では、お色直しは2回から3回というのが普通です。せっかくの機会なので、たくさんドレスを着たいという女性の気持ち+日本に比べてやたらドレスが安いという事情で(だいたいウェディングドレスが600元=1万円ぐらい)日本よりもお色直しが多いのです。
このお色直しなんですが、やたらと待ち時間が長いのが普通なんですね。で、そうするとどんどん参加者が酔っ払ってくる。もともと中国の結婚式はみんなで酒を飲むというのが大きなウエィトを占めるのですが、新郎・新婦もいないのに、みんな飲む飲む。料理もそれにつれて出てくるので、あっという間にテーブルの上がグチャグチャになります。L7040149日本の落ち着いたコース料理になれている身からするとまさに別世界。

驚いたのは3回目のお色直しの入場時に新郎・新婦が歌をデュエットして入ってきたこと。周りは酔っ払いだらけですから、大盛り上がりなわけですが、日本だったら絶対ないですよね。いやー、あれはかなり驚いた。

結局買いは9時ぐらいには終わったのですが、最後のほうはなぜかうちの会社のメンバーがステージで歌を歌っていたり、新郎は恒例の各テーブルお酒一気をやっていたりと無管理な状態で終了。こちらの結婚式は特に終わる時間も決まっていなくて、カップルとテーブルで乾杯が終わったら適当に帰っていいんです。なので、飲み足りない人はいつまでもテーブルで残っていて、気がつくと椅子を並べて寝てる人がいたり・・。

欧米化と伝統文化のハザマで繰り広げられる結婚式は中国文化を知るのにまさにぴったりの場所です。自分が結婚式をするときにはどうしようかな・・。

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2008年5月15日 (木)

中国四川省地震 続報2 -食糧不足と中国人の気質-

昨日は本業が多忙だったため一日あいてしまったのですが、地震の続報が続いています。
先日紹介した时代报では、一面に崩れたビルに半分生き埋めになった子供とそれを見て泣き叫ぶ母という衝撃的な写真が掲載されていました。

日本でも事件の規模の大きさが繰り返し報道されているようです。当初僕が想定したよりも死者、被害者ともに拡大の一途です。

中国・四川大地震、死者5万人の見通し
网易新闻(中国の報道を集めた動画サイト)

一方では、こんなニュースも。確かに、パンダが大切(昔は貴重な外貨獲得方法でした)なのは理解していますが、なにもこんな時期に・・。ちょっと悪意を感じたのは僕だけ?

四川省でパンダ、144頭の無事を確認

一方では食糧不足がかなり深刻になってきているようです。

底つく食料、焦る住民・四川大地震、救援トラック素通り
日本の国際緊急援助隊が出発・四川大地震

中国人はこれまでも書いてきたとおり、普通の時期にすら並ぶといったことが出来ないわけですから、こんな事態になったらまず間違いなく食料の配給に殺到するはずです。それこそ命がかかっているわけですから。
そんなところに30人ぐらいでいってもはっきりいって役に立たないのではないか・・と一市民としては思わずにはいられません。きっと現地も混乱していて受け入れ態勢もないでしょうし。この援助隊の受け入れに関しては、日本が批判めいたことを言ったことと中国国内でも批判があったので、受け入れを決めたというのが本音でしょう。末端まで意識を徹底するのが難しい中国のような国で、TOPが決めたことをやらせるのは非常に難しいわけですから、現地でより混乱しないのかが気がかりです。

会社では『どうせ安定的に食料配給が出来ないなら、いっそ空から投下したらどうか・・』という話をしていたら、さっそく実行されていたようです。

空军大型运输机5500米高度空投救援物资(组图)
(空軍の大型輸送機が5500M上空から救援物資を投下へ)

到着したところではそれこそ血みどろの争いが繰り広げられているはずですが・・、届かないよりはましかも知れない程度の期待値のほうがどうやらよさそうです。

会社でも義援金の募集が始まりましたし、上海でもテレビを見ているといつも下にテロップで義援金募集のお知らせが流れます。こちらのメッセンジャー最大手のQQでもすでに行った募金の報道や、募金募集が行われています。ようやく余震は収まりましたが、少しずつ『国としての対応』が問われる段階に来たようです。

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2008年2月15日 (金)

中国のバレンタインデー

昨日は2月14日。そう、バレンタインデーでした。
日本では一ヶ月前ぐらいからバレンタイン商戦が始まり、それこそ一年間の何割かのチョコが消費されるという一大イベントですが、中国でもそれほどではないにしてもバレンタインデーがあります。

中国ではバレンタインデーのことを、『情人节』といいます。恋人記念日・・ぐらいの意味でしょうか。日本のバレンタインの盛り上がりは小売側の仕掛けと(売る側の仕掛け)と女の子の気持ち(買う側のニーズ)がうまく相乗効果を出すいい例だと思いますが、中国ではそれほど熱心に小売側の仕掛けが行われません。

一番の理由としては、旧正月(春节)が直前まで続いているので、仕事が始まっていなかったりそもそも実家に帰ってしまっていて、恋人同士が離れていることがあげられます。中国での旧正月は一年間で一番大切にされているイベントですから、これからもバレンタインデーが日本のように盛り上がるのはなかなか難しいでしょうね。

もう一つの理由として考えられるのは、日本と違って中国ではバレンタインデーは男性から女性にプレゼントをあげる日だということです。最もポピュラーなプレゼントは花束のようです。
やっぱり男性と女性を比べた時に、こういったイベントで盛り上がるのは女性のほうでしょうし、花束がポピュラーであるということは日本のように『自分へのご褒美』というニーズもなかなか発生しづらいですよね。。

その代わり・・・というわけではないですが、中国ではバレンタインデーが一年間で最も婚姻届が提出される日が多い日です。

1849对新人情人节领证

昨日は上海だけ約2000カップルが婚姻届を提出したとのことです。上海の年間婚姻数は約12万カップルですので、5%ほどのカップルがバレンタインデーに届けたわけですね。
ブライダル業界もそのことはよくわかっているので、14日のみの限定イベントというのをいろいろ仕掛けてきます。14日に結婚式をホテルで行うと特典がついてきたり、写真撮影(中国では結婚前に写真撮影をするのが普通です。いずれ詳しく紹介しますね)で特別な企画をたてたり・・・。
春节明けということで結婚式を行うのも大変だと思うのですが、やはり『恋人記念日』としては業界からもこれくらいは働きかけたい、ですよね。

ちなみに、会社の同僚になんでバレンタインに婚姻届を出すのが多いの??と聞いたら、

「忘れる心配がないから・・」

とのこと。彼女はそろそろ中国の結婚適齢期が終わろうとしているのですが、現在彼氏もおらず。。せっかく日本語もしゃべれるのだし、バレンタインは日本風にアタックすればよかったのに・・・と思った、そんなバレンタインデーでした。

ちなみに独身男性の僕は、先輩たちと食べ放題で焼肉を食べていました・・・。

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