発作で倒れてから1年が経った
手術の際に担当医師からは、「1年経っても何もなければ、先天的に血栓が出来やすい体質であると考えなくても良いと思う」と言われていたので、この1年後の検査というのを結構楽しみにしていた。おかげさまで、先週の検査では全ての値が正常値に入っており、とりあえず再発の可能性は見られないという所見を得ることが出来た。
コロナがなければお盆のあたりに検査入院をもう一度する予定だったのだが、まだコロナの危険性はあるし(入院している人はほぼ高齢者なので、コロナが持ち込まれた時の影響は非常に大きい)、値からは入院しなければならない理由は見えないので、10月の検査で判断をしようということになった。
メディアで報道されているように、コロナの代表的な症状の一つは血栓ができることである。自分の体が「血栓が出来やすい体質」かどうかというのはわからないが、いわゆる”血液がサラサラになる薬(抗凝固薬)”は飲み続けている状況である。こういった薬を飲んでいる人間はコロナに対してはハイリスクであると考えていいと医者からは言われており、この1年は長く感じたし、人よりも外に出る回数は明らかに少なかったと思う。もちろん1年というのは一つの目安なので、このマイルストーンを迎えたからといって薬の量が変わるわけではないし、体重を落としコレステロールを下げるための生活が変わるわけでもない。
例えば、今日のようにすごく暑い日にマスクをつけたままだと、ちょっとした動きをするだけで胸が少し苦しくなる時もある。手術の時に確認したように、ストレスで血管が狭窄するという体質は変わらないので、決して気をぬくことは出来ないのだ。ワクチン接種のために服用している薬を書き出したら血管拡張薬も含まれていたし、今の自分は薬によって健康を保っているのは間違いない。狭心症が起こった時に血管を拡張するためのミオコールスプレーは常に手放せない。まあ、これは半分ぐらいは心の安定というためもあるけど。
まずは何事もなく1年後を迎えられたということを喜びつつも、これからもおっかなびっくり生きていくことを改めて確認した、そんな発作1周年記念だ。
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