第21週目終了 と2011年の終わりに。
時間がたつのは本当にあっという間というまで、今日で2011年もおしまい。明ける日は変わらず・・と言っても、明日からはまた一年が始まるということで、今日は今週のまとめ・・・というよりも、1年を振り返っておこう。ちなみに昨年の今頃は、自分としてはMBA受験に必死になり、かといってそれを大々的にはできないので、普通に仕事の話しを書いたり、Twitterで人と繋がりをできたことを感謝しておりました。
ちなみに今年の頭にはこんなことを書いておりました(2011年の抱負・・)。
■ フリカエリ - 生活のこと- ■
今年の一番の振り返りはなんといっても、MBA生活が始まったことだ。去年の今頃はまだ一つもofferをもらっていなくて精神的にもすごく厳しい期間だったので、今年こうやって寮にいて振り返りをできるのと言うのは本当に幸せなことだ。
MBAの勉強は日々学びがあるし、自分でじっくりと何かを考えることが出来ていて、自分で望んでいた環境を手に入れることが出来た喜びを日々感じている。もちろんすでに就職活動をしなければならなかったり、日々の宿題が大変だったりというのはあるけれど、そんなのは自分が望んだもののいわば「対価」なのだから、これも楽しんで生活をすることが出来ている。
CEIBSに進む・・というのは自分の中では結構な決断だったのだけれど、良き友人たちにも恵まれていて、やはり中国を学ぶと言う意味においては正解だった。Term1が終わったばかりのころは、中国関連の内容が少なくて「中国で学ぶ意味」というのが少し見えづらかったのだけど、冬休みに台湾に行って、台湾人の友人たちと話しをたくさんして、ようやく少しずつ中国というものをとらえる準備が出来るようになった気がする。
MBAに至るまでの勉強は振り返りをしようしようと思っているのに、未だ始まりの二回だけで止まっているのは本当に自分でも残念なので、これは必ず書きあげてから卒業をしようと思っている。まあ、今から書いても来年のApplyには間に合わないので、再来年の人向けにコツコツと書いていくこととしよう。。
■ フリカエリ - 個人のこと- ■
今年の年頭には、中国語で旧HSK9級を取得!と書いてあったのだけど、これはできませんでした。言い訳すれば、時間的に絶対無理だったな・・と。想像していたよりもMBAでは中国語を使わなかったし、そもそも授業対応で英語を必死にやっていたので、そちらに時間が取られてしまった。
ただ、就職の件も含めてようやく本気になり始めたのが12月で、たった3週間でも、かなり改善を感じたので、もう少し早くシフトを切り替えていれば・・というのが悔やまれる。。
運動をする!というのも今年の目標にしていて、これはほぼ日々実践できたような気がする。体重は微減というところだけど、学校にジムがあるということもあり、毎週欠かさず運動をするようになった。年齢を重ねるにつれて食べる量も少しずつ減ってきているので、暴飲暴食をしなければそんなに体調も変わらないということも分かったので、後は少しずつ運動を続けていけば、もう少し綺麗な体になるかもしれない。お酒ももうホドホドにしたい気もするので・・。
そして、人とのつながり。
今年も多くの人とblogやTwitterでお会いすることが出来た。何よりも、僕がMBAで学ぶことが出来ているのは、皆さんに物理的に助けていただいているからである。自分一人では今の場に立つことすらできなかった。この場を借りて改めて御礼を申し上げたいです。どんなに言葉を尽くしても、届かないぐらいの贈物をいただきました。
そして、もう一つはTwitterの活動。特に・・・震災と原発。
僕は震災以来、まだ一回しか日本に戻っていないし、東北にも結局行けずじまいだったので、何かを語るほど感じることが出来たとは思えないし、何かを語ろうとも思わない。ただ、ほんの少しだけ、僕が何かをできたのであれば、それは"ヨキコト"が出来たのだろうと信じたい。結果として僕がしたことは、ほんの少しだけでもより事態を悪化させてしまったのではないだろうか・・という思いは今も変わらず持っているのだけれど、それでもTwitterとかWEBで繋がりをもてるというのは、今よりも強い何かを生み出せると信じている。
■ フリカエリ - 世界のこと- ■
今年は(も)震災に始まり、たくさんの出来事が世界中であった。僕は偶然にも(そして幸運にも)そういった出来事が自分に直接影響すると言うことはなかったのだけれど、それでも多くのことを考えざるをえない。
この一年自分の中で凄く感じたのは、年を取ったのかそれとも自分のエネルギーの質が変わったのかわからないのだけれど、いろんなことへの怒りというのが減ってきた。代わりに淡々と受け入れる・・というか、受け入れると言うとすこし語弊があるので上手く言えないけど、諦念というかいったん受け入れた上で何をどうするのか・・ということを考えるようにしたい、と思い始めた。
より多くのことを知るにつれて本当に大切なこと・・・というのは、派手に報道されたり地上20,000メートルから語る戦略ではなくて、日々を暮らしていく自分たちのほんのちょっとした行動の変化だったり、それを促す何かを発信することなんじゃないかと信じるようになった。
もちろんどんなことにも歴史の積み重ねがあって、複雑なつながりがある中では何かを思い通りにするということはそんなに簡単なことではないけれど、そういった複雑な何かを柔らかに解きほぐすということが、自分が好きなやり方・・というか生き方なんだろうなというのを実感するようになったのだ。いろんな生き方が見えてきて、ようやく自分がどうすべきかと言うことが少しずつ自分の中で明確化してきたのかなと思う。
ということで、今年もいろんな出会いがあり、皆さまのおかげで大過なく楽しく過ごすことが出来ました。来年の抱負はまた明日に書きます。
2011年、ありがとうございました!
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