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2011年1月12日 (水)

中国AudiのCMに中国の発展スピードを思う

先ほど家に帰ってちらっと見たテレビのCMが忘れられなかったので、今日はこの話を記録しておきたい。本当は映像があったほうが圧倒的によいのだけど、You Tubeにも优酷にもなかったので、言葉だけになってしまうことをお詫びいたします。
(たぶん読んでも伝わらないと思うので・・・)

商品はAudi A6L 2011年モデルである。

■ CMのあらすじ

1.一人の50代男の人が出てきて、飛行機チケットを手にゲートチェックインをしていく。
2.かぶさるようにして、若い男がチケットを持って古い電車に乗っているシーン(セピア色)
3.Audiを運転する男の横顔
4.かぶさるようにして、若い男が自転車をこぐシーン(セピア色)
5.ふたたび現代に戻り男が聴衆の前でプレゼンをして、最後祈るようなシーンに
  Audiがかぶさる

実際にはこのシーンの間にAudiが走るシーンが流れるのですが、概要はこんな感じ。これメッセージはすごくシンプルで、『成功した人が乗る車』のとしてのAudiということなんだけど、僕の心に残ったのはこの部分ではなく、このストーリーが今の中国人にとって違和感がないだろうということ・・・だ。

■ 成功の記憶をリアルに保持する世代が中国を引っ張っている

日本では消費の主役として80年代生まれ(80後)や90年代生まれ(90年)が注目されていると思うのだが、なんだかんだいっても中国経済を引っ張っているのはまだまだ30代後半以降のいわゆる「働きざかり」の人達だ。

彼らはちょうど生まれたころに改革開放が始まり、すごいスピードで中国経済が発展するのを目の当たりにしてきた世代である。確かに彼らが中高生の頃は古臭い形の自転車で通学をしたのかもしれないし、希望に燃えて都市に来た人たちもたくさんいただろう。
もちろん実際には世の中はCMのようにうまく行ったわけではないだろうが、少なくとも同世代の「共通な神話」として、このストーリーを共感することはできるのではないだろうか。

一方、日本はどうだろうか・・というと、おそらく僕たちの世代(1970年代~80年代)の人達にはこういった共通の物語はない。強いていえばバブルがあったね~というくらいだ(80年生まれの僕にはバブルの記憶は皆無である)。もちろん小さい頃を思い出せばPCも繋がってはいなかったし、携帯はなかったし・・・と変化はものすごいものがあるが、それは変化であって「世代を貫くストーリー」のようなものではない。

舌足らずでうまく伝わらないのは自覚しているが、この「ストーリー」のありなしというのは、何かに向かう時に大きな差になってくるのではないだろうかと思う。「信じる者」と「信じない者」では、やはり信じる者のほうが強い。
しかし、僕は一方でそれが悪いことだとは思わない。信じることで戦えるのは、産業発展のある一段階でしかない。悲観することなく、軽やかに足音をならせば、今の我々にだってダンスを踊るステップは踏めるのではないだろうか。

そんなことをCM一つ見て思った次第であります。

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