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カテゴリー「ワンジー」の記事

2011年4月 1日 (金)

ワンジーテクノロジーズ退社のご報告

以前のエントリーで御報告していたとおり、昨日3月31日をもちまして、2年3ヶ月在籍しましたワンジーテクノロジーズ(上海)有限公司(中国名:網紀信息技術(上海)有限公司)を退職いたしました。

在職中は多くの方に御支援をいただき、大変感謝しております。あらためてこの場で御礼申し上げます。

本日4月1日から3ヶ月ほどは定職にはつかず、いくつかいただいているお仕事を契約ベースで進めていきたいと考えています。日本に戻ってゆっくり旅をしたいとも思っていたのですが、もう少し時間を明けてから戻ろうと考えています。

今後も変わらず中国で生きていきますので、これからもよろしくお願いいたします!

2010年3月10日 (水)

三月はやはり忙しくなる

やはりどんなにうまく仕事をコントロールした気になっていても、3月は忙しくなる。もうこれは日本企業としての宿命かもしれない・・・というつもりでがんばるしかないです。。

ということで、3月末に二つの納品を抱えてあまりblogもかけない今日この頃。でも、忙しくても全然やせないんですよね、これが。むしろストレスがかかると太る。だから全然忙しそうに見えない・・という欠点があります。健康に見えて、結構本当は病弱なんですが・・・。


2010年2月 3日 (水)

ネットワーキング的な働き方

今の会社で働き始めてから、好むと好まざるとにかかわらず社外の人と働く機会が圧倒的に増えている。もちろん社内リソースが少ないから、とか専門分野以外のお話もいろいろといただくから・・というのが理由なのだが、個人的には大きい会社(例えば前職)で社内でいろいろ決まっている・・という状況よりもずっと楽しんで働けている。

以前NB Onlineに掲載されたいたGE Japanの藤森さんの連載で「21世紀はパーソナルネットワーキング」の時代になると書いてあって、大企業でもそういう要素が増えているのかな・・・と感じたのだが、中小だとそういう個人対個人というのがビビットに影響してくるのだ。

特に異国の地ではどうしてもお互いのことを知る密度は日本にいる時よりも圧倒的に多いので、やっぱり人に裏切らないと思われている・・とか、つい声をかけてもらえるというのはすごい大切。いつ・どこで・どんな仕事をしていても声をフラッとかけられるような人間でありたいし、声をかけられた時には出来る限り答えられるようにしたい、と前よりも強く思うようになった(逆にそうではない人に対しては、以前よりも割り切ることが出来るようになったようにも思う)。
このブログを断続的にでも続けているのは僕の名前で検索してくれる人が連絡をしてくれるのを期待しているのもある。。。

ちなみに対中国企業との取引でも、会社対会社の取引ということで期待はあまりしてはいけなくて、誰と仕事をするかが大切・・・・というのは変わらない。個人によりフォーカスした社会であるからこそ、結局は最後は個人の力量と信頼がモノをいうのだ。

2009年10月13日 (火)

中国でのネットアクセスデータへの疑問

広告会社からの発注の仕事をしていると、ほぼ100%データ取得の話になる。だいたいにおいて予算が厳しいため、無料であるGoogle Analyticsを利用しているのだが、そのデータの信憑性に日本ほど信頼をおけないでいる。もちろんもともとScript型なので精度100%であることなど最初から期待していないが、日本におけるデータよりも若干誤差が大きいのではないかと踏んでいる。


いろいろ気になる点があるが、一つにはノンリファラーがあまりにも多いこと。だいたいどんなサイトでも50%ぐらいはノンリファラー扱いになってしまう。中国人のネットの使い方を見ているとほとんど「お気に入り」機能を使わないので、ノンリファラー扱いになるということは、ブラウザ側の事情か各メディアからでる時に何らかの仕掛けがしてあると想定されている。

