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2012年3月

2012年3月28日 (水)

第33週目終了! - Cultral night もしかしたら最後の祭り? -

(2日分バックデートしてUP)
今週もひたすらメキシコで使った一週間分の日程をキャッチアップするのに使ってしまい、まったく余裕がないまま一週間が終了。先週は帰ってきた後も時差ぼけになっていたので、ようやく今週に入りキャッチアップの時間を使えるようになってきた。ということで、MBA生活も第33週目が無事に終了。


■ Cultural night (もしかしたら最後の祭り?) ■

Term2も残り一週間となり、すでに「上海での」MBA生活に終わりを感じている学生も多い中、今週はCultural nightとよばれるイベントが行われた※1。簡単に言えば、各国からきた学生が自国の文化を披露するというイベントである。最多シェアを誇る大陸人は、さらに出身地域に別れての参加となる。
このイベント、ある意味でもともと無理があって、最も多い大陸からの参加者はさらに細かく分けられる一方で、マイナーな国から来た学生は適当に一緒くたに扱われる。スペイン人は比較的数が多いので「スペイン枠」での参加になるが、その他のヨーロッパ各国から来た学生は「ヨローッパ」。アジアでは一大勢力を築いている韓国とインドは、それぞれの国でくくられていたが、その他のマイノリティ勢力は"the other Asian"である。二重国籍を持っている学生に関しても、結構適当に割り振られていた。

このイベントは珍しくschoolで行われて大量のビールとワイン、
ピザと(謎Dscn1936_1の)お寿司も準備 されている気合の入れようである。全員でテコンドーの道着を借りて気合を入れてくる韓国を除けば、適当すぎる準備をしているnon-native Chineseと比べると、大陸学生は各地方の民族衣装を準備したり気合を入れて化粧をしたりと、本当に気合が入っている。こういう時に台湾人グループはすごく一致団結していて、今回はTシャツまで作って参加していた。いろいろなconflictがある中で台湾の存在をアピールしていきたい・・という気持ちがみなで共有されていて、ちょっとうらやましく思ったりもする。

「その他アジア」にくくられた我々といえば、当日まで一切準備をせずにおり、当日になって何かをしなければならん・・ということで、とりあえず服装からということで、とりあえず我々日本人チームが芸をすることにした。まず、日本人の芸といえば酒だろう・・ということで、まず同級生がコールをかけ、自分がワインボトルをイッキするという、ある意味とても日本人らしい芸を披露したのであった※2。こういう場になると、とりあえず酒を飲んだもの勝ちみたいになるので、一緒のチームになったシンガポール人やフDscn1950ィリピン人も参加して、一気のみを見せたのであった。

その後、今回の民族衣装・・というか日本を代表するものというとピカチュウのコスプレ以外 には、これしかない・・という理由で来ていた少林寺拳法の道着を無駄にするのももったいないということで、個人として中国で5年ぶりぐらいに少林寺拳法の演武をちょっとだけ披露した。ワインを飲んでいたせいで体のコントロールがうまくきかず飛び二連で思ったよりも足が高くあがるという幸運も有り(そしてしっかり肉離れをおこした)、これもけっこう好評だった。前回に演武を披露したのが、中国に来たばかりの時の元職でのホテルでのパーティーだったので、中国ではいつも酔っぱらって演武をしていることになる。こういうことも有るかと思って、日本から道着を持ってきておいて本当によかった。


■ 久しぶりのアジア体験 ■

とまあ、Cultural night 自体は非常に楽しく終わったのだが、
その後に久Img_1768しぶりに「アジア体験」をするはめになった。一緒のチームになってたシンガポール人は芸に参加してイッキのみをかなりしたのだが、どうも悪酔いしたようで、もうパーティーも終わりかけという所で「俺はお前たちは友人だからいいけど、日本と一緒のチームなんて絶対認められない!そこんとこは覚えておけ!」とやたらと絡まれたのである。

たぶん本人としては前者の部分を強調したかったのだろうけど、とにかく酔っぱらってて何を言ってるかよくわからない中で、やたらfxxxを連発してすごい剣幕で話しかけてくるのである。なにせすごい剣幕だったので、一緒にいたアメリカ系韓国人も非常に困っていてうまく収めようとしてくれたのだが、正直に言うと自分も結構びっくり・・・というか動揺した。

