前職のみなさんからの言葉 -感謝をこめて-
本日こそが日本での仕事始め。日本のお客様もようやく連絡がつくようになります。
そして、本日、本当に多くの前職の方々からご連絡をいただきました。まずは、この場で御礼を申し上げたいと思います。
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昨年末、こちらはまだ仕事が続いており日本ではすでに正月休みに入っている、そんな暮れのタイミングで前職でお世話になった方々と同期、後輩のみんなに御礼とお別れのメールを送りました。
本当はもっと早いタイミングで送りたかったのですが、なにせ社内ネットは日本にいないと見ることが出来ないので全然人事のタイミングもわからなかったし、こちらはこちらで引越しとそして何より死ぬほどの食中毒にかかっていたため、なかなかご連絡をすることが出来なかったのです(と今更ながら言い訳をしてみる)。
そして、日本の仕事始め。年末年始でメールもたまり、年初の挨拶に追われているであろう皆様から実に多くのご返信をいただきました。ベンチャーの悲しさでまだすべてに返信を書くことができていないのですが、すべて目を読ませていただきました。せっかくなので、そのいくつかをここで載せたいと思います。
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>君の気力・体力・勇気があればどこでも大丈夫でしょ。
タイミングとしては100年に一度の不況期というまさに勇気が試されるタイミングになってし
まいましたが、気力・体力、そして運をフルにかき集めてがんばりたいと思います。
>ちょっと生意気だった矢部さんを思い出して懐かしいなぁって思いました
今もあんまり変わらないような気がするのですが・・むしろ外国人ということでますます傍若無人になっているような・・・人間の磨きが必要です。。
>この国の行く末が心配です
遠くにいると逆に日本がすごくよく見える・・・今、そんな気がしています。そして外国にいるがゆえに自分の母国を強く思います。
たかだか僕が一人いなくなってくらいでは石ころを蹴っ飛ばして地球が動かないぐらい影響がないのですが、それでも僕は若い人が今、海外に出るということは結局日本のためになるのではないかと思います。それが「今の」日本か・・というとまた別ですが。
>自分が決めたことを実行するんだから、失うことは何もないはず!
そうなんですよねえ・・・。何も失うものはないはずなんです、本当に。それにたとえ何かを失ったとしても、代わりの何かを得ているはずなんです。
僕は人生における「等価の法則」を信じているんですね。何かを得るためには、何かを失わなければならない、それもまた真実。
だからこそ「自分で決めたことを実行する」ことが重要だと思うのです。少なくとも自分の足で歩いているのは、変わらぬ事実なわけですから。
そして、最も嬉しく、そして身が引き締まるようなメールを、このような時間をとることが出来ないはずの方からいただきました。
>急に全部はできないから、一つだけ「ここだけはあの時期劇的に」というものを
>作れよ。
>楽しみにしてる!
>お前なら必ず出来る。
過分な期待であったと失望させないように、ただひたすらに劇的に生きていくのみです。
■■■たった3年9ヶ月、されどこの期間にて皆さんとの毎日のふれあいが、間違いなく今の僕を作っているということをあらためて一つ一つのメールを見るたびに実感します。なにせ、僕はさびしがりでイロイロくよくよ悩むタイプですから、会話の一つ一つが影響しないわけがない。。
ということで、一つだけお願いがあります。
前職の皆様、そしてこのblogを見てもしかして何かを感じてくださった方、ぜひコメント欄にメッセージを残していただけると嬉しいです。日本からの息遣いがアクセス解析だけなんてさびしすぎるので。みなさんからいただくメッセージもまた、僕を形作る一つになると確信しています。
あらためて前職でお世話になった皆様、ホントにありがとうございました!
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