第五週目終了! いきなりのスパートで記憶がやや曖昧に・・
本日は中国のお祭りの一つである「中秋節」だったため、中国は祝日。もちろんスクールもお休みである。中秋節ではみんなで月見をする・・・というのが伝統なのだが、僕が中国に来てからは一度もそういう過ごし方をしたことはない(というか上海でそういう過ごし方をしている人を見たことがない)。
むしろ中秋節といえば「月餅を食べるお祭り」というイメージの方が強い。店によっては100年以上も続いているのがあるほど伝統的な食べ物なのだが、近頃はハーゲンダッツが月餅アイスを売りだしたり、キャラクターグッズ付きの月餅が売りだされたりと何でもアリである。中国人のみんなは(そして外国人のみんなも)たいしておいしくない・・というお菓子なのだが、僕は甘いものが好きなので、毎年おいしく頂いている。強い日本酒とかと合わせるといいと思うんだけどね。
この時期に三連休があるのは、このスクールの学生にとってはとってもありがたい。というのも、先週(MBA第五週目)は本格的授業開始の週ということでかなりハードな一週間だったからだ。
MBAの授業というのは、「予習(教科書や事例の読み込み)→ 授業参加 → 内容確認用の宿題」というプロセスをグルグル回しながら理解を深めていくので、授業時間の最低でも二倍ぐらいは自分で勉強をしなければならない。
今学期は基本的には5科目+プロジェクトという形になっており、1科目が3時間なので、最低で45時間(授業)+10時間(プロジェクト)が一週間の勉強時間として期待されていると考えていい。週5日稼働・・と仮定すると結構時間がタイトである(実際は他にも色々入ってくるし、土日も勉強しているので、単純にはいえないが)。
ところが今週は、いくつかの科目が週二回開講となった。こうなると授業をするほうも大変なのだが、やはり負担は学生の方が大きい。なにせ予習から宿題までのサイクルを二日とかで回さなければならないのだ。しかもCEIBSの宿題は基本的にグループで作業することになっている。かくして、夜23時集合でグループワークをやる羽目になったりするわけだ※1。
実質的な授業が始まった週ということもあり、まだ学生もリズムがつかめておらず、ほぼ全員が毎日夜中まで作業をしていた。やっとMBAが始まったという気がして、個人的には非常に満足している。
CEIBSではグループ作業がメインである以上、このタイトな時間をどうクリアしていくか・・というのは、グループ作業をどう効率していくか・・ということにかかっている。早速もめにもめているグループもあるのだが、何せ12月まで同じグループでいくことは「すでに決定されている」ので、嫌でも上手くやっていく必要がある※2。
僕が所属しているグループは比較的上手くいっている方だと思うが、それでも個々のクセから、まだ完全に上手く回り出したとは言えない。一言で特徴を言えば「時間の効率はかなりいいが、クオリティ追及がちょっと甘い」グループである。
先週も書いた通り個人的には「卓越を追求すること」というのは非常に重要だと思っているので、もう少しクオリティをあげていきたいと思っているのだが、いきなり全力を出すのはやはり無理があるので、手探りで少しずつ強度を上げていこうと考えている。詳しい内容はもう少し後に書く予定。
・・・・せっかくの本格開始第一週なのに、具体的なことがほとんどかけずちょっと申し訳ない気分。あまりに詰まっていたので、最初の方が上手く思い出せないのです・・・。
※1・・・このおかげで先週はblogを書く時間が全く取れなかった。
※2・・・毎年一グループぐらいはどうしようもなく仲が悪くなり、発表文書に名前が書かれなくなったり、ひどい時には別々に発表をしたりするらしい・・・。
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