日本よりおえらいさん登場。
金曜日・土曜日と日本から取締役がなんと3人もくるという一大イベントに借り出されました。
うちの会社には取締役は5人しかいないので、実に3人が来るというのは本当に大事件・・・。
めったにあうことのない社長とも一緒にご飯を食べるイベントです。
今回こんなにやたらと取締役が来るのは、うちの会社が上海で美術展を開くためです。人民广场にある当代美术馆で12月中旬か1月中旬まで一ヶ月ほど美術館を借り切って日本文化を伝えるための展覧会を開いたのです。
このイベント、本社からは「中国事業を側面支援する」というお題目でやっているのですが、こちらからすれば日本から変な要求は来るし、人は足りないし、こっちの事情はうまくつたわらないしと駐在員の悲哀を味わうこととなりました・・・。
今回の僕の仕事は取締役+賓客のツアコンです。中国語も話せないのにどうやってコンダクトしろっていうのでしょうか??
今回のスケジュールは大体こんな感じ。
【金曜日】
・事前準備パーティーということで、美術館に呼び出される。なぜか同僚がテレビインタビュー受けていて、大いに盛り上がる。
・事前準備はよくわからないままパーティーが始まり、
この場で初めて土曜日にコンダクトをすることが
伝えられる。予定が入っていたらどうするつもりだったん
だろう・??
【土曜日】
・朝は虹橋空港におえらいさんをお迎えに。
顔も名前も知らない人たちに会社の旗を振ってお出迎え。無事にピックアップできてかなりほっとする。
↓
・まずは荷物をおろしたいということで花园饭店(オークラ)に荷物を置きに行く。おいておけば大丈夫だといわれたのに、パスポートがないとチェックインできないことに気がつき、美術館へ向かう。
↓
・美術館で全員のパスポートをピックアップして、オークラに戻る。そういえば荷物を入れっぱなしにしちゃったというクレームを受けて、荷物もピックアップ。
↓
・美術館で美術鑑賞(のふり)。
↓
・おえらいサンたちが食事をする
外滩18号まで一緒についていく。
いろんな人がいろんなワガママを言うので、
本当に大変。とりあえず予約していたよりも人数が倍になり蟹が
足りないという事実が、忘れられません。
↓
・花园饭店まで全員を送りました。全部終わったのが12時半。。
なんせ、今回のイベントに参加することを聞かされたのが前日だったため、ほとんど段取りも知らない状態での参加となったわけですが、まあ最低限の仕事はできたのかな、と。
とりあえず思うのは、二度とこないでいただきたいです。
皆様、中国なめすぎ。
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