Happy New Year 2014
気が付いたら日本に戻ってきて10カ月がたち、2013年も過ぎ去ってしまった。
ということで、2014年、あけましておめでとうごいざます。今年もよろしくお願いいたします。
昨年は元日のご挨拶で結婚の報告をしたのだけど、それに比べれば今年は特別なニュースはないですが、毎年こういったご挨拶を書いているので、2014年もまずは2013年の振り返りをしてみようと思う。
■全体的には・・■
2013年1月1日のエントリーでは「2013年はその動いたことを一つ一つ固めていき、これからの長い人生を過ごす上での新しい基盤を作る年にしたいと思っています」と書いたのだが、実際は基盤をかためるどころかオーバーホールの一年になってしまった。
まず前半は卒業・帰国(引越し)・就職・結婚という人生の一大事が一気に襲ってくるイベント起こりまくりの半年で、あえなく体がダウン。仕事は普通にしていたものの、とにかく最初の数カ月は体がだるくてなかなかエンジンがかからなかった。背中の痛みの影響であると気がついたのが3月末で、それから理学療法士にかかって3カ月ほどはリハビリの毎日。結局体が戻ってきたな~と実感できたのは、8月中旬の夏休みになったころだった。
後半もその影響があるのかないのか、あるいは5年半の中国生活での疲労が少しずつ噴き出したのか、とにかくよく高熱を出していた。結婚をして明らかに食生活も生活リズムも改善し、おまけに生活がしやすい日本に戻ってきたのにこういう状態になるというのは、やはり何かしらデトックス期間が必要だったということなのだろう(・・・と自分を納得させている)。この流れは結局最後まで変わらず12月31日(つまり一昨日)の年末までウイルス性胃腸炎で寝込む羽目になった。
■ 体調面&生活面 ■
体調面といえば、もうひとつ結婚生活(正確にいえば2012年9月~2月の中国での同居生活)で一気に増えてしまった体重も悩みの種だった。人生最重期間となってしまったせいか、運動してもなかなか落ちず(というか、運動するのもおっくうなくらい太った)、食事改善から初めて、ようやく1年かけて元に戻すことが出来た(こっちの面からはウイルス性胃腸炎万歳)。
体調面とあわせて生活面を振り返ってみれば、結婚生活一年目(いわゆる新婚生活というやつだ・・・)は二人で気兼ねなく、気楽に生活することが出来たな~とこればかりは妻に感謝するばかりである。結婚を決めた際には、二人の役割分担についてはあまり考えなかったのだが、結果として家のことはほとんど妻に任せきり・・という典型的な駄目夫になったしまった(中国時代に鬼より強い上海女性に鍛えられたはずなのだが)。
家に人がいるとわざわざ外に出る必要もないよね・・ということで、ひさしぶりの帰国のわりにはたいして人とも会わず家で二人でゴロゴロしている休みも多かった。別段それで不満があるわけではないのだが、このまま引きこもりになってしまったらどうしよう・・と我ながらちょっと心配。
■ 仕事面 ■
仕事の面はといえば、これまた昨年は「睡眠時間が減りそうだけど」と書いてあったのだが、まったくそんなことなくすっかりヘルシーな環境で楽しく働くことが出来ている。帰宅時間が午前様になるのはお酒を飲む時だけ(しかしその割合は比較的多い)だし、無理して徹夜はしないというルールに関しては一度も破らずに生活を続けることが出来た。
転職して新しい職種についたとはいえ、MBAホルダーがわかりやすくいく業界の一つで学んだことを使うことが出来るのはわかっていたし、現職の方に推薦をいただいていたので上司とも最初から話がついた状態で入れたのが非常に大きかった。
また、外資系といえどもやはり全世界で数十万人を抱える組織だけあって、スピード感に関してはこれまでよりもずっと落ち着いているように感じている(自分はベンチャーをやっていたので、そう感じるのかもしれない)。正直言えば仕事の面ではもっと叩いてもらっても全然よかったのだが、上記したような体調であったことを考えれば、リハビリにはちょうどよかったんではないかとも思ったり。
■ 2014年は・・・? ■
で、2014年はどうするの?というところになると、基本的には昨年の継続で・・というのが今の偽らざる気持ちである。視界良好、迷わずススメ・・これに尽きる。
まず健康に関してはいまだに完璧ではないので、引き続き減量とデトックスに励もうと思う。数年来悩まされている左アキレス腱炎は完治することはなくても、もう少し痛みが引くような歩き方・走り方を身につけたいと思っているし、背中の痛みも体重が軽くなれば筋肉をつけて姿勢をよおくしたいと思っている。・・・・なんか、随分と歳より臭い話しになってしまうけれど、今の自分にとっては「健康」というものの価値はとても高いので。
仕事に関していえば、今の会社は基本的にプロジェクトベースなのでガツガツとするよりも、まずは風が吹いてくるのをしっかりキャッチするための基礎力をつけようと思う。年齢的には何かひとつくらいは目立つ仕事をしたほうがいいのだろうけど、こればっかりは焦ってもしょうがない。声がかかった時に全力を出せるようにするというのも、大切なことだと信じて。
最後に生活面に関しては、(僕の健康も含めて)まずは妻との生活が全ての基盤なので彼女が健康であることを願いつつ、楽しく明るく暮らしていきたい・・・とそれだけを願っている。もしもう少しだけ贅沢を言うことが出来るのであれば、日本に帰ってきてたまった積読リストを少しずつ削っているので、それをもう少し早いペースで進めていきたいと思っている。中国関係については本当にイチから勉強し直したいと思っているし。
ということで、まったく面白みがない新年の豊富になってしまったのだが、今年もゆるゆると空気のきれいな日本で生活を楽しみたいと考えています。本年もよろしくお願いいたします。
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