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2012年2月 6日 (月)

第26週目終了! ー気合いはいりきらず、腹痛激し −

二週間なんて長過ぎて何に使っていいかわからん!と思っていた春節の長期休みもあっという間に終了してしまい、これで入学してから26週目も無事に終了。今週はかつてなくダラダラした一週間・・・というか体調がすこぶる良くなくて、腹痛に悩まされた一週間だった。カンボジアから帰ってきてからずっとお腹が不安定で、休みだからのみに行こう!となってもなかなかお腹が痛くて次の日につらいということがあった。こちらに住み始めてから腹痛ぐらいはイチイチ気にしないようになっているのだが、それでも早く治ってほしいと思う今日この頃。


■ 休み中は雑多な予定で埋まります、だいたい ■

休み中というのはなぜか都合がよく雑多な予定が入ってくれるので、一日丸々空いている日というのはほとんどなかったのはありがたい限り。まず、先週壊れたと嘆いていたPCは結局修理屋からはソフトの問題だといわれ「しょうがないOSをリカバーするか・・・」と暗い気持ちになっていたのだが、NETで見つけたドライバーの入れ直しやらUtilityの調整+ハードの確認をしていたら、なぜかいきなりシステム修復が始まり(しかもデータは残ったまま)、無事にWi-fiがつながるようになるという奇跡がおこった。正直何があったのかよくわからないし、いつまで生き続けるのかわからないので、すべてBackupはとっておいたのだが、まずは一安心。

他には日本から「中国のこういう所を教えてほしい」MTGが三件ほど。僕は中国にいてもう5年目になるわけだが、だいたい進出する企業が陥るポイントというのは似ているので、話を聞けば何となくどこが臭いかぐらいはわかるようになっている。一般的に言えば、中国は会社の設立や撤退、それから営業免許の追加項目取得などが日本に比べて遥かに複雑で「一回やってしまったらやり直しが効かない」ことが多いのだが、駄目だったら修正すればいいでしょう、ぐらいの気持ちで進出しようとする企業が非常に多い。法務部と財務部があまり強くない企業だと、進出担当が全部やってしまうことが多いのだが、僕から見ればかなり危なっかしいと思う。

上海にも北京にもいわゆる「進出コンサル」と呼ばれる業種があって、確かに玉石混淆だというのは認めるが、詳しい人は本当に詳しいし、日々変わる中国の法律動向をしっかり追いかけている企業もある。進出時の費用を抑えたいというのはどこの企業でも同じだと思うのだが、そもそも外から来るだけで「外資企業」とくくられてしまう中国の現行法下では多少お金をかけてもしっかりした準備をしたほうが最後は安くなると思うのだが。・・・契約で縛ろうと思っても、そもそも裁判所が受理するかどうかもわからないわけだし。。

■ スクールのランキングと、立ち位置 ■

今週はFinancial TimesのMBA rankingが発表されたのだが、僕が在籍しているCEIBSはちょっとrankingを下げて今年は24位に。このranking、細かい指標がたくさんある上に、我々学生はそもそもどうやって決定しているのかという方程式を知らないのだが、はっきり言えばうちのschoolの運営側としては最も重視している指標である※1。過去数年間は中国経済が急速にのびてきたことを反映してrankingもグイグイ上昇していたのだが、ココに来て一服というところだろうか。確かに上を見てみると本当にGlobalで名前が売れている所ばかりかU.SのTOPスクールなので、ここからrankingをあげていくのは相当に大変だと思う。

僕は自分の学年以外にもMBAホルダーの友人がいるので、色々話を聞く機会があるのだが、一部の超TOP校(例えばハーバード)を除けば、教授が全員スター教授などということもないし(おそらくハーバードに行っている人も、全ての教授が最高とは言わないだろうし)、プログラムに関してMBA学生というのは必ず文句を言うものだと思うのだが、僕はCEIBSのプログラムというのは「やりたいことがよくわかる」という意味において、よく設計されているプログラムであると思っている※2
学びはあるがイマイチわくわくしないコア科目の配置も、中国での勉強ということを考えると結構論理的である(コア科目はだいたいつまらないものだ・・と他のスクールの友人も言っていたのでそういうものかもしれない)。今週はschool運営において「これぞ中国!」と思わせるようなこともあってかなりイラついたのだが、僕は大陸でビジネスをするのであれば、CEIBSはとてもよい場所だと本気で思っている。

一方で、CEIBSが押しも押されぬTOP校であるかというと、そういう認識は全くない(何を持ってTOPとするかというのは定義はいろいろあるが・・)。アジア地域では優れているが、例えばglobalでみんなが憧れるような企業に応募すると、レジュメの段階でさようなら、というのが基本である。そういう意味に置いてはまだ自分たちはTier-2であるという現実を見据えながら一歩一歩改善していくしかないと思っている。「自分たちはまだ劣っている」という認識と「この場所が大好きである」という認識は僕の中で両立するのだ(自分の好きなとこをそういう風に言わない方がいい、という意見を同級生からもらったが、その考えもまた理解できる)。個人的にはもう少しtechnicalなことをやってもいいのでは、というのは結構本気で思っている。たぶん就職というわかりやすい結果に直結するし。

来週から授業がまた始まりいよいよインターン応募もだんだん本格化してくるのだが、schoolもまだまだ改善の余地あり、個人はさらにがんばる余地ありということで、寒さが厳しすぎる上海で気合いを入れて春を待ちたい。・・・が、2月はうれしいことに千客万来なので、うまく時間のやりくりしないと駄目なんだな、来週は週末にかけて親友の皆様が大挙してやってくるので、今から楽しみ。

※1・・・「卒業後三ヶ月以内の就職率」とか「卒業後1年後の給与を、入学前の給与と比較してどのくらい上昇したか?」といった項目があるのは知っているのだが、どうやって追跡調査しているのか、とか、全体の項目構成+比率は知らない。
※2・・・「やりたいことがよくわかる」が「それが実現されているとは限らない」ということで改善の範囲は多いにあるとも思っている。ただ、ココから先は中国にあるという前提条件を除くと運営する人の問題になってくる気がするので、時間はかかると思っている。

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