2010年を振り返る
本当だったら2010年中にこういう振り返りのまとめはすべきだと思うのだけど、大みそかまでが一応2010年という言い訳をして、昨年の振り返りをしておきたいな~と思う。というか、もう終わったの2010年という感じなのですが。
ちなみに昨年の1月1日はこんなエントリーを書いておりました。
研ぎ澄ますって・・・。
(2010/1/1)寅年に熟成した味わいを願う
■ 仕事 ■
今年は蘇州の大きなお客様と1年間一緒にずっと仕事をした!ということに尽きる1年だった。初めてお問い合わせのお電話をいただいたのは、昨年の国慶節前だったので、付き合いだけは昨年から始まっていたのだけど、仕事が始まったのは今年から。
とにかく1月~7月ぐらいまではこのお客様を最優先に対応して、とにかくWebだけに限らずいろんなことをお手伝いさせていただいた。日本から初めて独資で中国にこられたデベロッパーで、およそ日本では我々のようなベンチャーに声をかけてくるはずもないお客様だった。
仕事は時間や要望がかなり厳しい時もあったが、協力パートナーの頑張り(というか徹夜作業の連続)のおかげでなんとか乗り切ることができた。日系企業らしく意思決定が遅れがちであったり、決まったことが日本側でひっくり返るということが何度かあったが、常に真摯に中国市場と向き合い、また一つ一つの作業を協同できたというのは大変楽しい経験だった。結局我々のようなB to B企業というのはお客様に鍛えていただくほかないのだ・・・ということを実感した。残念ながらここで具体的な会社名をあげることはできないけど、本当に感謝の気持ちしかないお客さんである。
そのほかにも多くのお客さんにお世話になり、今年は個人としても会社としても、最低限の目標をクリアすることができた一年だった。ご支援下さったみなさま、本当にありがとうございます。
■ 個人 -1- ■
今年は個人としてはとにかく語学の勉強を集中的に行った。英語に関しては学校にも行くようにして、とにかく錆びついていた英語脳を復帰させる+強化させることに時間を使った。
結果としては・・英語という面であれば上々だったと思う。少なくとも英語でメールを書くことも話すこともとりあえずは問題ないという状況までは行った。他に関してはもう少し後に顛末を書こうと思う。
■ 個人 -2- ■
昨年は(も)友人たちの結婚でガンガン泣いたり、友人に会いにシンガポールまで行ったり、上海にも遊びに来てもらい、それもみな楽しい思い出なのだが、一つだけトピックを揚げるとすれば、もう間違いなくTwitterができるようになったということだ。
9月末には@Matthew_GPのアカウントで呟き始めたころには楽しさがちっともわからなかったのが、10月に入ると少しずつフォロー関係も充実し始め、11月にはついにTwitterで知り合った人たちと上海で会うというイベントまで発生した(詳しくはこちらの上海珍道中をご確認ください)。
それからはあっという間に人間関係がNET上で広がり、日本帰国時にも会ったり、こちらでも何人もTwitter上で繋がった人と会うことができるようになった。物理的距離があってイベントに参加できないことも多いが、今ではこれ無しの生活はイメージできない。何より生存報告を出来るというのがいい。まだまだ中国大陸では制約があって利用出来ないサービスがあって自由自在というわけには行かないが、新しいツールは確実に新しい繋がりを生み出すのだとと痛感した・・・というか、初めてソーシャルの楽しさがわかった。
いろいろなことに集中していたせいかあっという間にすぎてしまった2010年だが、一言でまとめると個人としてはとにかく屈んで屈んでという中で、人のつながりに助けていただいた年だと思う。とにかくこんなアホ(酔うと脳のsave機能が壊れてしまうため、その場では覚えていても朝になると忘れている。記録を取っておくと覚えている)に、友達が30歳過ぎて増えるなんて神様も粋なことをして下さるとしか思えない。
2010年はみなさんからいただくばっかりの年だった。たぶん今年もそうなってしまいそうなのが情けないのだが、5年後には大輪の花を咲かせられるように、今年もがんばっていこうと思う。昔は30歳ぐらいで死んでしまうんじゃないか・・とばっかり思っていたが、こんな楽しい人生もっとやりきらないともったいないし、おかえしもしなきゃいけないってことで、まだ折り返し地点までもいってないと信じようと思う(一気に距離が倍以上になったしまった・・)。
ということで2011年の抱負は2日のエントリーに書きます!
昨年はみなさまありがとうございました!
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