確かに中国では職場でネットを利用したり网吧や学校などの共通スペースからの利用が非常に多い、家族で利用する場合にも家で一台という利用をすることが多いため、クライアント側の影響もかなりあると想定される。また家でPCを見ているとしばしばブラウザの上部に広告が勝手に挟まれたりすることがあるので、ISP側で何かよくわからない処理をしている可能性もおおいにある(これは別の機会にもう少し詳しく調べてみようと思う)。


もう一つには時々ガクンとアクセスが落ちているように記録がされていること。開設してかなりたっているサイトで、かつ広告金額も変えていないのに、時々良くわからない落ち込みを示すことがある。もちろん様々な外的要因が想定されるので、単体のデータで理由を想定するのは不可能ではあるんだけど・・。


一つ想定しているのが、Googleのサーバー側に情報が届いていないのではないか?ということ。日本でもよく報道されるように中国ではGoogleサービスをしばしば利用できないことがある。中国国内のサーバーからGoogleへのサーバーにアクセスすることが出来ないように設定されてしまうのだ。
Script型の言語では、クライアント側でJSが実行された際に情報を送ることでアクセスを認証しているはずだが、もしかしたらその情報がサーバー側に届いていない可能性がある。
(※ ここら辺技術への理解が間違っていたら突っ込んでください)

事実メディア側から提供される数字とサイト側で集計できる数字があまりにも乖離していることがよくある。ただし、メディア側から提供されている数字に関しても相当水増しされているので、数字を単純につき合わせてみてどちらが間違っているかがわからないのがつらいところ。


コストをかけられない以上他にあまり選択肢はなく、また使いやすさで言えば慣れ親しんだGAが一番だが、信頼性がどのくらいか・・ということを試すために次回の受注時には他のサービスとの併用を提案してみようか・・と考え中。

※以前、Yahoo!(雅虎)が同じようなサービスを提供していたのだが、今回調べてみたらいつの間にかサービスが閉鎖されて他のサービスに統合されていた(量子统计というらしい)。

2009年10月10日 (土)

下半期(日本)&最終Qスタート

おとといで建国記念の長い休み(国慶節)も終了し、昨日より中国の業務も再開しました。朝起きると、家の前をとおる道路から絶え間ないクラクションが聞こえてきて、街が目を覚ましたようでとても気持ちがよいです。

中国は日本に比べて祝日がはるかに少ない。基本的に長い休みは旧正月(春節)と国慶節の二回だけ。ちょっと前は5月のGWも長休みだったのだが経済への影響が大きかったのか、今年から廃止されてしまって土日あわせて3日間の休みになってしまった。
また、長い休みの前後はだいたい土日のどこかはつぶされる傾向にある。なので、本日も土曜日なのに当たり前のように出社しなければならない。

一般的に中国の労働時間は日本に比べるとやや短い。もちろん広告やITといった業種によってはかなりの長時間労働を余儀なくされるけれど、その他の業種ではだいたい上海でも8時間労働を守ろうとされているし、田舎にいけばさらに休みの時間は長い。そもそも1日8時間の労働、8時間の睡眠、三食欠かさない食生活が「科学的」に良いとされているので、みななるべくそれを守ろうとしている(この科学的・・という言葉、中国人は大好きです)。


つまり「なるべく休みをとらず、毎日適度な時間働く」というのが中国としては正しい働き方であって、日本の「平日はやたら働くけど、祝日やら夏休みやらで休みが多い」というのとは真逆のライフスタイルであるといえます。

どちらが働きやすい・・というのは人それぞれ、それこそ業種によって違うと思うのですが、我々のようにIT系、しかも休日がずれている日系企業相手のビジネスをしていると、

・祝日は中国の暦と同じくらい少ない(というか、日本側が休みでない場合が多いので、休みはさらに減る)
・労働時間は日本にいた時とあまり変わらないか、むしろ長い

という状態なので、休みが多いとものすごく嬉しいです。


・・・・カレンダーを見ても次の休みはなんと、1月1日。体育の日で次の月曜日も休みの日本がうらやましい・・・。

2009年8月11日 (火)

