北京テキトー食べ歩き旅行 1日目
中国では清明節という、日本で言うと「お盆」にあたる祝日があります。なくなった御先祖をお迎えするという趣旨の祝日なのですが、今年は4月4日・5日がそれにあたります。短い休みなので、これまでは毎年普通に家にいたのですが、今年は何せ無職期間中ですし、元 同僚に誘われたこともあり北京に短期旅行に行ってきました。ということで北京旅行のご報告をします。
上海-北京間は人の移動もかなり多いため、上海のそれぞれの空港から定期便が出て
います。今回はチケット確保も全て元同僚s(上海1名・北京1名)にしてもらったので、オールフリーの旅行。身一つで空港にいけばOKという状態でした。
今回は荷物がすこぶる軽かったので、初めて機会でのチェックインを試してみました。右の写真にあるような機会を使うのですが、パスポートを読み込むとあとは全てボタンを押すだけ。マイル会員番号も自動で表示されてくるというすぐれもので、デルタの面倒くさい(そして時々情報が間違っている)チェックインより遥かに便利です。中華系だと思ってなめててすいません。
特に飛行機の遅延もなく、無事に北京に到着したら、まずは腹ごしらえ。僕はとにかく麺好
きなのですが、上海ではなかなかおいしい炸酱面(ジャージャーメン)が食べられないので、一食目は炸酱面の店に連れてってもらいました。
昼間っからこの量かよ!というぐらいの面を三人で喰らい大満足・・・。炸酱面が好きというよりは、この太くて平たい面が好きなんですよね。食べると腹にズンッとくる食べご耐えっぷりが大好きです。
腹ごしらえ(というかこの時点ですでに食べ過ぎ)が終了したので、まずは初日の観光とい
うことで世界遺産の天堂公園へGO(最もメジャーな故宮は過去に行ったことがあるので、今回はパス)。明と清の時代に、皇帝が儀式をしたという公園でとにかくデカイ!公園内にはいくつか建物があるので、道案内の看板がかけられてるのですが「○○までは700m」とか、そんな距離表示ばかりで、とても一つの敷地内にいるとは
思えません。
明清時代に儀式を行った塔は現在も残されているのですが、現在は1年に1回だけ観光客向けのお祭りとして行われているだけで、現在は位牌がおさめられてました。
公園内の塔の周りにはには石畳が整備された部分があって、そこ では靴を脱いで趣味(というか学生時代にやっていた)少林寺の演武を一人でやってきました。中国映画などで見るような石畳が綺麗にならんでいるわけで、やはり武道をやっていたものとしてはテンションがあがります。
とにかく広い天堂公園ですが、昼食をたらふく食べて時間がなかったこともあり、パパッと見て、北京のおしゃれポイントである前门大街(前門大街)に移動します。これまでも仕事で10回以上北京にはきていますが、今回見
た前门大街は再開発が終わったばかりということで、今まで見た北京の中で間違いなく一番洗練された場所でした。
道は歩行者天国になっており、両側には衣料品の路面店やブランドショップが入っています。歩いているのも若者が多く、ファッションも東京とほとんど変わりません。北京といえば上海より田舎っぽい
といわれていますし、これまでも実際にそう思っていたのですが、オリンピックが終わってゆっくりとですが確実に変化しているのを感じました。
道の出口(北側の出口)から見える夜景も綺麗で、これまでの北京のイメージが大きく変わりました。これなら住んでもいいかも・・。
夕食は北京にきたらやはり一回は!ということで、北京ダックの店
へ(ここも連れてってもらったので場所も店もさっぱりわからない・・・)。21時には閉店になってしまうのに、入ったのは20時過ぎということで、ガツガツとダックを食べます。ダック以外はイマイチ(たぶんみんな早く帰りたがっていたに違いない)だったのですが、ダックはさすがに旨い!
中国ではダックを食べる時、普通のレストランでは皮以外の部分も食べます。肉は薄い餃子の皮のようなもので包んで食べるのです
が、それ以外にも炒めてもらったりスープに入れたりしてもらいます。今回はスープにしてもらったのですが、濃厚なのにしつこくない・・という理想の味。初日だけで体重増加は確実な量を喰らい、1日目は無事に終了したのでした・・・・(2日目に続く)
« ワンジーテクノロジーズ退社のご報告 | トップページ | 北京テキトー食べ歩き旅行 2日目前篇 -万里の長城に登るのだ編- »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 2020年1月の出張記録と東海のおすすめホテル(2020.02.09)
- 第73週目終了! - 2012年の終りに台湾にて -(2012.12.30)
- 第56週目終了! - 上海短期留学に必要なもの-(2012.09.02)
- 3月のメキシコ遠征を振り返ってみる その1 - 参加決定まで-(2012.08.21)
- 寒すぎる上海を抜け出し、カンボジアへ行ってきた -シェムリアップ編-(2012.02.04)
「中国文化」カテゴリの記事
- 処理水排出への中国の反応(2023.08.28)
- 不幸な監視国家・日本、とならないために(書評: 幸福な監視国家・中国)(2019.08.19)
- 深圳のハードウェア・イノベーションを勉強する(2019.08.01)
- 最近読んだ本のこと(2019年6月・7月)(2019.07.19)
- 光良第一次東京演唱会に参戦(2018.03.23)
« ワンジーテクノロジーズ退社のご報告 | トップページ | 北京テキトー食べ歩き旅行 2日目前篇 -万里の長城に登るのだ編- »
コメント