山東省で全国運動会スタート
一つ前のエントリーに続いてスポーツネタをもう一つ。
昨日から山東省で第11回全国運動会(日本でいうと国体のようなもの)がスタートした。国体のようなもの・・・と書いたように、この運動会は全国にある省ごとにチームを分けて、各省の対抗戦という形で、メダル数を争うというフォーマットになっている。ちなみに日本と違うのは「解放軍」というのが一つのチームとしてエントリーをしているところ(必ずしも全ての企業でTOPにならないところが、妙にフェアな感じがする)。
ここ一ヶ月ぐらいスポーツチャンネルでは「オリンピックに続いて、全国運動会!」というキャンペーンをやっていたのだが、昨日の開会式を見て、本当にオリンピックと同レベルの開会式の規模であることに驚いた。先日の建国60周年記念の閲兵式でもそうだが、とにかくこの国ではイベントのたびにものすごい数の人が動員される。オリンピックでは参加している人の数に世界中の人が驚いたと思うのだが、閲兵式と今回の開会式をみると決してあれが「特別」ではなかったと思い知らされる(ちなみにここから開会式の映像が見れるが、注釈がないとオリンピックの開会式と間違えそう・・・)。
オリンピックでも強さを発揮した体操・卓球・飛び込み・バドミントンなどは、この全国運動会が事実上の世界一決定戦だったりするので、すさまじくレベルが高くて、たとえ多少言葉がわからなくても十分に面白い。特に飛び込みに関してはテレビで繰り返し見ているおかげで、だいぶルールや見方がわかってきて、テレビでやっているのを見るとついつい目が放せなくなってしまう。
あれだけの人を投入するのならもっとほかの事に有効利用できないか・・とも思うのだけど、やはりスペクタクルにはかなわず今日もスポーツチャンネルを見てしまうのでした・・・。
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