多忙につきブログ更新が出来ません・・・。

ここ二週間ほど、提案提案また提案の毎日でなかなかblogを更新することが出来ずにいます。本当は、

・2009年8月8日 == オリンピックから1年たった北京!  とか
・上海で見つけたGoogleの面白広告!  みたいなネタをやろうと思っていたのですが、まったくできず、なさけない限り・・。

秋のキャンペーンに向けてしばらくは忙しい日々が続きそうですが、とりあえず「生存報告」ということで、御連絡させていただきます。

2009年8月 3日 (月)

2008年度の中国ネット広告割合概算

メディア関連のblogでは超有名どころ(と思われる)メディアパブを見ていたら、2008年度の各国のNET広告比率が掲載されていた。

インターネット広告費の比率,日本は欧米より低い(メディア・パブ)

イギリスでは既に20%超え・・・ということで、完全に主要メディアになったという感じがしますね。一方、日本では10%程度というところで・・・実感値とかなり近いです。4大メディアが少しずつ力をなくしていくといっても、そんなにドラスティックには変わらないでしょうから、もう少しジワジワ上がっていくのではないかと思います。


と、よんでいて気になったのは、我が中国。
どっかにデータがないのかな~と思って探したのですが、すぐには見つけることが出来なかったので、概算してみました。
まずはいつもお世話になっているiReserchが出しているデータでは2006年までのデータが掲載されていました。(2006年は予想値)7025347mh72z

これを見ると、毎年順調にNET広告は上がっているもののそれでも2006年度の段階で3.8%の予想値。NET企業の予想ということで若干高めに出ることを加味すると、だいたい2006年度は3.5%程度であったのではないかと想像します。

残念ながら2007年度のデータは見つけることが出来なかったので、いよいよ昨年度2008年度を計算してみました。統計誤差や項目の不備などがあると思うので、あくまで概算ということで・・。

まず2008年度のNET広告費ですが、比較的公的な値と思われる「第23次中国互联网络发展状况统计报告」によると約170億元。一方、CTR市場研究というリサーチ会社によると2008年度の広告総額は約4400億元。このCTR市場研究という機関がどのくらい信用できるかわからないのですが、一応このデータに基づくと約3.9%

都市部と農村部との違いや、商材ごとの違いも考慮しなければならないと思いますが、おおむね現在の中国の広告市場はだいたい4%ぐらいは、NET広告が占めていると考えてよさそうです。これがどのくらい伸びていくかが我々のようなビジネスのマーケットサイズを決定するわけで、これからも伸びていくことを期待しています。まあ、昨年度は北京オリンピックもあったことを考えればテレビ広告費は高騰していただろうし、今年は3Gが始まることからも間違いなくNET(モバイル含む)の広告費は伸びていくんでしょうけど・・・。

それよりも総広告費がすでに日本並みになっていたことに驚きです。こちらはチャネルが多く、人も多い(土地が大きい)分、どうしてもマーケティング費用は大きくなっていくのでしょうね。

2009年7月 8日 (水)

上海で携帯ページの納品を本格的に開始

昨日お客様に中国での携帯クーポンページを納品しました。

まだ数ページなのですが、うちの会社でも本格的に携帯ページを商品として扱っていけるという自信がもてる出来上がりになりました(さすがに会社での仕事なので、今すぐここで画像を紹介するわけにはいかないですが・・・)。
これまでも携帯ページの作成を行ってきてはいたのですが、3Gが話題になってからは本格的に会社としての勉強を開始し、ようやくまずはページの納品にこぎつけることが出来ました。

この場を借りてうちを信じて発注いただいたお客様にありがとうをお伝えしたいと思います。


昨日自分の携帯(3Gではありませんが)でチェックをしてみましたが、思ったよりずっと綺麗に画面が見えて、かなりの興奮!久しぶりに一歩前に進んだ!という気がした一日でした。

中国では日本に比べて4メディアのマーケティングが難しく(データが信用できない、数が多い、価格が高いなど要因は多々ありますが・・)WEBや携帯でのマーケティングが日本と比較した場合でもより重要になると感じています(けっしてポジショントークではありません。お金があればマスでの効果も絶大です)。

これまではどうしてもタッチポイントが限られるPCでのアピールしかできなかったのですが、今後携帯のページが伸びれば、間違いなく「中国らしい携帯でのプロモーション」が伸びていくような気がします。

例えば、ぱっと思いつくだけでもこんなのが。

  • 携帯用の面白動画を個別URLで設定して、口コミの期待を!
       → 中国は情報伝播が日本よりも早いので、うまくしかけられれば爆発の予感(?)

