第33週目終了! - Cultral night もしかしたら最後の祭り? -
(2日分バックデートしてUP)
今週もひたすらメキシコで使った一週間分の日程をキャッチアップするのに使ってしまい、まったく余裕がないまま一週間が終了。先週は帰ってきた後も時差ぼけになっていたので、ようやく今週に入りキャッチアップの時間を使えるようになってきた。ということで、MBA生活も第33週目が無事に終了。
■ Cultural night (もしかしたら最後の祭り?) ■
Term2も残り一週間となり、すでに「上海での」MBA生活に終わりを感じている学生も多い中、今週はCultural nightとよばれるイベントが行われた※1。簡単に言えば、各国からきた学生が自国の文化を披露するというイベントである。最多シェアを誇る大陸人は、さらに出身地域に別れての参加となる。
このイベント、ある意味でもともと無理があって、最も多い大陸からの参加者はさらに細かく分けられる一方で、マイナーな国から来た学生は適当に一緒くたに扱われる。スペイン人は比較的数が多いので「スペイン枠」での参加になるが、その他のヨーロッパ各国から来た学生は「ヨローッパ」。アジアでは一大勢力を築いている韓国とインドは、それぞれの国でくくられていたが、その他のマイノリティ勢力は"the other Asian"である。二重国籍を持っている学生に関しても、結構適当に割り振られていた。
このイベントは珍しくschoolで行われて大量のビールとワイン、
ピザと(謎の)お寿司も準備
されている気合の入れようである。全員でテコンドーの道着を借りて気合を入れてくる韓国を除けば、適当すぎる準備をしているnon-native Chineseと比べると、大陸学生は各地方の民族衣装を準備したり気合を入れて化粧をしたりと、本当に気合が入っている。こういう時に台湾人グループはすごく一致団結していて、今回はTシャツまで作って参加していた。いろいろなconflictがある中で台湾の存在をアピールしていきたい・・という気持ちがみなで共有されていて、ちょっとうらやましく思ったりもする。
「その他アジア」にくくられた我々といえば、当日まで一切準備をせずにおり、当日になって何かをしなければならん・・ということで、とりあえず服装からということで、とりあえず我々日本人チームが芸をすることにした。まず、日本人の芸といえば酒だろう・・ということで、まず同級生がコールをかけ、自分がワインボトルをイッキするという、ある意味とても日本人らしい芸を披露したのであった※2。こういう場になると、とりあえず酒を飲んだもの勝ちみたいになるので、一緒のチームになったシンガポール人やフィリピン人も参加して、一気のみを見せたのであった。
その後、今回の民族衣装・・というか日本を代表するものというとピカチュウのコスプレ以外 には、これしかない・・という理由で来ていた少林寺拳法の道着を無駄にするのももったいないということで、個人として中国で5年ぶりぐらいに少林寺拳法の演武をちょっとだけ披露した。ワインを飲んでいたせいで体のコントロールがうまくきかず飛び二連で思ったよりも足が高くあがるという幸運も有り(そしてしっかり肉離れをおこした)、これもけっこう好評だった。前回に演武を披露したのが、中国に来たばかりの時の元職でのホテルでのパーティーだったので、中国ではいつも酔っぱらって演武をしていることになる。こういうことも有るかと思って、日本から道着を持ってきておいて本当によかった。
■ 久しぶりのアジア体験 ■
とまあ、Cultural night 自体は非常に楽しく終わったのだが、
その後に久しぶりに「アジア体験」をするはめになった。一緒のチームになってたシンガポール人は芸に参加してイッキのみをかなりしたのだが、どうも悪酔いしたようで、もうパーティーも終わりかけという所で「俺はお前たちは友人だからいいけど、日本と一緒のチームなんて絶対認められない!そこんとこは覚えておけ!」とやたらと絡まれたのである。
たぶん本人としては前者の部分を強調したかったのだろうけど、とにかく酔っぱらってて何を言ってるかよくわからない中で、やたらfxxxを連発してすごい剣幕で話しかけてくるのである。なにせすごい剣幕だったので、一緒にいたアメリカ系韓国人も非常に困っていてうまく収めようとしてくれたのだが、正直に言うと自分も結構びっくり・・・というか動揺した。
こういうことというのは中国にいれば一定の確率で起こることだと理解はしているのだが、シンガポール人の、それも非中華系からそういう話をされるとは想像していなかったのである。さすがに酔いもさめてしまったので、彼を宿舎に戻してからもしばし外を散歩してぼ〜っとした時間を過ごしたのだった。
あらためて月曜日になって他の仲のいいシンガポール人に話を聞く限りでは、シンガポールは基本的に親日だし、まあ個人的になんかいらつくことでもあったんじゃないの?という回答だったので、まあそういうこともあるだろう・・ということで、自分の中では処理をすることにした。やはりアジアに住む限り、こういうことは偶発的であれ起こるのだよな〜ということを改めて感じた次第である※3
(火曜日夜に追記)
本日夜にとある会社の説明会が終わって教室から出ようとする、彼が遠くから寄ってきて「いや〜ホント、すまんかった・・」と大変しょげかえって謝罪してきたので、いや〜びっくりしたけど、まあたまにあることだから気にすんな・・と伝えておいた。本人が言うには「酔っぱらったわけじゃないんだけど、つまり、その、断片的にだけ記憶があるんで、つまり、とても、すまない」と覚えてはいたらしいのだが、まあそういうことはよくある。というか、そういうことはよくしてる(主に日本で)。ということで、これにて一件落着。酔った時の行動はとても人を責められるものでないので、自分も。
※1・・・Term3は授業というよりもプロジェクト型授業がメイン。7月から夏休み(兼 intern期間)に入ってしまい、そのまま交換留学に行ってしまう学生もいるので、上海でのMBA生活らしい生活も残り3ヶ月弱。プロジェクト型授業になると、共通での課題もほとんどなくなるので、一緒に勉強するという経験はほとんどしなくなる。
※2・・・なぜか米国人から「most impressive culture!!!!」と激賞されたのだが、単に一気のみをしただけである。その気になれば新橋でいくらでも見れるよ・・と教えておいた。
※3・・・海外に住んでいるくせに、基本的には精神がうたれ弱いのですぐに動揺するのである。ただ、一回免疫がつくと二回目からは問題なくながせるので、うたれ弱いけど回復力は強いのだと思う。
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