エコとスノーなクリスマス気分@上海
昨晩から中国に来た大寒波の影響で、今日の上海は底冷えでした。こういう時の寒さはちょっと日本では体験できない類の寒さ。いくら服を着ても足元から寒さが這い上がってくるので厚着の意味がない。こういう日には早く家に帰ってぬくぬくするしかないのです。
この時期は日本がお休みのためいろいろとお客様がいらっしゃるのですが、天気だけは思い通りにはならないものです。昨日からも以前の上司がこちらにいらっしゃっていたのですが、あいにくの天気で本日は雪が降りしきる中での観光となってしまいました。田子坊や豫園にご案内したのですが、もっと暖かければゆっくり見れたんでしょうけど、さすがに今日のような天気では足早に・・・とならざるを得ませんでした。次にいらっしゃる時には、もっといい季節に!(といってもそんな季節はあんまりないんですけど・・)
さて、そんな日本からのお客様が豫園を歩いている時に「上海はいつまでクリスマスやねん」とポツリ。確かに、日本とは違い中国ではクリスマスが終わった後もクリスマスの飾りつけが残りっぱなしであるのが普通です。
・・・・というか、こういうディスプレイ関係は日本がすごすぎるだけだと思うんですが・・・。25日まではしっかりクリスマスモードなのに、一日あけるとあっという間に新年向けへの飾り付けに変わりますからね。関係者の方はクリスマスなんて全然楽しめないんだろうな・・と想像。何もそんなにきっちりしなくてもいいのではとか思っちゃうのは、こっちに慣れすぎたからなんでしょうか。
こちらのクリスマスはといえば、僕が来た2007年から比較しても年々派手になってきています。2年前でも主に25日がイベントの日だったのが、今年は24日からイベントが始まったり・・・。こちらでは不景気とはいってもやはりお買い物シーズンにはしっかりお金を使うのが一種の「礼儀」ですからね。
ということで僕も24日には会社の近くの久光百貨店にフラッと遊びに行ってみて、買い物風景を見てまいりました。さすがに19時をすぎている時間帯だったのでそれほどカップルが多いというわけではありませんが、子供連れのプレゼント購入客はそこかしこにチラホラ。食料品売り場にいつもよりかなり多い人がいたのが印象的でした。
その久光百貨店の中でひときわ目を引いたのが、このウールで出来た雪だるま。上海でも今やすっかりファッション(となってしまった)であるエコを意識した「改修したウールで作った」雪だるまです。ま、確かに資源の再利用はいいんですけど、こうやって雪だるまにしちゃったら意味がないような・・・。
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