こういうことというのは中国にいれば一定の確率で起こることだと理解はしているのだが、シンガポール人の、それも非中華系からそういう話をされるとは想像していなかったのである。さすがに酔いもさめてしまったので、彼を宿舎に戻してからもしばし外を散歩してぼ〜っとした時間を過ごしたのだった。
あらためて月曜日になって他の仲のいいシンガポール人に話を聞く限りでは、シンガポールは基本的に親日だし、まあ個人的になんかいらつくことでもあったんじゃないの?という回答だったので、まあそういうこともあるだろう・・ということで、自分の中では処理をすることにした。やはりアジアに住む限り、こういうことは偶発的であれ起こるのだよな〜ということを改めて感じた次第である※3

(火曜日夜に追記)
本日夜にとある会社の説明会が終わって教室から出ようとする、彼が遠くから寄ってきて「いや〜ホント、すまんかった・・」と大変しょげかえって謝罪してきたので、いや〜びっくりしたけど、まあたまにあることだから気にすんな・・と伝えておいた。本人が言うには「酔っぱらったわけじゃないんだけど、つまり、その、断片的にだけ記憶があるんで、つまり、とても、すまない」と覚えてはいたらしいのだが、まあそういうことはよくある。というか、そういうことはよくしてる(主に日本で)。ということで、これにて一件落着。酔った時の行動はとても人を責められるものでないので、自分も。

※1・・・Term3は授業というよりもプロジェクト型授業がメイン。7月から夏休み(兼 intern期間)に入ってしまい、そのまま交換留学に行ってしまう学生もいるので、上海でのMBA生活らしい生活も残り3ヶ月弱。プロジェクト型授業になると、共通での課題もほとんどなくなるので、一緒に勉強するという経験はほとんどしなくなる。

※2・・・なぜか米国人から「most impressive culture!!!!」と激賞されたのだが、単に一気のみをしただけである。その気になれば新橋でいくらでも見れるよ・・と教えておいた。

※3・・・海外に住んでいるくせに、基本的には精神がうたれ弱いのですぐに動揺するのである。ただ、一回免疫がつくと二回目からは問題なくながせるので、うたれ弱いけど回復力は強いのだと思う。

2012年3月18日 (日)

第32週目終了! - 旅からの帰還、旅の終わり? -

メキシコから無事に帰還に成功し、MBA生活も第32週目も終了!早いものTerm2も残り二週。正式に言えばその後にStudy weekを一週間挟んで、テスト期間があるので残り四週だが、残り二週間はおまけみたいなものなので、Term2もホント残りわずかである。カレンダーを見ても授業が一日一つという日が並んでおり、ようやく落ち着いた生活が出来る・・という期待をもたせてくれる。残り二週間でそれなりの量の課題があるとはいえ、やはり今までに比べればかなり楽になるはず・・。


■ メキシコから帰ってこれたことを喜びたい ■

先週から行っていたメキシコのビジネスコンペティション参加だが、帰国時に多少のトラブルがあり12時間ほど上海に戻るのが遅れたものの、無事に上海に戻ってくることが出来た。我ながらずいぶんと馬鹿ばかしい失敗で帰りの便に乗れなかったのだが、FBとTwitterで情報をいただいた限りにおいてはほとんどの友人も知らない事419704_10151405782665393_667305392_情で帰りが遅れたので、これはもうしようがなかったと思ってあきらめることにした。

今回のビジネスコンペティションの話は別途エントリーをたててblogに書こうと思っているの で、詳しい話は省くが、今回の旅は本当に実りが多かった。当初は「タダでメキシコに行けて、観光も出来てラッキー」ぐらいに思っていたのだが、実際に行ってみるとそれどころではない忙しさで、ほとんどコンペティションが行われるschoolにいたのだった。ここ一月ぐらいの睡眠不足もあり、ディスカッション中も頭痛に教われ仮眠をとったり、プレゼンテーション前にソファで寝てしまうなど、体力を回復しながらの日程だったのだが、片道20時間をかけていっただけのことはあるという旅だった。


MBAに入学した時にはまさか自分がメキシコに行くなど想像もしていなかったのだが、実際にいってみると世界はまだまだ広いということを実感できるような体験を(短いながらも)たくさんすることが出来た。それと、自分が「世界」という観点から見ると、結構ユニークな存在であるということも確認できた。短期的に自分の人生がどうのこうの・・というようなことではまったくないが、なんと言うか、少し頭を柔らかくして、そしてあらためて中国に向かおう・・とそんな気持ちになることが出来た旅立った。あと、メキシコ料理はチーズが多くて最高。上海ではおいしいチーズを食べようとすると高いからね。


