Happy New Year & プライベートのご報告
早いものでMBA生活にどっぷり浸かった2012年も終り、2013年を迎えることとなった。昨年は自分史の中でも結果的に1・2をあらそう激動の年になり本当に未来に向けてかなり方向性が見えた年になったな~ということを感じている。このblogも色々と宿題は積み残しているものの毎週の更新は何とか続けることが出来た。
MBA生活も残り実質的に二週間という状況になってしまったので、今年はMBAというよりは卒業後のことを考えているのだが、毎年続けている1年の抱負を今年も書いていこうと思う。
■ 昨年の振り返り
毎年懲りずにかいていることのメリットの一つに、自分でも年明け二月ぐらいにはすっかり忘れている「一年の抱負」を振り返ることが出来るのがある。昨年も例年通り、書いた内容をすっぱり綺麗に忘れていたので、先ほど見返してみて「2012年の自分の抱負」に自分で驚いた。。ということで、恥ずかしながらの振り返りをしてみよう。
(1) 中国でHSKをとる! → ×(結局何もできずじまい)
(2) 仕事の獲得! → ○(2012年中に次の仕事の確定完了)
(3) 原点に戻る! → △(全体的にMBAっぽくはなったはず・・)
まず(1)の中国語のことだが、実際に生活をしてみるとTerm2は変わらず授業で忙しく、term3以降はず~っといろんな内容でインターンをやっていたので全然時間が作れず、実質的に時間が出来るはずの9月以降は後述する私的な理由で時間をとることが出来なかった。・・・非常にいいわけ臭いが、中国語に関してはこの1年間で想定の10%ぐらいしか進まなかったというのが正直なところだった。。
次に(2)。9月の反日活動以降で大きく方向転換をした就職活動だが、多くの方の支援をいただき、無事に12月までにいくつかの会社から内定をいただくことが出来た。現在は最終的なオファーレターにサインをするのみ・・という状況になっており、この目標に関しては自分で満点をあげてもよいのではないかと思っている。実際にどのようなところに就職するのかということに関しては、正式な入社内定通知書をもらった上で会社のソーシャルポリシーを確認しないといけないので、現時点では秘密ということでご了解をいただければと思います。
最後に(3)だが、これは非常に自分では判断が難しい。もともとYes/Noで答えることや、数値化できない目標を設定していたからというのが判断が難しくなってしまう一番の理由なんだけど、個人的にはTerm3のプロジェクトで同じグループのメンバーから学んだり、Internでいろいろなお仕事をして、だいぶ数字で考えるということについて慣れてきたんじゃないかというのは実感している。
Term1を終わっただけの段階に比べれば成績も少しずつ上昇していったし、レポートでもジャーナルを引用したりインタビュー結果をまとめたりということで自分らしさを発揮できたのか、高得点をもらうこともできるようになった※1。自分が描いていたMBA生活ほどには成果を出すことが出来なかったという点を割引くと、△というのが妥当なところだろうと感じている。
■ 今年の抱負
さて、続いて今年の抱負・・というところなのだが、正直言うと今年はあんまり具体的な抱負はないのである。。というのも、MBAというある意味短期的なプロジェクトは無事に終了を迎えつつあり、今年は遠からず次の仕事を初めていることを考えると、当然最初の抱負は「仕事を頑張る」以外ありえないからだ。
MBAはビジネスを勉強するといってもやはり広く浅くになってしまうし、現実のビジネスと比べた場合に「自分で自分の目標を設定できる」という大きな違いがある。また、現在方向性と考えている進路は、過去経験とは遠くもないが近くもないという領域なので、当然勉強しなければなららないことも非常に多い。新卒というにはかなり年をとってしまったし、いただく予定の給料も新卒の時よりはかなり多くなっているので、一刻も早く自分の場所を作るためにまずは全力で次の仕事に打ち込むつもりである(というかそうしないとクビになってしまう・・)。
また、もうひとつの理由としてはすぐ後述するように私生活が大転換を迎えてしまったので、とにかくまずは健やかに暮らすという、当たり前ではあるが自分には難しい目標が出来たからだ(ここまで書けばもうバレバレですね。。)。どのような生活になっても過去一年間の平均よりは睡眠時間は減るだろうし、プレッシャーも増えると思う。そうなった時に、どれだけ自分の心と体の健康を保てるかというのは一つの大きなチャレンジだと思うし、これからはそのことを常に念頭に置いて生きていきたいと思っている。
