『一歩一歩』という意味をかみ締めた一ヶ月
前回のエントリーから一ヶ月以上も経過して、気がつけばもう5月。この一ヶ月ほど『一歩一歩』という言葉の意味をかみ締めた日々はありませんでした。
前回の書き込みが3月22日。今日までの間に日本に帰ること二回、北京への出張が二回。日本の株主総会では取締役に選任されました。振り返るとあっという間のようですが、実はこの一ヶ月半の間、ずっと体の不調に悩まされていました。
1月~3月の納品ラッシュでひたすら働いていたことと、新しい会社に慣れることへの疲れ・緊張もあったと思うのですが、3月最終週あたりから極端に視界が狭くなる、激しい頭痛がとまらない、うまく言葉が話せないという症状にず~~っと悩まされていました。
日本に返った時に医者にいったところではとにかく体が疲れているので、ゆっくり休むこととなるべくPCを使わないことを言われました。・・・どっちも難しい。。
ということで4月は仕事をしつつもしっかりと寝る時間を確保したり、なるべくPCの前にいる時間を短くするように心がけて、ひたすらリハビリに努めていました。
ちょっとの疲れとか、多少の徹夜なら何とかなるのですが、PCを見ると頭痛がするのですから、もう正直いって仕事になりません。結構つらい毎日ですね。。やることはあるのに、あるいはやらなければならないことはあるのに、それが実行できないわけですから・・・。
現状までの経過でいうと、中国では5月1日~3日で短いGWがあるのですが、その三連休を迎えてようやく体も落ち着きはじめました。まだ多少頭痛があるものの、一時よりはかなり楽になっていますし、普通にPCの前で仕事をしたり、ブログを書けるようになりました。
振り返ってみると、やっぱりかなり気が張っていたのかな・・と思います。今日もお客様のところに行く時に考えたのですが、これまでは自分の設定した『やらなきゃいけないことリスト』が10個あったときに、それが3個とか4個しかできないことにすごいストレスを感じていたんですね。ああ、今日もこれが出来なかった、あれも出来なかった・・と。
でも、結局そうやって自分に負荷をかけすぎて体を壊してしまったら何の意味もないわけです。自分の体をオケに見立てると、仕事をたくさん処理しようとして(水をたくさん運ぼうとして)、負荷(水)をかけすぎて体(オケ)が壊れてしまっては、その修理に余計に時間がかかってしまう・・・ということなんですよね。
中国式で数えれば今年は30歳になるわけですし、自分にプレッシャーをかけすぎないように、とはいえ路は踏み外したり休みすぎたりしないように、淡々と一歩一歩を踏みしめながら進もうと、5月に入って思ったのでした。
« 予想よりも二週間長い調整期間 | トップページ | 直すべきところを数え上げるよりも、いいところを3つ数えよう »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- スタートアップ雇われ役員が感じる信託SOの税制判断と影響(その1)(2023.05.30)
- 2020年: 2月後半と3月前半で読んだ本(2020.03.06)
- スキルのポータビリティ性と、生涯における学習意欲と(2020.02.20)
- 何かを決めると、頭と心が疲れる(2019.11.24)
- 監視国家の次の一歩: スマートグラスが世界を変える(2019.09.10)
コメント