母親の死去と相続で大変だったことの記録(その1)
前回のエントリーでも書いたが、実母が4月の頭に死去した。家にいる時に激しい腹痛を感じて自分で救急車を呼び、入院をしたのが3月の中旬で、それから2週間ほどで亡くなった。 自分は3月の末に1度病院に行ったのだが、その時に医者からかなり難しいと告げられていたので、覚悟はできていた。前回のエントリーで書いたように家族中が良くないながらも、最後に会えたのはお互いに良かったと思う。
肉親が亡くなったのは初めてではないが、いわゆる”喪主”を務めるのは初めてだったので、段取りは全て病院が紹介してくれた葬儀会社に頼ることになった。”葬儀会社の値段が高い”とか”金額が不透明”ということが言われるのは知っているが、現実的に時間が無い中では紹介してくれた葬儀会社に頼むというのが一番確実だと思う。
あまり大事にしたくないという希望があったので、今回も当初は「葬儀なし」ということを検討した。ただそうなると、火葬場の手続きも自分でやらなければならないし、色々な手続きを自分でやらなければならない。事前に準備がされているのであればともかく、少なくとも現在の多くの死亡時の手続きは「葬儀会社に依頼すること」を前提に設計がされているように見える。
今回の場合はその葬儀社を過去に利用したこともあり、コミュニケーションもスムーズに進んだし、通夜葬儀の手配も全て問題なく進めることが出来た。金額はおそらく実母のの年代であればやや平均より高いぐらいだったと思うが、最後くらいはそれなりに見送ってやりたいという自分の意思で決めてしまった。自分には兄弟がいるが、こういったことは長男の自分が仕切るという暗黙の了解があったように思う。
唯一困ったのは、家のどこを探しても保険証が見つからなかったこと。保険証の番号などすぐに問い合わせれば良いかと思っていたが、そう簡単には物事が進まず、これが後々になって大きな障害になるとは当時は予想もしなかった(続く)
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