上海の青空
上海に限らず中国というのは一般的に「青空が見えない場所」だと思われている。確かに、日本でも僕が子供のころはそうだったように、排気ガスによる光化学スモッグが街を覆っていることも多いし、春先には黄砂も来るので太陽を見ることなどできない街だと思われているかもしれない。
僕がはじめてこの国に来たのは2007年10月だったが、確かにそのころは空がずいぶん汚いな~と思った記憶がある。そういった日常のことはすぐになれてしまうものだけど、万博開幕後の2010年夏になって初めて青空が見えようになって、あらためて自分がいた環境についてちょっとばかり考えたものだった※1。
万博終了後に工事が再開されると一時よりは空気が汚くなったのは事実だけど、それでも2007年や08年に比べれば、今年は全然良くなっている。近頃は雨が降った翌日などは青空も見えるし、綺麗な月をながめたりすることが出来る。
右の写真は本日の午後に静安寺の北側を通っている武宁南路から街の南側を撮影した写真だ。余りにも暑くて歩いている人もほとんどいないし、タクシーすらも少なくなっていたので、ずいぶんと開けた感じになっている。
上海を知っている人は青空というと浦东側だと思う人が多いので、ちょっと不思議な感じなんじゃないかな?
じゃあ浦东側はどうなの?ってことで、二枚目の写真が浦东にあるschool前からとった写真。こちらも今日は綺麗な青空でございました。
こういう感じで風景の写真をとることが多いなら、安くていいからデジカメを買おうかね・・・。Nokia製の携帯であまりスペックが高くないからどうしてもボケてしまう。
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※1・・・万博期間中は環境維持のために工事が禁止されていたので、空気はすこぶる綺麗だった。正直、やればできるジャンと思ったものだ。
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