■ Exchange先も決まり、終わりの匂いがするMBA ■

うちのschoolは18ヶ月のコースでありまだTerm2も迎えていない状況なのだが、大陸学生(と結構な数の非中国人学生)にとって後半の学生生活を決めるExchangeの行き先が既に発表されたということで、既に学生生活にも終わりの匂いが漂いだしている。特にこのごろはInternshipの面接がだいぶ入ってきているせいもあり、同級生の授業への出席率(および出席態度)が非常に悪い。

うちのschoolは一応concert ruleというruleを制定しており、授業中にデジタルデバイスを利用したり、勝手に中と退出しては行けないことになっているのだが、今ではそういうルールってありましたっけ・・?というようなレベルで守られていない。当然school側もそういうことは理解しており、以前よりは出席チェックに来る回数を増やしているのだが、それも限界があるということで段々とモラルが低下しているというのが正直な所だ。


MBAは基本的にいつでも連絡をもらえればcandidateの授業参観を受け付けているのだが、こういった状況ではあまり授業も魅力的に見えないのではないのではないか・・と感じるし、個人的には「ルールは存在するけど守られない」というのは嫌いなので、ストレスを感じている。私怨も入れれば、competitionでの欠席は認められないのに、なぜ授業の最初だけいれば出席OKとなるのだ!というのもある。。。

Term3からはelectiveがメインの授業となり、一つの授業の人数も多少は減るのであまりこういうストレスは感じずにすむのではないか・・と思うのだが(一つ当たりの授業コマ数も少ないし)、こういうのがあと1年以上続いたら・・と考えると、やはりちょっとしんどい。そういう意味ではうちのschoolの期間設定というのはちょうど良いのかもしれない。


さて、その多くの学生が発表を待っていたExchangeだが、僕は特にどこのschoolにもapplyせずにうちのschoolに残ることにした。結構な人からExchangeに行くと楽しいよ、という話も聞いたし、実際に自分でメキシコのschoolに行ってみて楽しいというのは実感したのだが、exchangeにいかないという決心はいささかも揺るがなかった。
まず、そもそも中国に3年以上すんでいる自分がさらにCEIBSに入ったのは、ひとえに中国ビジネスを学びたかったということと、例えば米国に留学しても「何となく中国語が話せる欧米MBAホルダー」という非常に中途半端な人間になってしまうと思っていたからだ。もし欧米schoolに憧れがあるのであれば、最初から欧米の二年生schoolに進んでいたと思う※1

それから何といっても就職活動を考えれば、少しでもHRの担当者とふれる機会を増やした方が、明らかに自分にとって有利だからだ。僕は結構繰り返し、中国で働こうと思うのですか?とこのblogの読者からも聞かれるのだが、基本的に日本に帰るということを想定していないし、もっと言い切れば「日本に戻らない可能性を最大化するためにはどうするか?」を考えて生きている※2。別に日本が嫌い・・というわけではなくて、単純に働く上では海外のほうがあっているだけの話で、なんと言うか会社を選ぶのと同じ感覚で、すんでいる国も選びたいという欲求があるというのが正直な所。すむには本当に良い国だと思う。

確かにExchangeに行けば学べることはたくさんあると思う。寒い上海にいなくていいし、新しい環境で暮らすことは楽しい。でも、得たいものがあるのなら、やはり自分がそれに真摯に向かい合わなければならないと思うのだ。「何かを得るためには、何かを失わなければならない」というのは今の僕に取ってはとても大切な言葉である、昔は「明日のために今日を犠牲にしない」がモットーだったのだけど※3。やっぱり年をとったからだろうか。


ということで、頑固と言われようが機会を無駄にしていると言われようが、残りの学生生活も上海で過ごすことは決定。まずはTerm2を無事にくぐり抜けて、学生生活最大の課題であるISP(Integrated Strategic Project、いわゆるプロジェクト型授業。これも一筋縄でいかなさそうな雰囲気が既に漂っている)をこなしつつ、Internship獲得 → 就職という絵がスムーズに描けることを期待している。その前にJapan Tripもあるし。