  • 店舗でブルートゥースを利用してURLをばら撒き、店舗ごとのクーポン展開・情報発信へ!
       → ブルートゥースはOPENにしてもらうだけでいろいろ情報をPUSHできるので、期待大(?)

  • 中国では日本のように3大キャリアが企画を決め、端末もコントロールするようなマーケットではないので、いろいろと日本とは異なる難しさがあるのですが、これからも勉強を続けて、提案に盛り込んでいけたらと思っています。。

    携帯のサービスサイトでも作ってみようかな。。。

    日本でのマネジメントは相撲に似ているのではないかと思ったり。

    マネジメント理論・・といったものを体系的に学んだことがないので、まったく専門的な話ではないのですが、なんとなくこのごろ思っているのは、日本でのマネージャーの役割というのは、相撲の番付が上の人間の役割なのではないか・・ということです(これだけ聞くと、全然意味不明ですが)。細かい突っ込みは無しでお願いします。


    MBAで教えるようなマネジメント理論を時々見て思うのは、欧米での基本的な人間観として「人は自分の意思を持って生きている」というのが暗黙の前提になっているのではないか?ということ。ゆえに、マネジメントでの理論も、いかに部下のその意思を強く引き出すかとか、その方向性を会社の方向性と向けるか?とか、あるいはその意志を強く引き出すか、ということに重きを置いているように思います(あくまで思うだけです)、

    日本人もそれは同じ人間ですから、やはり意志を持って生きているには決まっているんですが、欧米系の人が思うほどにはそれが意識したり強く出したりすることが出来ないのではないか・・とこのごろ感じています。平たく言えば、「なんとなく生きていてもそれなりに幸せ」という状態です。まあ、自分も含めて、そんなに人生で無茶苦茶主張したいことがあるかと聞かれるとすぐには答えられないのですが。


    で、ここからが本題。
    欧米ではモチベーションを引き出す方法の一つして「難しい仕事を与える」「やりがいのある仕事を与える」というのが一般的だと思うのですが、平均的な日本人に対してはそれだけでは十分ではないと思うんですよね。それに加えて、適度に上司がプレッシャーなり難題を与えるなりして「俺にぶつかってこい!」という発破をかける必要があるように思うのです。

    これってちょうど、相撲で番付が上のひとが『胸を出す』という状況に似ているな~とこのごろふとおもっちゃったりしたんです(相撲をしらない方のためにお伝えすると、胸を出すというのは番付が上の人が土俵にいて、番付が使途の人にぶつからせたりするような稽古のことを言います。決していやらしい意味じゃないですよ)。

    「どうした、そんなことも出来ないのか?」
    「もっと力を振り絞れ!」、、、みたいな・・・。


    これって僕が体育会系で育ってきたから思うことなんでしょうか。。。自分ではわかりません。

    まあ、結局何がいいたいかというと、メンバーの育成のためには時にはあえてプレッシャーをかけたり、自分が壁になったりして『戦う』必要があるということ。機会を与えれば人が育つっていうのは事実だと思うのですが、リーダーとしてはそれだけではダメだろうと、あらためて感じているってことです。

    2009年7月 3日 (金)

    人は『納得』しないと動かない生き物であるといわれておりますが。

    何かタイトルだけだとまるで釣りのようなタイトルですが、この小さい(全体で50人ぐらい)の企業にいても同じことを日々を感じています。この『人は理解では動かず、納得しないと動かない』というのはそれこそ古代ローマの時代から、平成時代の経営者まで古今東西あらゆるリーダーが言葉を残しているのですから、ごく一般的な組織課題なのでしょう。

