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2008年10月20日 (月)

タクシーがつかまらなければ、家から出られない上海の交通事情

先週の土曜日の夜に、ちょっと遠くのところまで食事に行こうと21時ごろ家をでたところ、まったくタクシーがつかまりませんでした。金曜日ならともかく、土曜日の21時すぎなど普通だったらまったく苦もなくタクシーが捕まるはずなのに、家の前を通るのはすべて乗車中のタクシー。横を見ると荷物を抱えている人や、家族連れが座り込んでタクシーを捕まえようとしています。これはいかに??

我が家は南丹东路という上海の中心部と空港までを結ぶ道路のちょうど真ん中あたりにあるので、もともとタクシーは捕まりづらいのですが、土曜日の夜はちょっと異常。30分以上待ってみましたが、まったく捕まえることが出来ません。しかたなく、ちょっと離れた美罗城(上海でも一番大きなステーションモール)まで歩いていくと、ようやくたまたま下車した車を捕まえることが出来ました。
運転手に聞くと、今日はやたらと浦东と浦西の移動が激しいとのこと(上海は市内のちょっと東側に大きな川が流れていて、市内を東と西に大きくわけています。ちょうどこんな感じ)。何でだろうと・・・と思ってちょっと走ったところから聞こえてくるのは・・王力宏!(王力宏は中華圏の超人気歌手です。中華圏といっても、実際はアメリカ国籍も持っているのですが。)そうか~、今日は王力宏のライブの日だったのね・・とようやく合点がいったのでした。

実はこの前の土曜日は上海でのイベントラッシュの一日。
王力宏のライブはあるわ、浜崎あゆみのライブはあるは、郊外ではF1はあるわととにかく5万人規模のイベントが鈴なりです。こうなってしまうと、外国人には上海市内の移動はお手上げ。家にじっとしているしかありません。

上海の移動方法は簡単にわけると、

  1. バス
  2. 地下鉄
  3. タクシー

とあるのですが、もちろん外国人にとってもっとも役に立つのはタクシー。多少意思の疎通が出来ないことはあるもののほぼ間違いなくいきたいところにいってくれます。

地下鉄は、現在急ピッチで建設が進んでおりだいぶ便利になってきたのですが(現在は7本が運行中)、何せ日本に比べて一駅が長い。道が多少入り組んでいることもあるのですが、一駅分あること大体20分以上は歩く必要があります。また路線のつくりに偏りがあるせいか、タクシーで20分の距離が地下鉄を使うと大きくまわってしまうために、1時間近くかかるということもあります。

バスは・・・こちらに来て一年程度ではまずはじめての場合は間違います。とにかく一つの駅に止まる路線の数が多すぎる。確かに上海市内には網の目のようにバスが走っているので使いこなせればものすごく便利なんですが、外国人にはまず無理。・・・と思っていたら、僕の家庭教師の先生いわく上海人でも事前に調べなければまずいきたい所に一回でいくのは無理だとのこと。
他にも『人が多すぎて、降りたい場所で降りることが出来ない』『すりが多い(ひどいときにはかばんに穴を開けられて盗まれます)』といった問題があるため、正直言ってバスに乗ることはお勧めできません。

で、結局タクシー・・というわけになるのですが、土曜日みたいにイベントラッシュになってしまうと、まったく数が足りなくなってしまうんですよね。とはいえ、日ごろはものすごい渋滞を引き起こしているわけで、これ以上数を増やすのは適切ではないし。。
結局インフラが追いついていないというのが、現状の上海の問題点なんですよね。こんなんで万博開いたら大混乱が起きるのでは・・と心配です。オリンピックは二週間我慢すればよかったわけですが、万博は半年ですからね。どうなることやら。。

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