※1・・・僕は3年上海にいた段階で中国をわかったとは全然いえなかったので、2年の学生生活でも短いと思うし、交換留学の三ヶ月だとさらに短いと思う。ふれることは出来るけど、理解するなんて全然無理。
※2・・・とはいえ、例えば自分の子供が生まれるといった場面を考えると、日本のほうがいいだろうな・・とも思う。やはり医療レベルと費用を考えると日本の医療レベルは中国の比にならない。
※3・・・ちなみにこの言葉、サンデーで連載されていた「烈火の炎」の中で出てくる言葉。ストーリーとかほとんど全く覚えていないのだが、なぜかこの言葉だけはよく覚えている。どんな作品にも少なくとも一片は真実があるというのも、僕の信条の一つ。

2012年3月11日 (日)

第31週目終了! -メキシコ滞在中により割愛-

MBA生活第31週目も無事に終了!・・・というところなのだが、今週は木曜日からビジネスコンペティションに参加するために、メキシコに来ており、blogを書く時間がまったくとれていません。

最初参加する時には「タダでメキシコに行けて、観光も出来てラッキー」ぐらいに思っていたのだが、確かにタダでメキシコには来れたのだけど、観光する時間はまったくなく、飛行機に長く乗りその後はschoolに缶詰と非常にintensiveな生活を送っています。

・・・・ということで、今回の旅の報告は来週にでも。二月から続いている疲労もこの旅で終わりかと思うと、ちょっと嬉しい。。。

2012年3月 4日 (日)

第30週目終了! ーExchange とプロジェクト型授業と -

本日で第30週目も終了!である。今週もな何が理由がわからないが、ほとんど時間がない一週間で、結局blogの更新も毎週末の更新のみを気合いでしているという状況。先週末の週末二日間を使ったおつとめの影響でいろいろな処理が滞っていたのもあるが、それほど翌日への課題というのは無いのに、なぜか忙しい毎日は変わらないというのはちょっとストレスが溜まる。

カレンダーを見る限りにおいては授業以外はだいたい毎晩就職関係のセッションが入っている以外は予定が入っていないので、これはもう二月の負債が大量にたまっているからとしか思えない。メキシコに行ってしまうとまた色々遅れてしまうわけだが、なんとか少しでもこの負債を減らして落ち着いた三月を過ごしたいものである。。。


■ Exchangeの締め切り ■

今週は多くの学生に取っては大きなイベントであるExchange programの申し込み締め切りがあった。Exchangeプログラムはterm5(9月〜12月)の間に提携している他のMBAに交換留学をするというプログラムで、CEIBSはなかなか豪華な提携先を持っている。有名どこらだけでもLBS(London Business school), Whartn school, Kellogg schoolなどCEIBSよりも入学難易度(と授業料)が高い学校に行くことも可能である。

これまで海外で学んだことがない大陸系学生に取っては、この機会は自分がいま所属しているCEIBSよりもランクが高いschoolで学ぶことが出来る上に、欧米系schoolの経験も積むことが出来るということで、上位校には人気が集まる一大イベントである。他にも一度は行ってみたかったという理由でインドの学校を選んだり、就職に有利かも・・という理由で香港を行き先に選んだりと、とにかくMBA後半戦を決定づける非常に重要な選考であり、みんな力が入っている。僕の友人のアメリカ人は複数の同級生からエッセイの添削をお願いされて、ずいぶんと大変そうだった。判断するのはウチの教授だから、そこまで気合いを入れなくても良い野田は無いかと思ったのだが・・。


僕はというと、インドに行きたい気持ちも会ったし、一度くらい人生でアメリカで勉強したいという気もしたのだが、現下の景気の状況と就職活動の手応え(の無さ)を考慮して、最終的に交換留学には行かずに中国に残ることにした。交換留学中に行われるであろう授業はおそらくこれまでよりも、より中国に近い内容を振れることが出来るだろうというヨミもあるし、就職活動にあたってはいかに現場の中国人担当者をすっ飛ばして、欧米人責任者にタッチすることが出来るかが決定的に重要になるので、やはり中国にいることの方が自分の現状においてはメリットになると判断したのだ。・・・アメリカはもし欧米系企業に入れば一回ぐらい数ヶ月単位でいるチャンスも生まれるかもしれないし。

