北京出張雑感 -道路で馬車を見た-
たった一泊二日で何がわかるのか・・といわれそうな、北京出張から帰ってきました。
確かに短い期間でもわからないこともたくさんあるのでしょうが、やはり自分の目で見て耳で聞くというのは重要です。自分が問題意識に思っていることを直接聞くことが出来る、自分で感じることが出来るというのは問題に対する対応方針を決めるためには不可欠であると感じました。
本質的に僕は現場主義の人間なんだろうと思います。
今回一番よかったのは今までお付き合いしていたお客様がどういう立場でどういうことを考えてお仕事をされているかが、明確になったことです。
我々は本質的にはソフトウェアやWEBを作成する「工場」のような企業ですが、納品時にはお客様のニーズにたいして合致した状態で納品することが必要です。つまり営業はただの製品がお客様のニーズに沿ったものであるという「翻訳」を行うという機能を担っていることになります。
実際にお会いするまではこの翻訳作業のための十分な情報が足りなかったのだと、それゆえにお客様が我々に求めていることが明確にならなかったのだと痛感しました。
ちなみにこの営業の「翻訳機能」は会社の中でも、解決すべき重大な課題の一つであると思っており、いずれは手をつけなければならないことだと強く感じています。まずはどこかでエントリーに書いておこうかな。。
個人的には今回の北京出張で一番驚いたのは、馬車が走っているのを見たこと。
イルミネーション華やかな路の中を馬車が走り、荷車に真っ黒い何かを載せているのを見るのはシュール以外の何者でもありませんでした(会社のメンバーによると後ろに乗せているのはスイカだそうです。真っ黒いけどね。。)
上海にはさすがに馬車はもう走っていないので、激しく驚いたのでした・・・。
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