中国四川省で大地震 -上海、北京では??-
本日の中国時間14時40分ごろ、四川省の汶川市でマグニチュード7.5、中国震度で7.8の地震が発生した、とニュースが入りました。揺れが大変大きく、遠く離れた上海や北京でも揺れを観測したとのことです・・・が、僕はまったく気がつきませんでした。。
M7.5って日本で言うと阪神大震災よりも大きな地震です。昼の日中に起こった地震ということで、それほど問題がない・・というわけにはもちろん行かず、それこそ中国全土で問題が発生しています。詳しい負傷者の数とかはまだニュースになっていませんが、地震発生地は日本でいうとひなびた温泉のような町だったので、相当数の方が亡くなったのでは・・・と心配しています。
・各地でビルを飛び出した人が、道や公園に飛び出してしまい一時的に都市交通が麻痺。
・北京ではおそらく震度0.・・・(そんな震度は日本ではありませんが)なのに、みんなが心配してしまい家に帰る事態に。おかげで今日のお仕事はおしまい。
・部下の一人のお父さんが心臓の痛みを訴えて入院。
・弊社でも一部通信回線が利用不可能に・・・ってそれは地震のせいなの?
中国では地震が日本のように一般的ではないので、ちょっとの地震でも大騒ぎです。MSNの副題でも『地震来了,小心!(地震が来た!気をつけて!)』とか、『我们相信中国(私達は中国を信じている)』とか、かなりの大騒ぎです。上海とか、北京ではゆれていないジャン・・というのはここでは禁句。
なにせ、ちょっと前(といっても数百年前)までは地震が起こるのは、易姓革命が起こる前触れといわれていたような国です(易姓革命とは王朝が交代することです)。地震とはそれほど大きな天変地異なわけですから、この大騒ぎにも理由がある・・ということです。
とはいうものの、実は僕は大学で地震についてかなり突っ込んで勉強した経験があるので、一番興奮しているのは僕だったり。中国の固い岩盤だと初期微動(P派)は早く伝達するんだろうな・・とか、きっと縦揺れに違いないとかやたらと盛り上がっていて部下からは変人扱いをされました。
中国って内陸部はきっと地震に対して何の知識もない人が多いはずですから、いろいろ問題はあるにせよ日本の知見を生かしてすぐに救援に向かってほしいものです。。
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