これで僕のMBA生活は完全に中国にコミットすることが決まったので、あとはいかに自分の「中国体験」をブラッシュアップできるかにかかっている。その意味ではこのごろほとんど中国語を勉強できていないのは非常に痛い。早くこの時期を抜出して、中国語に時間を割きたいものだ・・・。


■ プロジェクト型授業のチーム決定 ■

さて今週は我々CEIBSのMBA学生のもう一つのビッグイベントであるプロジェクト型授業(Integrated Strategy Program :通称ISP)のチームと取り組むプロジェクトが決まった。こういったプロジェクトはだいたいどこのMBAでもあり、企業からスポンサーを募り、コンサルティングの実戦経験を積むものとして設計されている場合が多い。

うちのschoolの場合も3月〜6月の4ヶ月にわたってクライアント企業と連絡をとりながらプロジェクトを進めていくこととなる。クライアント企業は時に北京や華南にいたりと、国内移動もいとわずにプロジェクトを進めていく必要があるわけだ。
このISP、school側はがんばって企業を集めてきてくれているのだが、これまで話を聞く限り企業側のやり方やモチベーションに非常にばらつきがあるため、ものすごくよい経験をする学生もいれば、相手が全く協力してくれず何となく時間が過ぎてしまうというケースもあるらしい。当然どうプロジェクトが進んでいくかは組んでみるまでわからないわけで、学生側としては限られたプロジェクトの概要からスポンサー企業を想像していくということを行うわけだ(プロジェクトはチームが出来るまで、企業名がわからないようになっている)。


僕が所属するチームは幸運にも6人でチームを組むことが出来たので(普通は5人)、一人当たりの負担はやや少ないだろうという読みと、大陸系中国人が1人しかいないのに、全員がアジア人という非常に変わったチームになったので(韓国人3人、日本人1人、台湾人1人、大陸1人)「欧米系企業」と組むことを焦点にプロジェクトの応募を行った。
学校側としては、プロジェクトのテーマに沿ってチームを組んだり応募を行って欲しいようだが、これまでの経験から「何をやるか」よりも「誰とやるか」のほうが遥かに重要であることをほぼ全員がわかっているので「何となく興味が似ていてかつ一緒に仕事をして楽しい」という観点からチームを組むようにしているようだ※1
このチーム結成はある意味これまでの振る舞いが試される場でもあり、これまで手を抜いてきたり協力していなかった場合には、全然声をかけてもらえない学生もいたりとなかなか悲喜こもごもである。ある学生など、誰もチームを組んでくれないので、全員宛に「俺はまだあいてるぞ〜」というメールをしていた・・・。

このプロジェクトで各企業が提出しているタイトルや方向性を見ると、なんというか中国経済の現在の方向性が非常にはっきり出ていて非常に面白い。各学生ともにNDAを結んでいるので詳しいことは言えないのだが、日本ではおそらくお目にかかることが出来ないようなインフラ関連・エネルギー関連・重工業関連のプロジェクトが目白押しである。以前もちらっと書いたが、僕が入学当初から志望をしていた消費材関連のプロジェクトなどほとんどなく、一般紙面ではなかなか取り上げられていないものの、まだまだ中国のビジネスは開発型経済が主導しているのだな〜ということを実感させられる。


僕は幸運にも気の合う(と思われる友人たち、特に韓国人の一人はなぜか広島カープが世界で一番好きという奇特な人間であり、親友である)メンバーとチームを組むことが出来て、プロジェクトも何となくマーケティングに近いと思われるプロジェクトをゲットすることが出来たので、ちゃんと力をいれてがんばっていきたいと思う。ただTerm3はとある広告会社でお仕事体験もさせてもらう予定ので、両方をうまくコントロールしていかなければならず、また忙しいのかも・・と思うと、それはそれでちょっと憂鬱であったりもする。。


来週は木曜日からメキシコに向かうということで、実質3日しか授業を受けることができないのだが、日頃できない体験 ーもしかしたら人生で最初で最後のメキシコかもしれない ーが待ち構えているので、しっかりとenjoyしてきたいと思っている。メキシコ滞在はわずか60時間程度で観光する時間もほとんどないのだけれども・・・・。



※1・・・そもそもテーマを基にチームを組んでもかならず最初に結成したチームが希望のプロジェクトにアサインされるかどうかはわからないわけで、どうしたって人間関係のほうが重要になってしまう。

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