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2012年2月20日 (月)

第28週目終了! ーハネムーンの終わりにー

本日で第28週目も無事に終了。これでTerm2も50%を消化した計算になり、一週間のChina Discovery weekを挟んで、後半戦になだれこむことになる。China Discovery weekはこれまで勉強したきた内容に関連して、中国国内のケースや特殊な対応を学ぶことが出来る週ということで、かなり期待値が高い(あまり期待すると裏切られると悲しいので、あくまでちょっと期待しておくことにする)。

China Discovery weekが終わった翌週には中間テストがあり、後半戦に突入していくわけだが、Japan Tripの仕込みやらBusiness competitionの準備やら(これは現状ではあまり重くないが、なんだかわからないトラブルが起きる予感がする)があり、直前の土日はボランティア活動で潰れ、その準備もDiscovery week中にしなければならないということで、中間テストはかなりのピンチである。二科目しか無いのが唯一の良いところ。今週も気合いで乗り切ったが、来週も気合いが必要なこと確実である。


■ 景気の冷え込みを感じる就職戦線 ■

忙しいといっても、その中でもInternship獲得に向けての活動は日々行わなければならないのだが、どうも2010年入学(今月で授業は終わり4月に卒業を迎える)方たちを見ていると、本格的に景気の影響を受け始めたんじゃないか、という気になってくる。もともと昨年末の段階で求人ポストが前年を下回っていたので、何かまずいんじゃないの・・・という気がしてたのだが、一つ上の話を聞く限り、やはりかなり厳しい様子。

下の学年とも共用で使っている案件管理システムを見る限り、全学生数を上回る数の求人ポストがあるのだが、需給のミスマッチはあるだろうし、給与の問題もあるだろう。それに職種転換を考えてる人間が、いきなり管理職に就くというのも結構リスクが高いわけで、単純に数だけで判断することは出来ないのだ。


当然そうなると外国人向け採用というのはさらに冷え込むわけで、そもそも多国籍企業の流れはlocalizationであって、たとえ中国語を話せても明確なメリットがなければ外国人を採用する意味はないので、チャンスはどうしても少なくなる。そのうえ、このごろschoolに来ている採用担当者と話すと、やはりどうしても中国人担当者は中国人を採用する傾向が露骨にでるので、担当者レベルでの運も必要になってくる※1

個人的にはそういうことはある程度見越していたので、多少方法論に変更を加えながら、とにかく根気よく担当者にぶつかっていくだけなのだが、さすがにレジュメを送って返事も何もない、というのは日本では体験したことがなかったので、一喜一憂をしながら毎日を過ごしている。僕は現に大陸でMBAに所属しておりこちらで5年近く働いているということで、個人としては平均値以上の競争力もあるほうだと思うのだが、日々こういったことを考えているわけで、日本で「新興国でもうけよう」といっているニュースを見るといったい誰に向かってどういう具体策を進めているのか・・・という気になる※2


■ ハネムーンの終わりに ■

組織行動論(OB)で学んだことの一つに、人は新しい環境に入ると最初の三ヶ月くらいはハイテンション(ハネムーン期間)だが、その後三ヶ月ぐらいは逆に気持ちが落ち込み、6ヶ月ぐらいで安定するという話があったのだが、ちょうどこのごろになって学年全体のハネムーン期間が終わったという気がしている。

外国人学生は僕のように中国になれている人間も含めて、入学してすぐに「中国人以外はお断り」の大量の求人案件を見て早くも現実を知るわけだが、ここに来て夢いっぱいだった中国人学生も現実に直面する機会が増えてきているようである。MBA卒業後の二大就職先と言えば戦略コンサルと金融と相場が決まっているのだが、規制の関係であまり投資銀行がこない大陸ではVC/PEというのが人気の頂点である※3


採用が早いコンサルに関しては、既にかなりの学生がレジュメの段階で切られるということを経験しているので、多くの学生が現実を見るようになっているのだが、ここにきてVC/PE向けの説明会やトレーニングが行われるようになり、いかに入り口が狭いか・・ということが明らかになってきたようで、かなりの学生が方向転換をしようかな・・・という雰囲気になってきた。

最も仲のよい年上の中国系シンガポール人の友人などは「なんか今から就職しても前の給料にもたどり着かない気がするわ〜。ホントついてない」とたいそう嘆いていて、確かに年齢も年齢だし嫁もいるしで大変だろうと思うものの、個人としては一方でそこまで落ち込む必要はないんじゃないの、という気になっている。


確かに中国人というのはすごく貪欲にチャンスを求めているし、日本人よりも個人的な関係を使って活動を行うのでわかりづらいところもあるのだが、一方で、なんと言うか基本的に「みんな同じこと」をやってるようにも見える。我々の学年だけで大陸出身学生は100人以上はいるわけで、みながレジュメを送りつけるとすると100分の1になってしまう・・・ということを想像すると、もっと飛び道具を使う(使えるコネを自分で探し出してきてコンタクトする、とかそれこそ個人でアポを取ってみる)というのもありだと思うのだが、あまりそういうことはしていないようだ。

極端にいえばビジネスというのは「(いろいろな制約はある一方で)どんな手を使っても勝った人間の勝ち」なわけなので全員と同じルートで戦うだけが勝負ではないと思うのだ。もともと外国人としてここにいる身としては、正攻法だけではなくゲリラ戦も含めて勝負だと割り切っているので、正攻法が難しいなら逆にゲリラ戦で戦ってやろうと、闘志を燃やしている所である。



※1・・・一部の企業を除けば日本企業も未だにそういう傾向を引きずっているので、別にそれを責めようとは思わない。Diversityというのはメリットもあるけれど、痛みも大きい。
※2・・・仕事を選ばずに、言語さえできれば、生活をしていくだけの稼ぎを獲得するのは難しくないという意味では、新興国のほうがチャンスがあるのかもしれないけど、それを「稼ぐ」とは言えないと思う。新興国で稼げる人は、おそらく日本にいても成功していたであろう。
※3・・・海外からは業界経験者も来ているのだが、中国大陸のVC/PEと呼ばれている業界は大変評判がよろしくない。確かに話を聞いていると、有り余るお金を配って終わり・・・という感じが透けて見えて、お金を儲ける以上の魅力を見つけるのは難しいような気がする。もちろんfirmによってことなるだろうけど。

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