ただ、抱負というか方向性としては、今後の職場を念頭においた時により中国についての多面的な内容をもう一度勉強しなおしたいという気持ちはすごく強い。もともと「中国におけるビジネス」を学ぼうと思って今のschoolに入学したのだけど、昨年の反日活動にも見られるように『中国』という存在はビジネスを考えるのにあたりビジネス以外のことも考えなければならない国である、ということをますます感じるようになった。
そのためには歴史や思想、政治や外交関係、そして戦略(ビジネスにおける戦略ではなく、War study)も広く学ぶ必要があるのではないかと思っている。もちろん僕の生きていく場所と言うのはビジネスというのは変わらずに思っていることなんだけど、年齢的にもキャリアのステージ的にも業務では深堀を、それ以外の時間では意識的に広がりを・・というのを志向したほうがよいのではと考えるようになった。
具体的にどのような内容を学んでいくのか・・という点についてはある程度心の中にはあるのだけど、これも自分のキャリアを明確にして段階であらためて書くようにしたい※2。
■ 私的なご報告
今回のエントリーでも書いてきたように、2012年というのは自分にとってとても大きな出来事があった年でもあった。あらためて書くと、上海で出会った日本人女性と結婚をすることになったのである。
実は8月には結婚を決めていて9月からは上海市内で一緒に生活を始めていたのだが、自分が学生の身であり少なくとも次の方向性が決まるまでは公にしたくなかったこと、上海で暮らしているために家族やお世話になった方々に報告をする時間をもてなかったこと等から今まで発表を控えてきた※3。
今回自分の方向性がおおよそ固まったことと、授業の合間に自分の近しい人に直接報告をする機会をもてたことで、このように発表をすることが出来るという次第。
MBA生活を過ごす中で、次にどこで働くかわからないという感覚をずっと持っていたし、これからの長い人生をず~っと一人で頑張るほどキャリアへの執着心も強いわけではないということをなんとなく感じてくるようになった中で、ぼんやりと一生のパートナーを見つけられたら・・とは思うようになっていたのだけど、まさか自分が2012年中に結婚を決めるようになるとは思いもよらなかった。
妻となる女性とはMBA生活の初期に上海で出会い最初は遠距離での関係だったのだが、気が付いたら結婚まであっという間に決まったということで、つくづく人生というのはわからないものだと感じている※4。僕はこのblogでもわかるとおり、ダラダラと考えることも多いし一緒に暮らしやすい人間では決してないと思う。また学生と言うことで無職の上に就職先も決まっていなければ、働く場所も決まっていないという不安定な生活だし、何よりたんまりと借金も残っていて少なくとも数年間は裕福な生活はとても送れそうにない。
そういった色々なマイナスがあるにもかかわらず、一生をともにしたいと言ってくれた妻にはとても感謝をしきれないし、またこの広い大陸で自分を見つけてくれて本当にありがとうの気持ちでいっぱいである。自分がこれからどれだけのものを生み出し共有できるかはわからないのだけれど、自分の命が終わるまで出来る限り長く側にいられたらいいな、と思っている。今後もこのblogに登場することは恐らくそう多くはないと思うのだけど、自分に起こった大きな出来事として、このようにご報告をさせていただきました。
ということで、2012年は学業・仕事・私生活の全ての面で大きく動いた年になりました。2013年はその動いたことを一つ一つ固めていき、これからの長い人生を過ごす上での新しい基盤を作る年にしたいと思っています。あまり更新頻度も高くなく、ダラダラとした話を続けているblogではありますが、本年もよろしくお願い申し上げます。
※1・・・一方でやはりレトリックや表現能力という点においてはnativeにはどうしても勝てないな~と痛感した一年でもあった。英語能力はすぐには伸びないので、今後も継続的に勉強し続けるしかない。。
※2・・・我ながら奥歯にものが挟まったような書き方で切ないし申し訳ないと思っているのだが、ご了解いただけるとありがたいです。
※3・・・実際に生活拠点が変わったりしたので、MBAの同級生たちには早めに伝えていたし、直接顔をあわせることが出来る友人たちには個別にお伝えをしていました。
※4・・・書類などを準備しないといけないので、実際の入籍は卒業後を予定している。
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