    では、なぜこの『理解しても納得できない』という状況が生まれるのか、ということを考えるといくつかの場合があるように思います。

    <前提としての仮定>少なくとも意見について理解できるということは、現状の情報レベルは同等であると仮定してよい。

    <理由の仮説>

  • 今後起こりうる未来への想定確率が異なる。平たい言葉で言えば「いってることはわかるけど、そんな悪くはならないですよ」ということ。

  • 発言している対象への感情。平たい言葉で言えば「いってることはわかるけど、お前の言ってることは納得できん」ということ。

  • 理解してしまうと自分に起こるであろう負荷への不安から。平たい言葉で言えば「人間は本質的に変化を恐れる生き物である」ということ。

  • この3つの理由に対する方法はその組織の置かれている環境、そして発言者の権威・権力によって変わってくるのが当たり前である(言い換えればそういった外的状況が固定された場合に、どのような方法をとるのが最適か?を考えるのが経営というものであるように思う)。
    例えば、強い権力を持つリーダーでかつ社会的に許されるなら「俺の言うことを聞け!聞かないやつはクビ!(ひどい場合には死刑)」と対応方法だってありだろう(ちなみに「あなたの言うことをは納得できないけど、あなたが納得できないということを表明する権利は尊重する」というのが民主主義の根本的な考え方なので、日本というのは本来の意味では民主主義の考え方は受容できていないのでは・・と思います。まあ、これは別の話)。

    他にも未来をわかりやすい形で示すというのもあります。確かに明確に未来を見えるようには出来ないけれど、どんなにツールがITに変わりライフスタイルが変わろうとも、人間の思考もそんなには変わらない。歴史を勉強するのは結局そういう事例やセンスを磨くためなんだと思います(下手をうつと、このまま行くとこんなに暗い未来が・・みたいな一個めと変わらない対応方法になってしまうのが、この方法の難しいところですが)。

    いずれにしても、リーダーというのはいかにこの「納得」とか「腹に落ちる」という状況に持っていくかが重要。ここはもう完全に人格やスキルを総動員しての戦いになります。


    ・・・・と頭ではわかっていたのですが、いざ自分がその立場になってみると実践はとても難しい。というか、正直言うと50人ぐらいの小規模の組織ではそんなことにはならないと思っていたんですね。

    例えば、自分がとあるグローバル企業で経理の仕事をやっていたとしましょう。自分の所属している部門は多少苦しい時もあるが、若干の黒字を出しています。どうやら世界中で競争力がなくなってきているので、会社自体は厳しいらしいがそれでもうちの部門は大丈夫と安心していました。
    ところが本社のリーダーが変わった瞬間にこの部門の閉鎖が決まり、社員は全員解雇と決まりました。どうやら本業とシナジーが出ない仕事は全て閉鎖すると決まったようです。


    ・・・こういう例なら「頭では理解」出来ても「納得」できないという状態になるのは十分にわかります。戦略として論理的に妥当性があるな==理解できたとしても、なぜその戦略を選択したのか==納得は難しいでしょう。なにせ、決めたのは遠い本社で、当然自分のことなど見たことも聞いたこともないどこかのお偉いさんなわけですから。「何もわかってないくせに!」と納得できない状況になると思うんです。


    でも、今のうちの会社の状況はそういうのとは違う。数字も全て見えていて、ほとんどの情報も共有されていて、会社の状況と自分の状況がダイレクトにつながっている。そのような規模です。それでも、やはり見ている世界が人によって異なるし、対応への危機感も異なる。

    そういったことは正直言って僕の想定にはなかったことです。
    確かに組織は規模によって問題解決方法は変わります。しかし、問題の質自体はそれほど変化がない。というのが、このごろの私の気づき。
    そしてそれに「気づいた」以上、どのように対応していくかは今度は「私の」問題になります。ということで、来週以降はこの「自分の問題」に取り組んでいかなければならない。それが09年3Qを迎えるに当たっての所信表明となります。