生活向上用に自転車購入
先日の宿舎決定に続いて本日はVISA申請に浦东に行かねばならず、ついでに学校にもよってきたので、これ幸いとばかりに自転車を買いに行ってきた(ちなみにVISAは申請書類が足りずやり直し・・・これについても無事に取得出来たら書く予定)。
僕が現在住んでいる浦西はある程度街がまとまっており地下鉄も多いので、徒歩での移動もそれほど大変ではないのだが、schoolがある浦东側は新しく開発が行われた場所なので、建物が無駄に大きく、また間隔も広い。さらにschoolは浦东の中でも中心部(陆家嘴や世纪大道)ではなく、そこからタクシーで20分ほど行ったところにあるので、ちょっと買い物に行くだけでも一苦労・・という場所にある。
school内にはスーパーがないので買い物に頻繁に行くことを考えると、やはり自転車が欲しいな・・ということで、今日は空いた時間に自転車を買いに行ってきた。ちなみに本格的に自転車に乗るのは、上海に来てから初めてである(来たばかりのころは車がおっかなくてとても自転車に乗る気がしなかった)。
買いに行ったのはschoolから2kmほど歩いたところにある、綜合スポーツ用品店のDecatholonという店(中国名:迪卡侬)。フランス資本で上海にもいくつか店舗がある専門小売で、スポーツ専門店が少ない上海では貴重な場所だ(もう少し詳しく調べて、こちらも書く予定)。
自転車を買うだけであれば、もっと近くにSpecializedの輸入専門店があったのだが、ここは高くて購入は断念(できれば一万円ぐらいで買いたいと思っていたので・・)。Decathlonではちょうど狙っていた価格帯(800元~)のスポーツサイクルを見つけることが出来たので、早速色を決めて購入を決定。基本的に買いものは事前にある程度目星をつけておいて、即決で決めるタイプなのでほとんど時間をかけることはない。
自転車を購入といっても、フレームとタイヤがついているだけなので、アクセサリは別途購
入しなければならない。一応スポーツサイクルなので、スタンドもアクセサリに含まれるのである。今回は最低限の装備ということで、空気ポンプ、スタンド、ドリンクホルダーなどを合わせて購入した。
本当は前輪・後輪にそれぞれカバーをつけたかったのだが、なぜか店内で売っているものは型があわずはめ込むことができなかった・・・(写真はアクセサリを付けている店員さん)。いかにも中国らしく、作業に時間がかかると入れ替わり立ち替わり店員が来るのだが、みな技術レベルは同じなので、全く作業は進まない。なぜ自分ならできる・・と思うのだろう。
Decathlonでは購入前に実際に商品を試すことが出来るのだが、それが格好の遊び場とな
るらしく、小さい子供が何人も自転車に乗って中をこいでいた。基本的に上海では子供は甘やかされており(特に浦东のような中級以上ではその傾向が強い)、買い物客がいても平気な顔で店内をこぎまわっていて、危ないことこの上ない。
一度結構大きめの子が背中にぶつかってきて商品ごと転んでしまったのだが、文句をずっと言っていたのでさすがに無視。ああいう子が大きくなった時、ちゃんとマナーを守れるようになるのだろうか・・・(お母さんは、あら大変!みたいなことを言ってたけど、お父さんは謝罪に来た)。
30分ほどでセッティングも終わったので、試走がてらschoolまでこいで戻った。実に4年ぶりぐらいのスポーツサイクルなので、すぐに腿が痛くなり情けない気持ちになる。日本ではクロスバイクで東京-京都を往復したりしていたはずなのに・・。久しぶり過ぎてまだ体が言うことを聞かないので想像よりも50%ほど遅いスピードでタラタラとschoolまでこいでいく。また、いくら慣れたとはいえ、車の運転マナーが変わるわけではないので、ヘルメットを付けるのも忘れない。下手したらひき逃げされてしまう可能性もあるので、とにかく安全第一である。
schoolには学生用の駐輪場があるのだが、なぜか『学校の外』にあるため、盗まれないか
は甚だ心配。とりあえず頑丈な鍵で止めてきたけど、自転車ごと持っていかれたらおしまいだし・・・明らかに周りの自転車と比べて「新品」だったし・・・管理人は昼も夜も常に「寝ている」人なので、ほとんど期待できないし・・・。せっかく気持ちよく乗れる自転車を買ったので、次回行くまでに(もちろんその後も)盗まれないでいるといいな・・。
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