Short trip in Beijing (石家庄経由で北京に行ってきた) -1日目後半-
(1日目前半より続く)
レストランでの休憩によりかなり体力を回復したので、元気いっぱいで予定通りの時間に
電車に向かった。駅はどこにでもある普通の建物で、この時期には普通に見られる裸族の方々もそこかしこに見られる。中国のローカル線はだいたい時間通りに来ることはないので、駅でかなりの人が待つこととなり、席だけでなく床にも人が寝っ転がっていた※1。
僕がのる列車もかなりの長距離を走ってきているので、今回も遅れるのだろうな~と予想していたが、30分程度の遅延で乗ることが出来てほっと一息。が、なぜか乗った電車は寝台列車・・。本当は动车と呼ばれる中高速鉄道に乗るはずだったのだが、どうやらチケットを間違って買ってしまったようだ。左右三段の寝台がずらりと並んだ列車で、もちろん乗るのは初めて。カーテンもない中で、パンツ一枚の伯父さんやパジャマを着た女の子が寝ていてかなりビ
ビる・・・。
とりあえず自分の席(というかベッド)を見つけると、電車はベルも鳴らさずに北京に向けて動き出した。石家庄から北京まではひたすら農地(というか荒野)の風景が続いており、電車はゆっくりと進んでいく。あまりにゆっくり過ぎて、3時間予定のところを4時間かけていくほどだ。
北京到着は結局当初の予定から4時間おくれて午後6時になった。実に家をでてから12時間の旅である。長い・・飛行機に比べて長すぎる・・。到着したのは北京西駅で、これも初めてついた場所だった。
北京はまったく土地勘がないので、適当にコントロールされた
列に40分ほど並び、タクシーで宿泊する友人の家まで向かった※2。ようやく荷物を置いて一休み・・・。
その後、初めての北京でまったく中国語も話せないのに、老胡同を改造したホテルに泊まるという友人を地下鉄駅でPick upし向かったのは大董烤鸭店。せっかく北京に来たので北京ダック(烤鸭)を食べてもらいたいと思っていたし、まだ僕もきたことがなかったの
で、少々おしゃれな内装にビビりながらも初めての大董に挑戦してみた(夜が結構遅くてそこしか空いてなさそうという理由もあった)。
中に入ってみると、とにかくおしゃれな内装にびっくり。僕は料理に関しては、全体の平均値では上海のほうがおいしいと思っているけれど、本気になった時の北京のクオリティの高さはすさまじいものがある。北京在住の友人によれば特級の料理人が開いている店で外国人のお客さんが非常に多いとのこと。
僕が行った日は外人は多くなかったものの、おしゃれな(=お金を持っている)若い中国人が多くいた。こんな派手で空間をぜいたくに使った店は上海では作れない(上海は狭いので土地代だけでものすごいコストになってしまう)。
料理も上品でとてもおいしく、大満足で北京一日目を終えたのであった・・・
。
(写真はFBの僕のアルバムから見ることが出来ます)
※1・・・遅れるのみならず早く行ってしまうこともあるので、日本のようにギリギリに
駅につくなどという冒険をすることはできない。
※2・・・列をとりあえず作って人が順々になるようにしているが、途中でストップ→20人ぐらいを一気に進ませる、というコントロールをしていたので、結局その20人で取り合いになってしまう。1人ずつ行かせればいいのに・・・。
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