ネットワーキング的な働き方
今の会社で働き始めてから、好むと好まざるとにかかわらず社外の人と働く機会が圧倒的に増えている。もちろん社内リソースが少ないから、とか専門分野以外のお話もいろいろといただくから・・というのが理由なのだが、個人的には大きい会社(例えば前職)で社内でいろいろ決まっている・・という状況よりもずっと楽しんで働けている。
以前NB Onlineに掲載されたいたGE Japanの藤森さんの連載で「21世紀はパーソナルネットワーキング」の時代になると書いてあって、大企業でもそういう要素が増えているのかな・・・と感じたのだが、中小だとそういう個人対個人というのがビビットに影響してくるのだ。
特に異国の地ではどうしてもお互いのことを知る密度は日本にいる時よりも圧倒的に多いので、やっぱり人に裏切らないと思われている・・とか、つい声をかけてもらえるというのはすごい大切。いつ・どこで・どんな仕事をしていても声をフラッとかけられるような人間でありたいし、声をかけられた時には出来る限り答えられるようにしたい、と前よりも強く思うようになった(逆にそうではない人に対しては、以前よりも割り切ることが出来るようになったようにも思う)。
このブログを断続的にでも続けているのは僕の名前で検索してくれる人が連絡をしてくれるのを期待しているのもある。。。
ちなみに対中国企業との取引でも、会社対会社の取引ということで期待はあまりしてはいけなくて、誰と仕事をするかが大切・・・・というのは変わらない。個人によりフォーカスした社会であるからこそ、結局は最後は個人の力量と信頼がモノをいうのだ。
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