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2012年3月18日 (日)

第32週目終了! - 旅からの帰還、旅の終わり? -

メキシコから無事に帰還に成功し、MBA生活も第32週目も終了!早いものTerm2も残り二週。正式に言えばその後にStudy weekを一週間挟んで、テスト期間があるので残り四週だが、残り二週間はおまけみたいなものなので、Term2もホント残りわずかである。カレンダーを見ても授業が一日一つという日が並んでおり、ようやく落ち着いた生活が出来る・・という期待をもたせてくれる。残り二週間でそれなりの量の課題があるとはいえ、やはり今までに比べればかなり楽になるはず・・。


■ メキシコから帰ってこれたことを喜びたい ■

先週から行っていたメキシコのビジネスコンペティション参加だが、帰国時に多少のトラブルがあり12時間ほど上海に戻るのが遅れたものの、無事に上海に戻ってくることが出来た。我ながらずいぶんと馬鹿ばかしい失敗で帰りの便に乗れなかったのだが、FBとTwitterで情報をいただいた限りにおいてはほとんどの友人も知らない事419704_10151405782665393_667305392_情で帰りが遅れたので、これはもうしようがなかったと思ってあきらめることにした。

今回のビジネスコンペティションの話は別途エントリーをたててblogに書こうと思っているの で、詳しい話は省くが、今回の旅は本当に実りが多かった。当初は「タダでメキシコに行けて、観光も出来てラッキー」ぐらいに思っていたのだが、実際に行ってみるとそれどころではない忙しさで、ほとんどコンペティションが行われるschoolにいたのだった。ここ一月ぐらいの睡眠不足もあり、ディスカッション中も頭痛に教われ仮眠をとったり、プレゼンテーション前にソファで寝てしまうなど、体力を回復しながらの日程だったのだが、片道20時間をかけていっただけのことはあるという旅だった。


MBAに入学した時にはまさか自分がメキシコに行くなど想像もしていなかったのだが、実際にいってみると世界はまだまだ広いということを実感できるような体験を(短いながらも)たくさんすることが出来た。それと、自分が「世界」という観点から見ると、結構ユニークな存在であるということも確認できた。短期的に自分の人生がどうのこうの・・というようなことではまったくないが、なんと言うか、少し頭を柔らかくして、そしてあらためて中国に向かおう・・とそんな気持ちになることが出来た旅立った。あと、メキシコ料理はチーズが多くて最高。上海ではおいしいチーズを食べようとすると高いからね。


■ Exchange先も決まり、終わりの匂いがするMBA ■

うちのschoolは18ヶ月のコースでありまだTerm2も迎えていない状況なのだが、大陸学生(と結構な数の非中国人学生)にとって後半の学生生活を決めるExchangeの行き先が既に発表されたということで、既に学生生活にも終わりの匂いが漂いだしている。特にこのごろはInternshipの面接がだいぶ入ってきているせいもあり、同級生の授業への出席率(および出席態度)が非常に悪い。

うちのschoolは一応concert ruleというruleを制定しており、授業中にデジタルデバイスを利用したり、勝手に中と退出しては行けないことになっているのだが、今ではそういうルールってありましたっけ・・?というようなレベルで守られていない。当然school側もそういうことは理解しており、以前よりは出席チェックに来る回数を増やしているのだが、それも限界があるということで段々とモラルが低下しているというのが正直な所だ。


MBAは基本的にいつでも連絡をもらえればcandidateの授業参観を受け付けているのだが、こういった状況ではあまり授業も魅力的に見えないのではないのではないか・・と感じるし、個人的には「ルールは存在するけど守られない」というのは嫌いなので、ストレスを感じている。私怨も入れれば、competitionでの欠席は認められないのに、なぜ授業の最初だけいれば出席OKとなるのだ!というのもある。。。

Term3からはelectiveがメインの授業となり、一つの授業の人数も多少は減るのであまりこういうストレスは感じずにすむのではないか・・と思うのだが(一つ当たりの授業コマ数も少ないし)、こういうのがあと1年以上続いたら・・と考えると、やはりちょっとしんどい。そういう意味ではうちのschoolの期間設定というのはちょうど良いのかもしれない。


さて、その多くの学生が発表を待っていたExchangeだが、僕は特にどこのschoolにもapplyせずにうちのschoolに残ることにした。結構な人からExchangeに行くと楽しいよ、という話も聞いたし、実際に自分でメキシコのschoolに行ってみて楽しいというのは実感したのだが、exchangeにいかないという決心はいささかも揺るがなかった。
まず、そもそも中国に3年以上すんでいる自分がさらにCEIBSに入ったのは、ひとえに中国ビジネスを学びたかったということと、例えば米国に留学しても「何となく中国語が話せる欧米MBAホルダー」という非常に中途半端な人間になってしまうと思っていたからだ。もし欧米schoolに憧れがあるのであれば、最初から欧米の二年生schoolに進んでいたと思う※1

それから何といっても就職活動を考えれば、少しでもHRの担当者とふれる機会を増やした方が、明らかに自分にとって有利だからだ。僕は結構繰り返し、中国で働こうと思うのですか?とこのblogの読者からも聞かれるのだが、基本的に日本に帰るということを想定していないし、もっと言い切れば「日本に戻らない可能性を最大化するためにはどうするか?」を考えて生きている※2。別に日本が嫌い・・というわけではなくて、単純に働く上では海外のほうがあっているだけの話で、なんと言うか会社を選ぶのと同じ感覚で、すんでいる国も選びたいという欲求があるというのが正直な所。すむには本当に良い国だと思う。

確かにExchangeに行けば学べることはたくさんあると思う。寒い上海にいなくていいし、新しい環境で暮らすことは楽しい。でも、得たいものがあるのなら、やはり自分がそれに真摯に向かい合わなければならないと思うのだ。「何かを得るためには、何かを失わなければならない」というのは今の僕に取ってはとても大切な言葉である、昔は「明日のために今日を犠牲にしない」がモットーだったのだけど※3。やっぱり年をとったからだろうか。


ということで、頑固と言われようが機会を無駄にしていると言われようが、残りの学生生活も上海で過ごすことは決定。まずはTerm2を無事にくぐり抜けて、学生生活最大の課題であるISP(Integrated Strategic Project、いわゆるプロジェクト型授業。これも一筋縄でいかなさそうな雰囲気が既に漂っている)をこなしつつ、Internship獲得 → 就職という絵がスムーズに描けることを期待している。その前にJapan Tripもあるし。



※1・・・僕は3年上海にいた段階で中国をわかったとは全然いえなかったので、2年の学生生活でも短いと思うし、交換留学の三ヶ月だとさらに短いと思う。ふれることは出来るけど、理解するなんて全然無理。
※2・・・とはいえ、例えば自分の子供が生まれるといった場面を考えると、日本のほうがいいだろうな・・とも思う。やはり医療レベルと費用を考えると日本の医療レベルは中国の比にならない。
※3・・・ちなみにこの言葉、サンデーで連載されていた「烈火の炎」の中で出てくる言葉。ストーリーとかほとんど全く覚えていないのだが、なぜかこの言葉だけはよく覚えている。どんな作品にも少なくとも一片は真実があるというのも、僕の信条の一つ。

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