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2010年3月 2日 (火)

人生はやり直しがきくのか。。

日本に帰ると、どうしても毎回思わざるをえないことがある。
「人生はやり直しがきくのか、もしきかないのであれば、どうすればいいのか」

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人生は残酷だ、という人がいる。人生はある時期を過ぎ去ったら、もうあと戻りができないのだと。それは人によっては、大学入試だったり、就職だったり、結婚だったり、転勤だったりするのだろうけど、どこかにPoint of No Returnがあって、そこを越えたらあとは終わるように生きていくしかないのだ、と。

人生は美しい、という人がいる。死ぬまで新しい目標を追いかけ、死ぬまで成長し続けられるからだと。それは人によっては、大学入試だったり、就職だったり、結婚だったり、子育てだったり、趣味だったりするのだろう。

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人生は二つの側面から見ることができるのじゃないか、と未熟な僕は思う。それは一つの事実と、複数の解釈が渦巻く世界だと。
そして、本当に大切なことはたぶんやり直しがきかないんじゃないかと、思う。

ある一歩を踏み出す。ちょっと間違ったから後ろに戻ってみる。そうしたら、スタート地点に戻るのだろうか?たぶん、それは違う。それは似ているけど、ちょっと違う世界。時間と(物理的には重力も)一方向にしか進まないんじゃないか、と思う。

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日本に帰るといつも口の中に、苦い味が広がってくる感じがする。そこには、手を伸ばせば届きそうで、ただ実は絶対手に入ることができなくて、とうにあきらめたはずだったのに人生というやつはまだまだ続きがあるのだからこそチャレンジしがいがあるのだと、まるで背中を押されるような感覚がある。

時にはその感情がまるで雪のように積み重なってしまい、心の奥底をいやになるぐらい冷やしてくれたりする。それはとても暴力的な感情で、とにかく目の前にあるものとか、自分とかぶち壊してなかったことにしてやりたくなる。目が覚めれば後悔することにきまっているのだけど。

だから、日本に帰るときにはいつもひどく一生懸命な心の準備が必要なのだ。どうか自分の奥で何かを抑え込んでいる蓋が開きませんように、と。

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今回の帰国は、その意味からは完全に、自分のミスだった。失敗だったと言っていい。きっと一生忘れない傷を自分と、周囲に残してしまったのだろうから。

本当に情けなくて、自分が悲しい。
もう疲れたのかな、とか弱気になってしまう。かな。

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