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2021年8月 3日 (火)

コロナ感染者数とパラリンピックの開催

オリンピックでの日本の金メダルラッシュで盛り上がる一方、あれよあれよとコロナの感染者数は増えてしまい、気がついたら東京で4,000名/日を超える感染者数がカウントされるようになってしまった。陽性率が20%を超えるというのは明らかに検査数が足りないということであり、都市中にはもっと多くの感染者がいるだろう。

一方で数が増えたといっても。自分も家族もこれまで基本的に自粛生活を続けていたので、生活は大きく変わらない・・・というか、出来ることがほとんどない。とはいえ危機感はこれまでよりも遥かに大きくなっているので、例えばマスクは不織布マスクをこれまでに比べて使うようになったし、子供の習い事も子供が教室に詰め込まれるタイプのものは不参加としている。

自分がコロナになるかもしれないというのはもちろん怖いが、もっと怖いのは夫婦の二人がなってしまい子供だけが残されてしまうことや、あるいは子供が感染してしまうことだ。これまでは子供の重症化はほぼないと言われていたが、デルタ株は子供への感染と重症化も強くなっている。

自分と妻はワクチンをうつことができるが、子供はまだワクチンを打つことができる年齢にもなっていないので、とにかく自衛するしかないのだ。ちなみに自分が住んでいる港区は高齢者を除く対象へのワクチン接種は7月に開始したが、これまでのところは接種自体の遅れはなく進んでいる。森ビルが虎ノ門ヒルズを提供したり、東京タワーのお膝元である増上寺でも接種が出来るということで、かなり順調に接種が進んでいるようだ。
自分はワクチン2回目接種が10日後であり、妻はまだ1回目をうったばかりだ。ここばかりは焦ってもしょうがないので、最初に書いたようにこれまで以上の危機感で毎日の生活を過ごすしかない。


パラリンピックの開催は?

オリンピックは既に12日目を迎えて、後半戦に入っている。コロナの拡大も止まらず、選手たちを隔離するといったバブルもあまり機能していないように見えるが、ここまできたら最後まで突っ走るのだろう。・・・というか、今更オリンピックを中止しても得るものはほとんどない(オリンピックが中止された!という心理的な影響で、外出は減るかもしれない)。

気になるのはパラリンピックの開催だ。よく勘違いされるのだが、今回のオリンピック開催ですっかり悪役となったIOCは実はパラリンピックの主催者ではない。パラリンピックの主催者はIPC(International Paralympic Committee)だ。IOCとIPCは協力関係にあるが、別組織であり、それぞれがそれぞれの組織を持っている。

さて、そのIPCが開催するパラリンピックだが、容易に想像される通りオリンピックほどのパワーを持っていない。加入国・地域数もIOCとIPCには差があるし、財政規模も異なる。財政規模の違いはすなわちスポンサー数と金額の違いでもある。端的にいってしまえば、パラリンピックの商業的な価値はオリンピックよりも小さいということだ。


こういった理由もあり、パラリンピックが中止されるかもしれないという見通しが、感染者数の増加とともに、メディアに載るようになった。もちろん国も東京都も否定はしているが、水面下では真剣に検討されているだろうと思う。

自分はオリンピック開催是非の議論がなされていた際も、一貫して開催に賛成だったので、こういった事態になってもパラリンピックの中止には反対の立場だ。どちらもアスリートにとっては人生をかけた場であるということは変わらないし、パラリンピックの方が人類にとってより意味のあるものだとすら自分は思っている。オリンピックの理念はDiversity & Inclusionだという報道があったが、であればこそ、その理念はパラリンピックでこそより輝くはずだ。


一方で、現実的に今の東京の医療状況が「パラリンピックを開催するに相応しくない」という観点もあるだろう。パラリンピックに参加するアスリートの方がコロナにかかりやすい・・ということはないだろうが、障害のレベルによっては治療を実施するのがより難しいという場合もあるだろう。また、ボランティアや開催に関係する人間で大規模クラスターが起こってしまうという可能性もある。

オリンピックでもかなりの数の医療従事者が必要とされていると報道があったが(おそらくこれはIOCとの開催契約の中に含まれるのだろう)、パラリンピックでも現場で待機する医療従事者が必要とされるのは間違いないだろう。そうなった時にただでさえ疲弊している医療現場のリソースを分割するのかという懸念は大いにある。


以上のことを考えると、時期の分散開催といった方法論まで含めて延期という選択肢が浮かび上がってくる。現実的かどうか?と聞かれると技術的には非常に困難であることは承知しているが、東京という都市は「オリンピック/パラリンピックを開催する権利」とともに「オリンピック/パラリンピックを開催する義務」を負ったと感じている自分としては、パラリンピックを中止すべきでないという気持ちが強いのだ。

 

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